FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実行するとき、よく語られるのは「いくら貯めたか」とか「どんな生活をするか」です。 でも実はもう一つ大切なことがあります。それが「辞め方」です。 「会社をどう辞めるか」は、単なる形式的な話ではなく、FIRE後の精神的な満足度に大きな影響を与え...
2022年3末に完全リタイア。「FIREの自由で創るセカンドライフ」をテーマに情報発信~FIRE-Driven Lifestyle Innovation~
サラリーマンを辞めると多くの「不自由」が無くなります。 疲労のなかでの定時出社、必要な時に休暇も取りずらく、一方的に仕事の目標やノルマを受け入れ、気の乗らない飲み会も参加が必須。 そんな不自由はリタイアと共に消失し「自由意思」を突き通せるのがリタイア生活です。 ところが自由意思で...
50代で完全リタイア生活を2年も送ると、仕事に戻る根性はもうありません。 すると今の金融資産の寿命が気になります。 寿命とは、投資もせず働きもせず金融資産(現預金)を取り崩すだけにしたら何歳まで資産が持つか?という疑問です。 そこでさっそく単純計算をしました。 無収入での金融資産...
FIRE直前に100歳までの収支シュミレーションをしています。 いくら緻密なシュミレーションをしても、実際にFIRE生活に入ると想定とは異なった収入や支出の項目が出てきます。 それに応じてFIREシュミレーションを5項目変更してきました。 今日はその「当初の収支シュミレーションか...
どうも最近、FIREによる最終出口を考えるようになりました。 今日はまず、FIREの最終出口をどう捉えるかと直近の目標感を綴ります。 FIREの出口とはいつか FIRE(早期リタイア)の出口というのは、言葉の通り、FIREを終える時です。 それは僕にとっては65歳です。 なぜなら...
今日は「アーリーリタイア生活で贅沢を感じるシーン」を綴ります。 なお僕は、家族や友人と一緒なら食事や旅行も「体験への投資」としてお金を使うことを躊躇しませんが、自分自身にはさほど使わなくても良いタイプです。 例えば、友人と1万円/人のコース料理を食べに行っても1人外食なら(あまり...
僕がアーリーリタイアをするとき「いまリタイアして本当に後悔ないか?」と自問しました。 それに答えるため3つの定量的な判断軸を使ったのですがその1つが「アーリーリタイアの金銭的価値」を計算することです。 金銭的価値は「定年まで勤めれば得られる所得総額」としました。 なぜならアーリー...
FIRE直後の数カ月は自堕落な生活をしていました。 リタイア後の解放感で食生活の乱れや昼夜逆転といった不規則な生活を送っていたのです。 ですがそんな自堕落な日々があったからこそ建設的なアーリーリタイア生活に辿り着いたとも思います。 今日はそんな自堕落な生活とその後の末路を綴ります...
FIREによって自由を得ると「人としての成長が止まってしまうリスクを感じる」という主張があります。 これは以下の記事からの抜粋です。 【20代で1億貯めた元会社員が教える】みんなが憧れる「FIRE(経済的自立と早期リタイア)の末路」 筆者はベンチャー企業の経て株式投資で経済的自由...
FIREすると「昔の友人と話が合わなくなる」といった主張をする人がいます。 ですが僕はこの主張に疑問を感じます。 FIREをすると自分のライフスタイルや考え方に少なからず変化が起こります。 そうした変化が起こることで昔の友人との関係で「話が合わなくなる」といったマイナス作用がある...
リタイア前後で投資スタイルは変化しました。 今日はその内容と理由を綴ります。 サラリーマン時代の投資 サラリーマンの頃は給与収入という安定的な入金があり、毎月の手残りがあります。 なので投資に対しては積極的にリスクを取れました。 株式投資は現物取引での長期投資を前提にしながら、銘...
現役時代は都心部に住むメリットを多々感じていました。 通勤が楽で 、買い物に困らず、飲食店も多く、娯楽施設も近く、ど こに行くのも便利だという点です。 ですがリタイア後、 通勤もなく時間的余裕もあるリタイア生活において、 これらメリットは少なくなったり消失します。 とはいえ都心か...
サラリーマンの友人から「元気だ」と言われます。 仕事に疲弊する友人が疲れているのか、アーリーリタイアで仕事もせずに呑気に暮らす自分が元気なのか、真相はわかりません。 ただ1つ言えることは自分の元気の源は「睡眠」にあるということです。 それがリタイア生活を送る中でわかってきました。...
完全リタイア生活に入って大きく変わったことは「人の成功を心底喜べること」です。 先日も友人と食事をしていた時に、リスクを取って資産家となったことを心底喜べました。 同時に「もし自分が完全リタイアをしていなければこういった心境にはなっていないかったかも」と思いました。 今日は完全リ...
リタイア後の生活に必要な所要額を貯蓄したとして、それ でも働き続けるか否かは意見が分かれます。 大きくは、 ①すぐに辞める人、 ②それでもずっと働き続ける人、 がいる一方で、僕は、 ③働くところまで働いたらさっと辞める人、 というものに該当します。 アーリーリタイアに直行しなかっ...
リーンFIREは質素倹約な生活を送るFIREです。 時に度が過ぎる節約に対し世間は批判的だったりします。 例えば「そんな(倹約をする)毎日で楽しいか」とか「向上心のない生き方で良いのか」といった批判です。 そんなリーンFIREに対して大きく4つのパターンにわけてみました。 そのパ...
世間でよく「セミリタイア生活とブログの相性は良い!」と言われます。 でもその通説には僕は疑問があります。 これまで1年10か月、毎日1記事ペースで掲載していますが、良いこともあれば悪いこともあるのが自分の感想です。 今日はそんな「リタイア生活とブログの役割」を綴ります。 セミリタ...
僕には社会人の息子たち(ともに20代)がいます。 彼らにFIREを勧めるかというと、YES&NOです。 FI(経済的自立)を目指すことは勧めます。ですがRE(早期リタイア)は本人の判断次第(でもあえて20代から目指すものでもない)と思っています。 今日はこの理由を綴ります。 FI...
FIRE(完全リタイア)をしてから社会的には「無職」です。 無職生活はストレスもなく居心地が良いのですが、唯一、ストレスとなるのが職業を聞かれた時です。 それはリタイアで会社名や肩書を名乗れない「アイデンティティ不在」が嫌という理由ではありません。そんな社会的な立場なんていまさら...
早期リタイア(完全リタイア)には適齢期があります。 経済面での適齢期判定は比較的簡単です。 早期リタイア後の生活を経済的に不自由なくやりくりできる資産があるかシュミレーションすることで判定できます。 ところが難しいのは「精神面での適齢期」です。 今日はそんな「精神面での適齢期」を...
サラリーマンのサイクルは月曜~日曜日という1週間でできています。 それに対しリタイア民は「毎日が日曜日」といった例えもあります。 ですが完全リタイアから2年が経つ僕にとってその曜日感覚の例えは違います。 というか曜日サイクルもありません。 今日はそんな「曜日サイクルに替わるリタイ...
今日はこの記事(金融資産があっても住民税非課税の恩恵を受ける)を読んで感じたことを綴ります。 金融資産1億円超、年収1,000万円…悠々自適な60歳元会社員のもとへ、市役所から「物価高騰緊急支援金・10万円」が届く理由【CFPが解説】 出典は資産形成ゴールドオンラインです。 記事...
働かなくても良いだけのお金がある(経済的自由)ながらあえて働く人がいます。 そんな人たちを9つのケースに分けて見ました。 ケースの特徴を理解して自分が該当するかを踏まえれば「もっと働けば良かった」といった後悔であったり、実際にFIRE卒業となることも回避する一助につながると思いま...
結婚もFIREもライフイベントとしては重大な決断になります。 そんな決断では「人間性」が出るものです。 振り返ると僕にとって両者(結婚とFIRE)は共通した判断方法をしていました。 それは「タイミングに従う」というやり方です。 人生のなかで自分を取り巻く環境はいろいろ変化するわけ...
リタイア後はQOL(クオリティ・オブ・ライフ;生活の質)が上がっています。 上がった要因は、精神的・経済的な変化によるものです。 精神的にはサラリーマンの頃のような忙しさや自分の意思で決められないものごとがかなり減ったことで精神的にも安定し、生活の質が高まったと感じています。 ま...
仕事の「好き嫌い」と「早期リタイア」が直結するという考えに疑問があります。 まず「仕事が嫌いだから早期リタイアしたい」というのは完全同意です。これは単純明快なことです。 ですが疑問があるのが因果関係の違う組み合わせです。 それは「仕事が好きなら早期リタイアはしない」という考えです...
「リタイア後の計画」として幾つもアイデアを持っていました。 ですが現実には諸事情でまだ着手実行できていないものがあります。 そんな「計画にはあったが実行できていない最大の変更点」は、僕にとっては「海外プチ移住」です。 今日はなぜ「海外プチ移住」を実現できていないかを綴ります。 ア...
完全リタイア後に取り組んだ大きなことの1つが「四国88箇所お遍路の旅」でした。 お遍路とは、真言宗を開祖した弘法大師(空海)が修行したとされる88箇所の霊場(四国4県全行程約1,400km)をたどる巡礼です。 とあるきっかけで始めたのですが、3回の四国旅行と、そして先日は和歌山県...
先日、母親が楽しみにしていた「シルバーパス」(東京都が運営する公共交通機関が乗り放題のパス)が届きました。 これは優れもので都バス、都営地下鉄、都電等が格安で乗り放題となるパスです。 70歳以上に限定されますが、低所得者(合計所得金額が135万円以下)なら年1000円の負担、それ...
FIRE界隈では「結婚や子育てはFIREにはマイナス」という印象を持つ方が多い気がします。 事実、家族を持って子育てをしながらFIRE達成を目指すのはデメリット(負担)は大きく、例えば、①経済的負担(生活費や教育費の負担)、②時間的負担、③責任(家族の意向を尊重し全うする責任)な...
2024年8月末時点の金融資産の定期分析です。 8 月の株式市場はブラックマンデー(8月5日の 4,451円下落)や円高進行といった荒れ模様で資産額はせわしく動いていたはずです。 ですが月末時点でなんだかんだ「横ばい」の推移でした。 リタイアから28か月、生活費の支出過多で現預金...
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FIRE(経済的自立と早期リタイア)を実行するとき、よく語られるのは「いくら貯めたか」とか「どんな生活をするか」です。 でも実はもう一つ大切なことがあります。それが「辞め方」です。 「会社をどう辞めるか」は、単なる形式的な話ではなく、FIRE後の精神的な満足度に大きな影響を与え...
アーリーリタイアをしてから、通勤電車とはまったく無縁の生活になりました。 出かける用事があっても、平日の朝の通勤時間はなるべく避けるようにしています。 ところが先日、やむを得ない用事があり、朝8時頃に地下鉄で移動することになりました。 久しぶりに、通勤ラッシュの電車に乗るこ...
前回の記事では、「最初の落し穴」として、「生活費×25倍」という計算式において25倍ばかりに気を取られ、肝心の「生活費の見積もりが現役時代ベースのまま」といった点をお伝えしました。 今回はもうひとつの落し穴、つまり 「 25倍という数字だけで“安心できる構造”が完成するわけではな...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)を考えるとき、「生活費×25倍」という計算式は多くの人が目安として使っています。 この式は一見シンプルで、使いやすいモデルですが、そこには意外と語られない落し穴があると僕は感じています。 よく言われる「インフレを考慮していない」とか「米国経済...
アーリーリタイア生活では、「暮らし方」が日々の幸福度に大きな影響を与えると、今あらためて実感しています。 ここでいう「暮らし方」とは、どんな街に、どんな住まいで、どんな人と、どんな距離感で暮らすか・・という全体設計のことです。 たとえば、都心のマンションに住むか、地方の戸建てに...
いまでこそFIRE(経済的自立と早期リタイア)という言葉が一般化していますが、90年代の頃にもアーリーリタイアというトレンドは記憶しています。 当時は完全リタイアは「隠居」、セミリタイアは「脱サラ」とも呼んでいて、当時の常識ではそれなりの「高収入」、「出世組」、「退職金が多い大企...
アーリーリタイア生活を続けていると、日々の中で「自分の感じ方が変わってきた」と思うことがあります。 リタイア後の特別な出来事とかで感じるというより、変哲もない日常の中にいて、「以前とは違った視点や感情が生まれる」という種類の変化です。 今日は、そんな「サラリーマン時代にはなか...
僕はアーリーリタイア以降、月末時点での資産状態を記録し続けています。 今回はリタイアから37カ月目で、いつもと少し視点を変え、資産管理そのものが僕の「願望」や「恐れ」をどのように反映しているかを自己分析しながら実施してみました。 資産状況は「 金融資産」と「純資産」についての推移...
FIRE(経済的自立と早期リタイア)が身近に語られるようになった今、完全リタイアを前提にすると「資産1億円」はひとつの基準として意識されています。 確かに明快な数字ですし、「1億円を達成して仕事を完全に辞めよう」といった目標としても自然なのでしょう。 ただ実際には、 経済的・精...
アーリーリタイア直後から現在に至るまで、毎日の生活のなかで「ああ、リタイアしてよかった」と自然に感じる場面があります。 それは、「やりたいことができる」というより、「 やりたくないことをやらなくていい」という解放感 を味わう時です。 そして、その解放感が会社員時代に重ねてきた「...
僕は学生時代に様々なアルバイトをしていましたが、今思い返しても 強く印象に残っている極端な対比 があります。 その対比は、「マクドナルドの厨房」と「一流ホテルのレストランウエイター」です。 当時は10代で右も左も分からない中で、ただ仕事に必死でした。 でも今になって振り返る...
ある記事で、スーパーの総菜を毎日“半額”で買って暮らしている50代男性の話を読みました。 就職氷河期に苦しみ、非正規の立場から抜け出せないまま年を重ねた方のようです。 「若い頃は、こんな生活になるとは夢にも思わなかった」、「唐揚げ弁当が残っていてラッキーだった」・・。そんな言葉...
年収1,200万円だった元部長が、再雇用で年収7割減。しかも若手社員に過去の武勇伝をさえぎられ、「惨めさを感じた」と語る記事を見かけました。 その記事では、「シニアが再び働きがいを感じられる組織づくりが大事」と、あくまで企業側の制度や環境に焦点が当てられていました。 でも、僕に...
昨日はブログの更新をできませんでした。 とくに、病気で寝込んだわけではありません。 ほぼ毎日、飲み会やら旅行をしていてもブログ更新をしてきた僕ですが、さすがにぐったり更新できない状況を今日は簡単に報告します。 朝からDIY リタイア後、購入した空き家の整備として丸1日、庭の草木を...
テレビの街頭インタビューなどで「年金だけでは暮らせない」「老後資金が足りない」といった声がよく取り上げられています。 こうした報道を目にするたびにいつも疑問を感じてきました。 というのも、僕の母の生活実態を見ていると、老後生活にそこまで多額の資金が必要だとはどうしても思えないから...
「働いたら負け」・・というのは、働くことへの違和感や抵抗感、そして社会構造そのものへの抗議の言葉だったりします。 こうしたスタンスを取ることは悪くはない(そう思えるぐらい社会経済も行き詰まっている)とは思いますが、どうしても「働いたら負け」と考える方に伝えたいことがあります。 今...
先日、こんなメッセージを読者の方からいただきました。 「私は”静かな退職”によって被害を受けています。最低限の仕事しかしない同僚の業務が『時間内に終わらないから』という理由で、上司から私に一部を引き取るよう指示されます。そんな同僚の“静かな退職”のしわ寄せが自分にきていて、と...
僕のFIRE生活は、子育ても終え、仕事にも一区切りがついた50代という、比較的遅めのタイミングから始まりました。 それだけ長くサラリーマン生活を続けてきたせいか、FIREで手に入れた「自由」には、あるひとつの欠落を強く感じています。 それは、「日常の変化」がなくなることです。...
定時で帰る。余計なタスクは引き受けない。出世にもこだわらない──そんな「静かな退職(Quiet Quitting)」という働き方が、いま注目を集めています。 最近読んだある記事では、「静かな退職を選んだ若手社員の末路」として、 市場価値の低下・AIによる業務の喪失・キャリア崩...
「お金という存在を好きか?」というフレーズをみて、少し戸惑いを覚えました。 今日はその違和感について綴ってみたいと思います。 もちろん、お金はとても大切です。ですが、「好きか?」「愛しているか?」と問われると、どうもピンときません。 例えるなら、「空気が好きですか?」、「水を愛...
先日の東京都知事選は現職の小池さんが当選を果たしました。 あけてみると現職強しの「変わりばえの無い結果」でしたが、僕自身、今回の選挙をきっかけに東京が変わり始める気がしました。 そしてやはり思うのは良くも悪くも「石丸劇場はかなり仕込まれている」という点です。 今日は僕が感じた都知...
アーリーリタイアをした2022年以降、勤めていた会社も他の国内企業も賃上げのトレンドにあります。 僕と同じタイミングでリタイアした民としてはきっと 「よりによって自分がリタイア後に賃上げなんて」 というのが一般だと思います。 もちそんタイミングの悪さは多少なり癪には感じますが、そ...
7月7日、よりによって七夕の夜に大失敗を見つけてしまいました。 1年以上ログインをしていなかった某ホテルの会員サイト(複数)にログインをしてみたのです。 すると IHGホテル&リゾーツ (インターコンチやホリディイン等)と マリオット系 (マリオット、シェラトン、リッツカールトン...
アーリーリタイアをして丸2年が経ちました。 この節目に、これまでのアーリーリタイア生活において後悔したことが無かったかを振り返りました。 結論からいうと、これまで一度もアーリーリタイアを後悔したことはありません。 このように肯定的に捉えているのは2つの要因によるものです。 それは...
自分の家計管理として「毎月の金融資産の推移」に加え、四半期に1度の頻度で「純資産の推移」を追いかけています。 純資産は家計管理で「最重要」と考えているのですが、それは純資産が個人の所有する「富の総額」を表すからです。 ご存じの通り、純資産は、全ての資産(現金、預金、不動産、株式な...
セミリタイア界隈で「早期退職」と「アーリーリタイア」の違いについて語られています。 僕はこのブログ開設時にどちらの用語を使うか迷ったうえ、結果として「アーリーリタイア」に決めたわけですが、それはこの両者の世間的な受け止め方について考えた結果でもありました。 今回、遅ればせながら自...
完全FIREをして有り余る時間を持つと自分が根っからズボラかどうかがわかります。 なにしろ仕事から100%離れて、会社員のような目標を強制させられるでもないリタイア生活を送っているわけです。 時間の使い方で本性が出てしまうというものです。 ちなみに僕は時間を持て余していた大学生の...
都内は最高気温が30度を超えジメジメした夏が到来です。 サラリーマンの頃はそんな夏が憂鬱で仕事になんか行きたくないと思っていました。 ですがリタイア後、いよいよ3回目の夏を迎えるなか「サラリーマンはいいなあ」と懐かしんでしまう下劣な思考が頭をよぎりました。 もちろんサラリーマンに...
金融資産額の月次分析です。 リタイアから25か月目、 資産は104%(対リタイア時点)と 最高値更新です。 預貯金を取り崩す生活を 送りながら「資産」が減らない 理由は明確で、 円安の加速と株式等の評価増によるものです。 但し、最高値といっても僅か4%の上振れでしかなく「ほぼ横ば...
アーリーリタイアをするとその自由時間で思わぬ「お得な体験」をしたりします。 サラリーマン時間で動かないところに「お得ゾーン」があると感じます。 今日はそんな思わぬ「お得で上機嫌」な体験をしたことを綴ります。 スーパーでの買い物(通常) 僕はスーパーで買い物をするときは、商品が割引...
今回は新NISAの話題ながらそれは資産をどう作るかのトピックではなく「長期的な投資展望で留意すべきリスク」の話です。 金融投資を進めたり個人資産を防衛するうえで最大のリスクと思われるものが昨今の「 新NISAに関わる動き」から推測できています。 結論からいうとそれは 「資産税」で...
景気が良かったバブル期ならば「楽にFIREできる」と考える人が多いと思います。 当時は今より物価は安く、平均給与は425万円程度(今は460万円)と恵まれています。 また高い経済成長に乗ってお金を増やしたり、投資のチャンスだって豊富にあるといった点もいかにもFIRE向きです。 そ...
都内にあるスーパー併設のフードコートで1人過ごしていた時の出来事です。 80代のお婆ちゃんたちと隣り合わせになりました。 お婆ちゃんたちの会話がすごく盛り上がり、耳に入ってきてしまった内容が興味深いし、なかなか深く思う点がありました。 そんな高齢期のお婆ちゃんたちのモノの見方や悩...
アーリーリタイアをすることでサラリーマンの頃よりも自在に使える時間(可処分時間)が増えました。 そんな増えた時間で 「ものすごいこと」ができていれば、それをもってアーリーリタイアの価値を明白に説明できるわけですが、 実際は、それほど説得力のあるものごとはありません。 どこかにプチ...
僕は「タイパ」といった考え方には否定的です。 なぜならそんな効率性を求める 考え方が「FIRE失敗」を生み出す原因だとも考えているからです。 よくFIREをした人が「FIREは暇だ」と嘆くことがありますが、そうした人はFIREで得た 有り余る時間のタイムリッチな豊かさを享受できる...
足元で円安が進行し、今日は160円/ドルのすぐ手前まできています。 金融資産の半分を外貨で所有しているので、個人的には円安だからといって困るわけではありません。それどころか円安になれば資産額は増加するメリットすらあります。 とはいえやはり日本人、こんな「安い日本」が海外勢から経済...
FIRE達成の理想年齢は45歳だと思っています。 厳密には 「45歳でFI(経済的自立)を達成し、そこで人生の折り返しの判断をすること」 が理想と感じています。 今日は、なぜ「FIREは45歳が理想」かを、45歳で人生の折り返し判断をするべき2つの理由と、そこで経済的自立をしてい...
自分のアーリーリタイアはライフイベントに大きく影響されていると思います。 自分の意思でアーリーリタイアをした気ではありますが、そんなリタイアのタイミングはライフイベント(特に、子供が社会人になるタイミング)に左右されたと思います。 計算すると、僕のような考え方では41歳までに子供...
アーリーリタイアは個人の意思で実行するものですが、そんな個人の意思も、働く業界や職務から影響を受けていると思います。 業界や職務の特性で「アーリーリタイアにつながりやすい」といった傾向が強かったり、リタイアのモチベーションを生みやすいところがあると思います。 今日はそんなアーリー...
片道切符でアーリーリタイアをしたので経済的には「年金と資産所得」に依存しています。 そんな依存構造のなか、今後の20~30年の資産の安全性や安定性について少し考えてみました。 すると現役時代にはあまり考えなかった点として、いまさらながら「現役時代はより年金に対して価値を過小評価し...