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ヒンナムノーやナンマドルに渓は蹂躙されてしまってしばらくは回復しようがない。 川が荒れりゃあ海、なのでまた近場の運河にちょいと投げに行った。チョイ投げではない、道具立てもいつもどおりに頑張っている。 結論から言ってしまうと、ヒン君の後の運河ではピンの二連、ナン君の後は豆一尾の他なんにもないのだった。 強風に海が底から揺れて魚が潮に酔っぱらい、覚めきれないまま何でも食ってくるのではないか、と思っ…
朝早く目覚めた。ジイさんらしくこづきながらションベンタイム。クーラーが切れて暑い、追い寝もならず、モソモソ起き出して手に触れた竿から釣り支度を始める。するとウスボンヤリの頭に光が差し始める。 悪に倒れたジェームスボンドが拳銃を握らされた途端、目覚めて立ち上がる、あれと同じだ。本では「本能にまで高められている」とあったけれど、竿を握った途端走り出すジイさんもきっと同じレベルにいるのだ、と思いたい…
ゆっくり起きて空をみたら皿倉には風が無い。強風の予報だったが午前は穏やか、パッと起きて運河へ走る。 投げはこの機動力がいい。それに20グラム、260円のエサで一日遊ぶことが出来る。 でも運河を目の前にして気が変わり、少し大きいのを狙って響灘で投げてみたくなった。
運河では潮の動きは以前と変わらないはずだし、大きかったり急だったりして緩慢は運河らしくいつも通りに繰り返されている。なのに近頃根ガカリばかり。 この前は三つも仕掛けを失った。当然、根ガカリの多い時は釣れるのも少ない。仕掛けの作り直しに時間を食うし気持ちも萎れる。 ポツリポツリと大きいのも混じって釣れ出したけれど釣人が少ないのはそんな理由からだろうか。