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・本ページはプロモーションが含まれています。 こんにちはコヨコヨリです。 今回は「本阿弥光悦の大宇宙展」の後編になります。 前回は印象に残った謡本の感想で終わりましたので、光悦蒔絵からの話になりますね。 光悦は徳川家康に所領として京都鷹峯の地を与えられて、そこに職人たちを集めた村 を造るのですが、(その絵地図も展示されていました)光悦のもとに集まった職人たち 紙師、蒔絵師等が光悦の創作を形にしていたと言われているそうです。 その中で蒔絵とは違うのですが、経典を入れる箱、「経箱」の全面に螺鈿細工を施した 「花唐草文螺鈿経箱」が目を引きました。箱は黒の漆塗ではなく紫檀のような材質で、 奈良、平安時…
・本ページはプロモーションが含まれています。 素人ながら美術展によく行くようになって最近、美術品の作者は伝統的なスタイルを 継承する、深く追求する人と、自己の確固たる技量と美意識を以て新しいスタイルを確 立する人にタイプが分かれるのではないかと思うようになりました。 今回観てきた展示は、まさしく後者の展示になると思います。 ちょっと更新が遅くなりすみません。 2月の風の強いある日に行ってきました。 国立博物館平成館で現在開催中の特別展「本阿弥光悦の大宇宙展」に。 チケットは早いうちに手に入れていたのですが、なかなか行くタイミングが合わ ず・・・なんとか2月中に行くことができました。 本阿弥光悦…
今年もだんだん残り少なくなってきました。 急に寒くなったり、温かくなったりと体がついていけない日が続きますが、温かくして気休めに読んだいただけると有難いです。 先日、「日経おとなのOFF 絶対見逃せない2024年美術展」を購入しました。 来年の美術展の傾向と行きたい美術展を探しておきたいのと、別冊でついている「美術展80ハンドブック」が意外と今年使っていて、場所と会期期間を探すので重宝したので来年度も買ってみようと思いまして。 『絶対見逃せない2024年美術展』を読む限り、来年(2024年)は海外の「○○美術館展」という大型特別展はなさそうです。(ちょっと残念) 来年注目美術展の傾向として、日…
新緑の鷹峯 源光庵から光悦寺 そして常照寺へ 癒しの散策ルート
ゴールデンウイークの喧騒も一息ついた5月の心地よい晴れの日。新緑が美しい鷹峯エリアへ行ってきました。紅葉シーズンは、結構人出が多い鷹峯エリアですが、この季節は案外穴場になっています。ゆったりと心行くまで楽しめた、そんな鷹峯散策。青もみじと清
神坂雪佳(かみさか・せっか)の名前がメインでつく展覧会へ行くのは 2度目である。 京都出身の神坂雪佳は明治・大正・昭和を通じて活動した画家・図案家で、 絵画や工芸にも手腕を発揮し…