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カフェどんぐりで 幸せ朝ごはん/栗栖ひよ子初めて読む作家さんです鎌倉にある朝ごはんをお任せで注文できるカフェのお話5つのお話の入った連作短編とカフェで飼われているシマリスさんの業務日誌が書かれた短編で締められています近頃カフェを舞台にした小説は多くそういう意味ではあまり新鮮みはありませんでしたが一編ごとに引き込まれる感じで楽しく読了しました舞台が鎌倉と言えば小川糸さんの「ツバキ文具店」もですねこちらの話の中にも 今回読んだ小説の方にも鎌倉の農協連即売所 「レンバイ」が出てきましたこのレンバイでツバキ文具店の主人公と カフェどんぐりの店主がニアミスしてたりしたら楽しいだろうな♪ なんて思ったりしました今回はローカルコンビニで扱われている色々な食べ物の本と東京の定食屋さんに取材した本と食に関する3冊の本を読...食に関する小説と本と😋コンビニ地方飯
好きな言葉のひとつ 「まめまめしい」意味は、 骨惜しみせずによく働くこと。 誠実なこと。 豆を想像させる語感もかわいらしく、好き。 最近は、「まめまめしい」ってあまり聞かなくなったような?? ぼんやりとそんなこと考えていたら、 大平一枝さんの書いた文章に、今の私にぴったりの文を見つけました。人生フルーツサンド と言う本です。 『いろんな作業が早く、簡単、効率よくこなせる時代になって久しい。指先でサッとタップしながら、出先で仕事のメールが見られて、ずいぶん時間短縮になっている。 けれど、どんなに一生懸命タップしていても、あまりまめまめしく働いているように見えないのは何故だろう。 私には、まめまめ…
それでも食べて生きてゆく東京の台所/大平一枝7月5日の「あさイチ」(NHK)の特集は「台所の物語人生は台所に表れる」興味深かったので録画して視聴番組で紹介されたのが著者の本です帯には何も失っていない人などいない台所から人生の愛おしさを描く感動ノンフィクション! 22人の再生の物語。…とあります10代の終わりから20代を東京でひとり暮らした私は週末実家から日曜の夜に東京のアパートに戻っていました移動中流れる景色のなか明かりのなかにひとりひとりのひとつひとつの暮らしがあるのだなぁとしみじみ思ったものでした当たり前のことですが100人いれば100通りの生活があり人生がある大変なのは自分だけじゃないんだかたちは違うけれど何もない人なんてひとりもいないさあ今日も頑張ってご飯を作ろう自分のためにという気持ちになれる本...それでも食べて生きてゆく東京の台所