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7ftの竿を折ってしまった。一瞬の不注意で永遠の後悔、いつものことではあるけれど思い出すだにグヤジー。 フライの竿は扱い慣れてはいないけれど竿は初めてではない。鮎竿投げ竿磯竿、使われ方は違えども「良い竿」の味は個別を超えているものだ。海や川で使ってみて「ああいい竿だ」と思わせてくれるものがきっとあって、この竿がそうだった。
前回、山国川上流で夏山女魚を釣った瀬の、その上から釣ってみた。未踏の瀬でワクワクする間もあらばこそ、すぐにハヤが釣れて、ポッキリ簡単に心棒が折れてしまう。
禁漁前の土曜、釣人が多いに決まっているのに頑張ってみた。 これは前哨戦で、来週の月末に今季ラスト遠征超ド級決定版を目論んでいるのでその下見ということにしていた。 真夜中出発。休日割引が無いので深夜に駆けるしかないのだが、これが応える。一気に目的地ということはもう無いので、パーキングで仮眠をとっては走り続ける。 五木に5時、寒い、毛布をひっかけてちょっと休んで朝飯を済まし準備にかかる。駐車場に…
高津遠征から帰ってすぐ、教えられた言葉が消えないうちに鍛錬に出かけていた。 解禁に備えて数回ハヤを相手にほうっていたダムのバックウォーターだ。 盛夏、藪がますます濃く厚く育って瀬を暗く覆っている。ちょっとつらい釣りとなって苦労したけれど、苦労は買ってでもせよ、というので我慢してみる。
山国川へ、難しい時に難しい魚を釣りに行く、それも難しいフライフィッシング。 六月からもう猛暑襲来、ところがここ数日梅雨が戻った。それで、このジトジト沁みる雨でひょっとしたら山女魚が瀬に甦っているのではないか、と思った。 着いてみると瀬には小さな羽虫を狙ってトンボが湧いていた。雨で洗われた瀬はきっといろんな虫で満ちているに違いない。
一日目、五ヶ瀬、鞍岡に直行。 昼前。 足を浸けるとソックスまで水の冷たさが沁みる。 前回より水嵩が増し、魚がいるならここだ、の瀬にフライを抛る。 単純にして汎用性に富む遊軍、ミッジフライ14番、ちょっとテンカラバリを思わせる懐かしいハリである。 しかし14番となるともうミッジとは呼べないか。