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日曜に、午前十時の映画祭で「ドクトル・ジバゴ」を見てきました。ロシアを舞台に、医師で詩人でもある主人公ジバゴの、第一次大戦とそれに続くロシア革命の動乱により翻弄され続けた生涯を描いた映画でした。デヴィッド・リーン監督は、「アラビアのロレンス」でアラブの砂漠を極めてスケールが大きな映像で描きましたが、この作品でもロシアの広大な山間部や雪原を、美しく壮大に映し出しています。(実際にはソビエトでの撮影が許可されず、他国で撮影したようですが・・)また、この作品ではこれもスケールの大きさを感じさせる、主題曲「ラーラのテーマ」が繰り返し流されました。主人公ジバゴが、動乱の中で何度となく住む土地を追われ、愛…
『ドクトル・ジバゴ』(65)異母弟、異母兄、どっちだhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4e720ae52a1291b38a0be328a4cf79a2「BSシネマ」『ドクトル・ジバゴ』
午前十時の映画祭で「愛と哀しみのボレロ」を見てきました。この映画では、フランス、ドイツ、ソビエト、アメリカ、それぞれの国に暮らす4組の家族が描かれています。第二次大戦によって人生を狂わされた親世代、戦後の社会で自分の生きる道を探す子世代と、世代を交代させながら、これら家族の長い年月に渡るドラマが描かれます。また、この映画は音楽とバレエに包まれています。上に書いた各国の家族は、それぞれなんらかの形で音楽やバレエに関わる職業を持っています。ミュージカルでは無いのですが、随所でクラシックの演奏や現代音楽の歌唱シーン、バレエを踊るシーンが織り込まれています。音楽やバレエに造詣が深い人なら楽しめるのかも…
<< あらすじ >>ギレルモ・デル・トロ製作で贈る愛と哀しみのミステリアス・ホラー。海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。やがて彼女は里親に引き取られ、孤児院を後にする。30年後、医師である夫カルロスと7歳の息子シモンと共に、再びこの地に戻ってきたラウラ。彼女は閉鎖されていた孤児院を買取り、障害を持つ子どもたちのための施設として再建するため、開園準備を進めていた。そんな中、...