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カグベニの標識があり、その方向を選んだ。崖に作られた道は細く、やっとの思いで河原まで降りた。道は続いているが、ところどころ崩れていた。引き返して崖を登り返すのは面倒である。道はところどころで川の水面より10mくらい高いところに付いている。その一つで完全に道が崩れていて、進むには危険である箇所があった。
2023年5月14日14時30分フェディの食堂にて: 今日はとても苦しい一日だった。高所だからか、それとも、緊張のためか、よく眠れず、4時過ぎに起きて、食事をして、5時20分に出発。天気が良く、暖かく、風は弱い。雪道であるが、凍結はしておら
カグベニに別れを告げ、荒涼とした大地と川と雪山を見ながら、車道を2時間半かかって歩いてジョムソンに着いた。これでトレッキングは無事終了した。荷物は約10Kgで平地でも疲れる。ここのホテルでは一昨日に会った主人がよくしてくれる。
8時に出発してキンガを経てジャルコットまで約2時間半。ジャルコットは外から見ると美しい。更に1時間ほど行くとムクチナートに着いた。ここはホテルと土産物屋がひしめいている。ムクチナートはチベット仏教とヒンズー教の聖地。インドから巡礼者が多数訪れる。お寺に参って、健康を祈った。
7時にとにかく出発。1時間半のところにある茶屋で30分先にあるカグベニに行くか、3時間半1000m登りのムクチナートへ行くかの選択をすることにした。茶屋でミルクティーを3杯飲んで、20ルピーでマフラーを買ってから、体調が良く、どうやら熱がないらしいので、9時半ごろムクチナートを目指して出発した。
6時過ぎにトロンパス方面の茶屋目指してムクチナートを出発。茶屋は標高4150mにあり、そこからの景色がいいらしい。外は寒い。氷が張っている。20分でゴンパ(お寺)に到着。さびれていてくずれかかっている。そこがいかにもチベット的な感じがする。ヒマラヤ奥地の密教寺院である。
レッドハウスホテル(前日のカグベニでの宿)は非常にわかりにくいところにあるのに、なぜか白人たちがいっぱい来て満員になった。美しい壁画と仏像以外に、飯がうまいからだと思う。口コミで集まってくるのだろう。