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地獄の釜の蓋が開くお盆は殺生してはいけない、きっと地獄の料理人ハンス・シュミットが待っている、あのバックブリーカーだけはなんとしても避けたい。とは言っても盆休みには血も滴る焼肉を食っているけれどね。 というわけでお盆が過ぎたので早速釣りに出かけた。投げ釣りで真夏のキスを狙うのである。
早朝、餌を買いに無人の釣具店へ寄る。顔認証でいつでも入店OKだが便利になったのか面倒くさくなったのか分からないままウスボンヤリ海へ。 この日はスフィンクスの浜である。
夜明け、ションベンタイムで目を覚ます。皿倉山を見上げると頂が明るい、それでタッタッと準備して家を出た。この速攻が投げ釣りのいいところだけれどさてどこに行こうか、いつも頭が置き去りにされる。 考えアグネスラム、この日はプチ遠出して三里松原に行くことにした。久しぶり大海原でブン投げてみたかったからだ。一番近い岩屋の浜もあるけれどもう海水浴がいて危ない、投げそこなったオモリが頭にめり込んだりしたら痛か…
久しぶり運河に行ってみることにした。 三月終わりにブン投げて二匹の運河伝を年金仲間には伝えていたけれど、二尾では不満なのだろうか、だーれもいない。 着いたのはようやく陽が射し出した頃、しかし風が強い、冷たい、サブイ。負けずに投げる。潮は速く東に流れている。
運河に行った。久しぶり そろそろ盛期できっといいのが掛かるかもしれない、キス天も食いたくなったし、と、相変わらず捕らぬキスの尻尾算用である。 それで糸も替えた。0.8から0.6、これからは砂浜での投げが中心になるので根掛かりの心配もなくなる。まあ、この日は運河、根ガカリも心配だけれど、新シーズンイン、気分も新たにブン投げたいのであった。
響灘のつらい投げ釣りのことを忘れかけていたら風の噂が届いて来た。 ついこの前、運河でキスを掛けた年金仲間がいて20センチくらいのが何匹か来たらしい。 フライを巻くのにも飽いていたのでちょっと行ってみることにした。
皆さんこんにちは!お越しくださりありがとうございます ニシンやホッケの釣果情報が凄いですね私はそろそろマガレイをガチで狙いたい9日風向きを考えると西積丹方面が竿出せそう ということでやって来ました兜千畳敷今回は最先端でマガレイを狙います (ヤル気満々どす) 今日もHAYAさんとご一緒頂きました!! いつもありがとうございます暗いうちに到着しましたが、、、、夜明けも早くなりあっという...
朝早く目覚めてこづきながらションベンに起きる。窓から皿倉山を眺めているとウスボンヤリの脳みそに血が通い始め、今日は快晴釣り日和、昨夜から準備にかかっていたではないかということに気づき始める。
正月の投げ始めに真冬の運河だったらここしかいない由利徹筋でスカタンをくらっていた。ここがダメなら響灘にはキスはいないとあきらめかけたけれど、やっぱり往生際が悪くて、ひょっとしたら他の深い海にひっそり暮らしているのではないかと探してみることにした。
今年最大の寒波で九州にも雪が降りサブイ日が続いていたがこの日は晴れ。 馴染みの運河にはたぶんこの時期は豆しかいない、それで外海の響灘に決めたのだった。
為すこともなく日が暮れ続けていくと、そのうちじっとしていられなくなって海に行く。 もともと落ち着きのないたちなのだけれど時代がまだ寛容なのでなんとか隅っこのジイちゃん一人くらいは野放しにしてくれている。有難いことだ。 それで久しぶりの運河。
懇意にしている電気屋にアンプの修理を頼んだ。ここはスピカ―からアンプまで自分の所で作っていて、近年の菌禍によるひきこもり需要でそこそこ高価なのが売れ出した。 それで修理とか部品の交換といった小さい仕事はなかなか引き受けてはくれないでいた。ところが前の修理の時一緒にその日獲れた魚、アジだったか、を持って行ってやったらたいそう喜んで、それで私に時間を割いてくれるようになったのである。
西の山陰がダメだったので次は東に行くことにした。 その前にまず真ん中の響灘に行ってみた。運河は素通りした。 釣り場までかなり歩くので覚悟して向かわなければならない。着いたところで気を込めて仕掛けをつなぐ。期待に満ちた楽しい時間である。
去年は、十月に油谷で楽しい釣りが出来ただけで九州の西の海は良くなかった。運河も良くなかった。 今年になって山陰が散々だったので振り子が戻るように西へ行った。巡り合わせでは西が良い番だ。なんの根拠もない判断だけれど。
九州は北西の風が吹き始めるといよいよ秋寂びはじめる。それが冷たくてちょっと腰にひびきだす。養生に少し歩くことにして運河の遊歩道に行ってみた。もちろん投げ竿を携えてである。
ヒンナムノーやナンマドルに渓は蹂躙されてしまってしばらくは回復しようがない。 川が荒れりゃあ海、なのでまた近場の運河にちょいと投げに行った。チョイ投げではない、道具立てもいつもどおりに頑張っている。 結論から言ってしまうと、ヒン君の後の運河ではピンの二連、ナン君の後は豆一尾の他なんにもないのだった。 強風に海が底から揺れて魚が潮に酔っぱらい、覚めきれないまま何でも食ってくるのではないか、と思っ…
夜更かしして床についてあっという間に目が覚めて、咳をしても独り、こづきながらションベンタイム。三時半。 そうだ、今からなら四時の釣具屋開店に間に合う。 先日、「釣りバカ」さんから、山陰の儲け話!のコメントをいただいてちょっとやる気になっていた。もう準備もピシャッとしてあるし、行こうじゃあないか。 そそくさシン・クーラーに詰め込んで家を出た。途中にある小倉北の…
夜明け前に目が覚める。午前4時、ちょうど釣具屋が店を開ける時間である。 いつ海に行きたくなってもいいように新しく買ったクーラーにサイドボックスを取り付けて準備している。 新しい竿に魚を掛けさせて入魂式というのがあるけれど、クーラーにもやってやろうじゃあないか、それなら狙いはしばらく疎遠になっている夏キスだ。GО! 朝っぱらから、かーるく弾んでイソイソしているうちにもうクーラーの投入口からバンバン…
他の忘れ物があって忘れ物のままだった勝浦へ行く。 去年、いくらか釣れていたし亜麻色髪の思い出もあったので気分は弾んでいる。が、やっぱり忘れ物があって、竿立てがない。まあいいか。
朝早く目覚めた。ジイさんらしくこづきながらションベンタイム。クーラーが切れて暑い、追い寝もならず、モソモソ起き出して手に触れた竿から釣り支度を始める。するとウスボンヤリの頭に光が差し始める。 悪に倒れたジェームスボンドが拳銃を握らされた途端、目覚めて立ち上がる、あれと同じだ。本では「本能にまで高められている」とあったけれど、竿を握った途端走り出すジイさんもきっと同じレベルにいるのだ、と思いたい…