FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実行するとき、よく語られるのは「いくら貯めたか」とか「どんな生活をするか」です。 でも実はもう一つ大切なことがあります。それが「辞め方」です。 「会社をどう辞めるか」は、単なる形式的な話ではなく、FIRE後の精神的な満足度に大きな影響を与え...
2022年3末に完全リタイア。「FIREの自由で創るセカンドライフ」をテーマに情報発信~FIRE-Driven Lifestyle Innovation~
FIRE(経済的自立と早期リタイア)が身近に語られるようになった今、完全リタイアを前提にすると「資産1億円」はひとつの基準として意識されています。 確かに明快な数字ですし、「1億円を達成して仕事を完全に辞めよう」といった目標としても自然なのでしょう。 ただ実際には、 経済的・精...
なぜ、会社員時代の「我慢」という負債はFIREで回収できる?
アーリーリタイア直後から現在に至るまで、毎日の生活のなかで「ああ、リタイアしてよかった」と自然に感じる場面があります。 それは、「やりたいことができる」というより、「 やりたくないことをやらなくていい」という解放感 を味わう時です。 そして、その解放感が会社員時代に重ねてきた「...
僕は学生時代に様々なアルバイトをしていましたが、今思い返しても 強く印象に残っている極端な対比 があります。 その対比は、「マクドナルドの厨房」と「一流ホテルのレストランウエイター」です。 当時は10代で右も左も分からない中で、ただ仕事に必死でした。 でも今になって振り返る...
ある記事で、スーパーの総菜を毎日“半額”で買って暮らしている50代男性の話を読みました。 就職氷河期に苦しみ、非正規の立場から抜け出せないまま年を重ねた方のようです。 「若い頃は、こんな生活になるとは夢にも思わなかった」、「唐揚げ弁当が残っていてラッキーだった」・・。そんな言葉...
年収1,200万円だった元部長が、再雇用で年収7割減。しかも若手社員に過去の武勇伝をさえぎられ、「惨めさを感じた」と語る記事を見かけました。 その記事では、「シニアが再び働きがいを感じられる組織づくりが大事」と、あくまで企業側の制度や環境に焦点が当てられていました。 でも、僕に...
昨日はブログの更新をできませんでした。 とくに、病気で寝込んだわけではありません。 ほぼ毎日、飲み会やら旅行をしていてもブログ更新をしてきた僕ですが、さすがにぐったり更新できない状況を今日は簡単に報告します。 朝からDIY リタイア後、購入した空き家の整備として丸1日、庭の草木を...
テレビの街頭インタビューなどで「年金だけでは暮らせない」「老後資金が足りない」といった声がよく取り上げられています。 こうした報道を目にするたびにいつも疑問を感じてきました。 というのも、僕の母の生活実態を見ていると、老後生活にそこまで多額の資金が必要だとはどうしても思えないから...
「働いたら負け」・・というのは、働くことへの違和感や抵抗感、そして社会構造そのものへの抗議の言葉だったりします。 こうしたスタンスを取ることは悪くはない(そう思えるぐらい社会経済も行き詰まっている)とは思いますが、どうしても「働いたら負け」と考える方に伝えたいことがあります。 今...
先日、こんなメッセージを読者の方からいただきました。 「私は”静かな退職”によって被害を受けています。最低限の仕事しかしない同僚の業務が『時間内に終わらないから』という理由で、上司から私に一部を引き取るよう指示されます。そんな同僚の“静かな退職”のしわ寄せが自分にきていて、と...
僕のFIRE生活は、子育ても終え、仕事にも一区切りがついた50代という、比較的遅めのタイミングから始まりました。 それだけ長くサラリーマン生活を続けてきたせいか、FIREで手に入れた「自由」には、あるひとつの欠落を強く感じています。 それは、「日常の変化」がなくなることです。...
定時で帰る。余計なタスクは引き受けない。出世にもこだわらない──そんな「静かな退職(Quiet Quitting)」という働き方が、いま注目を集めています。 最近読んだある記事では、「静かな退職を選んだ若手社員の末路」として、 市場価値の低下・AIによる業務の喪失・キャリア崩...
「お金の好きな方、いますか?」 ←そんな質問自体が違和感でしかない
「お金という存在を好きか?」というフレーズをみて、少し戸惑いを覚えました。 今日はその違和感について綴ってみたいと思います。 もちろん、お金はとても大切です。ですが、「好きか?」「愛しているか?」と問われると、どうもピンときません。 例えるなら、「空気が好きですか?」、「水を愛...
FIRE生活に入ると、意外と多くの人が「自由なのにやることが見つからない」という状況に陥ります。 僕自身、当初は「リタイアしたらこれをやろう」とリストを作っていましたが、そのリストをあえて使わず、自分の思うままの感性に任せてリタイア生活でやりたいことを見つけています。 こうした行...
定年退職を無事に迎え、ホッとした夫に対して、妻がある秘密を告白する・・という The Gold Online の記事を読みました。 あまりに衝撃的だったので、今日はそのことを綴ります。 定年退職の翌日、突然明かされた「1,000万円の秘密」 これは、月収64万円、退職金2,70...
FIRE失敗というのは、一般的には「お金が尽きて働かざるを得なくなる」といった経済的破綻を指します。 経済的な自立が前提ゆえ、その土台が崩れるのは確かに失敗というか不本意です。なぜなら「望まない選択(例えば、働きたくないが働く等)」をしなくてはいけないからです。 僕はいまFIRE...
FIRE後、都会生活を離れて田舎生活をするというのは、自分のなかの選択肢にありながら断念した経緯があります。 やはり、都会生活の長い僕にとっての田舎ゆえの大きな-ハードル?というのは、うじゃうじゃいる虫たちです。 今日はそんな虫嫌いが少し変化した体験です。 空き家のリノベ 僕は以...
FIRE前の不安として、「FIRE生活では膨大な時間を持て余すのではないか」と悩む人も少なくありません。 実際、完全リタイアをしてFIRE生活に入った僕も、多くの自由時間を手に入れました。 それは、「やりたいことを思いきりやるための時間」でもありますが、実際には、はじめから明確...
先日、ある記事を読みました。内容は「1億円を貯めた男性が、FIREを目前にしてなぜか踏み出せずに悩んでいる」というものでした。 記事のなかでは、入社後にFIREを目指して節約に励み要約計画通りにお金を貯めたがなぜかFIREすることに躊躇している、というものです(この部分は4コマ漫...
リタイア生活に入ると、「ストレスから解放された」という感覚は確かにあります。 会社員時代のように、時間的な制約もなければ、無意味な人間関係に悩まされることもありません。 「自分のペースで一日を組み立てられる」日々は、想像以上に快適です。 とはいえ、すべてのストレスが消えるわけで...
働いていた頃には決して交わらなかった平日午後の時間帯には、不思議な人間模様が広がっていました。 そんな「平日午後の人間模様」から、アーリーリタイア後は驚きや気づきを得ています。 ということで、会社員時代の僕が想像できなかった「平日午後の(愉快な)裏社会」を少し紹介します。 子供...
日本に住んでいると、物価高や円安の影響で「自分たちはどんどん貧しくなっている」と感じることも多くなりました。 外国人観光客が安い日本を訪れてすごい消費をしている様子を見ると、豊かな国とはとても思えません。 政治の混乱や経済の先行き不透明感も加わり、将来に悲観的になりがちです。 ...
FIRE後、多くの人が「さあ、新しい人生を始めよう!」とばかりに、住まいや人間関係、日々の習慣などを一気に変えたくなります。 でも、そこで 少しだけ立ち止まってほしい のです。 僕自身の経験から痛感したのは、「FIRE後すぐに生活を変えすぎると、かえって自由の質が下がる」とい...
FIREを達成すると、多くの人がまず「解放感」を味わいます。 働く義務、ルーティン、会社の制度や人間関係・・。長年にわたって自分を縛ってきた枠組みから解放されることで大きな高揚感が生まれます。 しかし、その高揚感が落ち着いた頃、ふと「自由のなかでどう生活していこう」と持て余し...
FIRE(経済的自立による早期リタイア)という言葉には「自由」や「解放」といった希望を感じる人が多いようですが、実態はシンプルです。 それは単に「経済的に自立し、働かなくても生活できる状態」にすぎません。 そんな状態ですが、それぞれ人間には「意思」があるので、「選択肢がある」と...
「若い時はお金より経験だ」、「貯金なんかしないで旅に出ろ」。 これはよく耳にするフレーズですが、本当にそれが将来の自分にとって価値ある「投資」になるのでしょうか。 この問いに、ようやく自分なりの答えを持てるようになりました。 それは、「経験」という理由で若い時の消費を正当化するの...
先日、80歳をゆうに超えた母とランチをしました。 お店のモニターに、日本各地の名所がスライドショーのように流れていました。 僕が何気なく「ここ、どこだろう。綺麗だ・・」とつぶやいた瞬間、母はじっと画面を見つめ、「これは山口の角島大橋(つのしまおおはし)よ」と言いました。 ほどなく...
最近、「もはや休みは贅沢!5割が物価高で休日を返上…」という記事を目にしました。 物価高の影響で、副業やアルバイトに時間を割き、休日すら働かざるを得ない人が増えているという内容です。 特に気になったのは、その労働が「余裕資金を作るため」ではなく、「現状を維持するため」である点で...
完全FIREをしてから4年目になります。 今でこそスケジュールが3か月先までポツポツと埋まっていますが、FIRE直後は、あえてスケジュールをがっつりとは組まずにいました。 理由は「その時々で予定を好きに組める」という「解放感」を味わいたかったからです。 そんなアプローチは、今は...
FIREのベストタイミングはいつか? きっと大半の人は「FIRE所要額が貯まった時」と答えるでしょう。 それは1つの正解ですが、実際にFIRE生活に入って痛感するのが、その先の時間の有限さです。 つまり「FIRE後に自由に使える健康な日数」という制約こそ、お金では換算できない大事...
2025年5月末時点の資産状況です。 今回は資産(金融資産と純資産)の推移、ならびに前回まで「金融資産は過去4カ月の 減少」が続いたことのメンタル影響(感じ方)について綴りたいと思います。 金融資産の推移 金融資産は、現預金、株式、債券、年金保険等の資産総額です(不動産は含まず)...
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FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実行するとき、よく語られるのは「いくら貯めたか」とか「どんな生活をするか」です。 でも実はもう一つ大切なことがあります。それが「辞め方」です。 「会社をどう辞めるか」は、単なる形式的な話ではなく、FIRE後の精神的な満足度に大きな影響を与え...
アーリーリタイアをしてから、通勤電車とはまったく無縁の生活になりました。 出かける用事があっても、平日の朝の通勤時間はなるべく避けるようにしています。 ところが先日、やむを得ない用事があり、朝8時頃に地下鉄で移動することになりました。 久しぶりに、通勤ラッシュの電車に乗るこ...
前回の記事では、「最初の落し穴」として、「生活費×25倍」という計算式において25倍ばかりに気を取られ、肝心の「生活費の見積もりが現役時代ベースのまま」といった点をお伝えしました。 今回はもうひとつの落し穴、つまり 「 25倍という数字だけで“安心できる構造”が完成するわけではな...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を考えるとき、「生活費×25倍」という計算式は多くの人が目安として使っています。 この式は一見シンプルで、使いやすいモデルですが、そこには意外と語られない落し穴があると僕は感じています。 よく言われる「インフレを考慮していない」とか「米国経済...
アーリーリタイア生活では、「暮らし方」が日々の幸福度に大きな影響を与えると、今あらためて実感しています。 ここでいう「暮らし方」とは、どんな街に、どんな住まいで、どんな人と、どんな距離感で暮らすか・・という全体設計のことです。 たとえば、都心のマンションに住むか、地方の戸建てに...
いまでこそFIRE(経済的自立と早期リタイア)という言葉が一般化していますが、90年代の頃にもアーリーリタイアというトレンドは記憶しています。 当時は完全リタイアは「隠居」、セミリタイアは「脱サラ」とも呼んでいて、当時の常識ではそれなりの「高収入」、「出世組」、「退職金が多い大企...
アーリーリタイア生活を続けていると、日々の中で「自分の感じ方が変わってきた」と思うことがあります。 リタイア後の特別な出来事とかで感じるというより、変哲もない日常の中にいて、「以前とは違った視点や感情が生まれる」という種類の変化です。 今日は、そんな「サラリーマン時代にはなか...
僕はアーリーリタイア以降、月末時点での資産状態を記録し続けています。 今回はリタイアから37カ月目で、いつもと少し視点を変え、資産管理そのものが僕の「願望」や「恐れ」をどのように反映しているかを自己分析しながら実施してみました。 資産状況は「 金融資産」と「純資産」についての推移...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)が身近に語られるようになった今、完全リタイアを前提にすると「資産1億円」はひとつの基準として意識されています。 確かに明快な数字ですし、「1億円を達成して仕事を完全に辞めよう」といった目標としても自然なのでしょう。 ただ実際には、 経済的・精...
アーリーリタイア直後から現在に至るまで、毎日の生活のなかで「ああ、リタイアしてよかった」と自然に感じる場面があります。 それは、「やりたいことができる」というより、「 やりたくないことをやらなくていい」という解放感 を味わう時です。 そして、その解放感が会社員時代に重ねてきた「...
僕は学生時代に様々なアルバイトをしていましたが、今思い返しても 強く印象に残っている極端な対比 があります。 その対比は、「マクドナルドの厨房」と「一流ホテルのレストランウエイター」です。 当時は10代で右も左も分からない中で、ただ仕事に必死でした。 でも今になって振り返る...
ある記事で、スーパーの総菜を毎日“半額”で買って暮らしている50代男性の話を読みました。 就職氷河期に苦しみ、非正規の立場から抜け出せないまま年を重ねた方のようです。 「若い頃は、こんな生活になるとは夢にも思わなかった」、「唐揚げ弁当が残っていてラッキーだった」・・。そんな言葉...
年収1,200万円だった元部長が、再雇用で年収7割減。しかも若手社員に過去の武勇伝をさえぎられ、「惨めさを感じた」と語る記事を見かけました。 その記事では、「シニアが再び働きがいを感じられる組織づくりが大事」と、あくまで企業側の制度や環境に焦点が当てられていました。 でも、僕に...
昨日はブログの更新をできませんでした。 とくに、病気で寝込んだわけではありません。 ほぼ毎日、飲み会やら旅行をしていてもブログ更新をしてきた僕ですが、さすがにぐったり更新できない状況を今日は簡単に報告します。 朝からDIY リタイア後、購入した空き家の整備として丸1日、庭の草木を...
テレビの街頭インタビューなどで「年金だけでは暮らせない」「老後資金が足りない」といった声がよく取り上げられています。 こうした報道を目にするたびにいつも疑問を感じてきました。 というのも、僕の母の生活実態を見ていると、老後生活にそこまで多額の資金が必要だとはどうしても思えないから...
「働いたら負け」・・というのは、働くことへの違和感や抵抗感、そして社会構造そのものへの抗議の言葉だったりします。 こうしたスタンスを取ることは悪くはない(そう思えるぐらい社会経済も行き詰まっている)とは思いますが、どうしても「働いたら負け」と考える方に伝えたいことがあります。 今...
先日、こんなメッセージを読者の方からいただきました。 「私は”静かな退職”によって被害を受けています。最低限の仕事しかしない同僚の業務が『時間内に終わらないから』という理由で、上司から私に一部を引き取るよう指示されます。そんな同僚の“静かな退職”のしわ寄せが自分にきていて、と...
僕のFIRE生活は、子育ても終え、仕事にも一区切りがついた50代という、比較的遅めのタイミングから始まりました。 それだけ長くサラリーマン生活を続けてきたせいか、FIREで手に入れた「自由」には、あるひとつの欠落を強く感じています。 それは、「日常の変化」がなくなることです。...
定時で帰る。余計なタスクは引き受けない。出世にもこだわらない──そんな「静かな退職(Quiet Quitting)」という働き方が、いま注目を集めています。 最近読んだある記事では、「静かな退職を選んだ若手社員の末路」として、 市場価値の低下・AIによる業務の喪失・キャリア崩...
「お金という存在を好きか?」というフレーズをみて、少し戸惑いを覚えました。 今日はその違和感について綴ってみたいと思います。 もちろん、お金はとても大切です。ですが、「好きか?」「愛しているか?」と問われると、どうもピンときません。 例えるなら、「空気が好きですか?」、「水を愛...
先日の東京都知事選は現職の小池さんが当選を果たしました。 あけてみると現職強しの「変わりばえの無い結果」でしたが、僕自身、今回の選挙をきっかけに東京が変わり始める気がしました。 そしてやはり思うのは良くも悪くも「石丸劇場はかなり仕込まれている」という点です。 今日は僕が感じた都知...
アーリーリタイアをした2022年以降、勤めていた会社も他の国内企業も賃上げのトレンドにあります。 僕と同じタイミングでリタイアした民としてはきっと 「よりによって自分がリタイア後に賃上げなんて」 というのが一般だと思います。 もちそんタイミングの悪さは多少なり癪には感じますが、そ...
7月7日、よりによって七夕の夜に大失敗を見つけてしまいました。 1年以上ログインをしていなかった某ホテルの会員サイト(複数)にログインをしてみたのです。 すると IHGホテル&リゾーツ (インターコンチやホリディイン等)と マリオット系 (マリオット、シェラトン、リッツカールトン...
アーリーリタイアをして丸2年が経ちました。 この節目に、これまでのアーリーリタイア生活において後悔したことが無かったかを振り返りました。 結論からいうと、これまで一度もアーリーリタイアを後悔したことはありません。 このように肯定的に捉えているのは2つの要因によるものです。 それは...
自分の家計管理として「毎月の金融資産の推移」に加え、四半期に1度の頻度で「純資産の推移」を追いかけています。 純資産は家計管理で「最重要」と考えているのですが、それは純資産が個人の所有する「富の総額」を表すからです。 ご存じの通り、純資産は、全ての資産(現金、預金、不動産、株式な...
セミリタイア界隈で「早期退職」と「アーリーリタイア」の違いについて語られています。 僕はこのブログ開設時にどちらの用語を使うか迷ったうえ、結果として「アーリーリタイア」に決めたわけですが、それはこの両者の世間的な受け止め方について考えた結果でもありました。 今回、遅ればせながら自...
完全FIREをして有り余る時間を持つと自分が根っからズボラかどうかがわかります。 なにしろ仕事から100%離れて、会社員のような目標を強制させられるでもないリタイア生活を送っているわけです。 時間の使い方で本性が出てしまうというものです。 ちなみに僕は時間を持て余していた大学生の...
都内は最高気温が30度を超えジメジメした夏が到来です。 サラリーマンの頃はそんな夏が憂鬱で仕事になんか行きたくないと思っていました。 ですがリタイア後、いよいよ3回目の夏を迎えるなか「サラリーマンはいいなあ」と懐かしんでしまう下劣な思考が頭をよぎりました。 もちろんサラリーマンに...
金融資産額の月次分析です。 リタイアから25か月目、 資産は104%(対リタイア時点)と 最高値更新です。 預貯金を取り崩す生活を 送りながら「資産」が減らない 理由は明確で、 円安の加速と株式等の評価増によるものです。 但し、最高値といっても僅か4%の上振れでしかなく「ほぼ横ば...
アーリーリタイアをするとその自由時間で思わぬ「お得な体験」をしたりします。 サラリーマン時間で動かないところに「お得ゾーン」があると感じます。 今日はそんな思わぬ「お得で上機嫌」な体験をしたことを綴ります。 スーパーでの買い物(通常) 僕はスーパーで買い物をするときは、商品が割引...
今回は新NISAの話題ながらそれは資産をどう作るかのトピックではなく「長期的な投資展望で留意すべきリスク」の話です。 金融投資を進めたり個人資産を防衛するうえで最大のリスクと思われるものが昨今の「 新NISAに関わる動き」から推測できています。 結論からいうとそれは 「資産税」で...
景気が良かったバブル期ならば「楽にFIREできる」と考える人が多いと思います。 当時は今より物価は安く、平均給与は425万円程度(今は460万円)と恵まれています。 また高い経済成長に乗ってお金を増やしたり、投資のチャンスだって豊富にあるといった点もいかにもFIRE向きです。 そ...
都内にあるスーパー併設のフードコートで1人過ごしていた時の出来事です。 80代のお婆ちゃんたちと隣り合わせになりました。 お婆ちゃんたちの会話がすごく盛り上がり、耳に入ってきてしまった内容が興味深いし、なかなか深く思う点がありました。 そんな高齢期のお婆ちゃんたちのモノの見方や悩...
アーリーリタイアをすることでサラリーマンの頃よりも自在に使える時間(可処分時間)が増えました。 そんな増えた時間で 「ものすごいこと」ができていれば、それをもってアーリーリタイアの価値を明白に説明できるわけですが、 実際は、それほど説得力のあるものごとはありません。 どこかにプチ...
僕は「タイパ」といった考え方には否定的です。 なぜならそんな効率性を求める 考え方が「FIRE失敗」を生み出す原因だとも考えているからです。 よくFIREをした人が「FIREは暇だ」と嘆くことがありますが、そうした人はFIREで得た 有り余る時間のタイムリッチな豊かさを享受できる...
足元で円安が進行し、今日は160円/ドルのすぐ手前まできています。 金融資産の半分を外貨で所有しているので、個人的には円安だからといって困るわけではありません。それどころか円安になれば資産額は増加するメリットすらあります。 とはいえやはり日本人、こんな「安い日本」が海外勢から経済...
FIRE達成の理想年齢は45歳だと思っています。 厳密には 「45歳でFI(経済的自立)を達成し、そこで人生の折り返しの判断をすること」 が理想と感じています。 今日は、なぜ「FIREは45歳が理想」かを、45歳で人生の折り返し判断をするべき2つの理由と、そこで経済的自立をしてい...
自分のアーリーリタイアはライフイベントに大きく影響されていると思います。 自分の意思でアーリーリタイアをした気ではありますが、そんなリタイアのタイミングはライフイベント(特に、子供が社会人になるタイミング)に左右されたと思います。 計算すると、僕のような考え方では41歳までに子供...
アーリーリタイアは個人の意思で実行するものですが、そんな個人の意思も、働く業界や職務から影響を受けていると思います。 業界や職務の特性で「アーリーリタイアにつながりやすい」といった傾向が強かったり、リタイアのモチベーションを生みやすいところがあると思います。 今日はそんなアーリー...
片道切符でアーリーリタイアをしたので経済的には「年金と資産所得」に依存しています。 そんな依存構造のなか、今後の20~30年の資産の安全性や安定性について少し考えてみました。 すると現役時代にはあまり考えなかった点として、いまさらながら「現役時代はより年金に対して価値を過小評価し...