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三権分立論で知られるモンテスキューの言葉に、‘徳にも制限が必要’というものがあります。この‘徳’を‘善’に置き換えてみますと、今日、人類が抱えている問題がより明瞭に見えてくるように思えます。それは、過激で破壊的なポリティカル・コレクトネスに象徴される、リベラリズム、あるいは、グローバリズムによる全人類に対する‘善’や‘価値観’の押しつけの問題です。それでは、何故、‘善’にも規制が必要なのでしょうか。善が最大限に発揮されれば、より善い世界が出現するとイメージされがちです。善が足りないから、今日、多くの人々が苦しんでいると。確かに、犯罪や不正が蔓延る社会は人々にとりまして生きづらく、より地獄に近い状況となります。このため、明確に悪と断定できる利己的他害行為については、これらをできる限り減らし、社会を健全化すれ...善にも制限が必要な理由とは
埼玉県川口市でクルド人問題が注目されて久しい。2023年7月に病院に100人近くが集結して騒動になった他にも地元住人とのトラブルが後を絶たない。また西川口には中国人も爆増して「チャイナタウン」の様相を呈しているらしい。川口市長は「日本でもっとも安心して暮らせる多文化共生のまちづくりを推進」などと言っているが、安心して暮らせるのは外国人だけで以前から住んでいる日本人は不安を抱えている方が多いと聞く。移民の国・米国での先住民のネイティブ・アメリカンの現状を見るまでもなく「多文化共生」のハードルは高い。特に中国人とクルド人は日本人が共生していくのに最も相性の悪い相手である。中国は地政学でいえばランド…