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早稲田松竹では「恐怖の報酬」も見てきました。以前DVDで見たことがありますが、例によって映画館で上映されるというので見てきました。(ちなみに早稲田松竹は2本立てで1,300円という、今どき珍しい庶民的な料金設定でした)南米の油田で発生した大火災を爆風で消火するため、僅かな振動で爆発するニトログリセリンをトラックに積み、命懸けでジャングルの中を運搬する4人の男たちの物語です。内容を知っているので初めて見たとき程の衝撃はありませんでしたが、それでも爆発を寸前で免れる危険なシーンの連続でとても見ていられません。全編がギリギリの緊張感に包まれていて、さすがフリードキン監督と思いました。この映画は、一生…
『エクソシスト信じる者』(2023.11.24.東宝東和試写室)カメラマンのビクター(レスリー・オドム・Jr.)は、12年前に地震で妻を亡くし、娘のアンジェラを1人で育てている。ある日、アンジェラが親友のキャサリンと一緒に森へ出かけたまま行方不明になってしまう。3日後、2人は無事に保護されるが、どこか様子がおかしく、突然暴れたり叫んだりと常軌を逸した行動を繰り返す。ビクターは50年前に同じような経験から愛娘のリーガン(リンダ・ブレア)を守り抜いた過去を持つクリス・マクニール(エレン・バースティン)に助けを求め、悪魔払いの儀式を始めるが…。『エクソシスト』(73)の正統な続編で、50年後の現在を舞台に、悪魔にひょう依された2人の少女が見舞われる恐怖を描く。製作はブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブ...『エクソシスト信じる者』
「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」を見てきました。通常版と合わせ「エクソシスト」を見るのは3回目ですが、映画館で見るのは今回が初めてです。午前十時の映画祭に感謝。緊張感と映像の不吉さに引きつけられ、スクリーンにずっと見入りっぱなしでした。改めてすっごい映画だと思いました。「こっわ!」と、本気で怖いと思ったシーンがいくつもありました。素晴らしい傑作だと思います。同じウィリアム・フリードキン監督の「恐怖の報酬」も映画館で是非見てみたいですね(ビデオでは1回見ています)。filmarks.comランキング参加中映画
ウィリアム・フリードキン監督がお亡くなりになりました。8月7日。米カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅にて。肺炎と心不全の併発症。87歳。今月29日に88歳の誕生日を迎えるはずだったのに。これで私のホラー映画オールタイムベスト3の監督(ロメロ、フーバー、フリードキン)が全て鬼籍に入ってしまいました。私的フリードキンBEST5は エクソシスト…エピゴーネンが何百本出ても決して色褪せる事の無い奇跡の1本。 恐怖の報酬…物体X、スカーフェイスと並ぶ本家越えリメイクの傑作。 フレンチコネクション…メインテーマと共にタイトルが出た瞬間ひれ伏した神憑り作。 クルージング…サントラ必携。ボリューム上げて観よう…
ウィリアム・フリードキンの代表作というと、「エクソシスト」「フレンチ・コネクション」「恐怖の報酬」「英雄の条件」「真夜中のパーティ」などがある。サスペンス、戦…
『フレンチ・コネクション』(71)フィリップ・ダントニhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/08619e8d6689725eb57dd4fac71876fcアクション映画に革命をhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6ac6c17db5f441ce901018da08c35f4f『エクソシスト』(73)「BSシネマ」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7ada4409decbc81d3fdadffe59e0b37a『恐怖の報酬』(77)日曜洋画劇場https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6e329a338860372ce478084b3895befa『ブリンクス』(78)「蒲田パレス座」http...ウィリアム・フリードキンの映画
「蒲田パレス座」4『クルージング』『ラスト・ワルツ』『アメリカン・ジゴロ』オールナイト
『クルージング』(1981.7.4.)ゲイの男たちが被害者となった連続殺人事件の捜査のため、おとり捜査でゲイの世界に潜入した警官スティーブ・バーンズ(アル・パチーノ)が、葛藤しながらも、やがてゲイの世界の熱気に取り込まれていく様子を描く。今までも、ゲイを扱った映画はあったが、これほど直接的に、その世界を見せられたのは初めてだった。『フレンチ・コネクション』(71)『エクソシスト』(73)など、見世物的な映画を作らせたらなかなかのウィリアム・フリードキンが監督しただけに、かなりハードな描写があった。特に、秘密ゲイバーで繰り広げられる狂態はすさまじかった(フリードキンが同じくゲイを扱った『真夜中のパーティ』(70)は未見)。一体、何が彼らをこうした世界に引き込むのだろう。最初の殺人事件の被害者と犯人との間でこ...「蒲田パレス座」4『クルージング』『ラスト・ワルツ』『アメリカン・ジゴロ』オールナイト
『エクソシスト』(73)(1974.8.28.渋谷東急)映画撮影のためワシントンに滞在中の女優クリス(エレン・バースティン)の一人娘リーガン(リンダ・ブレア)が、ある日突然奇怪な言動を始める。医師に診せても原因は分からず、怖ろしい現象が次々と起こる。悪魔にとりつかれたと感じたクリスは、神父(マックス・フォン・シドー、ジェイソン・ミラー)に救いを求めるが…。悪魔との戦いを斬新な映像と演出で描き大ヒットを記録。オカルトブームを巻き起こした。初公開時は、アメリカでの観客の恐怖体験が大げさに伝えられ、一種のイベント化していた。実際に見てみると、驚いたのは映像よりも音だった。マイク・オールドフィールドの音楽も印象的。「BSシネマ」『エクソシスト』