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このところ、さまざまな社会情勢の変化で、鎮痛な面持ちになってしまうニュースも多いためか、なんとなく社会全体の表情が晴れ晴れとはしていないというか、少し塞ぎがちに感じてしまうことがあります。まぁ、世の中は自分自身の鏡だと言うこともできますか
金利や物価高騰、にも関わらず長年賃金が上がらない不景気という、スタグフレーションという状況下の経済の厳しさが増していく中で、利便の良い都市部の地価も高騰が治らないという住まいづくりにとっては最悪の状況を書いてきましたが、読み返せばこんな状
不安材料ばかり書き立てても仕方ないですが、社会情勢の厳しさが増す中で、住まいのニーズは質の向上を望んでいて、それがダブルで押し寄せてきているのでコストの上昇が半端ないという状態がこれからはしばらくつづくのではないかと思います。いわゆる、大
建築やサンは住まいに柔軟な話 g3です。 ひとり設計事務所を営みます。 建築やサン人生かれこれ30年。 結婚してからかれこれ20年。 結婚後簡単住まい歴 1. 賃貸木造アパート 夫婦二人暮らし 2. RC賃貸マンション 夫婦二人暮らし 家族四人暮らし 3. 木造戸建住宅(古家リフォーム) 4. 木造戸建住宅(古家リフォーム2) 5. 木造戸建住宅(新築) 現在に至ります。 この中でエコハウス度の低い順番は 3→4→1→2→5 エコハウス的劣悪環境は エコハウスには程遠い 古家改修した3と4の戸建住宅 一番のエコハウスは 2020に新築した戸建住宅です。 さて この住まい歴で お伝えしたいことは…
社会の状況を見れば、決して住まいづくりに追い風とは言い難い状況が続きます。年明けからの金利上昇が大変な話題になっていますが、この20年続いた低金利時代はそろそろ潮目が大きく変わっていくようです。アメリカの住宅ローン金利は7%台まで跳ね上が
さて、2023年卯年の一年が始まりました。今朝の福岡も穏やかな晴天のようで、大晦日から比較的暖かい年越しとなりました。今年一年が、穏やかで皆様にとって実りのある一年であることを祈念して止みません。さて、私も学校を卒業して建築の仕事につき、
皆様、明けましておめでとうございます。2023年が始まりました。素敵なお正月を迎えておられることと思います。髭は怒涛の如く大晦日の日中まで打ち合わせが入っておりましたので、バタバタとすごし、夕刻慌てて近所の蕎麦屋さんにお願いしていた年越し
いよいよあと数時間で2022年も暮れます。色々思うことの多い一年でした。世情の目まぐるしい変化もそうですが、これからの時代はなかなか大変そうです。ただ、年齢的には世が世なら御隠居さんでも良い時代。おかげさまでまだまだ元気ですが、この元気な
私の憧れの存在だった叔父のあの横顔を思い出すと、人間は生きているうちに本当にやりたいことを全てやって生涯を全うしなければならないなといつも思います。最後に残された時間が、もう少しあれば、世の中のために働きたかったと言われた叔父は、在宅の終
物言うにも、暗黙の圧がかかってくる感じが、じわじわと感じられるようになってきている傾向があります。過敏すぎると言われてしまいそうですが、あらゆる閉塞感と情勢が厳しい時代には、全体主義が正義のような顔をして振る舞いをし始めます。巨大なメディ
伊能忠敬のような大事業をこなす余力や蓄財は私にはないし、介護老人を一人抱えている身でそれほどの自由などないのですが、赤いものを身につけて生まれ変わりだと言われる「還暦」という節目の一年を送りながら、つらつらと漠然と考えてきたのは、残り時間
さて、2022年もあと数日となりました。私の日常はエンドレスに仕事が続いているので、特段変化もなく黙々と日々のルーティンを消化しながら送っておりますが、なんと言っても今年は還暦の年男。身体的には特段変化もなく、お陰様でここまで息災に暮らし
人の気分などというものは、ちょっとした言葉の掛け合いでどうにでも変容していくもので、例えばその言葉の選択一つで、陰にも陽にも変わりうるものだといつも思います。寒いこんな季節だから余計にそう思うのか、言葉は「てにをは」ひとつ変わっても、全然
言葉の劣化のお話しや、礼儀なんてお話しをすると、「まさにそれそれ!」と小躍りしてネトウヨ風のおじさん達がワチャワチャと賛同してくれますが、私が言っているのは残念ながら彼らの主張の真反対で、「かつての日本は良かった、礼儀正しく、社会の隅々ま
私の中に、どんなものがあるのかわかりませんが、幼少の頃に目に触れたオスカーワイルドの児童用の「幸福の王子」という物語に触れる機会があって、そのとき、ひとりショックで号泣したことを鮮明に覚えています。街の広場に立つ王子の像は金箔に覆われ、目
昨日は積雪で交通機関に支障が出るほどに、寒い1日となりました。本日までは同じようなお天気が続くようです。クリスマスイヴ、今宵はホワイトクリスマスになるかもしれませんね。サンタクロースの到来を期待して、ワクワクしながら一夜を明かす子供心を、
昨日の福岡の冬至は、寒波の到来で雪混じりの寒い1日でした。今朝も屋根には雪が残っています。昨日の夕方のニュースで言っていた気温、湿度を体感温度計算に入れてみると、気温5.5℃、湿度38%、風速3m/sとすると、体感温度は-2℃と弾き出され
ふとしたきっかけからリアルに疑問を持ち始めて、どこで誰とどんな暮らしをしていくかということを考える。住まいづくりというものは、そんな原初的なところから思いを巡らせていくと、プロジェクトの大小や予算に関係なく、夢は広がっていくものだなとよく
便利と効率化が進み得た暮らしは、どうもなんとなくモノトーンなイメージで、感動も薄くつまらないのではないだろうかと思うのは私だけでしょうか。以前、映画「マトリックス」で描かれたのは、今あるこの世が実は全て仮想現実空間で、私たちはそれを知らず
尊敬に値する、居住まいの良い方というのはいらっしゃるもので、もっと言えば、俗にいう「粋(iki)」な人は、いつも私の憧れの対象です。なかなかそうはなれませんが、お見かけすると少しでも近づきたいと思います。「カッコいい」ものは、やはり「カッ
突然何の話かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆるアクションのための動機づけとして、「カッコつける」って悪くないなぁと思ってお話しを始めました。暮らしのいちいちを、別にどうでもいいやと思ってしまえば、質の部分は一切問わないと
口喧嘩をする時に、お相手に罵詈雑言浴びせかける時に、「カッコつけんな」とか「カッコつけやがって」なんでセリフを耳にします。要は、虚勢をはるなというような意味合いで使うのかもしれませんが、格好をつけることの全てがここに当てはまるわけではなく
もう10年以上前に、ご縁で専門学校の非常勤工事をさせて頂いていた時があります。沢山の学生たちと触れ合いましたが、今から思えば本当に良い子達ばかりでした。時折、立派な社会人になられて、ありがたくも訪ねてくださる方達がいますが、その子達が時折
テクノロジーの進化で、私たちに便利と余暇をくれた近代文明だとすれば、私たちは今、最大限にその恩恵をいただいているのだと思います。しかし、文明がどこまで発達したとしても、人間は情緒の動物です。私たちが心から感じる幸福感というものは、それとは
三次元リアルの「くらし」って、とても雑多で煩雑ですが、そのくらしの「質」というものを考えるとき、「ネット情報」という薄っぺらい、そして十分偏っている可能性を含むものが大きく影響を受けていることは少し警戒しなければならないと最近よく思います
近年の世の中を俯瞰すれば、東北の大震災以降10年余りで、この国の人々は思考停止がどんどん進んでしまっているようでなりません。インターネットの普及と、一人一台のスマホの普及は、カオスな情報の垂れ流しを助長し、そのカオス情報が何のフィルターも
住まいは、これから住まい手の皆さんとって始まる新しい暮らしを具現化し、かたちのあるものにした結晶という言い方もできるかもしれません。ともすると、日常生活のパターンがすごく受動的で、溢れ出てくるカオスな情報に本当に翻弄されてしまいがちな現代
恥ずかしながら学生時代、学年が上がっていくにつれて、私は高等数学の理解度に難があることを自覚し始めていました。なんとなく重たい挫折感を味わいながら工学に進んだ自分を恨めしく思い、次第に図書館に篭り哲学書や文学に耽る時間が増えていくような時
バブル崩壊以降のこの国は、何となく過去の栄光にしがみつき、出来ているふりをし続けてきた数十年のような気がしてしまいます。そしてパンとサーカスではないですが、スマホとコンビニにいよいよ与えられるものに翻弄されて、思考するということからどんど
近年の省エネ、エコ、高性能という一連のキーワードに皆さんが抱く期待は、少し現実離れしているほどに計り知れないと思います。また、それが諸物価の高騰や光熱費の爆上がりに今日の家計に直結する問題でもあるために、皆さんがそこから何とかしようという
世の中の動きが、高性能な住まいをニーズとして求めは記事めたことは、私たちの悲願であり、とても望ましいと心から思うのです。何十年もそこを想いの中心に据えて仕事をしてきた私たちとしては当然のことです。ただ、最近ずっと言い続けているのですが、理
最近強く思うのは、住まいを語るときに、その想いの大切さです。とかく現代社会は、人間を単なる受信装置と化してしてしまって、俗にいう一人一人を思考停止状態にしてしまう毒のようなものを持っていて、なんだか全てが受け身で、しばしばその毒に侵されて
「体感温度」という公式から算出される数字が、部屋の寒暖計やスマホの天気予報の温度などを見ていても、なんとなくずれを感じて、もっと寒いとかもっと暖かいのになぁと思う私たちの???の原因を少し明らかにしてくれる感じがして、今回取り上げてみまし
「体感温度」という物差しを使うと、普段見ている寒暖計と自分の感じる暑さ寒さのずれをなんとなくカバーできるので面白いですね。この公式では、温度、湿度、風速という要素のバランスによって感じ方が変わる体感温度を示していますが、リアルな世界ではそ
体感という意味で言えば、「体感温度」という数式から導き出される値があります。実際に私たちが自分の周囲の空気を何度くらいで感じているかという温度を、気温、湿度、風速の要素を公式に入力して算定することができるのですが、この計算が非常に面白い結
私の北海道のお仲間が、冬に福岡にいらっしゃるとみな口を揃えて「寒い」と言われます。福岡でもごく稀に氷点下になることはありますが、それでも気温としてはほとんどプラスの世界です。マイナス10度以上にもなる北海道に比べれば、温度としてはずいぶん
12月に入りました。今年の福岡はなんとなくずっと秋を引きずっていて、晴天が続いていていつまでも暖かく、いつ冬になるのかなと思っていたら、急に来ました(笑)。福岡の冬は曇天行が多く、日中気温が上がらなくなり、北に海がありますから冬の北風が湿
住まいというものは、その住まい手の暮らしそのものである部分が多く、私は、その暮らしそのものをどうにかする立場ではないのですが、俯瞰して垣間見ることができるその住まい手の暮らしを、ほんの少しでも空間が応援して、より良い方向へ動かすような住ま
社会の状況から鑑みれば、これからもっともっと、一個人の住まいづくりは、多面的に難しいものになっていくような気がして仕方ありません。物価上昇や今後考えられる金利上昇などが反映するコスト面も、許認可の面も性能担保の面でも、これまでより様々な面
私事ではありますが、今年は年男で寅年の60歳になりました。巷では還暦と言いますが、自覚もないままに、ただただ突っ走ってきた成れの果てではありますが、世間的に言うその歳にはいささか当惑してしまう自分があります。孫も出来ました。一回転して暦が
目まぐるしく社会は変化をし続けていて、日常がそれに翻弄されながら過ぎていきます。この10年でもずいぶん様々なことが変化していきました。東北の大震災に始まり、低迷する経済は格差社会を助長する方向へしか流れず、コロナによって盤石に見えていたこ
【暮らし】1年住んでみて実感!!採用して良かった設備ランキングTOP11
いま現在、この中の一つでも故障なりしてしまうと、QOLが結構下がってしまう設備を選定しています。各項目毎に「どういうストレスが軽減するのか?」「生活の質が向上するのか?」言及しています。
【暮らし】1年住んでやって良かった仕様8選!!建築家・造園家・匠の工務店_総集編1
温熱や視線の遮蔽といった実用的な部分のみならず、居心地や暮らしぶり、見える景色等官能的な部分にも重きを置いたお気に入りの仕様達。建築家、造園家、匠の工務店の素晴らしさの総集編的記事になりました。
【暮らし】1年住んでお気に入りの意匠15選+土間庭!!建築家・造園家・匠の工務店_総集編2
ただ隠さず意匠に昇華されたエアコン、特級の自然素材をふんだんに用いた各所の設え、建築家・匠の技・造園家の技によって一体となった土間庭。我が家のお気に入りの総集編第二段です。
【内覧写真】雑木の庭の恩恵!秋冬のリビングに10平米の巨大アート+和室に美しい影模様!
「深い日射」「窓辺」「雑木の庭」の組合せ、季節によって、時の積み重ねによって変化していくインテリア。自然と建築と造園の競演による日々の生活が美しく彩られる最高の組合せの一旦をご紹介します。
【インテリア】金沢かがやきブランド認定製品大賞受賞-はなもっこの置時計(ふるさと納税)
伝統から⽣まれる、⾰新的な製品「⾦沢かがやきブランド」に認定されているはなもっこの置時計をふるさと納税で購入。自然のけやきや鉱石の絵具がもつ優しい質感と色合いが間違いなくQOLを高めてくれそうです。
【家づくり】床材の選び方!!無垢かシート?樹種?より大事にすべき仕様選定のディテールとは?
「住み心地」や「意匠」に大きな割合を占める床材。よくある無垢かどうか?樹種は何か?よりもっと大切な床材選定のディテールについて。我が家の反省や、建築家、有名工務店の作例から思うことを記事にしました。
【雑木の庭】DIY苔庭の初期の雑草管理、除草剤を使いたくない理由と各雑草種毎の大変な所とは?
苔シートでは無く、まき苔でDIYした庭エリアは雑草管理が大変でした。本記事では除草剤を使いたくない理由、雑草種ごとの除去の大変さ、かかった時間等をご紹介します。
数日間の東京出張を終えました。かなりハードな日程でしたが、スケジュールをこなした満足感と少しばかりの疲労感で週明けを迎えました。今回の出張の目的は大きくは所属する一般社団法人パッシブハウスジャパンの3年ぶりのリアル大会参加でしたが、その数
パッシブハウスジャパン オプショナルツアーに参加。 2
信濃追分の家の現場では、内外部完成に向けて工事佳境の状態の中、森さんに加えて、施工店の社長も監督もお見えになり、詳しく状況をご説明していただきました。軽井沢という場所は、別荘地として広くいろいろな規制がかかり、工事をしてはいけないシーズン