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The exorcist (William Peter Blatty)を読む(その2)
チャイハナ(茶屋)から場面は変わって、遺跡からの出土品を管理する責任者の仕事部屋。原作には書かれていないが、発掘作業を取り扱う事務所もしくは博物館そのものの一室かもしれない。 [原文]( プロローグP.5) The painstaking inventory was finished by ten after six. The Mosul curator of antiquities, an Arab with sagging cheeks, was carefully penning a final entry i…
The exorcist (William Peter Blatty)を読む(その1)
「ミステリを原書で読みたい」シリーズの次の作品は、ウィリアム・ピーター・ブラッティの『エクソシスト』にした。シリーズなどと言っても、前回はクリスティの『オリエント急行の殺人』をだいぶ前に読了しただけだし、その後は翻訳家・宇野利泰さんの「(翻訳の)盛り具合」を確認するために、エラリー・クイーンの『犯罪カレンダー』をひと月分だけ読んだ。あるいは、ジョン・ディクスン・カーの『髑髏城』で、旧訳・新訳を参…
明日、長男と「エクソシスト 信じる者」を見る約束をしたので、予行演習?として家族で「エクソシスト3」を見ました。話が繋がっていないのは分かっていますが、なんとなく流れで・・。「エクソシスト3」を見るのはたぶん3回目だと思います。とはいえ、物語の大筋は覚えているものの、細かいところは大分忘れていました。この映画は、評価が低い「エクソシスト2」を無かったことにして、「エクソシスト」の正統な続編として作られた作品です。「エクソシスト」のようにショッキングな映像の連続ではなく、ストーリー展開や雰囲気でもって怖がらせるタイプの映画です。「エクソシスト」と同じようなホラーを求めている人にはおそらくもの足り…