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ハルさんのプロフィール

住所
港北区
出身
港北区

絵に様々な陰影を与える物語を感じながら鑑賞する絵を求めて自作の絵画やエスキースを載せています。

ブログタイトル
金田治のスケッチ日記
ブログURL
https://onbi99.livedoor.blog/
ブログ紹介文
裸婦スケッチを元に詩や物語を織り込んだ絵作りを楽しんでいます。
更新頻度(1年)

86回 / 365日(平均1.6回/週)

ブログ村参加:2008/04/08

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ハンドル名
ハルさん
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金田治のスケッチ日記
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金田治のスケッチ日記

ハルさんの新着記事

1件〜30件

  • 最近のクロッキー555 写真がリアルか

    写真に囲まれて生活している現代の人たちは「古典絵画は写真のようにリアル」と思います。これは視覚的な画像として写真の方が絵よりも先に経験され、事物の認識方法として馴染んでいるからです。すなわち写真は本物から直接形どられたという機械的な関係からリアルという意

  • 最近のクロッキー554 先入観

    自分の絵の好みは子供の頃に触れた絵画から来ています。今更ながらに自分を顧みて子供の文化環境は重大な影響を与えると思います。私の手元にあった画集が古いものだったので、自然に19世紀やルネッサンスの絵画が最も自然な絵画との意識を持つようになりました。思春期にな

  • 最近のクロッキー553 絵が好き

    私は子供の頃から勉強は嫌いで絵が好きでした。生まれつきそうしたものだと思い、絵が好きとはどういうことなのかと特に考えることはありませんでした。しかし、絵が好きでも皆それぞれに違うのだと今更ながらに思うようになりました。古典絵画が好きといっても人それぞれ違

  • 最近のクロッキー552 現代美術と過去美術

    『現代美術』という用語を使ったときには『過去美術』という概念が暗に成立しています。『過去美術』というのはあまりに広範ですので、直近の既成美術が『過去美術』を代表するのでしょう。その『過去美術』を定義するときに絵画の形式や様態をもって定義するのは始めから簡

  • 最近のクロッキー551 技術の匿名性

    日記であれ報告書や小説であれ、文章を手で書いた時、それらの文字には筆者の感情や性格や癖などが記されます。しかし、文章の目的は共通の言語で内容を伝えることです。かつて、絵画もそのようなものでした。エジプトの象形文字などはその典型的なもので、しかも殆どが大変

  • 最近のクロッキー550 革新性

    戦後の美術史の基本概念は作品の革新性でそこに焦点が当てられています。常にどの時代にも次の時代の先駆けとなった作品、作家がいるのですが、美術の価値をその革新性に置くとすると、それぞれの次の時代には結局否定されてゆく価値なのです。革新されたものが普遍的な価値

  • 最近のクロッキー549 残念な世紀

    20世紀は残念な世紀です。悲しみや苦しみ、差別や孤独などが人間らしいテーマとされ、乱暴で汚らしくバランスを失ったものが神聖視され、美しいもの純粋なものが偽善と見做されました。人間が人間らしく誇らかであることが鈍感や横暴を意味し、弱者となり、差別を受けること

  • 最近のクロッキー548 個人と個人

    現代では絵よりも、テレビや雑誌の映像や写真が一般的な視覚伝達手段となっています。絵もキャラクターのように対象から大きく隔たった形式の画像が多くあります。絵は写真とは異なり主観を排除することはできません。排除できないどころか、主観そのものが絵画が本当に伝え

  • 最近のクロッキー547 人間臭さ

    絵の強さは常に絵であることによります。如何に写実的であっても写真が現れる前の絵画は絵的でした。絵的であるというのは、描かれる形態が、一度は描き手の脳の神経細胞を通過し、何らか概念化されて表現として吐き出された形態であると言うことです。絵的であるとは、絵の

  • 最近のクロッキー546 古き良き時代

    絵画が文化であった時代、絵画の担った役割は自分たちの精神を反映させて、良きものを広く記念するためのものでした。自尊心、プライド、克己心、忍耐、寛容、優雅、慈悲などあらゆる精神の支えとなるものを象徴し、絵として実践してみせる場でした。厳しさを切り抜け未来を

  • 最近のクロッキー545 文化の視点

    文化の本質を見誤ると、各ジャンルの独自性が本質であるかのように誤解してしまいます。建築であれば鉄やガラスの可能性であるとか写真であればドキュメンタリーの記録性であるとか細部描写であるとか、また彫刻であれば石の重量感とか飛翔的な形態であるとか、他のジャンル

  • 最近のクロッキー544 絵画史理論の短絡

    絵画を対象物の模倣から対象物の印象、更に対象物を借りた表現感情、自己の造形意識の定着というように歴史的な変化を遂げたという絵画史理論を現代の学者達は構築しました。自己表現、自己の造形感覚を表現することが絵画の目的であるとして、絵画をグラフィックデザインの

  • 最近のクロッキー543 ロシアとメキシコ

    グラフィックデザインは絵画に変わる20世紀の視覚表現です。絵画は観察しうる具体物による詩的イメージでしたが、グラフィックデザインは構成しうる視覚効果の操作です。絵画では観察者と存在物との間の緊張を孕んだ関係が作者の世界観を伝える重要なファクターとなります

  • 最近のクロッキー542 絵画とグラフィックデザイン

    彫刻も家具も食器や鍋釜も自動車や橋梁や建築も立体デザインに入ります。グラフィックデザインは平面を扱う創作意匠全般を指します。平面に文字や写真画像、模様や色面の配置を考え、見せ方を考えるのがグラフィックデザインで、絵画はもちろん平面なので絵画上の意匠もグラ

  • 最近のクロッキー541 新しい絵画

    絵画が所有したり、直接描いたりするものである以上に、視覚的な情報を伝える道具として受けとられるようになると、絵画の模倣性よりも表現力の的確さが重視されるようになります。絵画を規定するものが再現性や模倣性ではなく、グラフィックデザインの大胆さや意外性、また

  • 最近のクロッキー540 版画文化

    西欧には巨大な壁画やそれに匹敵する大画面の油絵などに名品が多く、水平垂直シンメトリーを中心とした絵画伝統が深く根付いています。西欧の版画文化はタブローが主に版画が従の関係で発展しました。多くの名画が木版やエッチングで西欧全域に流布されましたが、版画独自の

  • 最近のクロッキー539 グラフィックデザイン

    絵画が絵画それ自体としてではなくメディアを通して伝えられる時代が来ることに気づいたのは19世紀末でしょう。当時のメディア、例えば版画とか写真とかであれば伝わるものは絵画要素の中でデザインやテーマに限定され、それに薄々気づき出したのは19世紀末でしょう。美術が

  • 最近のクロッキー537 死後の平安

    絵画は世間一般の日常からどんどん遠ざかって行きます。絵画を見る感受性もどんどん失われて行きます。絵画は所有したり、自分で描いて見たりしないとその魅力に気づきません。今の中心的なメディアであるテレビに映し出された画像が現代における絵画の姿です。かつては教会

  • 最近のクロッキー537 絵画の内容

    絵画の魅力であるタッチやマチエールは今のメディアを通すと伝わりません。0.1mmと0.2mmの絵の具の厚さの違いとか、10cmを0.1秒と0.2秒とで引く線の違いなどは実物を前にしてでしか伝わりません。縮小や拡大、切り取りや寄せ集めなどが当たり前の現代の複製メディアの状況に

  • 最近のクロッキー536 絵画の独自性

    ルオーの絵画がそうであるように、絵は描き始めから完成まで画家がそのキャンバスの前で考え、感じ、試み、再び描いた対象と画家との対話であり、画面と画家との対話の記録でもあります。絵の厚みはそうした時間と行為の強さから生まれます。ルオーの場合はことさらに写実的

  • 最近のクロッキー535 写真的な写実

    写真的な写実が常に絵画と対立するかといいますとそうではありません。写真はそのタッチ自体には主観的な要素は少ないのですが、写真家の個性と同じように、対象の選び方と捉え方によって主観を充分に表現できます。その良い例がアンドリュー・ワイエスです。ワイエスの画像

  • 最近のクロッキー534 写真のように

    写実主義絵画の一番の功罪は絵画は写真のように描くものだという安易な鑑賞術をもたらした点でしょう。「現実世界を描け」というのと「写真のように描け」では全く意味の異なる次元の絵画観です。フェルメールの絵は光を写真のように忠実に描いています。細部もレンズを通し

  • 最近のクロッキー533 写真登場

    歴史的に見ると絵画の写実主義運動は写真の登場で社会的な必要性を失っていきます。写真はM64やコラージュなどいくつかの前衛的な試みはあるものの、全体的にジャーナリズムと記録性に傾斜していきます。真実を暴き出すには写真の即物的な性格が信用を得たのでしょう。アング

  • 最近のクロッキー532 リアリズム

    リアリズムの源流は19世紀初頭のロマン主義が夢や欲望に潜む様々な人間の暗部をえぐり出そうとした衝動にあります。リアリズムは事実を明るみに出すだけでなく、様々な猟奇的な関心を事実の名のもとに掘り起こし、露悪趣味にも走りがちです。ゴヤの版画集『ロス・カプリチョ

  • 最近のクロッキー531 リアリズムとモデルニテ

    リアリズムは美醜を超えて真実を見つめる姿勢ですから古典主義的な美に対しては虚飾、欺瞞と断じて対立することが多くあります。しかし、ボードレールが唱えたモデルニテ(現代風)にはリアリズムへの希求よりもむしろ時代の中に永遠を見出そうとする美への思いがあります。

  • 最近のクロッキー530 美と醜の矛盾

    過去の名作を漁る勉強がもたらすものは絵画における理想美ですが、クールベの信じた時代思潮はリアリズムであり、クールベ自身もリアリズムの旗手たらんとした点に矛盾が生じます。ミレーやコローが問題なく理想美と自らの絵画を融合できたのに対してリアリズムを主張したク

  • 最近のクロッキー529 時代の蒐集癖

    17,8世紀は啓蒙君主たちが国威発揚として美術品の蒐集を競っていました。優れた美術品、名作を多く蒐め所有する国家を一流国と皆が感じました。19世紀初頭のナポレオンによってその蒐集癖は頂点に達したように見えます。新古典主義の考え方も新た制作する美術品に古典から収

  • 最近のクロッキー528 絵画スタイル

    16世紀から19世紀にかけての絵画は「絵画」という一つのスタイルです。ヴァイオリンにストラディバリウスがあるように、イタリアルネッサンスの巨匠たち、とりわけヴェネツィア派のティツィアーノを超える音色はありません。現代でもヴァイオリンの大半はストラディバリウス

  • 最近のクロッキー527 美術愛

    絵画のスタイルの大きく変化する時、その過渡期に当たる画家たちの作品には後に完成するイデオロギーの様々な実験が見られます。近代の絵画での一番の変革期は印象派です。印象派とされるスタイルは客観的な観察に過ぎないとして旧来の絵画に過ぎないという一部の論調もあり

  • 最近のクロッキー526 過渡期の画家

    どの時代の絵画作品でも時代が大きく変わる過渡期に位置する作品はざまざまな矛盾を含むとはいえ、前の時代と後の時代の特徴を明確にして歴史的な価値を持つものです。歴史的な価値はそのまま絵画作品の価値とは言えないでしょうが、美術史を客観的な基準とする公的な美術館

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