宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社) 宮島未奈の「成瀬は天下を取りに行く」(新潮社)を読みました。2024年の本屋大賞ですね。あちこちに「絶賛!」レビューの山で、どっちかというと、普段は避けて通る
宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社) 宮島未奈の「成瀬は天下を取りに行く」(新潮社)を読みました。2024年の本屋大賞ですね。あちこちに「絶賛!」レビューの山で、どっちかというと、普段は避けて通る
井戸川射子「する、されるユートピア」(青土社) 2022年に「この世の喜びよ」(講談社文庫)で芥川賞をとった井戸川射子の「する、されるユートピア」(青土社)という詩集を読みました。2019年に中原
ピーター・シャモーニ「マックス・エルンスト 放浪と衝動」元町映画館 本日12月17日のシュルレアリスム映画祭、ボクにとってはお勉強映画鑑賞会(笑) はマックス・エルンストの生涯で
「燕号、クリスマスだそうです(笑)」 徘徊日記 2024年12月17日(月)神戸あたり 神戸駅の東のD51、「燕号」になっているんですけど、今日は、なんだか派手です。お正月の鏡餅かなんかかな? と近づ
「2024年、最後の須磨の海。」 徘徊日記 2024年12月19日(木) 須磨あたり 週に一度やって来る須磨一の谷の高台からの須磨の海、いや、空を眺めています。 今年はこれで見納めです。風が強く吹いていて、
筒井功「潮来を、なぜイタコと読むのか」(河出書房新社) どうでしょう、この本の書名が何ともいえずいいなと思うのですが。縄文語を追っていらっしゃる筒井功さんの新刊「潮来を、なぜイタコと読むのか」
ルネ・クレール「幕間」元町映画館 「シュルレアリスム100年映画祭」のお勉強映画鑑賞の3本目です。半ば意地になって見ています。まあ、これをドラマというかどうかという問題は残りますが、今回は、ドキ
ジェルメーヌ・デュラック「貝殻と僧侶」元町映画館 1920年代の半ば、トリスタン・ツァラ(Tristan Tzara)の標榜するダダイズム、まあ、そこから生まれたといっていいのかなと思いますが、アンドレ・ブル
ファブリス・マゼ「アンドレ・ブルトン ドキュメンタリー集」元町映画館 シュルレアリスムといえば、まあ、この人というわけで、今日はアンドレ・ブルトンでした。監督は前日のマグリットと同じファブリ
「今日は三人の王子様をはいけん!」 徘徊日記 12月2日(月)三宮あたり はい、投稿しているのが12月18日で、もう2週間も昔の出来事なのですが、12月2日、初めてのライブハウス体験でした。 1
「今年も冬になりました。」 バカ猫百態 2024年12月16日(月) おはようございます。今年も冬になりました。 冬のジジちゃんとキキちゃんです。 おい、みんなどこいったんや? しらん、
夏目漱石「文鳥」(「文鳥・夢十夜」新潮文庫) 夏目漱石の「文鳥」です。明治41年ですから1908年、前年、朝日新聞に入社した漱石が最初に書いた長編「虞美人草」のあと「坑夫」を書き、続けて書い
ナンニ・モレッティ「チネチッタで会いましょう」シネリーブル神戸 予告編を見ていて、まあ、イタリア映画のようだしとか何とか、適当な見当で見たのですが、 ボクにはあたり‼でした(笑)。 久しぶりに、
「11月のベランダ」 ベランダだより 2024年12月1日 ベランダあたり 2024年の11月も、日々のベランダの様子を記録するつもりだったのに、終わってしまって、12月です。 何だか、あれこれあって
「なんだ、この花束は!」 ベランダだより 2024年12月10日(月)ベランダあたり 2024年の12月のとある月曜日、宅配分が届きました。 何だ、この花束は!? けっこう豪華です。「あのね、ピー
ファブリス・マゼ「謎の巨匠 ルネ・マグリット」元町映画館 2024年も師走ですが、年末になって、神戸の元町映画館が「シュルレアリスム100年映画祭」という特集番組を上映し始めています。 このチ
若松節朗「海の沈黙」シネリーブル神戸 予告を見たときから「なんだかなあ???」という気がして、躊躇して、まあ、悩みに悩んで「まあ、しかし、倉本聰の脚本やし」 と決心して見ました
「団地の冬!」 徘徊日記 2024年12月13日(金) 団地あたり 銀杏の写真を載せて「団地の秋!」とかいいましたが、楓の写真になると「団地の冬!」 になるのですね(笑)。黄色と赤で気分も季節
日野啓三「落葉」(「落葉 神の小さな庭で」集英社) この作家を読み直し始めたきっかけは、2024年の10月に見た「国境ナイトクルージング」という、中国と朝鮮の国境を舞台にした、まあ、中国映画といって
マーク・フォースター「ホワイトバード はじまりのワンダー」キノシネマ神戸国際 「ワンダー 君は太陽」という映画の後日編というお話なのだそうですが、肝心の「ワンダー君は太陽」を見ていないのですから、
ジャン=ピエール・アメリス「ショータイム」シネ・リーブル神戸 予告編を見ていて思いました。「これって、好きかも?!」 まあ、そう閃いて見に来ました。で、好きなパターンでした(笑)。こういう、
長谷川櫂「震災句集」(中央公論新社) 先だって「震災歌集」(中央公論新社)を案内した長谷川櫂の、まあ、いわば本業「震災句集」(中央公論新社)です。収められている百句ほどの句を、ボソボソ呟く
リチャード・リンクレイター「バーナデット ママは行方不明」 パルシネマ 今回は「妻って何?母って何?私って何?」ということかなと、勝手にテーマをつけてやってきたパルシネマの2本立て、1本目は
「今日はおばーちゃんの一周忌でした。」 徘徊日記 2023年12月16日(土) 西脇あたり おばーちゃんが倒れて一年たちました。今日はお寺で一周忌の集まりです。トラキチクンに載せてもらって、チビラく
ロバート・ウェストール「水深五尋」(金原瑞人・野沢佳織訳 宮崎駿絵・岩波書店) 池澤夏樹の「いつだって読むのは目の前の一冊なのだ」(作品社)という、週刊文春に連載していた「私の読書日記
ガリー・キーン アンドリュー・マコーネル「ガザ 素顔の日常」元町映画館 元町映画館が緊急上映として企画したガリー・キーン、アンドリュー・マコーネルという二人の監督が撮った、原題「Gaza」、邦題が「ガ
マリー・クロイツァー「エリザベート 1878」パルシネマ 今日のパルシネマは、まあ、なんというか、妻って何?母って何?私って何? という感じの2本立てで、1
「うちの楓は満開(?)です。」 ベランダだより 2023年12月10日(日)ベランダあたり 棟の玄関に出てきました。これが、うちの楓!! (笑) 実は、隣の棟の庭の楓は散ってしまったんですよね。で、
マーク・トウェイン「ジム・スマイリーの跳び蛙-マーク・トウェイン傑作選」(柴田元幸訳・ 新潮文庫) ひょっとした、この人くらいは読まれているのではあるまいかと淡い期待を寄せているマーク・トウェインで
リドリー・スコット「ナポレオン」109ハット 御年86歳のリドリー・スコット監督の新作「ナポレオン」を見ました。 先日、御年76歳の北野武監督の新作「首」を見て、ボク的には「中世的世界最後の大
「裏庭も冬かな?」 ベランダだより 2023年12月10日(日) ベランダあたり 裏庭です。昔はゆかいな仲間たちのあそび場でしたが、今では日曜日の今日も子どもは居ません。ちょっと寂しいですね(笑)。
長谷川櫂「震災歌集」(中央公論新社) 今日の案内は俳人として知られている長谷川櫂の「震災歌集」(中央公論新社)という短歌集です。くりかえしになりますが長谷川櫂は俳人として知られている人ですが、
瀬々敬久「春に散る」パルシネマ 2023年の夏に封切られた瀬々敬久監督の「春に散る」を見ました。封切のときから佐藤浩市の白髪頭の写真が気にかかっていました。チラシを見れば、ボクシング映画だとわかりますが
相米慎二「ションベンライダー」パルシネマ 先日、京都まで出かけて見た相米慎二「台風クラブ」がワッチャー?! だったので、神戸のパルシネマでやり返してやろうと勇んで出かけてきたのが相米慎
原泰久「キングダム(69)」(集英社) 2023年、夏のマンガ便で届いていた原泰久「キングダム」(集英社)の69巻の感想が、なかなか書けませんでした。65巻から始まった秦対趙の戦いは67巻で「どうせ。最後は
鈴木清順「陽炎座」元町映画館 「SEIJUN RETURNS in4K」という特集の三本目です。見たのは、「陽炎座」です。泉鏡花の小説の映画化だそうですが、読んだことはあるはずですが忘れました。映画もほぼ忘れてい
相米慎二「台風クラブ」 烏丸・御池アップリンク 若くして亡くなった相米慎二監督の懐かしい作品が、11月の末から12月にかけて2本、「台風クラブ」がシネリーブル神戸で、「ションベンライダー」が
鈴木清順「夢二」元町映画館 「SEIJUN RETURNS in4K」という特集の二本目です。見たのは「夢二」でした。竹久夢二の、あの夢二です。沢田研二が夢二を演っています。映画館にやって来てびっくりです
北原白秋「からたちの花」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より) からたちの花 北原白秋 からたちの花が咲いたよ。 白い白い花が咲いたよ。 からたちのとげはいたいよ。 青い青い針のとげだ
天野忠「しずかな夫婦」(小池昌代「通勤電車でよむ詩集」より) しずかな夫婦 天野 忠 結婚よりも私は「夫婦」が好きだった。 とくに静かな夫婦が好きだった。 結婚をひとまた