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明治43年 漱石は胃潰瘍で入院。退院後 修善寺で吐血。血を吐く場面が こわい~死の淵で漱石は、石川啄木と一緒に出かけクレイグ先生に会い、大塚楠緒子に会い、鴎外が昔なじみの白人女性と語らうのを見た。大逆犯とされた大石誠之助と会し、二葉亭の面影に接した。一葉女
『秋の舞姫 凛烈たり近代なお生彩あり明治人』谷口ジロー、関川夏央著
坊ちゃんの時代 第二部近代日本の青年期を、それぞれに疾駆する若者群像。明治21年9月、鷗外を追いかけて、単身横浜港に降り立ったエリーゼ。『舞姫』の表記に為たがって「エリス」と呼ぶ。家と個人、国家と愛、日本と西欧のはざまで、鷗外は苦悩するが…。鴎外は帰国し、陸
明治38年、漱石こと夏目金之助、数え年39歳。見通せぬ未来を見ようと身もだえていた…。『坊ちゃん』を構想する。近代日本の青年期を、散り散りに疾駆する群像をいきいきと描く。赤シャツと野だいこは すなわち日本を牛耳りつづける。坊ちゃんも山嵐も敗れたのだしかし、坊
『「坊ちゃん」の時代 第4部明治流星雨』関川夏央、谷口ジロー著
明治43年。幸徳秋水、荒畑寒村、血気に満ちた不運な青年たちが歴史の舞台を横切り-。大逆事件の顚末を通して近代日本の曲がり角を描く。産業革命は進み、各地に「労働者」という大衆が生まれつつあった。未熟な資本制は、ひずみを急速に増していく。明治維新から40年。かつて