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・本ページはプロモーションが含まれています。 こんにちはコヨコヨリです。 今回は「本阿弥光悦の大宇宙展」の後編になります。 前回は印象に残った謡本の感想で終わりましたので、光悦蒔絵からの話になりますね。 光悦は徳川家康に所領として京都鷹峯の地を与えられて、そこに職人たちを集めた村 を造るのですが、(その絵地図も展示されていました)光悦のもとに集まった職人たち 紙師、蒔絵師等が光悦の創作を形にしていたと言われているそうです。 その中で蒔絵とは違うのですが、経典を入れる箱、「経箱」の全面に螺鈿細工を施した 「花唐草文螺鈿経箱」が目を引きました。箱は黒の漆塗ではなく紫檀のような材質で、 奈良、平安時…
・本ページはプロモーションが含まれています。 素人ながら美術展によく行くようになって最近、美術品の作者は伝統的なスタイルを 継承する、深く追求する人と、自己の確固たる技量と美意識を以て新しいスタイルを確 立する人にタイプが分かれるのではないかと思うようになりました。 今回観てきた展示は、まさしく後者の展示になると思います。 ちょっと更新が遅くなりすみません。 2月の風の強いある日に行ってきました。 国立博物館平成館で現在開催中の特別展「本阿弥光悦の大宇宙展」に。 チケットは早いうちに手に入れていたのですが、なかなか行くタイミングが合わ ず・・・なんとか2月中に行くことができました。 本阿弥光悦…
二鶴工芸です。9年前同日の投稿です。京都文化博物館で開催されていた展示会の投稿でした。以下です。二鶴工芸です。1日の日に京都文化博物館の琳派400年記念新鋭選抜展琳派の伝統から、RIMPAの創造へを見に行ってきました。びっくりしたのが画像の鸚鵡(オウム)です。別館にあるのですが、天井近くまでの大きさ撮影OKなのでパチリついでに京都府のキャラのまゆまろちゃんも展示は8日(日)までです。9年前同日の投稿
久しぶりに展覧会へ行って来た。左京区・岡崎にある私設美術館・細見美術館へ行ったのだ。開館25周年ということで、記念展を開いていた。細見美術館が所蔵する作品をずらりと並べた展示会だった。私設美術館の細見美術館は美術館の構造が独特で、一階で受付をすると階段で地下へ降りてゆく。床面積は小さいが地下3階ほどあり、展示室を全部見るには地下へどんどん降りていかなくてはならない。足を痛めていた時は階段が降りられなかったので、前回の展覧会(「琳派の扇絵と涼の美」)も泣く泣く諦めた。足がだいぶ良くなって来たので、もう階段を降りられるだろうと思い、細見美術館の開館25周年記念、「愛し、恋し、江戸絵画━若冲・北斎・江戸琳派━」展へ早速行って来たのだった。まだ足はぎくしゃくしていたものの、何とか降りることは出来た。細見美術館は若...愛し、恋し、江戸絵画-細見美術館
極限の緻密さを名品として称賛し、工程の大変さを説明し、技術の難しさを語り、ギネスブックのような超絶技巧を好むと言うのはどこの文化にもあるでしょう。ペルシャ絨毯やレース織物、機織りなどでの職人の技。それらの品物の技術は具体的で比較しやすいものです。ところが
【琳派・若冲・アニメ】展を振り返って/『響きあうジャパニーズアート展』細見美術館 開催中
細見美術館で『響きあうジャパニーズアート― 琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ ―』展のポスターを見て、以前に京都高島屋で展示されていた『ぼくらが日本を継いでいく』展のことを思い出し、写真やチラシなどを記事にしてみました。
二鶴工芸です。まだまだ日中は暑いですが、日が暮れるのも早くなり、秋の虫の鳴き声も聞こえてきました。私は秋というと「紅葉」よりも「月」のイメージ。パネル額装「立波」49cm×40cm×3cm立波
神坂雪佳(かみさか・せっか)の名前がメインでつく展覧会へ行くのは 2度目である。 京都出身の神坂雪佳は明治・大正・昭和を通じて活動した画家・図案家で、 絵画や工芸にも手腕を発揮し…