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【ブルース・リウ】ベドーヤ指揮 国家交響楽団とのショパンコンペティションツアー台北公演!
コロナ禍で異例の1年延期となった2021年第18回ショパンコンクールは、日本人ピアニストの大活躍と、コンペティターたちの華麗なる競演が大きな話題となりました。その優勝者であるブルース・リウ(劉曉禹)が昨年、ミゲル・ハース=ベドーヤを指揮に迎えた台湾の国家交響楽団(NSO)と共演し、台北にてショパンピアノ協奏曲第1番を披露しました。少し時間が経ってしまいましたが、2023年11月に行われた台北での公演についてレポートします。 コンサートレポート 『力晶2023藝文饗宴-蕭邦大賽首獎得主音樂會《幻想之境》』 日時:2023年11月18日(土)19:30より 会場:國家音樂廳 ピアノ:FAZIOLI…
まるごと!ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49を聴く〜キーシン ピアノリサイタル予習
香港でリサイタル予定のキーシンのプログラムにあるショパンの幻想曲ヘ短調op.49。色々なピアニストの演奏動画を集めました
【ダン・タイ・ソン】波乱万丈の世界的ピアニスト2024年台湾ピアノリサイタル
1980年ショパンコンクール伝説の優勝者、世界的大ピアニストである、ダン・タイ・ソンが、先日、台北と高雄にてピアノリサイタルを行いました。今月6月中旬からは日本公演も控えており、来日を待ち遠しく思っている方も多いのではないでしょうか。一足先に、台北公演のコンサートレポートをお楽しみください! コンサートレポート 日時:2024年5月29日(水)19:30より 会場:國家音樂廳 今年、台湾での公演は「演奏家ダン・タイ・ソン」としてのコンサートが二公演、そして「教育家ダン・タイ・ソン」としての弟子たち4名とのジョイントコンサートが二公演、それぞれ開かれました。 ジョイントコンサート(6/5、6/6…
徒然日記20240607/〓【ピアノ】「ショパン 幻想即興曲」を弾きこなすための教科書
僕が現在練習している作品は今月最初に投稿した通り、以下のラインナップです。 ピアノ演奏技術の基礎エクササイズ 第3・4巻 ショパン:エチュード作品25-2ハ短調 バッハ:フランス組曲第5番ト長調 全曲(暗譜) バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調 プレリュード これに加えて(なんと)グラナドスのゴイエスカスの第1曲を触り始めたのですが、この曲を始める時間になると、体力的にも精神的にもキツくなります。そこにど…
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:ハイハイミミ「ショパン家の子供たち ~エミリアの劇 ショパン家の子どもたち」#歴史【No.1983】
【No.1983】ハイハイミミ「ショパン家の子供たち ~エミリアの劇 ショパン家の子どもたち」 #歴史 大天才ショパンを超える劇の脚本を書こうと妹エミリアが奮闘、そして同年代男子との恋…ショパンの伝記には書かれていないけど記録になくたってきっと他の子も輝いてたに違いない。▼ kindle 音楽家フレデリク・ショパンの妹の子供時代を描く歴史まんが作品。 ショパンについて調べていてショパンの人生に興味をお持ちになった作...
【クラシック考察@台北】台湾おみやげ新定番!?ゆるキャラとクラシック音楽の巨匠たちがコラボ!台湾発雑貨ブランド「Some Music Design」
「クラシック考察@台北」では、まだまだ知られざる台湾のクラシック音楽文化について紹介していきたいと思います。今回は、台湾のゆるキャラ文化と音楽がテーマの雑貨ブランド「Some Music Design」(サムミュージックデザイン)のご紹介です。 台湾は「ゆるキャラ大国」 日本のご当地ゆるキャラブームはまだ記憶に新しいところですが、台湾にもほぼ時を同じくしてゆるキャラ文化が生まれ、現在も広く根付いています。市政府、地下鉄などの公的機関ですら、ゆるカワなオリジナルキャラクターがいて、キャンペーンなどの際には着ぐるみ人形が登場したりします。街に出ればかわいいキャラクターものが売られていたり、ポスター…
徒然日記20240601/〓【ピアノ】202405後半の練習記録まとめ
2024年5月後半のピアノ練習記録です。 5月15日〜31日 ピアノ演奏技術の基礎エクササイズ 第3巻(2周目・テンポ上げ)変イ長調・ヘ短調・変ニ長調・変ロ短調 第3巻(3週目)ハ長調・イ短調・ト長調・ホ短調・ニ長調・ロ短調・イ長調 第4巻22〜26番(26番仕掛かり) 基礎エクササイズ第4巻は、引き続き2本の指を押さえて他の指を和音とともに動かす練習です。 本当に大変なエクササイズですが、2本指押さえに入って…
【クラシック@台北】反田恭平 待望の台湾リサイタルデビュー!オールショパンプログラムの一夜♪コンサートレポート
全世界の反田恭平ファンの皆様、お待たせいたしました。 いや、お待たせしすぎてしまいました。 昨年末行われた、反田恭平さんの台湾デビューリサイタルに行って参りましたので、レポートいたします。 2021年ショパンコンクール入賞の快挙以来、全台湾のクラシックファンが待ち侘びたあの夜、会場の興奮は今も忘れられず…それでは、レポートをお楽しみください。 今もっともチケットが取れないと言われる超人気ピアニスト、反田恭平さん。 2023年は同じくピアニスト、幼馴染でもある小林愛実さんとのご結婚、お子様の誕生も話題になりました。 2021年のショパンコンクールでは2位入賞という、内田光子さん以来の大快挙を成し…
ワルツ第3番イ短調作品34-2は、ショパンによって1831年ごろに作曲されたワルツです。第1番や第2番ほどの華やかさはありませんが、優しい雰囲気で心地の良いワルツです。初心者でもわりと弾きやすいほうです。しかし、曲の雰囲気を存分に引き出そうとなると、もう少し高度な内容になってきます。曲の構成第1部冒頭部分左手でメロディを奏でながら、右手の和音を静かに弾きます。弦楽四重奏でヴィオラが珍しくメロディを受け持っている感じですね。IMS
【クラシック@台北】角野隼斗ピアノ✖️TSO台北市立交響楽団✖️エリアフ・インバル指揮! かてぃんのショパンピアノ協奏曲第1番!コンサートレポート
台湾生活で一番楽しみなのが、コンサート鑑賞🎵🎹 ご旅行、ご留学中の皆さまにもおすすめです! エリアフ・インバル指揮による、ピアニスト角野隼斗さんとTSO(台湾市立交響楽団)共演のコンサートに行ってきましたので、レポートいたします。 ピアニスト、Cateen(かてぃん)こと角野隼斗さんは台湾でも大人気! こちらの公演チケットは発売後すぐに予約しましたが、その時点ですでに買える席が限られており、台湾でも注目度の高い公演だったようです。 YouTuberとしても有名な角野さんですが、そのご活躍はクラシックにとどまらず、即興演奏、編曲・作曲までこなす唯一無二のアーティストです。 しかも東大大学院卒、頭…
ワルツ第2番変イ長調作品34-1は、ショパンによって1835年ごろに作曲されたワルツです。第1番「華麗なる大円舞曲」ほどではありませんが、結構有名な曲です。私は作品34のワルツのほうが好きですね。華麗なる大円舞曲だったり華麗なる円舞曲だったり大円舞曲だったり最初のうちはどれがどれだかわからないこともありましたが、今は一目見ただけでわかるようになりました。弾けるかどうかは別として、曲ごとの違いが判るのは成長した証ですね。曲の構成最初前奏
ワルツ第1番変ホ長調作品18は、1831年ごろにショパンによって作曲されたワルツです。「華麗なる大円舞曲」という別名でよく知られていますね。ノクターン第2番や英雄ポロネーズと並んで、ショパンの名曲集に必ずといっていいほど入っていますね。私がショパンの曲を覚え始めたころには、この曲にも触れていました。曲の構成最初オーケストラのような盛大さがこの曲には必要です。最初のB♭はトランペットのようにきらびやかに弾きましょう。そして右手のメロディは
ワルツ第15番ホ長調 B.44 KK.IVa-12はショパンによって作曲されたワルツです。1829年から1830年ぐらいにかけて作曲されたと言われています。これもまた軽快なワルツで、わりと理解しやすいかと思います。RPGゲームのエクストラステージに出てきそうな曲です。ラスボスを倒した後におまけ的な難易度の低いステージが出てくるようなイメージです。曲の構成最初流れでいけそうな感じですが、左手の伴奏は2分音符でしっかり押さえなければいけない
ワルツ第16番変イ長調 B.21 KK.IVa-13は、ショパンによって作曲されたワルツです。1827年から1830年ごろに作曲されたと言われています。8分の3拍子の軽やかな曲調が特徴です。ワルツというよりスケルツォに近いようにも聞こえます。弾いてみるとそこそこ曲者な曲です。半音移動で滑らかに移動できないとすぐバレてしまうという危険性を持っています(笑)。遅く弾くのはさすがによくないですので、比較的早いテンポで弾けるようにしたほうがよいでしょう。
ワルツ第18番変ホ長調遺作B.133 KK.Ivb-10はショパンによって作曲されたワルツです、…と言いたいところですが、ワルツというよりメヌエットという感じです。1840年ごろに作曲されましたが、ショパンの死後に出版されたので作品番号はありません。これも第19番と同じくらい短いです。弾いていたらすぐ終わります。曲の構成最初Sostenutoと書いてありますので、あまりスピードを上げ過ぎないように。落ち着いた雰囲気を出せるといいですね。
徒然日記20240515/〓【ピアノ】202405前半の練習記録まとめ
2024年5月前半のピアノ練習記録です。 5月1日〜15日 ピアノ演奏技術の基礎エクササイズ 第3巻(2周目・テンポ上げ)嬰二短調・ヘ長調・ニ短調・変ロ長調・ト短調・変ホ長調・ハ短調 第4巻…
ノクターン第2番作品9-2はショパンの一番有名なノクターンであり、1830年から1831年にかけて作曲されました。単に「ノクターン」というと、一般的にはこの第2番を指しますね。私もこのノクターンから始めました。有名っていいですよね。ChatGPTに「有名なノクターン」質問するとショパンのノクターンで一番有名な作品は、Op. 9、No. 2です。これは、美しい旋律と優雅な雰囲気で知られる作品で、多くの人々に親しまれています。と返ってきます。予想通りの
ノクターン第9番作品32-1 ロ長調は、1836年から1837年にかけてショパンによって作曲されました。構造こそ単調なものの、わりと演奏しやすく聴きやすいノクターンだと思います。落ち着いた印象です。曲の構成最初4分の4拍子の分かりやすいリズムですが、注目すべきはstrettoからの休符フェルマータ。赤で囲ってあるところです。ここでペダルをしっかり離して、音をとにかく消すのに専念しましょう。ペダルを離すときもあまり大きな音を立てずにうまく
ノクターン第14番嬰ヘ短調作品48-2は、1841年にショパンによって作曲されました。第13番作品48-1と同じように、気だるい感じがいいです。夜にワインかブランデーを飲みながら聴くと、気持ちが落ち着きます。chopinist.netのノクターン解説ページでは若干物足りないと辛口評価されていますが、私は落ち着いた雰囲気で好きです。曲の構成最初最初の2小節をいかにうまく弾けるかがこの曲の完成度を左右します。少しゆっくり目に、上の音符をしっかり
ノクターン第6番作品15-3 ト短調は、1833年ごろにショパンによって作曲されました。全体的に地味な印象ですが、ときどき聴きたくなります。月が綺麗な夜に聴くのがいいムードを醸し出します。夏場に夜風に当たりながら、海に浮かびながら聴きたいです。ほとんど不可能だという点を除けば完璧だと思います。曲の構成第1部冒頭は特に難しくはありませんが、フォルテだからといってそこまで強くしないほうがいいでしょう。全体的に静かなイメージですから、ガンガン
ノクターン第19番作品72-1 ホ短調は、ショパンによって作曲されました。 いつ作られたかははっきりしませんが、1827年から1830年ごろに最初に作られたノクターンだと言われています。若い頃に作ったけど遺作扱いです。第1番とか第2番とか第5番とかのように有名ではありませんが、隠れた名曲ですね。ときどき聴きたくなります。曲の構成最初左手の音域が広いので、音を外さないことを意識しましょう。だけど、失敗を恐れてビクビクするのは馬鹿らしい
ノクターン第20番嬰ハ短調は、ショパンによって作曲されました。作曲時期は1830年ぐらいだと言われています。第2番ほどではないにしても、かなり有名なノクターンだと思います。映画「戦場のピアニスト」で聞いたことがある人もいるでしょう。ちなみに私は記憶の奥底にしまわれたまま、あまり演奏する機会がなく現在に至ります。ようやく録音できたのでよかったです。曲の構成全体的に強弱はppからpで構成されています。とにかく静かに弾くことを意識したほう
ノクターン第21番ハ短調は、ショパンによって作曲されました。いつ作曲されたのかは明らかになっていないそうです。曲の構成を見る感じ、20歳前後の作品だと思われます。ノクターン全集を買わないと知らないという人が多いでしょう。私もその一人ですが、全曲録音を目指してようやくこの曲に触れるぐらいですね。隠れた名曲といわれる理由ですね。曲の構成最初左手の伴奏はずっとこの形です。比較的覚えやすいです。第20番と比べると静かな感じというよりは強弱の
ノクターン第7番作品27-1 嬰ハ短調は、1835年ごろにショパンによって作曲されました。ちょっと不安定なメロディが好きですね。これも第13番とか第14番とかのように夜中にワインやブランデーを飲みながら聴くと気持ちよくなれます。危ない薬じゃないですよwwchopinist.netのページでもショパンのノクターン全曲中、これほど「夜」のイメージに ふさわしい曲はないのではないか、とさえ思います。ショパンの「月光」とでも名付けたくなるような曲調です。 と書いて
ノクターン第13番ハ短調作品48-1は、1841年にショパンによって作曲されました。第14番作品48-2と同じように、気だるい感じがいいです。 夜にワインかブランデーを飲みながら聴くと、気持ちが落ち着きます。ショパンのノクターンの中で最高傑作だと言われている作品です。でも、昼間に聴くのはおすすめできませんww落ち着きすぎてやる気が出なくなりますw寝る前に聴くのがよいでしょう。曲の構成最初静かな感じがいいですよね。この旋律が始まっ
ノクターン第12番作品37-1 ト長調は、1838年ごろにショパンによって作曲されました。舟歌風な音型が落ち着いた雰囲気を出しますね。穏やかな雰囲気とは裏腹に、演奏は難しいです。そういうところがショパンらしさですし、私はそのほうが好きですね。ふとしたときに聴きたくなる曲ですね。曲の構成構成はわりと単純でわかりやすいですが、臨時記号だらけで譜読みは大変なほうです。第1部最初からクライマックスですね。和音で旋律を奏でるところが、
ノクターン第4番作品15-1 ヘ長調は、1833年ごろにショパンによって作曲されました。始まりの部分が好きです。穏やかな夜というイメージに合っていると思います。だけど、中間部で熱情的になるのもいいですよね。ここまで性格が急変するノクターンはあまりないと思います。だいたい静かなまま進んでいくことが多いですから。曲の構成最初この曲の特徴は左手を3声で奏でるところ。真ん中と外の音色の対比をつけるとよいでしょう。始めのうちは頭の処理が追いつ
ショパンの遺作で作品番号があるものとないものがありますが、皆さんはどういった違いがあるのかわかりますか?正直私には違いがよくわかりかねます。ChatGPTは便利ですが、文献調査をして出典を明確にしたほうがいいですね。ちゃんと調べて自分の知識にするという能力も身に付きますし。ChatGPTに聞いてみたら、こういった答えが返ってきました。ショパンの遺作(死後に発表された作品)には、作品番号(Opus番号)が付けられているものと付けられていないものが
ノクターンを全曲とりあえず弾いてみました。私の体感だと、第16番が一番難しいですね。跳躍が多いのが演奏や譜読みを難しくしています。第13番も跳躍が多いのでいい音にするのがなかなか大変です。その次に第17番、第18番も難しいです。演奏できないというレベルではありませんが、初見で通すのはちょっときついです。逆に比較的易しいのは、第6番ですね。これは跳躍こそありますが、音型が単純なほうなので、初見でもとっつきやすいです。あまり華がないのが難点ですが、発表
ノクターン第1番作品9-1 変ロ短調は、1830年から1831年にかけてショパンによって作曲されました。第2番とならぶぐらい有名作品でしょう。ショパン作品集にはたまに載っているぐらいですから。テレビ番組でも耳にしたことがある人はそれなりにいるでしょう。私は笑ゥせぇるすまんでも聴いたことがあったのですが、どの回か忘れてしまいました(汗)。曲の構成最初冒頭部分は有名ですよね。ちょっと寂しい感じがいいんですよ。11連符が曲者ですが、シ
ノクターン第11番作品37-1 ト短調は、1838年ごろにショパンによって作曲されました。あまり知られていないノクターンだと思います。私も正直ノクターン全集を見るまでは存在さえ知りませんでした。それぐらい地味な印象です。聴いていても退屈だし、全曲弾きとおすぐらいの物好きしか演奏しないでしょうね。曲の構成全体的に装飾音符が多いです。装飾音符は拍の先頭でとるべきです。最初冒頭部分はアウフタクト、弱起ですね。ちょっと先走っている感
ノクターン第15番ヘ短調作品55-1は、1843年ごろにショパンによって作曲されました。軽快なリズムが他のノクターンとは違う特徴です。真夜中というよりは明け方のイメージだと私は思っています。これもまたノクターン全集を意識して手に取らないと、見過ごされるタイプの曲でしょう。第6番とか第11番とかと似たような類ですね。音型は比較的わかりやすいほうなので、第1番や第2番、第5番、第20番あたりに触れてみて物足りない方には第15番がとりかかりやすいです。曲
ノクターン第5番作品15-2 嬰ヘ長調は1830年から1831年ごろにショパンによって作曲されました。この曲もショパンのノクターンの中で有名なほうです。珠玉のショパン名曲選にも入っていますね、第2番とともに(PR失礼します)。リンク私が小学5年生ぐらいのときに親に買ってもらった覚えがあります。楽譜を買ってもらったら、とりあえず全曲触れていこうとしますが、スケルツォ第2番はさすがに無理でした。あのときは手が小さかったのでオクターブはなんとか届く程度で
ノクターン第3番作品9-3 ロ長調は、1830年から1831年にかけてショパンによって作曲されました。 ノクターン全集を買って第1番から順番に弾いていくと、必ずここで壁にぶち当たるぐらい難しいです。第1番と第2番は比較的簡単に弾けるのですが、この第3番は初見ではなかなか弾きづらい曲です。難しい分、演奏できた時の格好良さは第1番や第2番の比べ物になりません。きらびやかさが違いますね。曲の構成最初一見第2番と同じような出だしですが、見た目とは裏腹に
ワルツ第19番イ短調遺作B.150 KK.IVb-11はショパンによって作曲されたワルツです。何年に作曲されたのかはわかりませんが、1830年代後半から1840年代初めにかけての作品だと言われています。ノクターン第20番や第21番と同じく、ショパンの死後によって出版されたので作品番号はありません。楽譜は読みやすいうえに、比較的簡単に弾けるワルツです。暗譜もしやすいです。曲の構成最初8小節単位で見ていきましょう。最後の2小節はハ長調に転調
ノクターン第8番作品27-2 変ニ長調は、1835年ごろにショパンによって作曲されました。静かな夜にワインを飲んでまったりとしたいときに聴くのがベストですね。赤ワインでも白ワインでもスパークリングワインでもお好きなのをどうぞ。あ、ブランデーを飲みながらでもいい気分になれます。というか、第13番や第14番と続いてお酒の話題ばかりですねwwそれくらいお酒と音楽は大好きなんです。まあ、20歳未満の人には勧めないですが。ChatGPTに質問したら、ハ短調と
ノクターン第10番作品32-2 変イ長調は、1836年から1837年にかけてショパンによって作曲されました。 作品27(第7番と第8番)ほどではありませんが、これもまた優雅な感じのノクターンですね。Cantabileとは書いてありませんが、歌うようにスムーズに弾けるといい雰囲気が出ます。一見落ち着いているように見せて情緒不安定なところも、私にとってはこの曲の魅力だと思っています。ChatGPTに聞いたら、ショパンのノクターン第10番は、彼の作品の中でも
ノクターン第17番ロ長調作品62-1は、1846年ごろにショパンによって作曲されました。切ない感じのノクターンです。これもまた第13番とか第14番とかのように気分が落ち込むタイプです。夜に静かに聴くのがよいでしょう。ChatGPTにも聞いてみたとおり、こんな感じです。美しい旋律と繊細な表現が特徴です。ロ長調の曲で、柔らかく優雅な雰囲気を持ちながらも、時には感情の深い部分を探求するような瞬間もあります。繊細なピアノのタッチと、曲中に散りばめられた装飾的なフレ
ノクターン第18番ホ長調作品62-2は、1846年ごろにショパンによって作曲されました。いちばん最後に作曲されたノクターンだと言われています。この後に遺作3曲が控えています。若い頃に作ったけど、何らかの理由で出版しなかったのでしょう。優雅な穏やかな感じの曲調ですが、中間部は激しくなります。草原を歩いていて、徐々に岩山に入るような感じです。これぐらい差がないと物足りないですね。曲の構成最初前半部分の最初です。すごく穏やかな部分です。夢
ノクターン第16番変ホ長調作品55-2は、1843年ごろにショパンによって作曲されました。優雅な夜という感じのノクターンです。ワインを飲みながら聴くにはいちばん合っているかもしれません。第13番とか第14番とかもワインやブランデーに合いそうな曲なんですが、それらよりも格別に上ですね。気だるさを感じないので、単に心地よい気分で過ごしたい日にはピッタリです。見た目の優雅さとは違って、弾くのはかなり大変です。演奏法のポイントについてChatGPTに「左手は跳
全曲記事を書いたのでまとめました。曲番号順です。すぐ閲覧できるように、ブックマークに登録することをお勧めします。第1番第1番の詳細はこちら第2番第2番の詳細はこちらから第3番第3番の詳細はこちらから第4番第4番の詳細はこちらから第5番第5番の詳細はこちらから第6番第6番の詳細はこちらから第7番第7番の詳細はこちらから第8番第8番の詳細はこちらから
義母の高熱**サマーカットの愛犬**京増修史さん ピアノリサイタル
5月に入って早や10日弱が過ぎました(ブログ開くのも久しぶりになっちゃった)今月仕事は落ち着いてはいるものの、やるべきことが多くプライベートはバタバタしていま…
徒然日記20240501/〓【ピアノ】202404後半の練習記録まとめ
2024年4月後半のピアノ練習記録です。 4月16日〜30日 ピアノ演奏技術の基礎エクササイズ 第3巻(2周目・テンポ上げ)ホ長調・嬰ハ短調・ロ長調・嬰ト短調・嬰ヘ長調 第4巻17〜19番(19番仕…
徒然日記20240415/〓【ピアノ】202404前半の練習記録まとめ
2024年4月前半のピアノ練習記録です。 4月1日〜14日 ピアノ演奏技術の基礎エクササイズ 第3巻(2周目・テンポ上げ)ト長調・ホ短調・ニ長調・ロ短調・イ長調・嬰ヘ短調 第4巻…
徒然日記20240413/〓【ピアノ】ピョートル・アンデルジェフスキ ピアノ・リサイタル
四谷の紀尾井ホールでピアニストのピョートル・アンデルジェフスキさんのピアノ・リサイタルを聴いてきました。
徒然日記20240406/〓【ピアノ】京増修史オール・ショパン・ピアノ・リサイタル
銀座のヤマハホールでピアニストの京増修史さんのオール・ショパン・ピアノ・リサイタルを聴いてきました。 <…
マウリツィオ・ポリーニさんの想い出|司法書士おぎわら相続登記事務所秋田
秋田の相続は秋田市の司法書士おぎわら相続登記事務所秋田、司法書士荻原正樹です。 (当事務所のホームページはこちらです→司法書士おぎわら相続登記事務所秋田) 今…
お題「この曲、心がささくれてる時に聴くと良いよ!」 私が「耳があって本当に良かった」と思わせたのは、ショパンの前奏曲です。非常に短い24の曲+隠された曲2つからなる曲集です。夏の暑い日に冷たいシャワーを浴びてすっきりするような、そんな快感に包まれます。 全ての曲が、どことなく京都の納涼床のせせらぎを思い起こすような、謎に日本チックな曲です。ショパンは日本に来たことがあるのではないか、と思わせられます(もちろん来日したという記録はありませんが)。あえて言うなら京都の貴船の川の流れのような曲ばかりです。 おススメの曲は、まずは7番を聞いてみて下さい。必ず知っている曲ですから。この曲がCMに使われて…