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台風一過の晴れ日。猛烈な残暑の中、カブたちのオイルをサクッと交換する。暑いといっても大汗をかきながらクラッチ周りを修理していた頃に比べれば37℃とはいえ幾分マシになった気がする。暑さに耐性がついたのだろうか。外は夏の終焉りの空気の匂い、近所の公園では蝉ファイナルが何匹も転がっている。作業を終えたらキンと冷やした編集室へ籠もる。 ホンダ純正G2オイルがさらに値上げとなって、わざわざ高価な合成油を入れる意味を見出せず、あと一回分を使い切ってG2をやめようと思う。次なる常用オイルはGulfブレイズ10w-40にすべくC50にはこのGulfを入れてみた。45年前のエンジンにはこれくらいの鉱物油がオール…
35℃超えでも昼間は日陰にさえ居れば風が吹いて過ごせるのだけれど、日が暮れた途端に急に湿度が上がって耐えられないほど蒸し暑くなる。夜になると湿度が上がるというのはなんとなく知識としてあったけれど、3日間エアコンなしの車で走り回ってそれを強烈に肌で感じる。今シーズンで一番汗をかいたしかなり体力を消耗している。何とか台風前には東京に戻りたいけれど帰路もUターンラッシュのど真ん中。
最高気温を記録する時間帯に出発。14時には東名下りの渋滞が解消し快調に進む。横浜に入ると風が変わる。明らかに都内の空気が異常な暑さなのがよくわかる。 富士川からはカムをセットして走る。
業務で早朝から紀尾井町。せっかくなのでサツキのかき氷を食べてみたかったけれどその値段にため息を付く。ボクの豪華ディナーの2回分である。周辺は浴衣の人だらけ。神宮外苑花火大会の規制ギリギリに神宮を抜けて帰る。しかし今日は避けられない渋滞に飲まれながらの帰省。気温は38℃予想である。
西新宿KDDIビルの避雷針に落ちるカミナリ様。このエネルギーを何かに使えたら良いのにと夏休みの自由研究にしたい。命がいくつあっても足りないか。 土砂降りにて帰宅時は久々にバスに乗る。それでも靴の中は水浸し。晩餉は仙台麩を使って肉じゃがを作る。
ここ何日かは夕立に見舞われない。今日は入道雲すら見当たらない。いいのか悪いのか妙に蒸し暑い夜、早々と内定を決めた長女が訪ねてきたのでお祝いがてら久しぶりにこの町で一番ウマイと言われる中華を喰いに行った。翌日休日出勤をしたボクは遅い昼飯を王将で喰いながら、しまった昨夜も中華だったかと急に思い出した。老人になると昨日何を喰ったのか思い出せないという症状と同じなのだろうかとちょっと悄気込む。相変わらず外の気温がわからないキンと冷えた部屋で作業をしながら、今夜は中華はやめようと決めた。
早朝ロケの帰路、湾岸線の渋滞に50分ハマる。最高気温を記録する14時、ほぼ動かないほどの渋滞。しかしラジエターの大きいミジェット1500は暑さに強い。水温計は半分をほんの少し超える程度でアイドリングの乱れも無くクルマはまったく平気だけれど、やはり人間の方がオーバーヒートしやすい。帰路はロケハン用の固定カムを付けて走ったので屋根は開きっぱなしで直射日光でやられた。渋滞の最中、カムを外して幌をかけようかと思ったけれど湾岸線の真ん中でそれは無理だった。酷く頭痛がする。ちょっと無茶だったか。
調子がよくなってチャリンコより出番の多くなったC50zz。この歳になって原付に乗ろうとは10年前はおろか2年前でもまったく想像できなかった。二輪車はたくさん乗ってきたけれど、原付は高校生の頃に乗っていたモンキーZ50J以来。40年近く経ってまた6V横型エンジンと自動遠心クラッチに戻ってきた。 ミジェットと同じ1979年式、カブ90と同じニューシフトパターンなので何も考えずに併用できる。純正メガホンマフラーは驚くほど静かである。
以前、もっとインサート用の素材を撮ってこなきゃ編集の時に困るで、と教えた後輩がボクの映像を観て「hondayさんはインサートに命をかけてますね」と言われた。馬鹿にされたようだけれどボクにとっては褒め言葉である。
スタジオまでこの日はC50カブで出掛ける。が、スタジオに着いた途端にエンスト。まいったな、キャブは完全にOHしたはずなのにまだ調子悪いのかと思いつつ、帰りには念のためリザーブにしてエンジンをかけてみる。が、すぐに止まる。まさかと思いタンクを開けてみればなんと空っ欠になっていた。コックをよく見ればリーザブのまま走っていたらしい。仕方なく猛暑の中を仕事場まで1キロほど押すというまるで罰ゲームである。這々の体で仕事場に辿り着いて原付スクーターから200ccほど燃料を補給して500メートル先のガソリンスタンドへ向かう。ガソリンさえ入れば調子よく、濡れたTシャツが風に晒されてちょっと気持ちいい。
炎蒸忍ぶべからず。大久保というか西早稲田のスタジオまでカブで行く。災害級の暑さに気をつけてとしきりにニュースが繰り返している。しかし思いのほか風があるので日陰はなんとかじっとしていられる。新宿駅周辺はビル風が強く日陰もあって涼しくさえ感じる。なんだか日本じゃないみたいな気候だ。明日のスタジオは近所なので歩いていくけど、この微妙な距離だと暑くて歩く気がしない。
かろうじて日陰だけど猛暑の青空工場な駐車場。MA行きのデータ書き出し→到着までの間にやりかけのC50zzの続き。 クラッチの組み付け時にオイルスルースプリングとカラーが逆に組まれていたのを発見。前オーナーなのかショップなのか。とりあえずシフトクラッチまわりは完璧になった。ついでにどうにもガスの濃いキャブも再度バラシ。ダメ元でフロートを新品に交換。純正ジェットのままで、ニードルも一番下まで下げてあるけれどまだ濃いのはなぜだろうか。二次エアも吸ってないしマフラーも抜けてるし、どうにもプラグが真っ黒で中高速域でボコつくという謎。パイロットの番手を下げてメインの番手を上げるか?点火タイミングを確認しよ…
月曜日にMAが決まっているのに未だ編集が完了していない金曜日。さらにお盆までに撮影と編集をディレクションしなければならない案件はロケハンすらこれからという尻火状態。今年の業務の2ヤマ目。外の暑さを知らない、キンと冷えた部屋に籠もりっぱなしの7月がもうすぐ終わる。深夜、帰宅後は唯一の楽しみの「虎に翼」を観てもらい泣く。
猛暑の中の現像。いつもは寒いくらいに冷房を効かせての現像だけれどこの日は冷房の効きが甘かったか出てきたネガは一段濃かった。一体何年やってるんだと自己嫌悪。冬は何とでも調整が効くけれど夏の現像は嫌いである。
炎熱日に日に盛なり。困憊甚し。壊れた旧大阪金属工業のエアコンはメイカーサービスがその日のうちに対応してくれた。やはりガスが空っ欠であり漏出原因は不明なれど取敢えずガスの補充をしていただき漸く冷気を噴出できるようになった。大汗をかきながら迅速に対応するサービスマンはこの時期はまさに神のやうに見えるのである。
梅雨明け二日目、通勤途中でとうとうどのギアにも入らなくなってしまったC50カブ。いくらクラッチを調整してもダメだったのでそのまま仕事場の駐車場で開腹手術。気温36℃、オイルと汗まみれ甚だしく。 シフトが入らない現象は以前からあったのであらかじめガスケット関係はストックしてあった。診てもらおうと思っていたバイク屋は順番待ちで相当先になるとの事で、これはミジェットも同じで慢性的なメカニック不足。第一こうなっていしまっては走れないしトランポもないし動けない。仕方ない自分でやるかと腹を決めた。 ここまで開腹して原因発見。ノックボルトが緩んでシフトドラムプレートがグラグラになっていた。なぜこんなところが…
朝出がけに自転車がパンク、ツイてない日かもしれない。コロナ前に変えたチューブなのでまあ致し方なしか。交換は夜にして急ぎ足で仕事場に向かう。今日も曇りて涼風水の如し。
同僚たちのほんの些細な助言で一気に編集が進んだ。ひとりで黙々とアイデアを練っていたけれど限界だった。もはやボクもここまでかと相当落ち込んでいたけれど三人寄れば文殊の知恵とはこの事である。なんとか命拾い、入稿締切に間に合った。夜は自転車のチューブ交換。4年ぶり新チューブよろしく、stop the season in the sun.
七月十五日。曇りて冷房を止めるほど肌寒し。短パンで出勤したことを後悔す。先週今季初めて鳴いた蝉達はどこへ行ったのだろうか。夜は代々木公園、渋谷らしいBON DANCE、今年初踊り。盆踊りは見てるより踊った方が断然楽しい。間もなく大暑だけれど涼しくて心地よき夜。こんな夜は十代に戻ってオートバイでどこまでも走りたい。
ボクが二十代の頃、還暦目前だった上司が毎日読んでたのが司馬遼太郎だった。ジジクサイなあなんて思ってたら今やすっかり自分も司馬遼太郎を読む日々。今度は愚息からジジクサイなあと笑われ時代は繰り返している。 当時、子供目線でもジジクサイなあと思ってた910ブルーバードも今見れば皆声を揃えて「懐かしいな」と言った。しかし決して「欲しい」とは言わないところが面白い。これはボクのミジェットも同じ部類だろうかなと思ったり。あえてそれを選ぶのは相当マニアックな御仁である。 絡まりそうなプラグコードは8気筒ではなくツインプラグ。吸気側と排気側で点火時期を調整しなければならないので当時のメカニックは面倒で嫌ったら…
いきなりだなと思いつつ、今日明日で撮ってきてくれと近畿地方に出張。ロケ先に許可は取ってあるからと言われたけれど、その後さっぱり連絡がつかないという不安を抱えて大急ぎで機材をまとめる。車で片道600キロ移動になるけれどエアコンが付いているから安心。
Mamiya M645 Kodak PORTRA400 tocolier 毎月参加させて頂いている、tocolierさんの花撮影会。 今回のテーマは「Summer trip」。 久しぶりにMamiya M645を持って行った。 流石のMamiyaさん。 しっとりと、どこ…
Praktica 4 Kodak Gold 200 tocolier 毎月参加させて頂いている、tocolierさんの花撮影会。 今回のテーマは「Summer trip」。 少し暗めに撮ってみたら・・・ なんだかシックでノスタルジックな雰囲気の …
世が世なら、もし30年早く生まれていたら、名も無い美大を出て線路沿いの四畳半で貧乏暮らしをしながら、おもちゃ屋の下請けでこんな絵を描いていたかもしれないなと思ったり。この絵のノスタルジー具合にちょっとやられた猛暑日の午後。
7月7日筑波サーキット、暑気甚しからず。気温35℃、路面温度63度。現場はなんとかやり遂げたけれど帰路が一番辛かった。今までクーラーのないミジェットで3シーズンを乗り切ってきたけれど、さすがにこの日は堪えた。15時、坂東から北関東道に乗ったまではよかったけれど東北道に入った頃から窓から入ってくる風が熱風に変わった。さすがに熱い都市埼玉である。走ってさえいればミジェットは気温36℃でも全然平気であり、むしろ100℃近い水温の方がエンジンが一番元気なような気もした。しかし人間の方がオーバーヒート、坂東から首都高に入るまでの僅か50キロの間でアクエリアスを3本飲み干し、さらに石川PAで凍ったアクエリ…
7月5日。夕方から急に喉が痛みだした。コロナに罹る前は8年くらい風邪すらひいたことがなかったけれど一体どうしたことか。週末は筑波に出張である。穴は空けられない。まずは早めに帰宅して野菜スープを煮込む。熱々の汗をかきぬ。
暑さきびしくなりぬ。秋はまだだといふのにカブ90のリアから虫がキイキイと鳴き出した。ブレーキ音のはずもなく何者ぞとリアアクスル付近を観察しているとチェーン引きの罫書きが左右ズレているのを発見。ワタシとしたことが痛恨のミス、アクスルナットの締めが甘かったようである。