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前回の投稿と連携した投稿です。この投稿だけでも内容を楽しんでいただけるよう努力しましたが、両方読んでいただければ超うれしいです(笑)↓ aizenmaiden.hatenablog.com 今回の記事の舞台となるのは滋賀県大津市にある石山寺。今年(2024年)の大河ドラマの影響もあって「紫式部がこの寺で源氏物語の着想を得た!」「源氏物語を執筆した!」などと大売り出し中!…なわけですが、この石山寺と紫式部ならびに源氏物語との結びつきはおもにお寺が所蔵する「石山寺縁起絵巻」(もっとも古い巻は鎌倉時代)によるもので、その内容は史実に基づいているのか?となると「???」な感じ。 この石山寺縁起では紫式…
『治天の君』の「治天」という言葉は、古代期の大和朝廷に於ける君主への尊称である「大王」の正式名称「治天下大王(あめのしたしろしめすおおきみ)」に由来する。 つまり、『天皇』呼称よりも古く用いられていた君主尊称が『治天の君』である。
源氏や平家は天皇家を出自として代表的武家となった。公家も武家を誕生させた。 例えば、西園寺家から四国へ下った者達は十五将となった。 我が国の貴族達も、外国の貴族達と同じように血を流し戦った。「お公家様」は作られたイメージに過ぎない。