メインカテゴリーを選択しなおす
千葉県松戸市新松戸のラブ探偵事務所現役探偵ブログ「探偵エルのひとり言」より新着情報のお知らせです。ラブ探偵事務所の現役敏腕探偵エルがあなたの質問に答えていきます。本日は「TVや映画みたいな探偵っているの?」という質問に回答したのでリラックスタイムなどに読んでみてください。
月夜の猫-BL小説です 春雷(工藤×良太)40までアップしました BL小説 春雷(工藤×良太)40までアップしました。かぜをいたみ(京助×千雪)40までアップしました。
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ40 BL小説 「お、めでとう、ってか、もう五か月?」 小夜子は確かにゆったりしたAラインのワンピースを着ているが、お腹が特に目立っているとは思えない。 「先月、紫紀さんの仕事の都合もあって、一緒に日本に戻ってきたんだけど、ちょっと風邪気味かなと思って、病院行ったら妊娠してるっ
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ39 BL小説 「だって、京助さんって、何も隠そうとか思ってない人でしょ? 大学じゃなくても、アパートの前で京助さん、平気で先生にキスするし」 思い切りはっきり言われて、千雪は頭を掻きむしった。 確かに誰に見られてもおかしくない。 「ったく、あんの、ドアホが!」 「周りの方は
春雷(工藤×良太)37まで、メリーゴーランドラスト追加しました。
月夜の猫-BL小説です 春雷(工藤×良太)37まで、メリーゴーランドラスト追加しました。 BL小説 春雷(工藤×良太)37まで、メリーゴーランドラスト追加しました。 またメリーゴーランド、あちこち修正したため、全体再アップいたしました。 ページが多いため、どこか抜けてるよう
月夜の猫-BL小説です メリーゴーランド374 BL小説 クリスマスイブの夕方のことだ。 彼女との約束までまだ時間があるな、と一張羅のジャケットを羽織り、ウキウキ帰り支度をしていた佐久間は、「あかん、これ、先輩に頼まれとったんや、忘れとった、どないしょ」と、デスクの上の封筒に気づいた。 「木村さん、もう休みやよ
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ38 BL小説 今度は、小夜子は無事出産することができるのだろうかとまで思ってしまい、怖くなる。 「おい、千雪、聞いてるか?」 「あ、ああ。それはおめでたい話やけど、俺はやっぱパスって伝えといて」 千雪はそう言うと携帯を切ってしまった。 「何かあったんですか?」 眉を顰めたま
月夜の猫-BL小説です 春雷35(工藤×良太)までアップしました BL小説 春雷35(工藤×良太)、かぜをいたみ37(京助×千雪)までアップしました。 尚、それぞれのエピソードがリンクしているため、メリーゴーランド(京助×千雪)の中で主に時系列的に修正する箇所があり、修正して再アップしていきます
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ37 BL小説 「いいえ、先生の小説は好きだし、推理小説も好きだけど、すごいトリックとか考えつかないし、私が書きたいものとは違うって感じがしてたし」 「そうなん? けど、俺の話かて、巧妙なトリックやなんかあるわけやないし、推理小説いうより、探偵小説やで?」 「それは速水さんが
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ36 BL小説 「先生のお母さんって確かお亡くなりになってますよね? 三年くらい前に原夏緒の回顧展開催されて、私も拝見させていただきました」 千雪をまっすぐ見て木村は言った。 「え、そっちかいな?」 「だからお弁当作ってくれたのはお母さんじゃないですよね」 千雪はくすっと笑う
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ34 BL小説 一番、自然だったのはやさかで会った栗色のふわっとした髪と品のいい夏のドレスに身を包んでいた、大きな目が印象的な彼女だろう。 ん? てことは、彼女、やっぱ俺の後をつけてた? ってか、俺のこと知っとるいうことか? 千雪は頭の中でそんなことを思いめぐらせながら、
月夜の猫-BL小説です 春雷(工藤×良太)30までアップしました BL小説 春雷(工藤×良太)30までアップしました。かぜをいたみ(京助×千雪)33までアップしました。
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ33 BL小説 以前、自分の書いた推理小説を一方的に千雪に送りつけてきたというか、おそらく自分でドアポケットに入れていったであろう、ペンネーム家図愛と書いてホームズラブがこの木村女史だったわけだが、自分より、相応の編集部に投稿した方がいいだろうとアドバイスをしていたが、千雪の
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ31 BL小説 「ああ、ええんや。まだ、やんの?」 「論文、明日までに提出だからな。お前はとっとと寝ろ。明日早いんだ」 そう言うと京助はまたパソコンの画面に戻る。 やから、忙しいのにわざわざ迎えなんかええ、言うたのに。 千雪は心の中で呟くが、確かに飲み過ぎて朝なかなか起きれなく
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ30 BL小説 「ほな、桐島にも言うとく。あいつもその頃、スケジュール入れずに帰国する言うてたし」 三田村がそう言った時、エレベーターが開いた。 二人の女性が最初に降りた。 千雪が、アレっと思ったのはその時だ。 去って行く女性の後ろ姿を見つめたが、何が引っ掛かったのかに気づい
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ29 BL小説 「来はった」 辻が三田村にドヤ顔を向ける。 「まだ十時前やん」 携帯を見て千雪が言った。 「お前、明日朝イチだろうが」 ぶすっつらのまま、仕方なく千雪は立ち上がる。 「ほな、俺らも河岸変えるか?」 三田村が言った。 「せやな」 頷きながら研二も立ち上がる。
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ28 BL小説 「あれなあ、マジ、すごかったよな、周辺の学校の女子総出で体育館入りきらんかったもんな」 そんな昔のことまで持ち出して三田村は改めて感心したように言った。 「あんなあ、ほんまのアイドルやったはる人なんか、比べ物にならんで? いっぺん、工藤さんの車で通りかかった
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ27 BL小説 「いやいや、絶対、京助さん来はる」 「せやな、またふらっと行先も言わんとどこぞへ旅に出よったりされるとかなんし」 辻と三田村が妙に意見が合っている。 「いくら何でも、飲み会のあといきなりどこぞへ行ったりするか」 フンっとばかりに千雪はビールを飲む。 「せえけ
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ26 BL小説 これからも研二とはこんな風に笑い合って行けたらいいと思うのだが、もし、研二に大事な人ができたら、俺の心はどうなるんや、と千雪はわからなくなる。 いやもう、匠の存在は、研二の中でそういう位置にあるのではないかという気がしないでもない。 匠の邪魔をする資格はないと
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ25 BL小説 周りからジロジロ見られるのは今に始まったことではないが、凝視されているのが千雪は気になった。 千雪が先に店を出てから五分と経たないうちに研二が出てきた。 「なあ、腹減った」 研二の顔を見るなり、千雪は甘えるように訴えた。 「マックでも寄ってくか?」 ふっと笑み
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ24 BL小説 翌日、大学から戻ると、ユニフォームのように着ているオヤジジャージをデニムと黄なりのシャツ、麻の薄いブルーのジャケットに慌てて着替えて千雪は日比谷の芝ビルへと出かけて行った。 『やさか』が混んでいるかどうかは、ガラス張りの通路の方から行けばわかるだろうと、千雪は
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ(京助×千雪)23までアップしました BL小説 かぜをいたみ(京助×千雪)23までアップしました。春雷(工藤×良太)20までアップしました。「かぜをいたみ」は工藤と良太のシリーズとのリンクなどで、時系列的なことや、一部内容のすり合わせをしたため、修正してアップしていますが、
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ23 BL小説 工藤から電話が入ったのは、シャワーを浴びて短パン一つでタオルを首に引っ掛けたまま、冷蔵庫から炭酸水を取り出して飲んでいた時だった。 「大澤には釘を刺しといた。お前に絡んだら降ろすってな」 千雪が電話に出た途端、工藤は言った。 「あいつもやけど、安西とかいうヤツ
月夜の猫-BL小説です 春雷(工藤×良太)18までアップしました BL小説 春雷(工藤×良太)18までアップしました。かぜをいたみ(京助×千雪)22までアップしました。桜の季節も終わってしまいましたね~
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ21 bl小説 あんなチャラ男でも演技ができれば俳優と呼ばれるわけや。 千雪が漠然とそんなことを思ったように、大澤と紹介されたあのチャラ男はプロデューサーや俳優たちに妙にちやほやされていた。 「あなた、どなたです?」 「んなこたどうだっていい!! どんだけ出せば、よかったっ
月夜の猫-BL小説です 春雷8、かぜをいたみ20までアップしました BL小説 春雷(工藤×良太)8、かぜをいたみ(京助×千雪)20までアップしました。 かぜをいたみ、で、act 2 から、少し変更がありました。工藤と良太のエピソードとリンクしているため、修正をしつつアップしております
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ20 BL小説 「先生、こちらへどうぞ」 先ほどのプロデューサーが千雪を促して工藤の横に座らせた。 それぞれの紹介がなされ、千雪は俳優陣を見渡したが、ほとんど知らない顔ばかりだ。 ただ一人、何となく見覚えがある顔があった。 映画では青山プロダクションの志村嘉人が演じている役
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ19 BL小説 映画同様全面的に工藤に任せてあるので、千雪は脚本やキャスティングにも一切口を挟むことはしていない。 まあ、顔合わせに行くからには、脚本家の西村や監督の大秦らにも挨拶くらいはするつもりだが。 それにしても、工藤に押し切られて映画化された『花のふる日は』は千雪の
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)72までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)72までアップしました。 時節柄、花にちなんだエピソードをアップしております。 花の宴(工藤×良太)9(ラスト) 故あって桜を敬遠している工藤を、良太らが会社の裏庭で始まった夜桜の宴に引っ張り出します。
『硝子の塔の殺人』のトリックについて(ネタばれあり、注意!)
『硝子の塔の殺人』(知念実希人著 実業之日本社刊)を読んだ。 尚、以下はネタばれを含むので、注意されたい。 大富豪が、金に飽かせて建てた硝子の館で、連続殺人事件が起きるという、古式ゆかしい設定だが、話の構成が、かなり凝っていて、どんでん返しもある。動機が、非現実的と言えば非現実的だが、ありかなとも思う。 だが、次のところは、物理的に、実現不可能ではないかと思った。 ここから、ネタばれになるので、白字で書く。 読みたい人は、マウスで選択して読んでいただきたい。 -------------ここから------------ 本書では、遠くの景色を見るために、窓が、巨大な凸レンズになっているという設定…
月夜の猫-BL小説です 花の宴8 BL小説 「はあ、ガキの頃から女みたいや言うて、からかわれよりまして、じゃまくそうて、大学デビューで変身したったんです」 千雪はしれっと言った。 「はああ、いろいろ苦労があったわけやね」 「いや、これがまた周囲の反応がおもろいのなんの、ちょっとやそっとではやめられへん」 千雪は
月夜の猫-BL小説です 花の宴7 BL小説 「あ、俺やります、千雪さん」 「良太、お皿並べてんか」 「でも、テーブル乗っかりませんよ」 「じゃ、あたしみんなに配る」 皿を持つアスカを見かねて、今度は京助が切り分けたパイを二つずつのせた皿を取り上げて、配って歩く。 そのようすをしげしげと眺めていたひとみが、
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)69までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)69までアップしました。かぜをいたみ(京助×千雪)18までアップしました。またメインではありませんが名前が途中から変わってしまってる人がいたため、修正中です
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ18 BL小説 八月に入ってから、うだるような暑さが続いていた。 じりじりと焼けるような太陽は、せめて窓の外で見るだけにしたいものだと思いながら、法学の講義を終えて教壇を去ろうとしたところで、千雪は学生につかまって質問を受けた。 京助が持っている法医鑑定学の講座の階段教室満杯
月夜の猫-BL小説です 花さそう(工藤×良太)63までアップしました BL小説 花さそう(工藤×良太)63まで、かぜをいたみ(京助×千雪)13までアップしました。
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ10 BL小説 やがてオーダーした酒とナッツやドライフルーツ、チーズやサラミなどが並ぶ皿がテーブルに置かれた。 スコッチを口に含んだ檜山が「美味しい」と呟いた。 「創作能も披露するって?」 「ええ。ニューヨークはいろんな人間が集ってて刺激的だっただけでなく、想像力も広がり
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ9 BL小説 「いやまあ、考えてみてもええけど、どないなるかわかれへんで?」 檜山にそんな期待に満ちた目を向けられたら、千雪も本当に考えてみようという気にもなる。 実際、次作のプロットが手詰まりのまま放ってあった。 ちょっと能について調べてみるのも面白いかも知れない。 観阿弥