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ss220916 白紙21
ss220916 白紙21チリリリン吾輩の窓辺にはまだ南部鉄製の風鈴が風雅な音を奏でている。それだけではない。机の前の原稿用紙に書かれているはずの文字の数々を風で払い落して駄文を書くんじゃないよと諭すような・・・「あらあら、まだ書けてないのですか」そう言って入ってきたのは、吾輩の愚妻だ。「なんか白い原稿用紙ってフルーツの無いフルーツサンドみたいですねぇ」吾輩の心臓にグサリと何かが刺さる音がした。そう言いなが...
#主人公が老人作家
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