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数あるフライリールの中で最も種類が多いのは、おそらく英国ハーディ社のマーキスシリーズであろう。何しろ、最小の2/3から最大の10、さらにサーモンシリーズを加えると、実にオリジナル製品だけで11種類ものラインナップがあるのだ。これ以外にも、サイエンティフィックアングラーの初代システムシリーズや限定版、改良版など、そのすべてを把握しようとすれば、現代のインターネットを駆使したとしても、かなりの労力と時間が必要となるはずだ。そんなマーキスシリーズだが、ロングセラーとなったのには理由がある。まず、何と言ってもその完成された美しいデザイン、そして軽量かつシンプルな機構、それに加え、手頃な価格に抑えられていたのも魅力的だった。型番がそのまま指定番手になっているところも、解りやすくて良かったと思う。これはサイエンティフ...ハーディマーキスシリーズ。
やがて、食いが渋くなったので、気分転換にロッドを交換。今回は久しぶりにグラスロッドを振ってみることにした。すると、すぐにアタリがあって、35センチほどのニジマスが釣れた。引きが良いのでなかなか楽しかったが、グラスロッドだからと言って特別釣り味が良いというわけではなく、カーボン素材とさほど変わらないと思う。というのも、最近のグラスロッドは結構硬めに作られており、バット部などは平均的なカーボンロッドよりむしろ硬いのではないだろうか?それでも、このロッドはキャストフィールが良く、8フィートという長さもあってか、取り回しが楽で軽快に打ち返すことが出来た。やがて午後3時を回ると、風が南から北に変わり寒さが倍増。特に魚を取り込んだ後の濡れた手が、冷たい風に晒されて痛いほどだった。凍えるような寒さは本当に久しぶりである...寒くて渋かった@鬼怒川フィッシングエリアその2
南西の風は、常に吹いているわけではなく、強くなったり弱まったりの繰り返しで、5番ラインだとちょっと難しく、6番でギリギリ何とかなる感じだった。キャスト重視なら7番でも良いのだが、管理釣場だとオーバースペックに思えてなかなか使う気になれず、そうなると6番あたりがちょうど良いのだろう。まあ、今日の選択は半分が正解で、半分が間違っていたということだ。やはりグラスロッドは風の無い穏やかな日に、ゆったりとしたループでのんびりキャストするのが合っている。それにしても、今日の釣りはなかなか正解が見出せなかった。シンキングで引っ張ってもすぐに当たらなくなるし、ルースニングにしてもいつもよりコンスタントではなかった。フライの色を替えてみたりもしたが、当たらない時間があるのはどの色も同じで、もしかしたら濁りによる影響が見た目...初釣り@東山湖フィッシングエリアその2
昨年春のことだが、グラスロッドを使おうとしたら、フィットするリールが無くて困ったことがある。原因はキャップ&リングのリールシートだった。最近のリールはフット部分が肉厚で、リング側の方にうまく固定出来ないのだ。そこで、久しぶりにハーディマーキスを引っ張り出しセットしてみたら、何の抵抗も無くピタリと収まった。やはり、クラシカルなキャップ&リングには、クラシックリールが良く似合う。そう思いながら、いざフィールドに持ち出してみたら、音の無いリールに慣れてしまったせいか、ラインを引っ張り出す際のギーギーという音に恐縮してしまった。一方、魚を掛けた後のギーギーは気持ちは良いが、今度はドラグが壊れやしないかと心配になる。結局のところ、グラファイトロッドにラージアーバーリールの組み合わせが、扱い易くて快適なのだが、快適が...ハーディマーキスとキャップ&リング