メインカテゴリーを選択しなおす
古典主義という考え方は古代ギリシャから始まっていますが、その美術的な力は今も生きています。ローマ期におけるギリシャ美術の退廃を指摘して古典主義の終了として一時代の様式のように捉える見方があるかもしれません。西欧の美術の歴史の中でローマがギリシャを手本とし
ギリシャ美術が西欧絵画の源泉となっていますが、ギリシャの絵画はアペレスに関するいくつかの逸話が残っている限りで絵画はすべて失われ、実際を知ることはできません。アッティカの壺絵や数少ないモザイクなどの工芸品からうかがえるのは、人物のフォルムの明確さで、彫刻
絵は視覚で受け止めるのですが、その時純粋に視覚的な経験として記憶から照合するのか、自己の運動感覚として照合するのかで主題が大きく変わります。純粋な視覚には自己は含まれないので他者や自然、環境への視線として記憶されているでしょう。視覚から運動感覚として情報