アーリーリタイア後は平日日中に行動するため老人の方と接することが多くなります。 すると「老人本人が意図しない迷惑」なるものも多々遭遇してしまうので、僕自身、ご老人の起こす問題をより顕著に感じるようになりました。 世間ではクレーマーのレベルを越えた嫌がらせが「カスハラ」として社会問...
2022年3末に完全リタイア。「FIREの自由で創るセカンドライフ」をテーマに情報発信~FIRE-Driven Lifestyle Innovation~
アーリーリタイア後は平日日中に行動するため老人の方と接することが多くなります。 すると「老人本人が意図しない迷惑」なるものも多々遭遇してしまうので、僕自身、ご老人の起こす問題をより顕著に感じるようになりました。 世間ではクレーマーのレベルを越えた嫌がらせが「カスハラ」として社会問...
サラリーマン生活から完全リタイア生活に変わると日常生活の「規則正しさ」がなくなります。 きまった時間に起きて、食事を取り、通勤し・・という規則性が無くなって自由になると、極端に「暇」になる人と「忙しい」となる人に分化する気がします。 僕はその「忙しい派」と自認しますが、正直、他人...
相変わらず物価高の日々が続き、スーパーでの食品や日用品はなるべく買い時を狙ってお得に買いたいものです。 そんな「節約術」として、最近、新たに気づいたことがあります。 スーパーが設けている特定日の「割引デー」ではなく、その翌日に「より割引がある商品も存在する」ということです。 食品...
世間のニュース記事などでFIRE批判は度々みかけます。 批判のポイントは、 ・経済(労働力として社会に寄与しない)、 ・納税(納税せずにフリーライド)、 ・社会倫理(勤労;国民の3大義務違反)、 ・社会模範(働かない大人)・・等々です。 こうした批判も建設的な議論の余地もあるので...
アーリーリタイアから2年たってもいまだにFIREの定義が頭のなかで混乱しています。 そんなFIRE定義の曖昧さから、まず混乱しているのがそもそも「経済的自立って何か?」ということです。 結局、「自分が経済的(家計的)に不自由がない」と感じられればそれで既にが経済的自立を達成したと...
今の完全リタイア生活に入ってからの2年間はずっと幸福感は高いままです。 ですが仮に「何が起こると幸福感を失ってしまうか?」と考えると、「3つの欠かせないもの」が浮かび上がります。 それは、①健康、②お金、③人間関係、です。 人によってFIRE生活に不可欠なものは違ってくるとは思い...
海外勤務やワーホリで海外在住中に稼いだ外貨をいかに経済効率の良い方法で処理(円転等)するかを悩まれる方もいるかと思います。 すぐに円転する必要がない場合、外貨のまましばらく運用して利息を稼ぎつつ為替レート見合いで円転するのが効率的です。 その時にWISEやRevolut等を使い外...
政府による増税の網はとにかく抜かりがありません。 リタイア資金として重要となる「退職金」は税金のかからない「非課税枠」がかなりあります。なぜなら退職金は老後の生活保障的な性格があるので税制上の優遇をしてきたためです。 ですがそんな枠を取り払うという方向での増税がずっと検討されてい...
よく「FIREは孤独だ」とネガティブな意味合いで使われていることがあります。 ですがこの孤独というのはいろいろな面があり、必ずしもネガティブなものではないどころか僕の場合はポジティブに捉えています。 また孤独と少し違って「孤立」と混同し「FIREは孤独だ(孤立してしまう)」とのニ...
完全リタイア後の日々を心から楽しむには、自分の資産に「明るい未来」があることが大事です。 50代で完全リタイアをした僕は労働に戻るという選択肢はないゆえ、やはり「安定した収入源」が何より大事です。 そのために「金融資産の74%は元本保証で安全運用」をしています。 でも最近、そんな...
完全FIREをして資産を取り崩す日々を送りだした時に、3つの心理的ストレスともいえる「代償」があり、それを克服することが必要でした。 その代償とは、 ①お金を増やしたいという 「未練を捨てる」 、 ②資産を取り崩す 「不安と対峙する」 、 ③資産計画で想定外が起こる 「恐怖を克服...
節約本でも必ず出てくるのは「車は持つな」というフレーズです。 そうした情報を信じ最初から車を持たない生活が正しいと思っている人が大多数と思います。 交通が不便な田舎ならマイカーが必須だとしても、交通網が整備された都会なら電車やバス移動で不自由はなく、マイカーを持つメリットはないか...
FIRE後の老後資金延命-成年後見制度が不向な理由(経験談)
リタイア後の資産延命のため老後もずっと投資を続けたい人は多いと思います。 ですがいくら投資を続けたいと思っても、認知症になると、能力的にも株式・投資信託・不動産の運用や処分が困難になったりします。 また、金融機関側も契約者が認知症であると知れば、本人の資産保護のため資産凍結(家族...
いまの時代は日本に生まれて幸運かもしれまえせん。 作家の橘玲氏は「君はすでに『人類史上もっともゆたかないまの日本に生まれた』という大きな幸運を手にしている」と自著 『言ってはいけない残酷すぎる真実』で 述べています。 それを痛感させるような出来事(問題)がお隣の中国にはじわじわと...
亡くなった父親は株式投資が好きでした。 資産のほとんどが株式でその相続手続きが何かと面倒なことがありました。 結果的には2つの失敗があって、それは①父親がオンライン証券会社で株式運用をしていなかったこと、②相続代表者として老齢の母親を定めたこと、です。 今日はそんな相続の話をしま...
リタイアをしてからどうもFIREっていう定義がはっきりしないまま2年も過ぎて気持ちが悪いままです。 しかも人によって捉える立ち位置や角度が違います。 もちろん文字通りの定義は「Financial Independence (FI);経済的自立」と「Retire Early (RE...
FIREには相反問題があります。 より早くRE(リタイア)を実現するとそれだけ生涯賃金も支給年金額も少なくなりFI基盤(経済的自立)が不利になります。 なので、なるべく会社や仕事を嫌いにならずサラリーマンを続けることが、結果として、FIREに都合よく働きます。 僕はこの点は不幸中...
50代の完全リタイア後に「あって良かった!」と実感する収入源が5つあります。 それは終身(生涯受給される)年金の5つです。 若い頃は軽視していた年金ですが、リタイア前後から見方が変わり年金(特に終身で貰えるもの)はなにより貴重な収入源と思うようになりました。 年代によっては「破綻...
FIREを目指すうえで「FIRE資産の出口戦略」を意識することが大事だと思っています。 それは出口に向けて2つのスタイルがあって「資産取崩し型」と「資産所得型(=資産額維持型)」です。 *正式な名称を存じ上げませんので一旦この通り命名します。 前者の「資産取崩し型」は、必要資産(...
旅行の計画のためホテルを検索していたら「クオカード付き宿泊プラン」の広告が表示されました。 FIRE民の僕にはもはや遠い存在の「コンプラ的にグレーゾーン」(というか厳密にはNG多い)のクオカードプランです。 これは関係者(経理担当や出張者)には良く知られた(でも実際には黙認されが...
「お宝保険」と呼ばれる予定 利率5.5%の保険商品をバブル期(1985〜1993年頃)の後半に契約しました。 先般、最終回となる年額払いも終了しあとは受給開始を待つのみです。 そんな「お宝保険」が 「本当にお宝か?」 と疑問に思い、今回、 検証してみました。 結論は、 イデコや新...
完全リタイアの弱点は平坦な毎日が続くことです。 サラリーマンの頃のようにゴールデンウイーク前に「あとx日だ」とウキウキしたり、終わりが近づくと「あとx日だ」と憂鬱に思ったりする場面もなくなります。 毎日がゴールデンウイークというか祝日だともいえますが、完全リタイア生活に慣れてくる...
アーリーリタイアは早ければ早いほど良いとは思っていません。 僕がリタイアしたのは50代半ばですが、その経験から決して「遅い」とは思っておらず、50代リタイアならではのメリット(30代や40代そこそこでは得られない)もあると思います。 そんな50代リタイアのメリット5つを、個人的な...
4月3日に起きた台湾地震(マグニチュード7.2)から今日で丸1か月が経ちました。 震源に近い花蓮県ではまだ約1000人が仮住まいを強いられていて、主力産業の観光業も打撃を受けているようです。 リタイア生活を送る僕がしてきたことは赤十字を通した少額の寄付でしかありませんが、犠牲にな...
円安で物価が高騰するのも困りますが、何より「日本は貧しい国だ」と痛感する原因になっていて個人的にはとても残念です。 そんな「貧乏日本」を感じ始めたのは2012年頃からです。 会社の極秘情報の扱いが、いつしか間抜けな顛末となったからです。 僕としてはそれが「日本担ぎ」の意識につなが...
金融資産額と純資産の月次分析です。 リタイアから2年経過した2024年4月末、金融資産残高は 最高値( リタイア時点の103.5%) を記録しました。 最高額とはいえ実態は図の通り 「ほぼ 横ばい」でしかありません。 本来の計画では「資産を取り崩す」というものだったので、こうして...
今年のゴールデンウイークも東京都内の混雑は異常です。 円安で外国からの旅行者が多いうえ、東京観光に来ていると思われる家族の方まで沢山いらっしゃいます。 そんなゴールデンウイークをリタイアしてからどうやって過ごしているかを綴ります。 都内名所より公園 やはり都内の人気スポットは混雑...
FIRE達成方法は2つあると思います。 最速最短でFIREを目指す(①最短FIRE)のと、愚直に長期的にFIREを目指す(②愚直FIRE)です。 最短FIREを目指す人は極端な節約やリスクある投資をして早期リタイアを目指し、一方で愚直FIREを目指す人は粛々と長期投資や節約などを...
2024年3月末の金融資産は、2024年当初からプラス2.5%と「ほぼ横ばい」です。 この推移として図に示すと以下の通りの推移(2024年1Qの部分)で、その横ばいの裏にある各数字のプラスとマイナスの打ち消しあいが明示されています。 今日はその内訳を分析しました。 金融資産の増減...
円安が進む懸念の 1つのが「日本が買いたたかれる」という問題です。 不動産については、2022年の不動産投資額(3兆8440億円)に占める海外投資家の不動産取得額が1.3兆円と、当時で前年比12%増加(*CBRE調査結果)していたので、そこから2年経過して更に円安進行の今、もっと...
ドル円相場がいよいよ156円台に突入しました。 為替の影響を受けながら働いている現役サラリーマンの同窓たちと円安が給与に与える影響について話題になりました。 人によって順風だったり逆風だったりと分かれます。 今日はそんな働く立場の違いでの円安インパクトをリアルに綴ります。 ちなみ...
ネットで契約できる自動車保険は毎年契約先を変えています。 契約を見直さずに更新すると案外高い値段で不利になるからです。 それは「新規加入」で大きな割引を提供し、顧客を獲得後、更新時は低い継続割引だけにして、会社の利益を確保するような、そんな価格設計を意図的にしているからです。 自...
アーリーリタイアで失ったものが5つあります。 それは、 ①安定した給与収入、 ②社会的信用や肩書、 ③スケールのある仕事や達成感、 ④会社を通じた人脈拡大、 ⑤メリハリある日々、です。 このうち、自分にとって「最大のロス」なるものがどれかを選び、その理由を考えました。 今日はそん...
「頂き女子りりちゃん(25)」は1.5億円の詐欺により 9年を失います( 懲役9年 )。 すぐに受刑しても 若さ溢れる25~34歳という9年間を獄中で不自由に暮らすなんて地獄です。それぐらい犯した罪は重いのでしょう。 もし1.5億円をきちんと稼ぎ25歳でFIREをしていたら50年...
一般に「余剰資金が増えればそれに応じて支出を増やすのが自然」と考える人が多い気がします。 ですがFIREを達成されている方のブログを拝見していても「お金が増えても節約を続ける人」が多いようです。 その節約の理由は、FIRE生活を継続するとか、資産を減らしたくない、ということもある...
2024年の第1四半期(1月~3月分)の家計支出を分析しました。 完全リタイアから2年間、ずっと貯蓄を取り崩す日々ながら「お金の使い方」は守りというよりは攻めの姿勢で臨んでいます。 それゆえ支出金額、支出先、内訳等が適正かを見極めることも重要です。 今日はそんな定期分析の結果を綴...
コーヒー好きの僕は今も1日5~6杯はコーヒーを飲んでいます。 その習慣は会社員時代からのもので、当時は「マイボトル(水筒)」にコーヒーを入れてオフィスに持ち込んでいました。 なぜならコーヒーを買いに行く時間とお金の節約です。 ときどき想像するのは「もし毎回ス〇バでコーヒーを買って...
最近はジョブ制度を採用する日本の会社も増えています。 そのジョブ制度は欧米ではもう長い歴史がある雇用形態ですが、日本もだんだんと雇用流動化が進み、欧米みたいになるのだと感じます。 するとやはり「セミリタイア者は増える」と思います。 今回はその「ジョブ制度」とセミリタイア者が増える...
今朝、自分のフェイスブックに森永卓郎氏をかたる詐欺広告が出てきました。 ラインに誘導して投資詐欺を仕掛けようとするものです。 今日はこの詐欺広告について綴ります。 悲しい広告表示と許せないリード文 何が悲しいってその引用画像にある「最後の願いです」と。。 第三者から「死ぬ前に最後...
終身雇用制度とは会社が正社員を定年まで雇用する制度です。 そんな 終身雇用制度が崩壊するからといって、 FIREで早期リタイアを目指す人は無関係だと思いがちです。 なにしろ 定年まで会社に居座るわけではないので、終身雇用の枠には入らないからです。 でも実は、 終身雇用制度の崩壊は...
婚活中の男女がともにFIRE達成を目指している場合、その2人はお互いが結婚相手としてもぴったりなのかについて思う点を綴ります。 なお、当然ですが、男女ともがFIREを目指すカップルなら組み合わせとしては最強です。 なぜならお互い協力し、①収入増(2馬力収入)、②コスト減(光熱費、...
アーリーリタイアをしてから2年、ずっと資産額は横ばいで推移しています。 この「横ばいに推移」が実はかなり大きなメリットがあると感じるようになりました。 心理的には、資産を増やそうと無理にリスクを取らず、横ばいでいいと心の余裕が生まれます。 その結果、投資時間を割くこともなく、自分...
円安も行き過ぎ感のあるこの頃、僕は支出方法を変えて貯蓄額を増やしています。 それは「海外発行のVISAカード」を使った支出コントロールです。 資産の半分を外貨で持つ僕は円安が進んだときに資産額が増えます。 その資産額が増えるタイミングに日本国内の支払では「なるべく有利な海外通貨」...
もし僕が経済的自立(FI)をした40代後半のタイミングで実際に早期リタイア(RE)をしていたらどんな生活を、どんな心境で送っていたか、想像をしてみました。 なお、実際のところは経済的自立から8年間ほど働いたうえで、早期リタイアをしました。 当然、いまのリタイア生活に比べると「より...
FIREで何を得られるか? その答えはFIRE後の時間経過で変わっていくものです。 FIRE前や直後だと 「会社に縛られない」といった意味の「解放感= 自由」と感じます。 ですがFIREから1年も経つと何よりも 「自己決定権」こそがFIREで得られる最大の価値だと思うようになりま...
先日、旅先のホテルに滞在中、4歳児の子供から「いい年したリタイア民の僕」が改めて「教育」を受けた出来事がありました。 今日はその出来事を綴ります。 ホテルの大浴場での出来事 僕は旅先でレンタカーを運転する時、疲れを癒すためになるべく滞在先のホテルには大浴場のあるところを選ぶように...
50代リタイア民の僕にとって「新NISA」は大きな価値があります。 それは単に新NISAで利益を得る単体活用という部分最適より、資産運用の全体で新NISAを上手に位置付け活用するほうが全体最適を図れるからです。 結論としては新NISAを①高リスク運用、②国際分散の受け皿、③遺産相...
賃貸物件サイトをみていたらお得な物件居住のイメージがわいてきました。 募集物件の大半は借り手が有利な「普通借家契約」ですが、僅かなる「定期借家契約」のマンションはオーナー有利な契約ゆえ「割安設定」です。 これはリタイア民の僕には(身軽なリタイア民にも?)メリットでしかなく、今後の...
FIREには向き不向きがあります。 経済的に自立し早期にリタイアする人の生き方は多々あり、 ストイックに支出を削って節約生活する人も、緩く働きながらセミリタイア生活する人も、無職生活で趣味に生きる人もいます。 共通するのは 「自分が何に対して価値を感じるのか」を突き詰める手段にな...
アーリーリタイアから2年も経つと、リタイア生活を居心地よく過ごすのにどんなスキルが必要か実感をもってわかってきます。 居心地よいリタイア生活とはやはり「心身ともに健康に、平穏に、探求心や好奇心をもって日々を楽しく過ごす」というもので、そこには3つのスキルが必須です。 それは、① ...
FIRE民が受ける批判に「税金や社会保障のタダ乗りだ!」があります。 サラリーマンからすると「資産があるのに納税せず公共サービスのタダ乗りをしながら呑気に暮らしやがって」という不満です。 実際、投資等の資産所得に連動する各種税負担や社会保険料は、労働収入に連動したそれとは確かに差...
「〇〇族」-現役時代は資産増、FIRE後は選択増なる生き方とは
まるでクイズのようですが 「リタイア前は資産を増やし、リタイア後は生活の選択肢を広げる〇〇族といえば?」 と聞かれたら何を思い浮かべますか? 世代や属性で回答は異なるかもしれませんね。 70代=みゆき族 60代=暴走族 50代=窓際族 40代=扶養家族(重税対策・・・) 中国人=...
なぜFIREをしたか?と聞かれれば、おおかた「仕事に時間を費やすよりやりたいことに時間を費やしたいから」と説明してきました。 この裏にはメリット比較があって(会社に居座って得られること)<(完全リタイアして得られること)というものです。 そして50代も半ばで人生の残り時間を意識し...
アーリーリタイア後の心境は、リタイア前の想像以上に変化に富んでいます。 僕の場合およそ2年で1.5サイクルの波がありました。 波というのは気分的な高まりや落ち込みの長期トレンド曲線のアップダウンで、実際は下図のような経緯を辿っています。 記載の通りリタイア後は「気分高揚→*反省→...
FIRE批判は数々ありますが、僕がいまだに微塵とも「実感も共感もできない批判2つ」があります。 それは、①FIREをしても暇をもて余す、②リタイア後にボケる(老ける)、というものです。 これら批判は本当にFIRE実践者が言っているのかも理解できません。 批判そのものに矛盾もあり、...
完全リタイアから2年経過した2024年3月末時点の資産額です。 予想に反し金融資産額はリタイア時点の103%と 横ばい(でも 最高額)で推移です。 なにしろ金融資産のわずか26%のみしかリスクに晒さない資産防衛型で運用中です。 「果敢なFIRE実践者」のような株式比率の高さもない...
先日の金曜日の夕方、都内某所を歩いていると手に「花束」を持って帰宅するシニア男性を2,3人見かけました。 そうです、彼らは3月29日の金曜日に最後の出社日を迎えた退職者だったのでしょう。 自分の退職日を思い出してちょっと羨ましくなりました。 なにしろ僕にとっては悲惨で苦い思い出の...
アーリーリタイアをして良かったと感じることを6つ挙げました。 なお、リタイア直後と丸2年が経過した今ではその「良さ」の感じ方も違います。 その6つとは、 ①時間や人間関係に縛られない ②親孝行ができる ③趣味が広がる、没頭できる ④好きな時に好きなだけ旅行ができる ⑤自分にじっく...
完全リタイア中の僕ですが、もし神様から「全財産を放棄すれば4月1日から新入社員に戻しても良い」と言われたら、時間を買い戻し、その若さに戻ると思います。 ただ、できれば経験値は今のまま、年齢・体力は22歳、同じ会社(アーリーリタイアする前)のスタートとする前提でお願いするでしょう。...
アーリーリタイア前は「のんびり田舎生活もいい」と考えていました。 ですがリタイアから2年、いまだに田舎生活にはシフトできません。 いま求める「生活の質(Quality of Life)」を満たせる場所が 「①都会>②地方主要都市>③田舎」 といった順位になっているからです。 今日...
80年代後半のバブル全盛期、密かなリタイア(脱サラ)ブームがありました。 その当時のセミリタイアブームを振り返ると、今の株高でのFIREとして気を付けるべきことも見えてきます。 今日はそんな80年代バブル期のセミリタイアを振り返ります。 80年代後半のセミリタイアブーム 当時は5...
経済的自由ながら最も不自由なのは、今日に限っては、大谷翔平さんと松本人志さんです。 一般庶民とは違い、やはり成功者であり有名であることは、自由すらないと同情します。 ということで、今日の大谷翔平選手の会見(違法賭博問題)、76日ぶりの松本人志さんのX投稿(性加害報道)にみた共通点...
50代で誰もがセミリタイア(気分?)になれる制度が日本にはあります。 それは「役職定年」です。 役職定年はあらかじめ定めた年齢に達した社員が部長・課長などの役職から退く制度で、一般に50~60歳に設定されています。 そんな役職定年を迎えると年収もダウンするのですが、僕が勤めていた...
完全リタイア生活を2年も送っていると「自由」が当たり前になってしまいがちです。 そんな反省から今の日常を見つめ直しました。 すると起床から2つの行動習慣が「自由で理想的なFIRE生活を送れている」と実感させること思いました。 今日はそんな「2つの行動」を綴ります。 目覚めの行動 ...
直近のリタイア生活での「収支実績値」を使ってFIREシュミレーションを再実行しました。 目的は、今後10年、自分が想定する資産推移をするかを検証するためです。 FIREシュミレーションはリタイア前も実施しましたが、今回、より精度が高くなります。 その理由は、 ・リタイア後(202...
一般的に、リタイア後は「生活費が減る」というのが通説です。 ですが僕の場合、リタイア前よりも生活費は増えています。 リタイア当初は20%増加でしたが、最近はリタイア前の33%増加になっています。 居住環境こそ変化は無いものの(リタイア前と同じマンションに住んでいるので)増えた要因...
世の中のサラリーマンは賃上げの恩恵を得ていますが、完全リタイア民の僕はそんな恩恵からは「つまはじき者」です。 ですが考えると、サラリーマンの賃上げに対抗できる「ある数値」があります。 それはリタイア民ならではの「資産所得からの利回り」です。 ということで、自分の利回り(*)を算定...
2024年のリタイア生活は「自由投資予算」を設定しています。 これはリタイアから1年半を経過した辺りから「どうも刺激が足りない」といったマンネリ感が生じたのでそれを 「自由投資予算」 で食い止めようとするものです。 何しろリタイア直後の初速は猛烈なスピードでした。 「サラリーマン...
リタイア後は、戸建てよりマンションが個人的には合うと感じています。 なぜならリタイア生活は「不規則で、だらけていて、平穏なるもの」なので、マンションがもたらす環境がこれに合うからです。 ということで「戸建てよりマンション生活がリタイアには良い」と思う理由のトップ3を綴ってみます。...
リタイアをしてから旅行回数が増え、それに応じてレンタカーを借りる機会も増えました。 レンタカーを借りる時に迷うのが「事故に対する任意保険(オプション)」の契約です。 任意保険はおよそ1日1000~3000円程度になりますが、果たして自分が個別に契約する必要があるか毎回悩みます。 ...
先日の記事で僕は ”「持ち家は負債だ」の主張に疑問だらけな件” と、持ち家は必ずしも負債ではない、資産形成に良い点もある、と綴りました。 すると読者の方からメッセージと人気YOUTUBER(不動産ジャンル)の動画リンクを送られました。 (匿名さん)「・・なお当動画は賃貸が持ち家よ...
アーリーリタイア時点で7つの「やりたいこと」をリストアップしていました。 あれからちょうど2年が経過します。 そこで今回、当初計画をしていた7つがどう進捗しているかを振り返りました。 なお、以前に1度、同様の振り返りをしているので、その時点の評価との推移も記します。 アーリーリタ...
「持ち家vs賃貸」は個別条件で正解は違いますが、それにしても「マイホームは資産ではなく負債である」という主張は 持ち家派の僕にはとても論理の飛躍に感じます。 この考えに最初に触れたのは20年前に読んだロバート・キヨサキ氏のベストセラー本である「金持ち父さん貧乏父さん」です。 今で...
アーリーリタイアをしてから平日の朝8時前後の時間帯は自宅マンションのエレベーターを利用しないようにしています。 その時間は会社に向かう男女の居住者たちでギュウギュウに混雑しています。 一分一秒が大事なサラリーマンの朝の時間帯、中層階に住む僕がエレベーターに乗り込む時はどこか「途中...
今日はどのテレビ番組も完全リタイア民には「もやっ」とするニュースで持ち切りです。 そう、2024年3月13日は大手企業の多くが春季労使交渉(春闘)の回答日でした。 どの大手企業も「満額回答」が目立ちます。 こうした話が多いと、完全リタイアから2年経過したとはいえ「なぜFIREをし...
2023年11月の円安(1ドル151円80銭)をピークに潮目が変わって、多少の調整相場がありながらも円高に向かいつつある気がします。 金融資産の50%を外貨で持っている僕にとって「円高」は資産評価額を下げる大きな要因です。仮に150円/ドルが100円/ドルになれば総資産が20%ダ...
リタイア生活に欠かせない「旅行」ですが、今回も再び、JAL便で羽田-四国往復(今回は高知)を実質約1万円相当で手配しました。 これは「どこかにマイル」というミステリーツアー的なもので7,000マイル(10,500円相当)で往復手配できます。 マイルやポイントを駆使し、最安値サイト...
FIRE後に「想像と違った」と感じた最大のギャップが「時間の余裕」です。 サラリーマンの頃は仕事ばかりの毎日です。 アーリーリタイアをすれば、そんな仕事時間が全て「自由時間」として手に入ります。 自由時間を手にした暁にはとことん「何もしない贅沢をしてやる」と思っていました。 それ...
リタイア以降、金融資産額は横ばいですがその裏では各数字のプラスとマイナスが打ち消しあっての「横ばい」です。 打ち消しあうというのは、例えば細かくいえば、生活費(の各課目)や損失などのマイナス、収入は株式・投資信託・社債・外貨・不動産などのクラスごとに入金(キャッシュイン)、そのた...
早期リタイアをして所得の少ない今しかできない究極のワザが、配当金の還付を多く受けて税金を取り戻しつつ、「 住民税非課税世帯」のメリットを得ることです。 配当金は受領時に源泉税として20%を払っているので、低所得者は確定申告で申告することその一部を取り戻すことができます(還付)。 ...
アーリーリタイアをしてからは貯蓄を取り崩す日々ですが、それでも財布の紐は以前よりも緩んでいます。 財布の紐が緩むのは、いわゆる物欲だとか見栄といったものではありません。 以前よりも「贅沢に寛容になった」という意味で、3つの要因があります。 それは、①リタイア後の生活費がはっきりす...
このところ 経済・投資に関連するセミナーや異業種交流会に参加しています。 そんな場は僕にとって完全に「アウエィ」です。 語学教室などのカルチャー系な習い事は、僕より上の世代とはいえ同じ「リタイア民」も多く、どこかのどかで平和です。 ところが経済や投資関連ともなれば現役サラリーマン...
僕が離婚をしたのは11年前です。 その当時と比べると最近の「株高・円安・不動産高」はものすごいものです。 そしてふと「もし離婚が今のタイミングだったら僕は確実に現金が詰んでいた」と気が付きました。 というか、いまだと現金不足で離婚もできない・・・とさえ思えます。 なぜそんなことが...
FIREが遅すぎると「損な人生」となります。 それを明示するモノサシが僕のなかに2つあって 「過去の犠牲の回収」と「将来のやりたいことの全消化」 です。 学生の頃から社会人時代、自分に我慢を強いた「犠牲」があります。FIRE後はそんな犠牲を回収するよう楽しい生活を送りたいのです。...
リタイア前は「資産を増やす」という目的で、「株式・外貨建て」の投資比率を高くした資産配分でした。 それがリタイア後の今は、資産配分をリタイア用に適したものに見直す必要があります。 今回、その第一歩として純資産ベースでの資産構成を洗い出し、資産構成をどうするか検討をしました。 リタ...
この1か月間で日本株の一部を売却し、また保有する外貨の一部も円転しました。 それを受けて、さほどの変化はありませんが、資産配分について把握しました。 今日はこの資産配分の変化と現状、そして今後の課題を綴ります。 資産配分の変化と現状 資産配分の変化としては、保有する「資産種別の構...
完全リタイアから23カ月目(2024年2月末時点)までの資産推移です。 直近の円安や株高の恩恵で資産額はリタイア時点の102.8%と ほぼ横ばいです。 横ばいながら、今回は リタイア後の最高額です。 それも目立たないぐらい 増加は僅かですし、 かとって 過去の推移を追っても、同様...
僕がブログでもっと書きたいことは国際分散でありグローバルライフハックなFIRE生活の話題です。 どうもFIREやその日常、最近は節税の話題も書いていますが、それは(セミ)リタイアを目指したり実践中のコミュニティーでニーズがある情報を提供しようと心がけた結果で、よくよく考えると、僕...
リタイア生活は時間にゆとりがあります。 ゆとりのある時間はこんな感じです。 こんな状態になると、脳はなぜか、サラリーマンの頃なら到底見過ごしていた「超マイナーな問題」を探索検知したりします。 そして「どうでも良いこと」なるマイナー問題を見つけたり、それを解決するととっても嬉しかっ...
サラリーマンが 懸命に働き給与が増えると、累進課税で税額があがり、最悪、55%の課税(所得税が最大45%+住民税10%)となります。 ところが自分は働かずお金を働かすFIRE民の 「配当金コース」 は、上場株式等の配当金を幾ら得ようとも増やそうとも約20%税金で済みます。 源泉分...
サラリーマンから完全リタイアのFIRE民として過ごしたこの2年、税制的にかなり「特権階級」だと感じました。 こんなことを書いたら一部のFIRE民からは「し~!!」と叱られるかもしれません。 だって 「お金に働いてもらい、株式譲渡や配当金等で十分な所得を得ながら、自分は好きなことを...
本棚を整理していたら「捨てたくても捨てられないもの」が見つかってしまいました。 それは、退職時に勤務先からいただいた「感謝状」です。 感謝状といっても紙切れ1枚の定型フォーマットらしきものがソフト型のパットに入っているもので、誰でもが退職時に受領すると思われます。 ですがこれ、な...
完全リタイアから丸2年が経過しても、1日に1回は「リタイアして良かった」と感じる「ある具体的な瞬間」があります。 それはサラリーマンの頃にあった「明日は仕事があるから」と自分にブレーキをかけなくても良いことです。 この感覚はリタイア前には想像できなかった地味ながら大切なもので、早...
FIREをすることの判断と、就職先(あるいは進路)を決めることの判断は、どちらも人生での大きな決断です。 なにしろチャンスでもありリスクでもあります。 ただ、そんな決断の難しさを比べると、僕にとってはかなり偏っていて、楽さ加減はダントツで「FIREの決断>就職先の決断」となってい...
株価もバブル期の最高値を超えて、ますます投資が注目を浴びています。 これはとても良いことですし、FIREを目指す人も増えると思います。 なので、こんな時だからこそ、あえて違う見解を1つ残しておこうと思います。 それは「投資収入」を過大評価しすぎず、バランスある資産基盤を作る方法も...
今は石垣島に旅行中で、今日は飲み屋で隣り合わせになった大学生カップルと話しをする機会がありました。 そのカップルは都内在住の4年生で、この4月からは晴れて社会人となります。 彼氏は教育業界、彼女は広告代理店での仕事が決まっていて、既に仕事への意欲もやりがいもきちんと持っています。...
片道切符で完全リタイアをした僕にとって「リタイア時点の資産額で人生をやりくりすること」が死守すべき重要テーマです。 万が一、それが困難となれば、少しでも働いたり、不本意に節約したり、無理な投資で資産をリスクに晒すなど、望ましくないことをやらざるをえません。 そうならぬよう、資産防...
僕がアーリーリタイアする前に勤めていた会社では50代になると「セカンドライフセミナー」なる講習を受けさせます。 そのセミナーは2部制で、1部は退職関連の制度説明(退職手当、公的年金、企業年金等)とこれに基づく老後生活の財務設計のポイント、2部が外部専門家によるセカンドライフへの助...
FIRE向きか否かの適正を判断する1つに「暇な時間への適応力」があると思います。 それは、アーリーリタイアによって自由時間を多く得たとしても、それで「暇だ暇だ」とぼやかず楽しむことができるか否かといった「適応力」のことです。 そんな適応力の有無は、どういった趣味を持っているかで判...
完全リタイアしてからというものストレスを感じることがめっきり減ります。 当然ながら仕事で抱えていたストレスもなくなりますし、リタイアによる心の余裕のせいか日々の生活で多少のことではストレスを感じません。 ですが先日の外出時に、久しくストレスだなって思うことがありました。 今日はそ...
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アーリーリタイア後は平日日中に行動するため老人の方と接することが多くなります。 すると「老人本人が意図しない迷惑」なるものも多々遭遇してしまうので、僕自身、ご老人の起こす問題をより顕著に感じるようになりました。 世間ではクレーマーのレベルを越えた嫌がらせが「カスハラ」として社会問...
サラリーマン生活から完全リタイア生活に変わると日常生活の「規則正しさ」がなくなります。 きまった時間に起きて、食事を取り、通勤し・・という規則性が無くなって自由になると、極端に「暇」になる人と「忙しい」となる人に分化する気がします。 僕はその「忙しい派」と自認しますが、正直、他人...
相変わらず物価高の日々が続き、スーパーでの食品や日用品はなるべく買い時を狙ってお得に買いたいものです。 そんな「節約術」として、最近、新たに気づいたことがあります。 スーパーが設けている特定日の「割引デー」ではなく、その翌日に「より割引がある商品も存在する」ということです。 食品...
世間のニュース記事などでFIRE批判は度々みかけます。 批判のポイントは、 ・経済(労働力として社会に寄与しない)、 ・納税(納税せずにフリーライド)、 ・社会倫理(勤労;国民の3大義務違反)、 ・社会模範(働かない大人)・・等々です。 こうした批判も建設的な議論の余地もあるので...
アーリーリタイアから2年たってもいまだにFIREの定義が頭のなかで混乱しています。 そんなFIRE定義の曖昧さから、まず混乱しているのがそもそも「経済的自立って何か?」ということです。 結局、「自分が経済的(家計的)に不自由がない」と感じられればそれで既にが経済的自立を達成したと...
今の完全リタイア生活に入ってからの2年間はずっと幸福感は高いままです。 ですが仮に「何が起こると幸福感を失ってしまうか?」と考えると、「3つの欠かせないもの」が浮かび上がります。 それは、①健康、②お金、③人間関係、です。 人によってFIRE生活に不可欠なものは違ってくるとは思い...
海外勤務やワーホリで海外在住中に稼いだ外貨をいかに経済効率の良い方法で処理(円転等)するかを悩まれる方もいるかと思います。 すぐに円転する必要がない場合、外貨のまましばらく運用して利息を稼ぎつつ為替レート見合いで円転するのが効率的です。 その時にWISEやRevolut等を使い外...
政府による増税の網はとにかく抜かりがありません。 リタイア資金として重要となる「退職金」は税金のかからない「非課税枠」がかなりあります。なぜなら退職金は老後の生活保障的な性格があるので税制上の優遇をしてきたためです。 ですがそんな枠を取り払うという方向での増税がずっと検討されてい...
よく「FIREは孤独だ」とネガティブな意味合いで使われていることがあります。 ですがこの孤独というのはいろいろな面があり、必ずしもネガティブなものではないどころか僕の場合はポジティブに捉えています。 また孤独と少し違って「孤立」と混同し「FIREは孤独だ(孤立してしまう)」とのニ...
完全リタイア後の日々を心から楽しむには、自分の資産に「明るい未来」があることが大事です。 50代で完全リタイアをした僕は労働に戻るという選択肢はないゆえ、やはり「安定した収入源」が何より大事です。 そのために「金融資産の74%は元本保証で安全運用」をしています。 でも最近、そんな...
完全FIREをして資産を取り崩す日々を送りだした時に、3つの心理的ストレスともいえる「代償」があり、それを克服することが必要でした。 その代償とは、 ①お金を増やしたいという 「未練を捨てる」 、 ②資産を取り崩す 「不安と対峙する」 、 ③資産計画で想定外が起こる 「恐怖を克服...
節約本でも必ず出てくるのは「車は持つな」というフレーズです。 そうした情報を信じ最初から車を持たない生活が正しいと思っている人が大多数と思います。 交通が不便な田舎ならマイカーが必須だとしても、交通網が整備された都会なら電車やバス移動で不自由はなく、マイカーを持つメリットはないか...
リタイア後の資産延命のため老後もずっと投資を続けたい人は多いと思います。 ですがいくら投資を続けたいと思っても、認知症になると、能力的にも株式・投資信託・不動産の運用や処分が困難になったりします。 また、金融機関側も契約者が認知症であると知れば、本人の資産保護のため資産凍結(家族...
いまの時代は日本に生まれて幸運かもしれまえせん。 作家の橘玲氏は「君はすでに『人類史上もっともゆたかないまの日本に生まれた』という大きな幸運を手にしている」と自著 『言ってはいけない残酷すぎる真実』で 述べています。 それを痛感させるような出来事(問題)がお隣の中国にはじわじわと...
亡くなった父親は株式投資が好きでした。 資産のほとんどが株式でその相続手続きが何かと面倒なことがありました。 結果的には2つの失敗があって、それは①父親がオンライン証券会社で株式運用をしていなかったこと、②相続代表者として老齢の母親を定めたこと、です。 今日はそんな相続の話をしま...
リタイアをしてからどうもFIREっていう定義がはっきりしないまま2年も過ぎて気持ちが悪いままです。 しかも人によって捉える立ち位置や角度が違います。 もちろん文字通りの定義は「Financial Independence (FI);経済的自立」と「Retire Early (RE...
FIREには相反問題があります。 より早くRE(リタイア)を実現するとそれだけ生涯賃金も支給年金額も少なくなりFI基盤(経済的自立)が不利になります。 なので、なるべく会社や仕事を嫌いにならずサラリーマンを続けることが、結果として、FIREに都合よく働きます。 僕はこの点は不幸中...
50代の完全リタイア後に「あって良かった!」と実感する収入源が5つあります。 それは終身(生涯受給される)年金の5つです。 若い頃は軽視していた年金ですが、リタイア前後から見方が変わり年金(特に終身で貰えるもの)はなにより貴重な収入源と思うようになりました。 年代によっては「破綻...
FIREを目指すうえで「FIRE資産の出口戦略」を意識することが大事だと思っています。 それは出口に向けて2つのスタイルがあって「資産取崩し型」と「資産所得型(=資産額維持型)」です。 *正式な名称を存じ上げませんので一旦この通り命名します。 前者の「資産取崩し型」は、必要資産(...
旅行の計画のためホテルを検索していたら「クオカード付き宿泊プラン」の広告が表示されました。 FIRE民の僕にはもはや遠い存在の「コンプラ的にグレーゾーン」(というか厳密にはNG多い)のクオカードプランです。 これは関係者(経理担当や出張者)には良く知られた(でも実際には黙認されが...
ある人の自己破産を処理した際、全財産を失っても没収されない資金源で、不労所得となるものがあることに気が付きました。 その資金源とは 「公的年金」 です。 公的年金があることで、事業に失敗しその連鎖で自己破産をした当人も、なんだかんだ幸せな老後を生きていけたことを目の当たりにしまし...
僕が「アーリーリタイアをして失ったもの」を改めて洗い出しました。 すると大きく5つに分類されます。 ①安定した給与収入 ②社会的信用や肩書 ③大きなスケールの仕事や達成感 ④会社を通じた出会い ⑤メリハリある日々 こうして失った5つは、アーリーリタイア後の日々でも、創意工夫をして...
FIREで得た 究極のメリットが何か?と 振り返ったのですが、結果は 「大半のFIRE志向者が期待しない回答」が出てしまいました。 それはFIREを達成した40代後半、「サラリーマンを辞めない」という判断から始まりました。 仕事を辞めないということで「資産がより増える」とか「社会...
天才科学者のアインシュタインが今の時代を生きていて「FIREブーム」を見たらこう嘆くかもしれません。 「手段が完成して目的が混乱していること、これが私の意見では現代の特徴です。」 (アインシュタイン『晩年に想う』より) 今日はそんな「科学とFIREに共通する弱点」について書きたい...
人生と同じくFIREにも 「不幸に陥る危険な罠」 が存在します。 僕のFIRE生活はあえて支出を抑えず「自由に好きに生きる」をノーブレーキで実践中です。 そこから見えたのが当初作った 「人生設計に縛られる」 という罠の存在です。 人生って思い描いたいようにいかないように、FIRE...
あなたにとってFIRE達成というのは、 ①目的か? それとも ②目標か? あるいは ③単なる手段か? のどれでしょうか? この質問でFIREの成功率や実現力といったこともわかってきますが、何よりも自分自身の目指す先をどこまではっきりと定めているかが理解できます。 もちろんその回答...
「もし僕が離婚をしていなければ、いまの4つの自由(経済的自由、精神的自由、時間的自由、地理的自由)がどうなったか」をシュミレーションしてみました。 すると悲しいことに、いまある「自由」の有り様は、大きくデグレードしていたと容易に想像できます。 夫婦の価値観の一致・不一致がFIRE...
「経済的自由人」への道のりを分析すると、いかに自由というものは厄介で、心理的状態と紙一重だということもわかります。 経済的自由人に進化するということは、言い換えると、自分が抱える不自由さを取り除いて「心を軽くする」という断捨離と同じです。 それゆえ、経済的自由人となる過程を歩むこ...
今日(5月19日)は、東京株式市場の日経平均株価が終値で32年9か月ぶりの高値となりました。 こうした市場の上昇トレンドが続くと「投資で生計を立てられる」という人も増えてきて、「FIREブーム」が再燃するかもしれませんね。 昨今、株価低迷時に「FIRE卒業」という言葉がSNSで話...
アーリーリタイア前に「生涯収支シュミレーション」を実施していました。 これはリタイア時点の金融資産が、リタイア以降の「支出(想定)」と「収入(想定)」によって底をつかないか、100歳までシュミレーションしたものです。 同じフォーマットを使い、実際にアーリーリタイア後の1年間で得ら...
怖いものってありますよね。 お化けとか強盗とか、そういった話ではありません。 ある怖いことで、会社員時代は「まあいいか」と消極的に歓迎したその怖いことが、リタイア生活では「絶対に嫌だ」となったものがあります。 それは「病気をすること」です。 もちろん、不治の病というレベルではなく...
会社員時代は「役割を演じる人」を多く見かけてきました。 僕も「役割を演じる派」だったので、そうした人の存在や心理状態もわかります。 もちろん、まるで演じない「あるがままの自分で行く派」の存在もわかります。 「役割を演じる」とは、 例えば「豪快なリーダーシップがある 部長」とか 「...
アーリーリタイアをすると会社員時代に「当然のごとくあったもの」をいろいろ失います。 安定した給与収入、肩書、世間体、社会的信用、仕事の達成感・・・。 人によっては、生きる目的、自分の居場所(アイデンティティー)、社会とのつながり、人とのつながりもあるでしょう。 リタイアから1年を...
資産配分(アセットアロケーション)は、各クラス毎、その運用利回りの実績を把握して円グラフにしました。 目的は、資産運用における「安全性」や「効率性」を明確にするためです。 結論としては、資産運用の戦略に沿って「超保守的な資産配分」になっており、安全性は確保しています。 元本保証も...
「働かずに生きていく」とFIREや完全リタイアをしても、実際の生活で、働かずに収入を得て生活ができている人は少ないと思います。 そういう僕も、完全リタイアをしたので仕事こそしていませんが、その代わりに自分で投資や資産運用(という労働に)に時間を使っています。 「これって完全リタイ...
リタイア後のいま、ようやく自宅にあるキングファイル20冊ほどをデジタル化しました。 会社員時代は「明日こそやろう」と思いながらも、先延ばしにしてきた大規模な断捨離プロジェクト。それをようやくリタイアした今、手掛けています。 それをやることが贅沢だと感じるのがなぜか、について考えて...
経済的自由やFIREを達成してから送る「リタイア後の時間の過ごし方」を分類する方法を考えてみました。 そこには「生活の基本軸」が4つあると思います。 ①ビジネスvs趣味没頭 ②一人で過ごすvs仲間と過ごす ③自分のためvs人のため ④同じことをする(習慣維持)vs新しいことをする...
まず自分のことを言います。 僕は「経済的・精神的自由を達成しました」とブログのどこかにも書きながらも、実は最近、それが腑に落ちないことがでてきました。 「経済的には自由でも、精神的には不自由なのではないか?」と思えてきたからです。 アーリーリタイアをして1年、この数か月は派手に使...
リタイア前に、リタイア後の暮らし方について妄想を抱いていました。 それは「南の島のビーチテラスで、ビールを飲みながら、パソコン1つで資産運用をしたりブログ記事を書く」といった優雅なリタイア生活です。 そんな妄想が生まれた理由は、「長年の窮屈な会社員生活を終えるのなら、せっかくだか...
アーリリタイア生活は暇になるのではと不安に思われる人がいます。 たしかに僕のリタイア生活は「自由」です。ですが「暇」ではありません。 自由と暇を混同するとわけがわからなくなりますね。 完全リタイアのいまは「会社に束縛される時間(=労働時間)」はゼロですが、その「労働時間」が「自由...