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近頃の住まいづくりは、ともするとローンを組んでお金を払えば、完成するまで誰が関わってつくったのかも住まい手には全くわからないようにできてしまう住まいも少なくないのだと言います。本当にそれで良いのかなといつも疑問に思いますし、生涯に一度、大枚
戦後の高度成長期の右肩上がりの歴史は、ある意味この国の輝かしい近代の歴史の1ページなのかもしれません。そのために、以降のこの国は、その栄光にしがみつき、「経済」というお題目を連呼して、あたかも輝かしい時間をずっと維持してきているような擬態
ともすると、住まいが流行の性能だけで語られることに関しては、そもそもこういうことを啓蒙し続けてきた人間の一人としてとても違和感があります。住まいというものは、くらしを包む外皮であって、その中身に関しては、住まい手個々にとんでもなく私的で、
危惧するのは形骸化であり、一点に集中するあまり、他のことが置き去りにされては何にもならないのです。インターネットの情報の拡大は凄まじいもので、お客様の方が、数値データを口にして坪単価と合わせて比較してコストパフォーマンスをご自分で値踏みす
【雑木の庭】コナラ、モミジ、ソロ、ヤマコウバシ等の紅葉への移り変わりのコントラストが美しい!
紅葉の徐々に姿を見せてきました。まだ淡い色も濃い色の紅葉も、背景に緑が多いので、色のコントラストが非常に綺麗です。移り変わりのほんの短期間の刹那的な景色を写真でご紹介します。
【雑木の庭】実生のコナラはモミジより生育が難しい!?-1年目11月時点の成長記録
10月のコナラは、九月までの観測結果を踏襲して、株間の成長の個体差が大きいままでした。根を上手く出せず枯れてしまった個体もありますが、この個体差をコナラの個性の研究として、年をまたいで今後もご紹介していきたいと思います。
【雑木の庭】苔庭への道のり、手抜きまき苔DIYから4週間で定着可能か結論付ける!!
定着率を向上させる為の正規手順を大幅に省略したまき苔も、DIYから4週間経ちました。2週間後、4週間後といった経過観察により、苔がどのように生育したのか?定着は可能なのか本記事でご紹介していきます。
私たちは、まさに暮らしを包む包み紙の部分をつくっていて、その中身の暮らしの部分は住まい手がおりなしていくわけですから、その中身の部分の熟考がなければ、良い住まいにはなれないと言うことを書いてきました。ブームというものは恐ろしいもので、だん
明石の蔵付古民家が活動の拠点の「もやい建築事務所」機会があればブログにUPしようと思い、撮影した写真。中々、機会がなく、出番なしでしたが・・・ここでUPしますね。とりとめのない写真ばかりですがね。
日々雑多なことに追い回される現代人の暮らしは、ともすればその主体とは裏腹に、流されるように時を浪費してしまう連続になりがちですが、昨日よりは今日、今日よりは明日と、少しでも心豊かな時を過ごせるように工夫したいものです。そういう意味では、住
日々雑多なことに追い回される現代人の暮らしは、ともすればその主体とは裏腹に、流されるように時を浪費してしまう連続になりがちですが、昨日よりは今日、今日よりは明日と、少しでも心豊かな時を過ごせるように工夫したいものです。そういう意味では、住
イベント参加で餅屋もビックリポリカ内窓2万5千円ポチっとしました
ポリカ内窓発注した話 g3です。 ひとり設計事務所自営しています。 建物の引き渡しを終えて 滞っていたことに 手を付ける日々です。 その滞っていた中の 見て感じないとねから 先日仕事関連イベントに 足を運んできました 貴重な電気代講演を聞き 各種最新モノをみた中で 地味ですが 直ぐに動いたのがこちら⤵ store.shopping.yahoo.co.jp 以前から 断熱リフォームするなら 効果絶大は内窓と お伝えしてきました⤵ g3archi.com その内窓です。 それを我が家用に ポチっとしました。 内窓って 日本の大手メーカーから 餅屋では知っているメーカーから 餅屋でも知らない?メーカ…
住まいづくりの条件が、この数年で格段に厳しくなったのは確かだと思います。ただ、言い方は悪いのですが、右へ倣えで安直に住まいを建てる機会が減ったと捉えれば、やはり住まい創りは私たち人間の暮らしの中の大きな夢の一つですから、これから強かに世の
例えば私のテリトリーである福岡を中心に考えると、中心部ほど地価高騰が続いていて、なかなか要件に見合った土地が見つからない人もここ数年増加しています。少し前と比べてもかなり高音を感じるほどです。それで、希望と価格が全く折り合わないわけです。
最近よく伺うお話では、企画段階で立ち消えになったり、資金繰りで諸物価の高騰やコロナの影響で途中から企画変更を余儀なくされたりということが増えました。昨日の発表で大手銀行の住宅ローン金利引き上げが発表されましたが、いよいよそう言う時代に入っ
いきなりなタイトルをつけてしまいましたが(笑)。これから年の暮れに向かおうとしている季節、世相はあまり良いとも思えない状況で、終わらない戦争、波のように寄せては引くを繰り返すコロナ、揺れるカルトとズブズブの政権与党の支持率低迷と、あげれば
接客空間としての畳間がなくなったり、収納が多目的な押し入れから、シュークロークやファミリークロークというような収納物を想定したスペースになったり、LDKプランがありきたりなものではなく、ご家族の在り方により多種多様化したり、これからも住ま
全体の気積を小さくすることは、維持管理する空気の温湿度にかけるエネルギーを小さくすることにつながります。住まいづくりをするタイミングとしては、子育て世代で家族が一番マックスヴォリウムにある瞬間であることが多いので、その瞬間に必要な大きさで
もう、30年あまりこの仕事についていますが、 住まいづくりも徐々に、でも随分変わってきました。最初の頃の私の仕事は40坪50坪は当たり前で、今からすると随分大きな住まいばかりだったと思います。今から思えばまだ若く、住まい手のいうままに創っ
この30年の変遷の中でも、子供室の考え方などは、大きく変わってきた部分なのかもしれません。当初はやはりかなり贅沢な子供室を所望される方が多かった。施主様自体が子供の頃、満足した子供室が与えられなかったこともあって、子供達には独立した部屋を
丁度、福岡パッシブハウスを着工したのが、あの東日本大震災の前日ですから、ガラガラと変わる価値観の中で、私たちも必死にそのニーズに応えようとしていたことを思い出します。お一人お一人の快適を求めて始めた住まいづくりですが、あの3.11以降はそ
一口に「住まい」と言っても、この国の場合は、その住まいの業態や販売システムなどが多種多様、さまざまなプロセスがあって、一般の方からは分かりにくい部分がとてもあると思います。要は広告を見てローンの算段だけして出来上がったものをポっと買ってし
妖気を消したら中三娘が席に戻った話 g3です。 棟梁まさおさんが 発注後24時間で取り付けてくれた 生きるチカラ子の妖気を 閉じ込める木枠が こちら 改修工事② 妖気をあびないため⤵ g3archi.com さて 何をしたかというと 以前まさおさんに 製作いただいた机に 木枠をつけた 以上 使用してみた様はこちら とりいそぎ 手ぬぐい暖簾バージョン 生きるチカラ子の足あり おぉ 本人は 心地よいそう そして 部活から帰宅した中三娘 ⤵ なんと 生きるチカラ子からの 妖気を閉じ込めたところ 中三娘は 条件付きで 自席へもどっていきました あんなに かたくなな 青年の主張だったのに g3archi…
鉄骨鉄筋コンクリート造8階建ての複合ビルは、街の中心部にあって、1階が店舗、2〜6階がオフィス、7.8階がオーナーの住居というものでしたが、スーパーゼネコンの下請け時代で複合開発的な大規模なものから様々な構造のもの
まさに若気の至りと言うやつで、大海原に素っ裸で飛び出すように、何も考えずに独立をして35年近くもこの時間をこの生業に費やしてきたかと思えば、何がなせたわけではありませんが、感慨深いものがあります。本当に最初はママゴトのような状態で、電話の
棟梁まさおさんが頼もしすぎる話 g3です。 ひとり設計事務所やってます。 2020に建て替えた自宅兼事務所を 改修しようか話①②③ をかきました ⤵ g3archi.com g3archi.com g3archi.com 16日に工事中だった建物の 引き渡しが終わり 図面修正など 残り仕事もありますが 心は晴れ晴れということで 17日月曜日の朝! ①②③のため 工務店社長に電話しました すると 家を建ててくださった 棟梁まさおさん (社長の弟さん)が 今日は雨で現場から かえっているよ ということで さっそく 棟梁まさおさんから 電話をいただきました 棟梁まさおさんはこちら⤵ g3archi.…
近年、非常に短くなってしまいましたが、中間期という私たちの暮らしに最もやさしい気候を十分に満喫して、その感覚を深くご自分に刻むことは大変重要なことだと思います。とかく数字が見えてくると、そのことばかり頼りすぎて、その値に一喜一憂して、とも
住まいは、非常にベーシックな土台作りという部分が多くて、最近やたら脚光を浴びていますが、省エネであるとか室内温湿度をより整えるということは、まさにベーシックで、住まい手が意識しないですむ環境を求めて仕立てていくものです。いわば、取り立てて
春夏の気候の良い時をイメージすると、少し蘇ってくるのは「何も感じない」という言葉です。暑くも寒くもないちょうど良い感じというポイントが、人それぞれにあるのだと思います。これには若干の個人差がありますが、その感覚をキープしていくことが室内環
私たちが高性能住宅の設計を始めた30年ほど前は、夏と冬の間に要は窓を開ければ気持ち良い空気であるという結構な長さの中間期があって、それを少しだけ補いながら、冷暖房が必要な時期を少しでも短くするというイメージが高性能の役割でした。その頃から
暑かった夏から、少しずつ空も高く澄んだ空気感に包まれていって、少しずつ気温も過ごしやすい季節に入り、時折朝晩は冷え込んでくる季節になりました。日中も過ごし良い日が多い福岡です。夏と冬の間の「秋」と、今度は冬から夏の間の「春」のこの過ごしや
この、今の住まいの高性能化の流行も、いつか伸び代を消化してしまい、それ以上は商売ネタとしてはあまり面白くないなどとなると、一気に騒がなくなるものだと思ったりします。何十年もやっているお仲間はいざ知らず、少なからずブームに乗った人々はそのう
住まいの高性能化がボトムアップされて、全体のレベルが上がっていくことは、私たちとしても悲願であるし、そのことに何の依存もありません。ただ、この流れで注意しなければならないのは、性能というものはあくまで前提条件であって、住まいの一要素である
材料高騰や景気の低迷で、住まい創りを誰にでも手軽にという時代は、実はもうこの国ではとっくの昔に過ぎていってしまっているのかもしれません。35年の住宅ローンが成立するのも、物価スライドに並行して賃金も上がり、景気が安定して俯瞰できるからで、
これまでも、「買うから創るへ」などという表現を使って、大多数の住まいづくりへのプロセスに疑問を投げかけてきました。いわゆるお仕着せの完成品を何十年というローンを組んで買うという、今では当たり前の住宅建設のプロセスに私などは大きな違和感を覚
住まいの性能に関しては、まだまだ上げていかなければならないとずっと言い続けてきました。業界のマイノリティーの頃から、その想いは全く変わりません。ただ、極端な言い方をすれば、住まいそのものの本質は、全く別の部分にある
私たちは、住まいという巨大なものを構築していくことを生業としています。よく思うのは、私たちは一つの大変大きなヴォリウムのあるものを作っているのだけれど、中味は実は住まい手の暮らしそのものであるから、ほとんどその外皮と言われる皮の部分を作っ
健やかに生きる原点は睡眠の話 g3です。 2020年に建て替えた事務所兼自宅の 改修計画を①②とかいてきました ⤵ g3archi.com g3archi.com 本日最後の③は 健やかに生きる原点であると 信じる睡眠空間です こちらで紹介した本 「睡眠こそ最強の解決策である」 g3archi.com さらには こちらでかいた 毎日の睡眠図ヒブノグラム⤵ g3archi.com 睡眠最強説からの 毎日のヒブノグラム これだけ毎日睡眠状態を 目の当たりにすると 改善せざるをえません 耳栓もアイマスクもせず 静かな 暗い空間で 睡眠 52にもなるオバサンですが 入眠は特技かというほど 素早いのです…
異端児が踏ん張っていた時代は、言うなれば創り手も建てる側も、まさに真剣勝負でしたから、心を一つにする分、言い方は変ですが、確実に中身の濃い住まいづくりができていたような気がします。そう言う部分では、今、
当時は、周りから何を言われても、真理はそこにあると志を持って高気密高断熱を実践している猛者が全国にポツリポツリとおられました。「九州と言う断熱途上エリアでお前が頑張るなら、いくらでも協力は惜しまない」と北海道のお仲間たち、諸先輩は言ってく
生きるチカラ子からの妖気を浴びたくない話 g3です。 前回ブログに 音と光の家族空間改修計画① ↓かきました g3archi.com DJしない DJブース つくります! 本日は 音と光の家族空間改修計画② ↓こちらの原因のひとつを取り払うため g3archi.com ↑こちらのブログでかきました 中三娘は自分の席を物置にして ダイニングテーブルで ほぼ生活しています 緑が彼女の本来の場所⤵ しかし 青年の主張を繰り返し ここ2か月 ダイニングテーブルに 居座っています 緑席について 青年の主張① 斜めの生きるチカラ子から へんなモノが出ている ・・・ ・・ ・ 言っている意味が わかりません…
では、今と当時とでは何が違ったかというと、根本的に「高気密高断熱」というものが関東以西ではあまり知られていなかったために、ほとんどアウェイというか、とにかく大変でした。一言物申せば九州で断熱など狂ってると言わんばかりの扱いで、よく興味本位
間取りはともすると汎用のLDKプランを意識するあまり、なんとなくありきたりなものに陥りやすいし、盲目的にバリアフリーばかりを意識するとかえって段差がないことでメリハリのない空間構成になってて行ったりもします。手すりも、至る所につければ良い
私たちがヒアリングの途中で、必ず今の暮らしぶりを見させていただくのは、そういう些細な住まい手の感覚の部分を少しでも理解するためです。そこからそのまま引き継いで行った方が違和感なく暮らせる普遍の部分と、少しでも改善し、今までとは違ったアプロ
ちょいと振り返れば、20代の半ばに向こうみずにポンと開業した事務所も35年目を歩んでいて、ただ潰れようがなかっただけのことですから威張れたものではないですが(笑)、ずいぶん時が経ってしまったなと思うことが多くなりました。最初のうちは店舗や
改修計画2022①はDJブースの話 g3です。 10月現場引き渡しで 仕事がひと段落です。 そこで 年内に 家族空間 改修計画 はじめました ひとり設計事務所です ①見送ったブース計画を実施化 ↓奥のドラムスペースに ガラス建具設置 建具設置設計図だったため 建具高さに合わせた 上部木枠とガラスが 既に入っています もともと キッチン側から 反対側から どちらもガラス框扉をつけて DJブースのように する設計図でした DJしませんけど が 生活してみてから考える? と 工事中に中止しました そして 生活してみたところ 90㎡ 3次元ワンルーム 見えない壁をつくる精神は 個々 ワンルーム4人家族…
これまで、巨大電力会社が一手に引き受けてきた発電と送電のシステムも、これからは少しでも自由競争にして、もっと小さなグリッドの集合体で賄っていくようにしていかなければいけないと思います。再生可能エネルギーの売買電に至っても、そもそも既成の電
器を整えることが省エネ、しかも暮らしのベースを無理せずに省エネすることに貢献することは自明のことです。これからもっともっと進めなければなりません。ただ、世の中の流れで言えば、既にこれだけでは足りなくなってきました。これからは経済格差で必要