メインカテゴリーを選択しなおす
台湾は「歩行者地獄」と《CNN Travel》に指摘された件について
いつもザ・台湾ナイトマーケット★YACHIA★を応援いただき、ありがとうございます! こんにちは!編集Kです。 台湾は美しい風景や美食、文化的な魅力で知られていますが、最近では交通事情が注目を浴びています。今年、台湾の交通事情が国際メディア《CNN Travel》で「歩行者地獄(living hell traffic)」と評され、歩行者の安全問題が注目を集めています。今日は、台湾の交通事情に焦点を当て、なぜ台湾が「歩行者地獄」と指摘されたのかについて個人的にな意見を述べます。 運転免許が取りやすく、違反罰則が軽い 台湾ではとりあえずスクーターも自動車も運転免許を取得しやすく、その結果、交通ルールを守らないドライバーが多く存在します。また、交通違反の場合、罰則は比較的軽く、取り締まりが甘いことも問題とされています。日本のグリーン、ブルー、ゴールドのような免許階級制度はありません。免許更新時の講習・視力測定もありません。おまけに、2013年から台湾の運転免許証を更新する義務はなくなりました!詳しくは下記台湾交通部の公式サイトをご参照ください。このような状況から、危険な運転や交通ルールの無視が横行しています。 普通汽車駕照及機車駕照過期或到期都可以不用再換發普通汽車駕照及機車駕照過期或到期都可以不用再換發 臺北市區監理所再次提醒駕駛人,依據新修訂道路交通安全規則第52條規定,自102年7月1日起,普通汽車駕照及機車駕照不論已過 www.thb.gov.tw 台湾の道路環境と自動車購入管理政策 台湾は先天的に地理的条件が制約されており、土地が限られています。しかし、政府は国民の自動車購入台数を制限しません。日本のように駐車スペースがないと車が買えないというルールは一切ありません。90年代以降、国民のGDP・GNPが増え続け、自動車の数は急速に増加しています。一人に外車四台を持つお金持ちは結構います。また、台湾で販売されている自動車の車種は、欧米諸国と同じような物が多く、根本的に台湾の狭い道路環境には適していません。日本のように、自宅の駐車スペースの大きさに合わせて購入するのを誰も考えていません。とりあえず、欧米と同じ物が欲しいですね。結果、道路が混雑し、歩行者や自転車にとって安全で快適な交通環境を確保することが難しくなっています。 ゆがんだ価値観と交通意識 台湾では、お金持ちだからこそ車が買えるというゆがんだ価値観が根強