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70年代ヨーロッパのF2で活躍し、その後日本人初のF1世界選手権に出場した桑島さんはボクのひとつ隣の席で焼酎を飲みながら「GTカーレースもいいけれど、やっぱりフォーミュラーは別物なんだよ」と言った。そして焼酎のおかわりが進みどんどん饒舌になった。確か1975年か76年、レースに参加するために自家用車で東京から鈴鹿に向かった。走り出してすぐ、一緒に出た高橋国光さんと競走になって東京から鈴鹿まで3時間かからなかったという。まだ新東名も伊勢湾岸道もない頃である。ボクの向かいに座っていた一昨年ミジェット1500をエンジンブローさせた清野さんは烏龍茶を飲みながら「俺は510ブルで渋谷から用賀まで5分とい…
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土砂降りの合間を縫って浜田山へ。友人のお店がイベント開催。常連客を入れながらの営業にてんやわんやになっていた。1ヶ月ぶりや半年ぶり、5年ぶり、10年ぶりに会う知人友人たちがまるで同窓会のように集った。ありがちな日曜日の夕方の日乗。 ボクら世代なら誰でも知ってるこの方がこの日一番目のお客様。6月のような蒸せ返るような暑さも夕立のあとは涼しい風が吹き込み春に戻った。
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オークションにて珍しくスタンダードクーパー(998ccクーパー)が出品されている。日本では今やクーパーSより少数の希少車である。そこへ遽知識の御仁たちが愚かな質問を投げかけている。 ▶︎説明ではクーパーと記載されていますが、クーパーであればツインタンクのはずなのにそうではないのでミニ1000だと思うのですが、ご確認お願いします。▷クーパーとクーパーSの違いを知らんがかや?もっと勉強してから意見せいや。 ▶︎本車両の足回りはハイドロでしょうか。▷エンジンルームの写真見てわからんかえ?ハイドロの配管見えとるじゃろ? と、出品者の苛立ちとココロの代弁をしてみた。まあ大抵こういう御仁は購入には至らない…
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ホリエモンがオレはメールの返信が早いと自慢していたけれど、そりゃお前が自分で決めれるから早いわな、ボスの確認とOKを待たなければいけない我々は必然的に遅くなるわ、と同僚がぼやいていた。
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社畜だけれど創り出す仕事というのは面白い。もう無理だ、もうこれ以上のいいものは作れないとい思っても締め切りギリギリの所でアイデアの神様が助けてくれたりする。出来上がった作品や商品の売れ行きと評価レビューは現代ではSNS等で即効性を以って脳内麻薬のように承認欲求を満たしていく。俯瞰すれば社会経済の歯車という謎の充実感、まあこれはどんな仕事でも同じであろう。そして次もまたそれ以上のものを求められ、苦しみ、それでも続けられる人がプロフェッショナルとなる。
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考えてみれば初めてトノカバーを付けて走ったかもしれない。100km/hを超えると風が中に入って浮き上がり先端のホックが外れてしまう。結局押さえながら走るという馬鹿馬鹿しさ。カニ目のトノカバーはしっかりしていたのでホック問題ありの改良必須。トノカバーは冬は暖かくて便利だけれど、滅多に幌は開けないし、開けても幌カバーで済ませてしまうからほとんど出番はない。セキュリティを考えればあると便利なグッズだけれど。帰庫後ああ面倒くさいなあと幌を戻しながら、ミジェットだとMK2までの組み立て式の幌が一番いいよなーと思う今日この頃。組み立て式とはいえ意外に素早く脱着できる。見た目も泥棒みたいに背中に幌を背負わな…
ステージのスチル撮影はスクワット数百回に匹敵する。撮影にはサポーターレギンスがいいぞ、と大先輩のミウラさんに教えてもらって僕もとうとう履くようになお年頃になった。三浦さんはとにかく撮りまくる。どこかの雑誌インタビューで「撮った写真を選んでると寝ちゃうんだよね」と言っていた。これあるある同じ、おおオレもやっと三浦さんに追い付いたか、ってウデじゃないよ、撮る量だけ。まだ彼は現場で撮り続けているだろう。
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佇まいがいいという判断はどこでするのだろうか。個人の美意識での判断になるだろうけれど多数の意見が揃えばそれは佇まいがいいという事になるだろうか。住宅はもちろん街並みにも佇まいの良し悪しが気になったりする。自分の乗り物も佇まいを重視する。どんなにいい車であっても佇まいが悪ければそれは購入しない。旧車は特に佇まいに差異が出る。よくある話で、中古車を選びながら現車を見て、ひと目でピンと来たというのはおそらくその佇まいが良かったという事だと思う。自転車ももちろん佇まいがよくなるように組み上げる。たとえ街乗りチャリでも。フレームの大きさはもちろん三角形のバランスとホイールベース、ステムとシートピラーの出…
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ネットの拾い物で恐縮、1973年ロンドン。当時の車が佳き味わい。最後尾オースチン1800に右にフォードコルチナ、右奥にトライアンフ2000、ジャガーMK2。ミニが2台にロンドンタクシー。向きを変えてる車がちょっとわかりずらいけれど。右にプリンス・オブ・ウェールズ劇場が見えるからコヴェントリーストリートだろうか、車のカラーも当時らしくコダックの色味と相まって70年代感がたまらない絶景感。
どうしても受け入れられないものがあるという話をした。僕の場合はなんちゃってSUVだと言った。四駆のカタチをしているのに2WDだというガッカリ感。いくらトレンドだとしてもどうにも受けいれられない。そんなこと言ったらお前のミジェットだってそうぢゃないか、スポーツカーのカタチしてるのにシングルキャブじゃないか。いや違うんだな、このカタチのミジェットは1961年当時は生粋のスポーツカーだったのだよ。最終型ではなんちゃってになっているけれどルーツはそこにあるのだよ、と話をした。なんなら運転してみなよ、エンジンこそドン亀だけれど軽いボディとクイックな操舵生は完全にスポーツカーだよと話をした。しかしそもそも…
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雨のせいで結局今年は桜見物をしなかった。コロナ前は毎年、桜を見るために大岡川沿いを歩いた。日の出町から出発して弘明寺で折り返す往復8キロを歩く。道中、川沿いに黄色のミジェット1500が置いてあるお宅がある。ハードトップが被せてありバンパーレスでセンスよくクラブマンレーサー風にカスタマイズされている。川沿いを歩きながら桜見物とこの黄色のミジェットの生存確認をしてくるというのが毎年恒例となっていた。 目黒川は近いけれど混雑しすぎてなかなか足が向かない。先日は恵比寿まで行ったのだけれど雨が酷くてそのまま戻ってきた。恵比寿へは深瀬さんの展示を観にいった。深瀬さんの集大成というべき展示だったが、松原団地…
千駄ヶ谷の旧い下宿で、ギターを持って低い窓に腰掛けた大学生の頃の父親の白黒写真がある。目線は窓の外を向き、あきらかにカメラを意識して裕次郎ばりのポージングをしている。 高校生の頃、都心からちょっと外れた線路沿いの西日が差し込むアパート暮らしに妙に憧れた時期があった。なぜだろう、時はバブル景気の頃だからそういう世代じゃないけれどたぶん映画とかドラマとかの刷り込みだったのかもしれない。今でもイメージ通りの古びたアパートを見つけると以前そこに住んでいたかような、パラレルワールドで自分が居たような気がするのである。そしてなぜかかぐや姫の神田川が脳内再生される。そういう世代じゃないけれど。
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一昨日の記事で「あのトラウトと」と書いた。この "あの" という言葉を仕事上でも結構使う。商品コピーや紹介テキストなどで「あの大谷翔平が絶賛した」などと表記すれば "メジャーリーグ2021年シーズンMVPで投打二刀流で有名な選手の” という説明をこのあのというたった二文字に凝縮できる。この場合のあのは"人物や事物の性格や評判などが一般によく知られていることを表す"というあので、離れた場所や物を差すあのや会話のきっかけを作るあのとも違い、"今日はあの日なので"とか"毎晩あの声がうるさくて"という隠語としてのあのもあったりして、考えてみればあのは大変便利な言葉のかもしれない。そういえば今はカフェを…
大阪鶴嘴の商店街を歩いていたらここはモノクロが似合うぞ~と思う個所が沢山ありました人も多かったけれど自転車も多かった!意外だったのが若い人達が沢山歩いてい...
21日にジェネレーティヴAI、Adobe Fireflyのベータ版が公開された。デザインや画像処理、画像作成、映像編集などうまく使いこなせば大幅に仕事の効率がアップする。マンダロリアンに出てくる様な妄想の風景をゼロからAIが作り出すことも可能である。しかしいくらゼロからとはいえ視覚は美意識と同じようにある程度記憶の引き出しからパーツを組み立てて作り出さなければならないだろうし、できあがった風景の良し悪しを判断するのもこれまた美意識という記憶の中にあるものだったりする。結局のところ全く見たことのない新しい風景、視覚というのは人間同様で蓄積されたデータから作り出すAIにはまだ作れないのであろうか。
二つ並ぶモニタの右側は昨日はもちろんWBC。午前中はモニタにかぶりつきっぱなしの開店休業。今回はオオタニサンやトラウトをはじめ多くのスター的メジャーリーガーの出場もあって米国でも盛り上がったようだけれど、サッカーW杯と違ってWBCはMLBの傘下であるために次回決勝リーグが日本開催になることはない。なぜマイアミなのかという事をよく考えれば判る。ベースボールはあくまでも米国のスポーツであってどうあがいてもMLBが頂点なのである。米国民にしてみたらWBCはMLB選手の出身国対抗オールスターゲームのような余興的スタンスであろう。日本での国を上げての盛り上がりと比べるちと寂しいけれど、それでもあの最後の…
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オルタネータなら安いリビルド品を買ってチョイチョイと替えればOKかと思うけれど、最近のリビルド品はまったく信用ならず、ルーカスの新品ですら結構な不具合率があるらしい。まあ英国ルーカス電装品の不評は近年よく耳にする。いや昔からか、、。だからこそ古いけれど長年安定している電装品はできるだけそのままにしておきたい所だけれどさすがに赤ランプの前には変えざるを得ない。さらにミジェット1500のオルタネータは純正のステーのままだとオルタが邪魔して1番プラグにアクセスし難いのでステーを変えたいと常日頃考えていた。ただ、あまり位置を下げすぎると今度はオイルフィルターへのアクセスがやり難くなる。このあたりはステ…
車のトラブルに関して言えば、路側帯のない首都高上で止まってしまう事ほど恐ろしい事はない。旧車にとっては最悪の事態である。しかもバッテリー切れともなればハザードランプすら点かないのである。それでも赤いチャージランプを光らせながら夜の雨の中を走ることになった旧い英国車。しかもまったく土地勘のない場所である。スマホのナビに頼って右往左往しながらなんとか四つ木ランプまでたどり着き、ヤケクソな思いで意を決して高速に乗った所で頭をフル回転して考えた。堀切ジャンクションから箱崎経由で帰るか、小菅ジャンクションまで行って板橋経由で帰るか、どちらが近いだろうか。後で調べてみたらC2ルートもC1ルートもほぼ一緒の…
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仕事を終えた23時、小雨の中を濡れながら駐車場まで歩いた。転がしてきたカメラキャリーをミジェットの小さなトランクに押し込みエンジンをかけた。春とはいえ夜はまだ冷えるので念のためチョークを引いて始動した。回転数が安定したところで半分までチョークを戻してゆっくりとミジェットを動かした。精算機のゲートを出たところの路上で暖気アイドリングをしながら濡れてしまった上着を脱ぎ車幅灯を点けワイパーのスイッチを動かした。この時、どうもワイパーの動きがおかしかった。ふとインパネを見ると赤いチャージランプが煌々と点きっぱなしになっていた。チョークを戻し何度かアクセルを煽ってやっても消えない。舌打ちしながらボンネッ…
これからの現代写真は二次元平面の中のイメージを比較するのではなく、視覚構造そのものの比較となっていく、という北さんの話。なるほどわかりやすい。
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