アヌビスのこと
portraitofAnubisoil10x20cm2008ブログ村を通じて他の人の猫の話を覗いてみたら急にポルトガルで一緒に暮らしていたアヌビスのことが思い出された。もう別れて16年にもなるし彼はとっくに他界しているのだけど、いま思い出しても涙が出るほど愛おしい。彼はいつも喉が渇くと台所にやってきてこのように誰かが蛇口をひねってくれるのを待つのであった。そして実においしそうに水道の水を味わうのである。ポルトガルの水道水は直に飲むことができてしかも大変美味なのであった。去勢されているせいかこんな女の子のようなしぐさをするのである。ネコの習性か袋の中に隠れるのが好きだった。やがて義理の娘が飼っていた雌猫を預かることになって雄雌の対になったのだけど、いつもきまってこの雌猫は先住民であるアヌビスに喧嘩を仕掛ける...アヌビスのこと
2025/02/11 20:06