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2021年2月。何の前触れもなく、まったくの新着コリドラスが輸入されてきた。ブロードバンド・アクセルロディ(Corydoras sp.)。コリドラスの専門サイトCorydorasWorldで、当時最新の「CW169」を割り当てられたバリバリの新着種だったのだけれど・・・。コロンビアのシッパーだけでなく、輸入した問屋や小売店も「個体差」としてスルーしたと言う、珍しい初入荷のパターンだった。この経緯に、バデリィ(Corydoras bade...
セミロングノーズ・スーパーシュワルツィ(Corydoras sp.)。この美しいコリドラスがプルス川から紹介されたのは、2000年前後の事だったはずだ。初入荷の時期について曖昧なのは、この頃の詳しい情報を知らなかったりするから。コリドラスの飼育は継続していたけれど、既に本流の真ん中ではなく脇の方から覗き見ている程度だったから、入って来る情報の「質」と「量」は劣っていたはず。初入荷に30万円のプライスタグが付い...
前編に引き続き、本日は2020年6月以降に入手した3個体を取り上げる。2020年6月と言えば、十数年振りに入荷した「ラブレア産」でコリドラス界が多いに盛り上がっていた頃。私もプルケールを入手して狂喜乱舞していた(大袈裟)。この「ラブレア産」については、若干の説明が必要かもしれないので補足しておく。↑コレね。ご存知の通り、ラブレアというのはブラジル・アマゾナス州を流れるプルス川の河畔にある地方都市。...
「コリドラスに関係していたり、していなかったりする諸問題を地味にディープに探究する」と銘打って、このブログを立ち上げたのは2018年1月の事だった。以来、500余りの記事をポストして来たのだけれど、有用かもしれない情報がその他の記事に埋もれて見付け難くなるという現象が起こっている。これは「ブログ」という媒体の構造上の欠陥でもあると思う。いずれは何か手を打たなければならないのだけれど、取り敢えずいく...
埋もれてしまった記事の発掘作業。本日はマジックリーフに関する「まとめ」になる。まだ分からない事ばかりのマジックリーフだけれど、現段階で分かって来た事、分からない事をまとめておく。まずはマジックリーフの定義から。日本のアクアリウム界隈でマジックリーフと言った場合には、以下の樹木の葉の総称だと思われる。①モモタマナ②インディアン・アーモンドツリー(トロピカル・アーモンドツリー)③アンブレラツリー①と②につ...
埋もれてしまった記事を発掘する。3回目の本日は、カワコザラガイ駆除に取り組んだ1年間の記録を取り上げる。カワコザラガイが爆殖してしまうと「リセットするしかない」と語られる事が多いのだけれど、実は対処方法が無い訳ではない。飼育している生体や水槽のサイズ等、アクアリウムの個別の環境によって対処方法も変える必要があるけれど、いくつかの手法は確立していたりするのだ。殆どのアクアリストにとって、あまり好まし...
立ち上げから58カ月が経過した1200×600×600第1水槽。先週のメンテナンスの際に、古くなって光量が落ちた蛍光灯(20W×4本)を全て交換した。信じられないかもしれないけれど、この水槽では未だに蛍光灯を使用しているのだ(苦笑)。ニッソー製のアルミ・カラーライト1200。別にLEDが嫌いな訳ではないのだけれど、買い換える理由を見付けられないまま既に20年近く使用している。蛍光灯は光量低下が激しい...
最近の「前置き」的な記事を読んで、ピンと来た方もいたかもしれない。本日から数回に渡って1200×600×600第1水槽の時系列での変化を追ってみる。期間は2020年5月からの2年間。立ち上げ当初に植えていたバリスネリアやクリプトコリネ、ミクロソリウムを撤去して、アクアリウス(旧エキノドルス)だけで構成して以降・・・になる。当たり前だけれど、心躍る様な「事件」は全く無い。日常の些細な変化に対して、管理...
立ち上げから27カ月が経過した1200×600×600第2水槽。メンテナンス時に放り込んだマジックリーフが漂っているが、数日もすれば勝手に沈んでくれる。アマゾンソードを中心にした1200×600×600第1水槽とは異なり、流木に活着させたミクロソリウムsp.を配した陰性水草による構成にしている。本当はトライデント系の細葉のミクロソリウムを密植させたかったのだけれど、ミクロソリウムのブツブツ病が蔓延した...