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多摩川を歩く(その36)(二子玉川⑥:旧小坂家住宅) 2022.9.26
(写真は、旧小坂家住宅のマントルピース)前回は、静嘉堂文庫を散策しました。今回は、その道路向かいにある「旧小坂家住宅」に入ってみます。この住宅の主の「小坂順造」は、長野市の生まれで、信越化学工業の創業者です。他にも、衆議院議員や貴族院議員も務め、また、信濃銀行取締役や信濃毎日新聞社社長などを歴任しました。小坂順造は、東京都渋谷区にあった本邸の別邸として、この建物を昭和12年に建築しました。昭和20年の戦災で本邸が焼失してからは、この別邸を本邸としました。静嘉堂文庫の道路向かいの急な坂道を上って行きます。旧小坂家住宅に着きました。2階建てで、和風の主屋、山小屋風の書斎、洋風の寝室で構成されています。学芸員風のお姉さんが、一部屋毎に丁寧に説明しながら、質問に答えてくれます。このお姉さんに静嘉堂文庫の移転につい...多摩川を歩く(その36)(二子玉川⑥:旧小坂家住宅) 2022.9.26