FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実行するとき、よく語られるのは「いくら貯めたか」とか「どんな生活をするか」です。 でも実はもう一つ大切なことがあります。それが「辞め方」です。 「会社をどう辞めるか」は、単なる形式的な話ではなく、FIRE後の精神的な満足度に大きな影響を与え...
2022年3末に完全リタイア。「FIREの自由で創るセカンドライフ」をテーマに情報発信~FIRE-Driven Lifestyle Innovation~
3年前の今日は、リタイア前の最終出勤日でした。 長年のサラリーマン生活を終えた帰り道、、無事にアーリーリタイアできたことに安堵したのを覚えています。 当時は解放感で浮かれて何も考えていませんでしたが、3年が経った今は、「もうサラリーマンには絶対に戻れない」という確信を持っています...
アーリーリタイアの最大のメリットは、 「時間の自由」と「体力」 のバランス を活かせること です。 つまり、時間の自由があるだけではなく、「体力があるうちにこそできること」を楽しめるのがアーリーリタイア期の今だと思っています(65歳の定年まで働いていたら体力的にはできないことがあ...
「1億円以上の資産を持ってい るのに不安でお金を使えない」という 年金生活者(田中さん;仮名・ 75歳)の記事がありました。 確かに資産が十分にあっても「将来が不安だから」とお金を使えない人は少なくありません。 これはいわば、老後にお金を使いきれずに最大資産を残したまま死んでしま...
僕のFIREは、フルタイムの仕事を辞めて セミリタイアを挟まずに完全リタイアへ直行 しました。 ふと「もしセミリタイアを経ていたらどんな違いがあったか?」と考えます。 セミリタイアは、フルタイムの仕事を徐々に緩めながらリタイア後の生活にスムースに移行できるメリットがある一方で、「...
「 FIRE は暇だ」という見解をよく耳にします。 確かに、仕事を辞めると自由時間が大幅に増えますが、「時間が沢山ある」ということだけで「 FIRE は暇だ」という意味でもない気がします。 というのは、暇に近い感覚として、 刺激が無い(退屈)、やるせない(虚無)、 やる気...
完全リタイア生活を送るようになってから丸3年が経ちます。 そんな「毎日が自由」というFIRE生活で、実は、リタイア前に想像していなかったリアルな驚きや気づきがあります。 今回、そうしたなかで特に印象的だった「3つ」を紹介します。 ① いつでも寝られる自由があると、意外と朝早く起き...
完全FIRE生活を送る今があるのは、遡ると30代で経験した「家庭を持つ」ことに突き当たると思います。 20代の頃は、社会人としての実績も経験もない中で、とりあえず頑張って働けば給与があがり、どこか 「稼ぐこと=自己の価値証明」 という承認欲求を満たす日々でした。 そうしたお金...
お金の意味(価値)は人生のステージごとに変わります。 僕自身、20代から50代にかけてお金に対する考え方が4段階で変化しました。 ①20代:お金=成功の証(承認欲求) → 収入でしか自分の価値を測れない。 ②30代:お金=家族の安定(守る力) → 家計を支え、責任を負うことを...
FIRE をした人の生き方はさまざまです。 例えば、暇を持て余してしまう人、暇でも働かない生活だけで満足できる人、趣味に没頭する人、また働き始める人・・。 多様な生き方があるのは当たり前ですが、でも、なぜそうなるか? FIRE3年が経過したなかでの僕の持論は、 「FI...
先日、昔からの趣味仲間が「ついに仕事を辞めたよ!」と報告をくれました。 FIRE仲間が増えるのはいつだって嬉しいものですが、今回は 「やっと同じ時間を過ごせる!」と、喜びは特別のものでした。 なぜ喜びが特別かを考えると、 会社生活ゆえにバラバラな人生を歩んだ仲間が この年齢で F...
アーリーリタイア生活はとても平坦です。 サラリーマン生活のような「貴重な週末」といった時間の緩急がないので、つい、時間の大切さを忘れてしまいます。 今日は「今という時間を大事にする」と痛感したお花見のエピソードを綴ります。 思い立って母親を花見に誘う自由 アーリーリタイア生活は自...
FIREが広まる中で、「セミリタイア」という言葉もよく使われています。 ですが、 実際にセミリタイアと名乗る人は少なく、パートやフリーランス、個人事業主として働いている人の方が多い というのが僕が感じる世の中の現実です。 では、「セミリタイア」とはいったい何なのか? 具体的に...
FIREを達成した後も、「生きがいのために働く」という人が多くいらっしゃいます。 確かに、仕事を通じて充実感や社会との接点を得られるのは事実です。 ですが「本当に”生きがい” だけが理由か?」といつも思うのです。 もし 「生きがい」 が主目的なら、純粋なボランティア活動でも、本...
FIREの目指しやすは時代によって違いがあるのか?といった疑問が浮かびました。 なにしろ今と昔では労働環境が大きく違います。 ・1980年代: 「 長時間労働 +終身雇用+年功序列」 の時代 →とにかく働けば安定した収入が得られた ・2020年代: 「 短時間労働 +成果主義+キ...
FIRE後に変化することの1つに「時間周期」があります。 これは、「夜になると眠くなる」といった体の時間周期(リズム)のことではなく、「脳や行動レベルで支配される数」というものです。 結論から言うと、サラリーマン時代は脳(サラリーマン脳)が動作する基準サイクルが「3」であり、FI...
僕が選ぶFIRE生活したい地方TOP3:バランスの福岡、快適な札幌、都会的な神戸
東京でFIRE生活をする僕が、独自に作った「FIRE生活をしたい都市の選定基準」をもとに、各主要都市をスコアリングしてみました。 これは、旅先でふと「この都市は魅力的で移住したい!」と感じる状況をもとに、その魅力を切り口整理した7つの「選定基準」をもとに主要都市を比較したものです...
旅行先でふと「この都市で暮らすのもいいな!」と感じることがあります。 その「感覚」を洗い出してグルーピングすると7項目に分類されます。 これが僕にとっての 「FIRE生活してみたい都市の選定基準(7項目)」 です。 今日はこの選定基準を綴ります。 7つの選定基準 僕の旅行目的は、...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成した後、どこで暮らすかは大きなテーマの一つです。 東京でのリタイア生活では、やはり都市ゆえの過密さが原因となるデメリットに気を付けなければいけません。 僕の経験からそれは、①生活コストが高い、②公共交通の利便性と不便さが共存、③本物の壮大...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成した後、 どこで暮らすか は大きなテーマの一つです。 僕はリタイア生活を東京で過ごし、当面は地方へのプチ移住も断念していますが、そんな生活が3年を過ぎると、その魅力をいろいろ実感します。 一言でいえば、それは、 都市の利便性を活かして豊か...
先日、僕ら50代以上の投資仲間が集まったとき、ふとした流れから「若いっていいよな」という話題になりました。 ただのノスタルジーではなく、 「若さは、それ自体が強力な武器になる」 という視点です。 「でもさ、俺らが若いころって、結構バカなこともやってたよな?」 そんな話から盛...
もうすぐ僕の契約する自動車保険(マイカー保険)の契約更新が来ます。 その契約をリタイア生活に合わせて再検討しました。 なにしろリタイア後は、旅行の機会が格段に増え、旅先でレンタカーを利用することも増えています。 ですが、レンタカーに付随する補償は必ずしも十分ではないので、そこを自...
FIRE(経済的自立&早期リタイア)をすると「感謝の気持ちが強まる」という法則があると感じます。 そう感じたのは、あるスーパーでカート整理に奮闘する高齢スタッフを見た時の出来事です。 今日はそんな僕のFIRE後の心境や受け止め方の変化を綴ります。 邪魔なのになぜか心地よい行動 あ...
先日、婚活戦場の激戦区に迷い込んでしまいました。 というのも、僕はアーリーリタイア生活で「ある習慣」を実践しているからです。 それは「週1、昔、行きなれた場所に行く」というもので、婚活習慣ではありません・・。 その日は、僕が現役時代(30代)に仕事の打ち合わせで使っていた都内の「...
現役時代は「最悪な出来事」がFIRE後は「ラッキー」に感じること
先日、札幌旅行をした時に「現役時代だったら最悪な出来事」が起こりました。 羽田に戻るフライトがキャンセルとなり、またその日のフライトは全て満席。つまり「帰るに帰れない状態」となった出来事です。 ですが今のアーリーリタイア生活中の僕にとって、なんら急いで帰る理由もなく、そんな旅先で...
FIRE後の生活において、お金との向き合い方が大きく変化しました。 FIRE直後は「資産が減っても本当に大丈夫か?」というお金の不安が最大の課題でした。 その解決のために、以下の 3つのアクション を実施しました。 資産推移と資産構成の可視化 最悪シナリオのシミュレーション 現...
完全リタイア生活を送っている今、「もしセミリタイアをするなら何をする?」と考えました。 すると「今の時代だからこそ可能なセミリタイア生活」が思い浮かびます。 それは「旅 × 文化 × セミリタイア」という新しいライフスタイルです。 シェア型居住サービスであるADDRESS等や単発...
FIREを達成する前の認識は 「FIREをしたら何か目標を持たないと生活に張りがなくなる」と考えていました。 でもこの認識は FIRE生活が 1年も経つと変化し、そして 3年経過した今は「あえて目標を持たない生き方のが良い」と確信に変わっています。 サラリーマン時代は評価と 目標...
FIRE後のモチベーションと聞くと、「何かを達成するための意欲」と考えがちですが、実際にFIREから3年経過して感じるのは、それとは少し違う感覚です。 モチベーションは、日々をスムーズに生きるための「エネルギー」のようなもので、サラリーマンの頃にあった「目標達成のための意欲」では...
2025年2月末時点の資産状況です。 今回、資産は円高と株安のダブルパンチで少し減りました。 それでもリタイア時点(2022年5月末基準)からほぼ横ばいで、メンタル的にも淡々とトラッキングするのみです。 そこで、①金融資産と②純資産(金融資産+不動産評価額-借入金)の推移と、今回...
FIREを達成した直後、意外にも困ったのが「自己紹介」です。 サラリーマン時代なら「〇〇会社の△△です」 と名乗れば、それだけで自分の立ち位置が伝わります。 ですがFIRE後は、会社という肩書もないなか、自己紹介をするのも、職業欄に記入するのも悩みます。 こうしてアイデンティティ...
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FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実行するとき、よく語られるのは「いくら貯めたか」とか「どんな生活をするか」です。 でも実はもう一つ大切なことがあります。それが「辞め方」です。 「会社をどう辞めるか」は、単なる形式的な話ではなく、FIRE後の精神的な満足度に大きな影響を与え...
アーリーリタイアをしてから、通勤電車とはまったく無縁の生活になりました。 出かける用事があっても、平日の朝の通勤時間はなるべく避けるようにしています。 ところが先日、やむを得ない用事があり、朝8時頃に地下鉄で移動することになりました。 久しぶりに、通勤ラッシュの電車に乗るこ...
前回の記事では、「最初の落し穴」として、「生活費×25倍」という計算式において25倍ばかりに気を取られ、肝心の「生活費の見積もりが現役時代ベースのまま」といった点をお伝えしました。 今回はもうひとつの落し穴、つまり 「 25倍という数字だけで“安心できる構造”が完成するわけではな...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を考えるとき、「生活費×25倍」という計算式は多くの人が目安として使っています。 この式は一見シンプルで、使いやすいモデルですが、そこには意外と語られない落し穴があると僕は感じています。 よく言われる「インフレを考慮していない」とか「米国経済...
アーリーリタイア生活では、「暮らし方」が日々の幸福度に大きな影響を与えると、今あらためて実感しています。 ここでいう「暮らし方」とは、どんな街に、どんな住まいで、どんな人と、どんな距離感で暮らすか・・という全体設計のことです。 たとえば、都心のマンションに住むか、地方の戸建てに...
いまでこそFIRE(経済的自立と早期リタイア)という言葉が一般化していますが、90年代の頃にもアーリーリタイアというトレンドは記憶しています。 当時は完全リタイアは「隠居」、セミリタイアは「脱サラ」とも呼んでいて、当時の常識ではそれなりの「高収入」、「出世組」、「退職金が多い大企...
アーリーリタイア生活を続けていると、日々の中で「自分の感じ方が変わってきた」と思うことがあります。 リタイア後の特別な出来事とかで感じるというより、変哲もない日常の中にいて、「以前とは違った視点や感情が生まれる」という種類の変化です。 今日は、そんな「サラリーマン時代にはなか...
僕はアーリーリタイア以降、月末時点での資産状態を記録し続けています。 今回はリタイアから37カ月目で、いつもと少し視点を変え、資産管理そのものが僕の「願望」や「恐れ」をどのように反映しているかを自己分析しながら実施してみました。 資産状況は「 金融資産」と「純資産」についての推移...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)が身近に語られるようになった今、完全リタイアを前提にすると「資産1億円」はひとつの基準として意識されています。 確かに明快な数字ですし、「1億円を達成して仕事を完全に辞めよう」といった目標としても自然なのでしょう。 ただ実際には、 経済的・精...
アーリーリタイア直後から現在に至るまで、毎日の生活のなかで「ああ、リタイアしてよかった」と自然に感じる場面があります。 それは、「やりたいことができる」というより、「 やりたくないことをやらなくていい」という解放感 を味わう時です。 そして、その解放感が会社員時代に重ねてきた「...
僕は学生時代に様々なアルバイトをしていましたが、今思い返しても 強く印象に残っている極端な対比 があります。 その対比は、「マクドナルドの厨房」と「一流ホテルのレストランウエイター」です。 当時は10代で右も左も分からない中で、ただ仕事に必死でした。 でも今になって振り返る...
ある記事で、スーパーの総菜を毎日“半額”で買って暮らしている50代男性の話を読みました。 就職氷河期に苦しみ、非正規の立場から抜け出せないまま年を重ねた方のようです。 「若い頃は、こんな生活になるとは夢にも思わなかった」、「唐揚げ弁当が残っていてラッキーだった」・・。そんな言葉...
年収1,200万円だった元部長が、再雇用で年収7割減。しかも若手社員に過去の武勇伝をさえぎられ、「惨めさを感じた」と語る記事を見かけました。 その記事では、「シニアが再び働きがいを感じられる組織づくりが大事」と、あくまで企業側の制度や環境に焦点が当てられていました。 でも、僕に...
昨日はブログの更新をできませんでした。 とくに、病気で寝込んだわけではありません。 ほぼ毎日、飲み会やら旅行をしていてもブログ更新をしてきた僕ですが、さすがにぐったり更新できない状況を今日は簡単に報告します。 朝からDIY リタイア後、購入した空き家の整備として丸1日、庭の草木を...
テレビの街頭インタビューなどで「年金だけでは暮らせない」「老後資金が足りない」といった声がよく取り上げられています。 こうした報道を目にするたびにいつも疑問を感じてきました。 というのも、僕の母の生活実態を見ていると、老後生活にそこまで多額の資金が必要だとはどうしても思えないから...
「働いたら負け」・・というのは、働くことへの違和感や抵抗感、そして社会構造そのものへの抗議の言葉だったりします。 こうしたスタンスを取ることは悪くはない(そう思えるぐらい社会経済も行き詰まっている)とは思いますが、どうしても「働いたら負け」と考える方に伝えたいことがあります。 今...
先日、こんなメッセージを読者の方からいただきました。 「私は”静かな退職”によって被害を受けています。最低限の仕事しかしない同僚の業務が『時間内に終わらないから』という理由で、上司から私に一部を引き取るよう指示されます。そんな同僚の“静かな退職”のしわ寄せが自分にきていて、と...
僕のFIRE生活は、子育ても終え、仕事にも一区切りがついた50代という、比較的遅めのタイミングから始まりました。 それだけ長くサラリーマン生活を続けてきたせいか、FIREで手に入れた「自由」には、あるひとつの欠落を強く感じています。 それは、「日常の変化」がなくなることです。...
定時で帰る。余計なタスクは引き受けない。出世にもこだわらない──そんな「静かな退職(Quiet Quitting)」という働き方が、いま注目を集めています。 最近読んだある記事では、「静かな退職を選んだ若手社員の末路」として、 市場価値の低下・AIによる業務の喪失・キャリア崩...
「お金という存在を好きか?」というフレーズをみて、少し戸惑いを覚えました。 今日はその違和感について綴ってみたいと思います。 もちろん、お金はとても大切です。ですが、「好きか?」「愛しているか?」と問われると、どうもピンときません。 例えるなら、「空気が好きですか?」、「水を愛...
先日の東京都知事選は現職の小池さんが当選を果たしました。 あけてみると現職強しの「変わりばえの無い結果」でしたが、僕自身、今回の選挙をきっかけに東京が変わり始める気がしました。 そしてやはり思うのは良くも悪くも「石丸劇場はかなり仕込まれている」という点です。 今日は僕が感じた都知...
アーリーリタイアをした2022年以降、勤めていた会社も他の国内企業も賃上げのトレンドにあります。 僕と同じタイミングでリタイアした民としてはきっと 「よりによって自分がリタイア後に賃上げなんて」 というのが一般だと思います。 もちそんタイミングの悪さは多少なり癪には感じますが、そ...
7月7日、よりによって七夕の夜に大失敗を見つけてしまいました。 1年以上ログインをしていなかった某ホテルの会員サイト(複数)にログインをしてみたのです。 すると IHGホテル&リゾーツ (インターコンチやホリディイン等)と マリオット系 (マリオット、シェラトン、リッツカールトン...
アーリーリタイアをして丸2年が経ちました。 この節目に、これまでのアーリーリタイア生活において後悔したことが無かったかを振り返りました。 結論からいうと、これまで一度もアーリーリタイアを後悔したことはありません。 このように肯定的に捉えているのは2つの要因によるものです。 それは...
自分の家計管理として「毎月の金融資産の推移」に加え、四半期に1度の頻度で「純資産の推移」を追いかけています。 純資産は家計管理で「最重要」と考えているのですが、それは純資産が個人の所有する「富の総額」を表すからです。 ご存じの通り、純資産は、全ての資産(現金、預金、不動産、株式な...
セミリタイア界隈で「早期退職」と「アーリーリタイア」の違いについて語られています。 僕はこのブログ開設時にどちらの用語を使うか迷ったうえ、結果として「アーリーリタイア」に決めたわけですが、それはこの両者の世間的な受け止め方について考えた結果でもありました。 今回、遅ればせながら自...
完全FIREをして有り余る時間を持つと自分が根っからズボラかどうかがわかります。 なにしろ仕事から100%離れて、会社員のような目標を強制させられるでもないリタイア生活を送っているわけです。 時間の使い方で本性が出てしまうというものです。 ちなみに僕は時間を持て余していた大学生の...
都内は最高気温が30度を超えジメジメした夏が到来です。 サラリーマンの頃はそんな夏が憂鬱で仕事になんか行きたくないと思っていました。 ですがリタイア後、いよいよ3回目の夏を迎えるなか「サラリーマンはいいなあ」と懐かしんでしまう下劣な思考が頭をよぎりました。 もちろんサラリーマンに...
金融資産額の月次分析です。 リタイアから25か月目、 資産は104%(対リタイア時点)と 最高値更新です。 預貯金を取り崩す生活を 送りながら「資産」が減らない 理由は明確で、 円安の加速と株式等の評価増によるものです。 但し、最高値といっても僅か4%の上振れでしかなく「ほぼ横ば...
アーリーリタイアをするとその自由時間で思わぬ「お得な体験」をしたりします。 サラリーマン時間で動かないところに「お得ゾーン」があると感じます。 今日はそんな思わぬ「お得で上機嫌」な体験をしたことを綴ります。 スーパーでの買い物(通常) 僕はスーパーで買い物をするときは、商品が割引...
今回は新NISAの話題ながらそれは資産をどう作るかのトピックではなく「長期的な投資展望で留意すべきリスク」の話です。 金融投資を進めたり個人資産を防衛するうえで最大のリスクと思われるものが昨今の「 新NISAに関わる動き」から推測できています。 結論からいうとそれは 「資産税」で...
景気が良かったバブル期ならば「楽にFIREできる」と考える人が多いと思います。 当時は今より物価は安く、平均給与は425万円程度(今は460万円)と恵まれています。 また高い経済成長に乗ってお金を増やしたり、投資のチャンスだって豊富にあるといった点もいかにもFIRE向きです。 そ...
都内にあるスーパー併設のフードコートで1人過ごしていた時の出来事です。 80代のお婆ちゃんたちと隣り合わせになりました。 お婆ちゃんたちの会話がすごく盛り上がり、耳に入ってきてしまった内容が興味深いし、なかなか深く思う点がありました。 そんな高齢期のお婆ちゃんたちのモノの見方や悩...
アーリーリタイアをすることでサラリーマンの頃よりも自在に使える時間(可処分時間)が増えました。 そんな増えた時間で 「ものすごいこと」ができていれば、それをもってアーリーリタイアの価値を明白に説明できるわけですが、 実際は、それほど説得力のあるものごとはありません。 どこかにプチ...
僕は「タイパ」といった考え方には否定的です。 なぜならそんな効率性を求める 考え方が「FIRE失敗」を生み出す原因だとも考えているからです。 よくFIREをした人が「FIREは暇だ」と嘆くことがありますが、そうした人はFIREで得た 有り余る時間のタイムリッチな豊かさを享受できる...
足元で円安が進行し、今日は160円/ドルのすぐ手前まできています。 金融資産の半分を外貨で所有しているので、個人的には円安だからといって困るわけではありません。それどころか円安になれば資産額は増加するメリットすらあります。 とはいえやはり日本人、こんな「安い日本」が海外勢から経済...
FIRE達成の理想年齢は45歳だと思っています。 厳密には 「45歳でFI(経済的自立)を達成し、そこで人生の折り返しの判断をすること」 が理想と感じています。 今日は、なぜ「FIREは45歳が理想」かを、45歳で人生の折り返し判断をするべき2つの理由と、そこで経済的自立をしてい...
自分のアーリーリタイアはライフイベントに大きく影響されていると思います。 自分の意思でアーリーリタイアをした気ではありますが、そんなリタイアのタイミングはライフイベント(特に、子供が社会人になるタイミング)に左右されたと思います。 計算すると、僕のような考え方では41歳までに子供...
アーリーリタイアは個人の意思で実行するものですが、そんな個人の意思も、働く業界や職務から影響を受けていると思います。 業界や職務の特性で「アーリーリタイアにつながりやすい」といった傾向が強かったり、リタイアのモチベーションを生みやすいところがあると思います。 今日はそんなアーリー...
片道切符でアーリーリタイアをしたので経済的には「年金と資産所得」に依存しています。 そんな依存構造のなか、今後の20~30年の資産の安全性や安定性について少し考えてみました。 すると現役時代にはあまり考えなかった点として、いまさらながら「現役時代はより年金に対して価値を過小評価し...