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米本浩二「魂の邂逅」(新潮社) 2018年に読売文学賞をとった『評伝 石牟礼道子――渚に立つひと』(新潮社)の米本浩二が、題名の上では石牟礼道子と、彼女の、文字通り生涯にわたる伴走者であった渡辺京二との関
石牟礼道子「苦界浄土」(講談社文庫) 自分の生活する世界の外側や遠くの他者に対して関心を持つ時、自分のことを「こうだ」と思い込んでいた自己認識のあやうやさと出遇うことがある。この年齢になっても職場
亡くなってしまった石牟礼道子の声が聞きたくて、顔が見たくて、朝から、市バス、JR、阪急と乗り継いで十三。おー十時開演に間に合ったぞ。そういえば、学校は夏休みだが、世間の方々は、お仕事だったのだと思い
米本浩二「水俣病闘争史」(河出書房新社) 石牟礼道子の伝記「評伝 石牟礼道子―渚に立つひと」(新潮社)の著者米本浩二の最新の仕事「水俣病闘争史」(河出書房新社)を読みました。 1961年生
河出書房新社から「池澤夏樹個人編集:世界文学全集」全30巻が2011年に出版されて、その中に日本文学としてただ一作選ばれたのが石牟礼道子の「苦界浄土(三部作)」だった。 「石牟礼道子が世界文学(
石牟礼道子「魂の秘境から」(朝日新聞出版) 石牟礼道子さんが2018年2月に亡くなって、二年の年月が過ぎました。亡くなった年の四月に、生前「朝日新聞」に月一度の連載で掲載されていたエッセイに
石牟礼道子追悼文集「残夢童女」(平凡社) 石牟礼道子が亡くなって二年たちました。平凡社から追悼文集が「残夢童女」と題されて、2019年の夏に出版されました。 それぞれ「傍にて」、「渚の人
石牟礼道子・藤原新也「なみだふるはな」(河出文庫) 友達と100日100ブックカバーという、「本の紹介ごっこ」を、数人の友人と順々に楽しんでいます。同世代の人たちなのですが、予想していたよりずっと、思
石牟礼道子「苦海浄土 わが水俣病」の感想 魂の文学、命の文学
魂の詩人が残した "文明病" 水俣公害の人間の記録!極限状態にあっても輝きを失わない人間の尊厳の記録!! 「新装版 苦海浄土 わが水俣病」石牟礼道子 令和3年(2021年)8月12日 村内伸弘撮影 人の尊厳とは何か いまこそ心打つ<声>を聞いてください 工場廃水の水銀が引き...