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私はここで泣いているから あなたは先に行ってて そのまま消えてしまっていいから 私はここで泣いていたいから あなたは先に行ってて そのまま会えなくなってもいいから 寧ろ それを願っているから あなたは先に行ってて 私をここで泣かせていてよ
『捉え方』"自分らしさ"を失うことは自分自身にとっては重大なことだが他人から見れば些細なことなのだ他人の"自分自身"なんてきっとそんなものだろうランキング参加…
あれこれと考えれば考えるほど心の迷路にはまってく入り口も出口もわからぬ心の迷路私が生きる 答えなど見つけられない心の迷路私は 方向音痴なの出口を聞こうと人を探して見回してはみるけれど人っ子ひとり いやしない迷路の出口は どこですか?答えを 教えて下さいな空を低く飛ぶ鳥たちは答えを さえずり飛び去って行く鳥の言葉はわからない最初から生きる答えなどどこにもありはしないのに考えるだけ無駄なのにそれに気づ...
思い出したら泣いちゃうような そんな口づけをしてください 嬉しくて 切なくて 懐かしくて 哀しくて 愛しくて 心震えるような そんな口づけをしてください 時々思い出して そのたびに泣いちゃって そんなことを繰り返して 過ごしていくから あなたの消えた生活を なんとか生きてい...
『お注射』打って苦しんでいる人達や死んでしまった人達を見て見ぬふり出来る非情なお前が"幸せになりたい?"お前は人の不幸をなかったことにしてそれどころかその事実…
秋が来るもう秋が来るいわし雲は不安の兆しまた今年も鬱々とした 秋に侵されて心を じわじわ食べられる逃げ場を失って右往左往するしかない私秋になると虫や獣も冬眠の準備を始める冬眠のできない私はいつまでも女々しく夏にすがりついて秋を 拒む寒くなると人が 死ぬ秋のせいで人が 死ぬ私は一体何度 喪服を着ればいいのだろう冬眠のできない 私の毎年の不安の兆し喪服の 秋#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩...
限界なんて知っている それをとっくに超えていることも 分かっている 分かった上で出来ることがあって そこでしか見れないものがある 人はそれを奇跡と呼ぶかもしれないし 成功だと称えるかもしれない だけど当の本人は奇跡だとも 成功だとも思っていない 当たり前の日常の一部分 極普...
『自信がない』私は私のことが分からないだってみんな私を否定するからみんなの言う通り私がすべて間違っているのだろうだからたとえ私のことでも"私が思う私"は私の考…
海が 鳴いている星が 震えている山が 唸っているノイズだらけの街の中にいても皆が眠っているこの静寂の未明には海からの風が渡って来る星のきらめきがこの目に映る山の呼び声が聞こえる汚れた都会の 隅っこが海になる星になる山になる苦しみに喘ぐときは手を当てて 深呼吸をしてここ に渡って来た海や星や山を感じることで何とか とどまるいつか 私自身が海になり星になり山になれる その日までいま ここに何とか とど...
偽善者が偽善者に語る美談は 最早美談と言うよりは ただの雑談でしかなく 語る方も聞かされる方も 苦痛を伴っているのに そこは偽善者が偽善者たる所以で なんとも有難いお話ですこと なんとも素敵なお話ですことと 中身のない会話を繰り広げる それこそが平和で幸福な世界 故に退屈で...
微熱を帯びた夕日を数多の煌めきと共に抱きしめる静かな海波打ち際足首に冷たくゆるやかな波を絡ませながら歩く君の蜃気楼移ろう季節の旅人のよう君の幻に線香花火の蛍の…
『お注射』打って学校や職場に行けなくなるほど体調を崩してしまうことや打って死んでしまうことがあるのにしかもそれらの被害が過去最高の数だというのに今日も現実が見…
宇宙はこんなに広くってその中で人間なんてけしつぶのようなものそう思えば私の悩みなんて枯れ葉がかさりと音を立てる程度なのにこの心は広い宇宙を見ずに枯れ葉の音に怯えてる広い宇宙を 見渡せば聞こえはしない枯れ葉の音に私は 悲鳴をあげて 頭を抱える宇宙はこんなに 広いのにほんの小さな枯れ葉の音に耳を 澄ましてしまう広い宇宙を見渡してごらん怖いものなど何もないから大きな世界を見てごらん自分の病など些末なこと...
冷たいままでいい 冷たいままでいい あなたの態度も 私の体温も 冷たいままでいい 冷たいままでいい どうせそのうち どうでもよくなる 冷たいままでいい 冷たいままでいい 後腐れなく 消えていくだけだから
夢夢 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...www.nicovideo.j…
『自分の経験』自分の経験が使えた時に喜びを感じるのは悪くないことだが今度はその喜びを得るために無理にでも自分の経験を使おうとしてしまうのはきっとよくあることな…
テーブルの上の荒れ果てた様は私の心を 代弁してる飲みかけのままのコーヒーカップ吸殻で溢れた灰皿空になったペットボトル整理しても整理してもすぐにまた 荒れ果てる秋の気配が侵入して来るのを止めるようにピタリ ドアを閉める唇に紅でも引いて秋の浪漫を楽しみたくても秋になると 不安が芽吹く芽吹いた不安は秋と一緒に 膨らんで大きな大きな 不安になる荒れ果てたテーブルの上を整理しなくちゃ整理しなくちゃ芽吹く不安...
何も聞こえない雑踏の中 きっと雑音で賑わっている 私には何も聞こえない 恋しいあなたの声だけは どんな時も聞き分けられる それ以外は必要ないから 何も聞こえない雑踏の中 泣けるほど静かな街に私ひとり
『お注射』私は最初から言ってただろう「打つな」と最初から言ってたのにどうしてあなたはその事実をなかったことにしているのだろうか人としてどうかしているあなたはあ…
あなたを思い出すのはいつも あの日の悲しい別れなのに何年経ってもわたしはあなたを忘れられないもう淀んでしまった瞳に光るこの涙をせめて あなたに届けたい丁寧に箱に詰めてこの沢山の涙をあなたの元に届けたいそしたらあなたも少しはわたしを思い出してくれるでしょう?忘れたいもうあなたを忘れたいのでも季節の雨のように降る 涙はその行き先を失ってまた 新たな涙となって戻って来るからこの胸が痛い忘れられない あな...
サンダルのまま出てきたわ それをとても後悔している 夜風は秋 突然の秋 追いかけてくる人はいなくて かかってくるはずの電話もない 行く場所なんてないのに サンダルのまま出てきたわ それをとても後悔している
自業自得自業自得 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...www.nicov…
今週の詩は「後楽園球場」という詩です。先週の11日は、後楽園球場が開場した日がありました。東京ドームの前に巨人が主戦で使っていた球場です。その後楽園球場を書い…
今週の詩は「秋の気配」という詩です。秋はもう少しでやってくるのでしょうか。ぜひ、以下のリンクよりご覧ください。詩「秋の気配」https://youtu.be/…
解けない 呪縛不自由な 心自由を 取り戻しても今度は また「自由」と言う名の不自由に 苛まれるだけ怖い怖いと私の中の赤子が泣くの私の中の赤子の泣き声は小さくてええん・・ええんと泣くだけだから誰の耳にも届かない私の中の赤子は今にも消え入りそうで弱くて脆くてへその緒に縛られたままだから私はいつまで経っても自立できずにこの呪縛を持て余しているもっと大きく泣きなさい私はここにいるんだともっと大きく叫びなさ...
もう分かった もう分かったから 離して これ以上は時間の無駄だから ありきたりな言葉を言うわ 「お互いのため」と いつか思い出話で笑える日が来たら きっとその時に また言えるわ 「愛していた」と
過去 という街で夢見通りを歩きながら思い出 というダイヤモンドを探しているどこまでもつづくこの夢の夜道で探しているたそがれ横丁に入るときらきらと輝いていたあの頃のわたしがいた光になったあの子がいた優しいばかりのあなたもいた夢や 笑顔というダイヤモンドがそこかしこに輝いていたわたしはそれらをひとつひとつ丁寧に拾ってポケットにしまい込む過去という街でしか生きられなくなった自分はいま への帰り道がわから...
不眠不眠 [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...www.nicovideo…
すべてが消えた時に すべてが終わって 溜息だけを置いてきた 涙は出なかった 淋しくはあったけど 涙は出なかった これから歩く ゆっくり歩く 前だけ向いて 自分のために ゆっくり歩く 後ろは見ない
いつも私はあなたの左側に立って歩いた左利きの私は左側にいたほうがあなたと近づけたからずっと二人で歩くものだと思ってたあなたの歴史を私が 背負い私の歴史をあなたが背負うそうやって二人でつらいことを 分け合って生きて行けると思ってたけれど あなたは私の歴史が重過ぎるからと途中で 背負うのをやめて離れて行ったね一人で自分の歴史を背負うより二人で互いの歴史を背負うそれが 私の最期の夢だったその夢に破れて私...
もう やめようって思ってる 何度も そう思ってる だけど また繰り返す これは やっぱり病気なのかな あなたを 気にしちゃう病 好き過ぎて おかしくなっちゃう病 これを 可愛いとは言えない だから もう やめようって思ってる 何度も そう思ってる だけど また繰り返しちゃう...
君はいつも切なくさせるね それでいて優しいね 君と僕の間の 特別な空間は 君と僕だけの 特別な愛だ 近付くほどに傷つけ合って それでいて優しいね 君と僕の間 特別な愛だ 離れないよ 離さないよ 他の誰にも 邪魔はさせない
優しさ優しさ [社会・政治・時事] 私のアメブロの詩を朗読しました。ちなみに詩はフィクションです。アメブロ「とりあえず詩集という...www.nicovid…
街は うららかな春なのに私の クリアな頭には冬の根雪が 巣食って痛い冬の 根雪は凍ったままでピキピキと音を立て私の思考の 邪魔をする春の 花が街中を 彩って人々を 和ませているのに私の すさんだ心には冬の根雪が 巣食って痛い冬の 根雪は硬いまんまでキリキリと私の 感情を乱す痛い痛い凍った 根雪が刺さって 痛い残酷な西日涙色の景色季節の終わりを追う心春の暖かな 風にも解けることなく頑固に巣食う私の ...
街が 静かに呼吸している花は こっそり一枚一枚その花びらを 開かせる呼吸が乱れて喘ぐ夜はそんな街の 息遣いを感じながら私の呼吸さえ 奪うのかと誰を恨んで良いかもわからず誰も恨めないことを 恨む苦しみに耽るいとまもない日常に脅されると見えない誰かを 恨みたくなる恨みが高じると悲しみになる静寂の 風恨み節の 夜街中が 私の乱れた呼吸を無視するせめて苦しみに耽るいとまが欲しい日常はいつだって情け容赦もな...
善いことも 悪いことも 同じくらいに あるんだってさ そんなら 善いこと そろそろあっても いいんじゃないかな もう悪いことは なくてもいいと 思うんだけどな 善いことも 悪いことも あるんだけど 圧倒的に 悪いことのほうが 多くて困っちゃいます
私が わたしを手放せたら私はきっと楽になる私が わたしを捨てられないから私はいつも苦しいの私が わたしを消せたなら私はきっとあの空と交わえる私が わたしを消せないから私はいつも悲しいの私が わたしをあきらめたら私はきっと夏の優しい夜風になれる私に わたしはいらないの私は わたしを捨てて行くこの広い世界を心から信頼して花に食べられて草や木に飲み込まれて自然の中に溶け込むために私は わたしを捨てて行く...
痛みから生まれた痛みは とても厄介で 傷の上に傷が広がり もう手の施しようがない それでもなんとか手を当てる ただそれしか出来ないから その痛みを知るように その傷を塞ぐように 自ら血塗られてゆく 何をしても手遅れで 痛みが消えることはないし 傷はきっと残ってしまう それで...
私は いつも 悲しんでいるそれが私の日常でもう慣れてしまった私の心はこんな夏の青空よりずっと先の季節にいてしとしと しとしと悲しみの雨に暮れている私にだってちょっと目を凝らせば喜びや楽しみはきっといくらでもあるはずだけど何かある度「自己嫌悪」という言葉を免罪符にして悲しみに逃げている「こんな自分はさいてー」だとか「こんな自分きらい」だとかそれは過剰な自己愛の裏返しわざわざ心を真冬にして震えてるしと...
あなたの幸せを祈ってる そう言った私の言葉は嘘じゃないはずなのに あなたが幸せになったら嫌なの 私以外の人と 幸せになったら嫌なの それが本音で 嘘じゃないのに 嘘を言ってたのが すごく嫌い こんな女じゃ無理よね あなたと幸せになるなんて 所詮無理な話だった
名前を失くした 私はあなたに 何もしてあげられないあなたと手をつなぐこともあなたと夜明けを過ごすことも二人で グラスを傾けることも何も何も できない私は 血まなこになって自分の名前を探す私の名前は 何なのか私は一体 誰なのか私の名前はずっと昔に置いて来てしまったのか無名 という名前のままでは生きられない無縁仏になることなら一向にかまわないけれど生きている限り昔々に失くした自分の名前を探すしかない#...
痛みを知っていると言うのなら どうして人の痛みが分からないの 傷ついてきたのなら どうして守ろうとはしないの あなたの言葉には 同情も共感も感じられないから さよならは言わないけれど きっともう会うことはないのでしょう あなたの痛みも傷も 私には癒やすことが出来なかったの
幸せを 求めない幸せは求めれば求めるほど逃げてゆくものだから車窓を流れる景色のように病気を 治さない心の病は治そうとすればするほど治らないから自分の首を真綿で絞めるように絶望を しつづける希望を追いかけるよりとことん絶望しきった場所に本当の希望があるから海底から見える陽の光のように全て あきらめるあきらめない 絶対にあきらめないそれは ときには大事だけれど執着すればするほど苦しくなるだけだから沈む...
曇天の空が 低い夏の終わりの陽の光にベールがかかった曇天の空に 思う母の手を追い続けてばかりいた幼い日ひとりにされる不安に支配されていた幼い心それをずっと引きずって不安は慢性化された怖い怖い理由のわからぬ恐怖ほど怖いものはない曇天の空に 苦しむ曇天の 空は太陽を 隠して何層にも 雲を張っているけれどその厚い雲を 突き抜ければいつもそこには 青い空が 広がっているのに突き抜けられない曇天の 空突き抜...
隣を歩く君の爪先を見ていた 見惚れていた 僕と同じ歩幅速度で歩いているのに 君はまるでダンス 軽やかにステップ その先には 明るい未来しかないかのようで その爪先を見ているだけで とても明るく楽しい気分になる 隣を歩く君の爪先を見ている 見惚れている