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午前十時の映画祭で「愛と哀しみのボレロ」を見てきました。この映画では、フランス、ドイツ、ソビエト、アメリカ、それぞれの国に暮らす4組の家族が描かれています。第二次大戦によって人生を狂わされた親世代、戦後の社会で自分の生きる道を探す子世代と、世代を交代させながら、これら家族の長い年月に渡るドラマが描かれます。また、この映画は音楽とバレエに包まれています。上に書いた各国の家族は、それぞれなんらかの形で音楽やバレエに関わる職業を持っています。ミュージカルでは無いのですが、随所でクラシックの演奏や現代音楽の歌唱シーン、バレエを踊るシーンが織り込まれています。音楽やバレエに造詣が深い人なら楽しめるのかも…