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下記は、「ジハード主義アルカイダからイスラム国へ」保坂修司(岩波現代全書)から「第3章アルカイダの登場」の<4「人間の盾論」>を抜萃しました。下記を読むと、ジハード主義を実践する活動家は、ムスリムの一部過激な人たちで、ムスリムがみな同じ考えなのではないことがわかります。また、1994年2月、サウジアラビア各紙が、ビンラーデン・グループの総帥でオサーマの兄であるバクルやビンラーデン一族が、オサーマの行動を非難し、一族から追放することを決定したとの報道をしたということも、すでに取り上げました。それは、強硬な主張をするイスラエルの政党リクードの政治家が、イスラエルのユダヤ人のなかの一部過激な人たちであることと同じであることを示していると思います。戦争は、過激な主張をする人たちが権力を手にするから起こるのだという...アルカイダとハマスとイスラエルとアメリカ