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マルファはジョムソンの手前にあり、徒歩では約1時間半くらい。メインストリートにロッジと土産物屋が並んでいて、観光客を意識してかどうかわからないが、きれいである。1899年に河口慧海が滞在した屋敷が記念館として公開されている。少し登ったところに新しいゴンパがあり、真っ赤な阿弥陀の如来が本尊として安置されている。
車道をひたすらジョムソン目指して歩いた。近くにニリギリ、ジョムソン方面にツクチェピークとダウラギリが見える。トレッカーはほとんどいない。車が通るので、轢かれないように注意が必要。12時15分にジョムソンに到着。1983年と2018年に宿泊したホテルスノーランドに行ってみた。
飛行機は強風で飛ばず、ポカラまでインド人とジープを相乗りすることにした。悪路なので気乗りはしなかった。車に酔いそうになりながら、これまで歩いた道のりを逆行した。トゥクチェで写真休憩した。レテを過ぎてからは景色は良くなく、傾斜がきつく、こんなところをよく歩いたなと自分でも感心した。
カグベニに別れを告げ、荒涼とした大地と川と雪山を見ながら、車道を2時間半かかって歩いてジョムソンに着いた。これでトレッキングは無事終了した。荷物は約10Kgで平地でも疲れる。ここのホテルでは一昨日に会った主人がよくしてくれる。
マルファにある昨日のお寺にまた行ってみた。昨日は閉まっていた本堂らしき所が開いている。中には仏像がある。豪華で美しい。誰もおらず、恐る恐る入った。正面に仏像が3体あり、その左右は暗くてわかりづらいが、密教画が描かれている。。とても神秘的なエリア。
土の河原を1時間歩いてマルファへ。ここはもうチベットの感じが漂っている。道の真ん中に、道と平行に石の壁があって白く塗ってある。黒っぽい平らな石が置いてあって、文字の彫刻がしてある。トレッキングで奥に入れば入るほど、だんだん雰囲気が変わってくる。タトパニで帰る人は不運である。
7時にとにかく出発。1時間半のところにある茶屋で30分先にあるカグベニに行くか、3時間半1000m登りのムクチナートへ行くかの選択をすることにした。茶屋でミルクティーを3杯飲んで、20ルピーでマフラーを買ってから、体調が良く、どうやら熱がないらしいので、9時半ごろムクチナートを目指して出発した。
レッドハウスホテル(前日のカグベニでの宿)は非常にわかりにくいところにあるのに、なぜか白人たちがいっぱい来て満員になった。美しい壁画と仏像以外に、飯がうまいからだと思う。口コミで集まってくるのだろう。