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模写 52 Henriette_Ronner-Knip-Chimney (1821-1909) Holland
oil30x40cm2008oil40x50cm2007oil26x36cm2014模写52Henriette_Ronner-Knip-Chimney(1821-1909)Holland
portraitofAnubisoil10x20cm2008ブログ村を通じて他の人の猫の話を覗いてみたら急にポルトガルで一緒に暮らしていたアヌビスのことが思い出された。もう別れて16年にもなるし彼はとっくに他界しているのだけど、いま思い出しても涙が出るほど愛おしい。彼はいつも喉が渇くと台所にやってきてこのように誰かが蛇口をひねってくれるのを待つのであった。そして実においしそうに水道の水を味わうのである。ポルトガルの水道水は直に飲むことができてしかも大変美味なのであった。去勢されているせいかこんな女の子のようなしぐさをするのである。ネコの習性か袋の中に隠れるのが好きだった。やがて義理の娘が飼っていた雌猫を預かることになって雄雌の対になったのだけど、いつもきまってこの雌猫は先住民であるアヌビスに喧嘩を仕掛ける...アヌビスのこと
oil26x36cm2014世の中が物騒になってきたのでみんなが家に閉じこもり、人間よりはペットに精神的交流を期待するようになったのは、とてもよく理解できることだ。一億総詐欺師時代とも思える今の世情ではドアを固く締めて密室の中でペットと暮らすのが一番とも思える。不幸なことに自分は市営住宅在住なのでいかなるペットも飼えない。だからこのブログ村でペットと一緒に暮らしている人を見ると羨ましくてならない。僕の人生はもう数年で終わると思っているのだけどペットが飼えないのだけが残念でならない。本当に僕が生を持ち幼年時代を過ごした思い出を振り返るたびに日本の近年が非常に物騒になっているのがひしひしと感じられ、僕は一日を午後3時までに完了させ、その時刻には必ず帰宅しており、それ以後は絶対に外出しない、誰がインターフォーン...ペットとの共生
油彩15x20㎝2019年外国のビデオでは大きく成長しない仔豚サイズのぶたをペットにしている絵をよく目にするのだけど、日本人がこれをやっているのはまだ見たことがない。僕はぶたはとても良い性格をしていてペットにすればきっと可愛い生き物だと見ているのだけど、トイレのしつけは出来るのだろうか、そこがネックだと思う。数年前にオーストラリアの友人を案内して奈良公園を散歩していたら東大寺の裏当たりの静かな庭園に真昼間猪が現れたのには驚いた。あたりには草をはむ鹿の集団がいたから安全だと思って出てきたのだろうか。それとも己れ自身を鹿と間違えてのことか、意表を突くたいへん面白い光景だった。僕はどういうわけかイノシシとは縁があるようでよく山を散歩していては彼らに遭遇したものだ。次の写真は芦屋のロックガーデンを登り詰めたところ...野性イノシシとの出会い
摸写 study after Émile Munier (1840–1895) French
oil40x50cm20102009年に帰国して真っ先に会いたいと思っていた長年の友人に電話したら事務所にも自宅にも繋がらなかった。業界紙時代に同じ職場で懇意にしていた友人で二人とも小説家になりたいと思っていたから話があった。その彼がバブルの時代に独立して企業のPR誌の企画編集出版業を営むようになった。大変実入りのいいように聞いていたので僕は嬉しかった。その彼に真っ先に会いたいと思っていたのだが、電話が繋がらなかった。住所を知っていたのだから訪ねていけば何か情報を得られたかもしれないのに、僕はアパートへも事務所にも足を向けなかった。そしてそれっきり彼との関係は終わってしまった。ところが彼のことはいまだに完全に忘れ去ることができないでどうかして再会できる手立てはないものかと考えるのだけど、今は昔と違って電話...摸写studyafterÉmileMunier(1840–1895)French
油彩26x36㎝201420年近くも外国を放浪して帰国してみればもう自分の存在などはすでに忘れ去られてい、帰国の報告を書いても返事ももらえなかった。もう旧の友情は復活しなかった。こちらからも彼らを訪ねようという気持ちにはなれなかった。だから正真正銘孤独の中で還暦を迎えた。それが2009年でそれからこっち日本人と親しく会話を交えた記憶がない。だから電話も持たないことにしている。最近住民の戸別訪問をしに来た地元の警察官が電話番号を訊くから、電話を持っていないことを告げると、そうですかそれなら振り込み詐欺の心配はありませんね、と笑っていた。振り込み詐欺など全くそんなものに引っ掛かる人間のいることが僕には理解困難だったのだけど、水道局や何やら市の職員と偽ってドアを開けさせすぐに強盗に変身するグループ犯罪などを聞く...竜宮城
油彩26x36cm2010僕は一生を通じて一度も出会ったことのない野生動物を海外で初めて見て感動することが幾たびかあった。その最初は野生のリスで、ニューヨークのセントラルパークでベンチに腰を下ろし本を読んだいたら、肩のあたりをちょろちょろする生き物があったので見ると可愛いリスだった。すぐにポケット中のビスケットを細かく割って進呈したら僕の手の中で食べてくれた。これに味を占めて次の日はピーナッツを持っていったらこれも喜んでくれた。これはカナダやイギリス、台湾、マレーシアでも体験して楽しい旅の伴侶となった。ところが不思議にも日本では野性のリスに一度もお目にかかったことがないのである。皆さんはお目にかかった体験がありますか。その次に感動したのがハミングバードでこれはマレーシアで初めて目にすることになった。花に近...海外で初めて見た野生動物
油彩30x30cm2012数年前の夏オーストラリアの友人を案内して奈良公園へ出かけたら日本人の観光客の数より多い外国人観光客の数に驚かされた。鹿の群れの中にも異種が混じっていてこれまた驚きだった。奈良公園の鹿
水彩10x15cm2016旧のアパートはベランダと台所が直結していたので、台所の床の上にお米をばらまいて雀を呼び込んでいた。本当はベランダで餌付けできればフン害がなくてよいのだけど、それをやればアパートの住人から苦情が出そうだったので、台所の開き戸を開けて人目につかないように台所に招き入れて生米をシェアーしていた。初めはたった一羽の訪問だったのだけど、2,3日もすれば友達や家族を引き連れて押し寄せてくるようになった。しまいには50羽くらいに膨れ上がって、自分の主食であるコメは完全に彼らに食べられてしまう有様だった。それでも彼らを追放できなかったのは自分を訪ねてくる友が一人もおらず、孤独と貧乏のどん底を味わっていたのでやけくそになっていたのかもしれない。(笑)彼らは雪の日も雨の日も日中2時間おきにやってきた...親離れ子離れ
油彩25x32cm2023昨夏の連続52日間猛暑には流石の僕も弱音を吐きそうになった。昼間は体温と変わらない室温なのでとても創作活動など出来ないわけである。それでサイゼリアに避難してドリンクバーで数時間粘って読書に励んでいた。しかし夜間になっても30度をくだらないのには打つ手がなかった。扇風機という文明に頼っても何の慰めにもならなかった。日本の気象庁はこれを熱帯夜と命名しているが、どこからそんな馬鹿げた大嘘が生まれたのかと日本人の常識のなさに腹が立ってくる始末だ。僕は赤道直下の熱帯地方で何年も過ごしたが30度をくだらないようなそんな馬鹿げた夜は一度も体験したことがないのだ。日中33度でも夜中には10度ほど気温は低下するのである。昨日もマレーシアの友人の投稿で夕食時に24度という過ごしやすい温度になっている...熱帯夜という大嘘
油彩15x20cm20142014年に70日の休暇をとるためにマラッカに出かけて最後に投宿したゲストハウスにいたがちょうを描くことになった。この家にはがちょうを初め、猫、うさぎ、カメ、鯉などが住んでいるのだけど、このがちょうが一番勢力を張っていてクイーンと呼ばれていた。猫よりもはるかに威張っているのだけどどうしたわけかぼくには従順でいつも僕の後にくっついているのだった。僕が読書を始めれば椅子の下にたたずんでいつまでも移動しようとはしない。僕がシャワーを浴びているとやっぱり戸口にたたずんで僕が出てくるのを待っているのである。夜もどうやら僕の部屋の窓の下で過ごしているようなのである。僕は女王にこんなに慕われて悪い気がしないのだけど、過去に何度かほかのがちょうと戯れていたら、必ずと言って彼らは僕の背中を駆け上が...誇り高き鳥類3
oil12x24cm2020夜更かしする人のことを英語ではnightowlというのだけど、僕も若いころは随分と宵っ張りだったように思う。早く床に就くのがもったいないというほど体力を持て余していたのだろうか。眠れないで本を読み始めたら朝方まで読み通していられた。この性癖のために何度も職場をしくじった。今では床に就いたら1頁も読まないうちに甘い睡魔にとりつかれるという始末だ。ところで皆さんはこのフクロウの野生版に出会ったことがあるだろうか。僕は30年ほど前にマレーシアに住んでいたころ、よく通りの端で見かけたものだった。たいていは気の枝にとまっているか街灯の上に陣取っていたりした。マレーシアの集落にはいっぱいどぶねずみがいたのでそれを狙っていたのだろうと思う。ちょうど成長した家猫ぐらいの大きさなので僕は彼等の姿...nightowl
油彩15x20㎝2019鳥類の王座にあるのは間違いなく鷲だろう。身体の大きさだけでなく他を威圧してはばからない鋭い眼光といかめしい顔立ちが鷲の特徴だと思っていたら、妙におとなしそうな気の弱そうな表情をした鷲がいて驚いた。調べてみるとフィリピン鷲というのだそうだ。フィリピンにだけ生息する鷲らしい。どうしてこんなに気の弱そうな顔をしているのか不思議でならないので一度現地に赴いて対面してみたいと思っている。誇り高き鳥類2
油彩26x36cm2015僕が度々驚かされるのは鳥類が僕たちの想像をはるかに超えて知的であり誇りに満ちているということである。それで何か人懐っこい小鳥を家の中に放し飼いにすれば楽しいだろうと考えたことがあったのだけど、やはりフンの問題で決心がつかなかった。旧のアパートではムクドリが換気扇の中に営巣して何羽かのひなを育て往生をした。鳴き声がうるさいしムクドリはどちらかといえば肉食でそのフンがとても臭うのである。台所の真上の営巣なのでこれには難渋した。それでも巣立つまでは我慢を続けたのだけど、もうムクドリは御免だと思って換気扇の出口をベニヤ板で塞いでしまった。それからはムクドリの被害には遭わなかったのだが、鳥類に我が家を占領された嫌な思い出は他にもあるのである。次回お話しよう。誇り高き鳥類
油彩54x38ccm2014自分が猫好きのせいか、相手が猫好きとなれば話が弾む。だから世界中の猫好きと友達になりその愛猫のポートレイトもたくさん描かせてもらった。また自分が好感を持っているアーチストは洋の東西を問わず猫好きが多い。中にはbigcatと呼ばれる大型の猫を飼っている人もいるが、僕はhousecatのほうがいいです、といえば何を言ってるのよ、大型の猫も小型の猫も性格は全く同じで、可愛さには全く変わりがないと言う。と言われてみても彼らを抱いて一緒にベッドに入りたい気持ちにはならない。最も日本では大型の猫を飼っている奇人がいようとは思わないが。猫好き3
油彩26x36cm2017世の中はこぞってデジタル化を進めているようだが僕はこれで世の中が便利になったと思ったことは極ごく少ない。それよりも不便になった点のほうが目立っていけない。昔は日常生活の支払いについては現金だけで済んだが今はいろいろな決済方法が出来てきたので、それ専用の機会を相手にしないと支払いができない。それで現金時代よりも却って煩雑になり、機械の操作が分からない老人などの後につくと随分と自分の番が回ってくるのが遅くなったりする。古き良き時代に比べたらかっては店の方でやっていたサービスを客のセルフサービスに切り替えて支払いまで無人化してしまうのだが、僕などはこの変化についていけないので随分と外食や買い物から退散することになった。もう一般の人間活動からは少しも人間的な触れ合いは期待できないので家で...猫好き2
2010年まで何とか水彩画が好きになりたいと思ってその上達を願っておりましたが、どうしても自分が考えているような美しい絵が描けないので、ストレスがたまる一方でした。それでとうとう水彩画習得は断念してもっぱらパステル画に傾倒していきました。それで水彩画は2016年末まで一枚も描きませんでした。2016年の末になって急に水彩を再び始めたのは自分独自の画法を編み出したからなのです。これは日本の水彩画家の描き方とは大いに異なると思うのですが、まずはモノクロで下絵を描きこれが完全に乾燥してから色を載せるという伝統的油絵と同じ方法を採用してみたのです。これが自分にはひどくしっくりと感じられ、今後はこれで行こうということになりました。これでやっと水彩が好きになり自信も持てるようになりました。水彩の利点は絵筆の洗浄が実に...ついににっくき水彩画を制圧
油彩20x36cm2016カナダではたくさんの野生動物の訪問を受けました。リス、スカンク、そしてアライグマでした。僕は動物園ではアライグマが一番好きなので、滞在先のその家の庭でアライグマに会えたのがとても嬉しく、すぐに友達に成りたいと思って庭に出てみたのですが、彼らはすぐに大きなリンゴの木に登って僕を見下ろすばかりでした。僕はその木の下で彼らと根競べをするつもりでしばらく彼らを観察していたのですが、とうとう根競べに敗北したのは小生の方でした。記念に写真だけとって別れたのですが、嬉しい遭遇でした。カナダのハイウエイを走行していて一番多く交通事故犠牲者になっていたのもアライグマでした。そういえば最近は日本でも野生化したアライグマが繁殖していて民家の庭に現れるようでありますね。あらいぐまとの出会い
摸写 study after Hugues Merle (1822-1881) French
oil26x36cm2017摸写studyafterHuguesMerle(1822-1881)French
油彩26x36cm2014年日本で一番の過疎の県といわれる鳥取や島根の人口密度がヨーロッパの国では一般的だと言われて皆さんは何を考えますか。僕は実際ヨーロッパを旅し、リスボンにも3年定住して思ったことはこんなに閑散としてどうしてビジネスが成り立つのかという疑問でした。ショッピングモールが混雑するのはクリスマスの直前だけで普段は本当に閑散としているのです。それでもほとんど全員が夕食は家で家族と一緒にとることができるし、頻繁にホームパーティーなど開いて日本人の生活から見れば実に華やかでリッチな生活を楽しんでいるのです。どうしてこんな格差が生まれるのか僕には不思議でなりません。電車や地下鉄に自転車を持ち込んでいた人を何度か見ましたが、日本では考えられない光景です。そのたびにうらやましく思ったことでした。リスボン...リスボンの電車事情
僕が猫派である大きな理由の一つはトイレの管理が簡単だという点にある。これを室内に用意しておけば飼い主を困らせることは先ずない。しかし犬を飼うとなれば毎日最低一回は散歩に連れださないといけない。だけでなくフンの始末をやらなければならない。日本では多くの飼い主が規則を守ってかいがいしく愛犬が用を足すのを手伝っているが、僕にはあれが出来そうにない。僕が愛犬と野原を駆け回っていたのはせいぜい中学時代まででそのころは今のようにフンの始末などいう問題は生じていなかった。自然のままでよかった。リスボン市内はどうか覚えていないが少し離れた郊外へ行けば僕がいた時分にはやはり犬の散歩は手ぶらで自然に任せていた。だから夜になれば注意して歩かなければ歩道の上でも被害にあいかねない。それでも人々は温暖で目くじら立てて「フンの始末は...猫派である理由
oil26x36cm2017この少女は多くの野生動物とすぐに友達になれるという奇才の持ち主でとても有名らしいのです。とても好きな絵の一つだったのですが、今年来日したオーストラリアの友人に進呈させてもらいました。前回来日時に持って帰ってもらった絵がとても好評だったので、今回も絵のお土産となった次第です。僕よりはるかに若い友人だから末永く愛してもらえることでしょう。前回彼が選んで持って帰り部屋に飾ってくれているのがこの絵です。好きよ、好き。
油彩22x22cm2023年僕はFacebookにコメントする時に笑いを頂戴した時にはこの絵を添付して、面白かったよ、笑ったよ、という感想を伝えることにしています。ジョークについていえば一般に東洋人はうまくなく西洋人が素晴らしい才能を発揮しています。日本人については世界最低というほどこの才が見られない。いつからかTVのコマーシャルが笑いをとろうとしているのでしょうが、ただただ下品に尽きていて僕はもう30年以上もTVを持たない見ない生活をしているわけですが、日本のコマーシャルなどは絶対に西洋人に受けないことは断言できます。僕は駄洒落文化にも時に吐き気を催すことがあります。あまりにも安易に笑いをとろうとするその精神に嫌気がさしているのです。日本にもかっては素晴らしい笑いの文化があって、いとしこいしさんのしゃべ...笑う門には福来たる
油彩40x60cm2008年10年前に離婚により離別状態になっていた娘がリスボンに遊びに来てくれたので、この絵ができました。何年も会わずにいても再開すればすぐにぎこちなさが消えるのは、やはり同じ血が流れている強みでしょうか。5日間実に楽しく一緒に過ごせました。娘はこの後シドニーとバンクーバーにそれぞれ一年のワーキングホリデーをすることになりました。僕はそこでいい男性と出会ってくれればいいなあと思っていたのですが、そうはならないで今は日本で一人暮らしをしています。今年の冬青春18きっぷで会いに行くつもりでいたのですが、JRが飛んでもない改悪をして全く利用価値のない青春18きっぷに変更してしまったので、僕はすっかり腹を立ててしまい、もうJRとは完全に縁が切れたと思っているところです。どういうぐうたらな頭脳を持...別れた娘とポルトガルで再会
油彩26x36cm2016年昨日は腰痛がひどかったので水泳に行こうかと思ったのですが、もう世間が冬休みに入っていたら混みあうかもしれないと案じて近くの人口温泉に行って二時間ほどくつろぎました。これは正解で大変楽になったし何よりも精神的にホックリ出来るのが後期高齢者の自分にはうれしいことでありました。僕は海外にいたときいつも銭湯と寿司だけを懐かしんでいました。銭湯は今や日本にだけ残された稀有な慣習なのです。これを外国で体験するのは至難の業です。貧乏人の僕にとっては非常に贅沢な出費のように思えますが、あの入浴後の満足感には代えがたいものがあります。それにこの世界だけが醜悪なスマホ文化を見ないで済む唯一の公共の場ですからありがたいことと思っています。それに裸の世界では金持ちも貧乏人の区別もありませんし。(笑)油...温泉と寿司
模写 study after Henriette_Ronner-Knip-Chimney (1821-1909) Holland 3
oil50x40cm2009模写studyafterHenriette_Ronner-Knip-Chimney(1821-1909)Holland3
油彩20x30㎠2017年ご承知のように犬と猫では性格が相当に異なるようで、その飼い主まで犬派猫派区別がつくようです。僕は小さいころからどちらにも等しく親しんできたのですが、両者の違いについて大変な誤解をしていたのです。というのもすべて猫は雌で犬はオスだと思っていたのです。犬と猫が一つの種でその見かけの違いは片方がメスでありもう一方がオスだと思っていたのでした。(笑)後年この絵を描くときも両者があたかも双子ででもあるかのような錯覚に陥っていたのでした。(笑)twin双生児
油彩54x38cm2023年この夏の暑さには完全に打ち負かされてしまいました。全く絵が描けない状況で家にいては死にそうだったのでサイゼリアにほとんど毎日のように通ってドリンクバーに親しみながら本を読んでいました。今まで75年間生きてきて今度の夏ほど消耗感を覚えたことはかってありませんでした。暑さ寒さも彼岸までと聞いていましたがこの夏は彼岸がやってきても一向に衰えない猛暑でした。まさに異常気象を経験した思いでした。もうクーラーなしの生活は限界かと思いました。来年はもっと涼しい日や雨の日が間に挟まった夏になってほしいと願っています。52日間連続猛暑日
油彩40x40cm2007年ポルトガルではこんな愛らしい家族と一緒だったのかと思うと、それを失った悲しみがまたこみ上げてきます。このキジトラの猫は僕が帰国してから4年後に癌で他界したのですが、その知らせを聞いた時は夜を明かして泣いたものでした。懐かしい思い出がとめどもなく次から次へとあふれ出してきてたまりませんでした。本当にペットというのは楽しい思い出だけを残すので残された側はたまりません。本当に天から与えられたような旬玉のおもいでばかりなのです。今もペットと暮らしている皆様がうらやましくてなりません。ポルトガルで一緒に暮らした家族
油彩15x20cm2014年これは10年前にサラッと描いた絵なんだけど、今もって大好きな絵です。こんな眼で見つめられると思わず抱きしめたくなります。頬ずりがしたくなります。僕は幼いころから子犬や子猫を拾てきて父親と何度も対立することがありました。でも捨て猫を見て見ないふりをすることがどうしてもできませんでした。子供心に仏縁のようなものを感じていたのでした。そしてそれらの犬猫は僕の大切な魂のよりどころとなってくれました。可愛すぎる
模写 study after Henriette_Ronner-Knip-Chimney (1821-1909) Holland
油彩30x40cm2009年この絵はポルトガルのシントラという有名な観光地の画廊に残してきたのだけど、僕は帰国してすぐに売れたという知らせを受け取った。売り上げの半金が僕の取り分となるのだけど僕はそれを画廊の店主の新妻に結婚祝いとして贈った。好きな絵柄なので帰国後もう一枚模写を繰り返して今自分の部屋に飾っている。この原作の作者は猫の絵ばかり描いていて僕は随分とたくさん模写をして勉強させてもらった。ポルトガルで描いた彼女の作品の模写はこれで全部完売した勘定だ。模写studyafterHenriette_Ronner-Knip-Chimney(1821-1909)Holland
油彩22x27cm2024今年の52日間連続猛暑には完全に打ち負かされた。昼間ならまだ避難するところもあったが夜になっても30度を下らないというのはいかにも拷問の如しであった。何が熱帯夜だ、東南アジアでは一度もこんな蒸し暑い夜を体験したことはないのだ。昼間は30度を超えていても日暮れと共に24度くらいまで温度は下がるのが東南アジアの一般である。熱帯夜とは実に現状を知らない無責任な命名であるといえよう。ともかく夏に限って言えば大阪は赤道直下より過ごしにくい。ことに自分のようなエアコンをもたない貧乏所帯では。今年の猛暑に打ちのめされて
鹿間麻衣日本画展+フィンランド・エストニア絵画展in東武百貨店&タッカルビっぽい何かを自作
池袋の東武百貨店で、今は8階で物産展をやっていませんが、6階のギャラリーに行ったら「鹿間麻衣日本画展」と「フィンランド・エストニア絵画展」をやっていました。6階のギャラリーは1~2週間周期で絵画展の内容が変わりますが、現在開催中の「鹿間麻衣日本画展」の方は花や
水彩18x23cm2016年僕はもう高齢者後期に入ったので女性がいなくても平気だが、猫と暮らせないのが淋しくてならない。今の住まいが市営住宅なので動物は一切ご法度なのだ。僕の人生は猫や犬によって彩られてきたので、猫が変えないのは実に味気ない。猫さえいれば僕の人生は100%完璧だと思えるのだが。猫のいない人生
人間の母性愛ははなはだ怪しいもので憎らしさが募れば自分が生んだ子供でも殺傷することがある。保険金を狙っての子殺しもたくさん聞いた。だけど動物の母性愛は本能によるものだから子殺しは先ずありえないことだ。人間は本能が壊れた動物だと言われ続けて久しい。今の若い母親の中には授乳中でも我が子の顔を見るではなくスマホにはまっている御仁が多い。どこかうすら寒さを感じるのは僕だけだろうか。動物の母性愛
oil26x36cm2014リスボンで共に暮らした最愛の友、後にこの猫の死を知らされた時は一晩中泣き明かしたものだ。動物は人間と違って100%良い思い出だけを残していくからだ。今でもこの絵姿を見れば涙があふれてくる。次の鉛筆画はオーストラリアの画友が描いて送ってくれたもの。その画家も猫好きだ。memoryofAnubis
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。 好天が続いていますね。絽の半襟も絽の小物もラストです。そんなに透けないのですが、よく見れば夏帯というこの帯を締…
パグ犬を描く♪ ♥ パグという犬がいます。小型のブルドッグのような可愛い犬です。人懐こくておとなしく、子供にもすぐ慣れるとか。いろんな犬種がいますが、このパグ犬はとても可愛いので描いてみました。 パグの親犬(ワトソン紙にホルベイン&クサカベ透明水彩) パグの親犬と子犬(ケント紙にホルベイン&クサカベ透明水彩) なんとも可愛い犬です。ワンワン♪ ★ 岩井田治行コミックス ★ にほんブログ村/イラストブログ ★
動物を描く♪ ずっと人間(女性)ばかり描いてきたので 動物が描きたくなりました♪ 動物と言えば百獣の王。王と言えばライオンです。 レオン ➜ ライオン♪ という訳ではないのですが、 急にライオンが描きたくなりました。 ライオンもリアルに描こうとするとなかなか難しいものですが、 そうは言っても、やはり動物を描くのは楽しいです♪ ワトソン紙 ホルベイン&クサカベ透明水彩 コピー紙 開明墨汁&ピグマミリペン&コピックマーカー クールグレイ 百均のカラーペーパー イエロー ペン ホルベインガッシュ コピー紙 開明墨汁&ピグマミリペン&コピックマーカー クールグレイ ★ 岩井田治行コミックス ★ にほん…
複雑な構図に挑戦。 別々のスナップを、画面の上で組み合わせて、構成。 次回の仕上がりが楽しみです。 次の2点は、デッサン会にも来ている二人に、 配色とコントラストの練習にやってもらった模写です。