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それでも食べて生きてゆく東京の台所/大平一枝7月5日の「あさイチ」(NHK)の特集は「台所の物語人生は台所に表れる」興味深かったので録画して視聴番組で紹介されたのが著者の本です帯には何も失っていない人などいない台所から人生の愛おしさを描く感動ノンフィクション! 22人の再生の物語。…とあります10代の終わりから20代を東京でひとり暮らした私は週末実家から日曜の夜に東京のアパートに戻っていました移動中流れる景色のなか明かりのなかにひとりひとりのひとつひとつの暮らしがあるのだなぁとしみじみ思ったものでした当たり前のことですが100人いれば100通りの生活があり人生がある大変なのは自分だけじゃないんだかたちは違うけれど何もない人なんてひとりもいないさあ今日も頑張ってご飯を作ろう自分のためにという気持ちになれる本...それでも食べて生きてゆく東京の台所