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タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 ご夫婦でオープンウォーターダイバー講習2日間コースにご参加いただきました。実はご主人は7年前に英語での講習でオープンウォーターダイバーになりましたがそれから一切ダイビングしていないため奥様と一緒に講習に参加してリフレッシュしました。
【ログ】マクタン 25/1/23-2/1 -共生ハゼ(ハゼ科)-
ハゼのうち、エビと共生する、共生ハゼと呼ばれるハゼたちです。 撮影条件は、本稿共通で、以下の通り。 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアスダイバーズ aqdceb.com 和名(仮):レッドマージン・シュリンプゴビー(ダテハゼ属) 撮影日時:2025-01-26 撮影場所:マクタン(ホワイトサンズガマイ) それまでは、全身は出していたものの、第2背びれも半分閉じたような状態でしたが、いきなり何に興奮したのか、ヒレを立てて、威嚇を始めました(単なるアクビかもしれませんが…)。 詳細は、下記参照。 kasurihaze…
【ログ】マクタン 25/1/23-2/1 -チョウチョウウオ科-
1/22出国、2/2帰国のスケジュールで、マクタン島に行ってきました。 1/23から2/1まで、10日間潜る予定でしたが、途中でさすがに疲れが出て、1/28はお休みにさせていただきました。 宿泊は、コスパの良さで定評のある、Coconut Pension House。 サービスは、水中写真のガイドに定評のある、アクエリアスダイバーズで、3回目の訪問です。 aqdceb.com まずは、チョウチョウウオ科の魚たちから。 和名:テンツキチョウチョウウオ(テンツキチョウチョウウオ属) 学名:Parachaetodon ocellatus (Cuvier, 1831) 英名:Ocellate Butt…
No.145 コクテンベンケイハゼ (Priolepis akihito)
和名: コクテンベンケイハゼ(イレズミハゼ属) 学名:Priolepis akihito Hoese et Larson, 2010 英名:Emperor reefgoby 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2025-01-09 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 『旧版 日本のハゼ』でも和名はありましたが学名はついておらず、2010年に学名がつきました。 種小名がakihitoとあるように、平成上皇に献名された種で、英名も、Emperor reefgobyとなっていま…
和名:ヒレグロスズメダイ(スズメダイ科) 学名:Chromis atripes Fowler et Bean, 1928 英名:Dark-fin chromis 分布:南日本~西部太平洋 撮影日時:2024-12-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 本来、南日本以南に棲んでいる種類ですが、幼魚が黒潮に乗って、伊豆まで 流されてくるようです。 眼の虹彩が黄色く、そこに縦に黒い筋が入っているので、猫目と呼ばれています。 下の写真は成魚で、ヒレグロの…
No.144 クロユリハゼ (Ptereleotris evides)
和名:クロユリハゼ(オオメワラスボ属) 学名:Ptereleotris evides (Jordan et Hubbs, 1925) 英名:Blackfin dartfish 分布:千葉~インド・太平洋 幼魚 撮影日時:2024-12-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 成魚 撮影日時:2018-07-25 撮影場所:阿嘉(ブツブツサンゴ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 上が幼魚…
和名:イトヒキベラ(ベラ科) 学名:Cirrhilabrus temminckii Bleeker, 1853 英名:Threadfin wrasse 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ベラ科の魚は、「ベラはベラ」などと言われて、あまりダイビングでは人気がありません。 しかしながら、このイトヒキベラを含むイトヒキベラ属のベラたちだけは、その姿かたちや色彩の美しさから、根強いファンを多く抱え…
和名:イソカサゴ(フサカサゴ科) 学名:Scorpaenodes evides (Jordan et Thompson, 1914) 英名:Cheekspot scorpionfish 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/12/27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 小型のカサゴで、伊豆では普通種です。 実際、2000年頃の川奈では、カイメンの上などあちこちで見かけていましたが、2024年以降は、初めてです。 この個体は、岩の割れ目で…
【ログ】川奈 24/12/27 -フィコカリス・シムランス-
和名:なし 学名:Phycocaris simulans Kemp, 1916 英名:Hairy Shrimp 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/12/27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 読者の方はお気づきかと思いますが、このブログの水中写真は、大半が魚です。 実際、海の中ではエビ・カニ・ウミウシなどは、殆ど撮影しておらず、教えてもらっても頷くくらいです。 ただ、このシムランスというエビは、有名で人気があり、全く知らないでいるの…
No.143 ベンケイハゼ (Priolepis cincta)
和名:ベンケイハゼ(イレズミハゼ属) 学名:Priolepis cincta (Regan, 1908) 英名:Banded reef goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ)7D(60T14)28053 撮影器材:EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ベニハゼと同様に、亀裂や岩棚の天井面に、背中を下にして貼りついています。 大抵は、やはりベニハゼのように頭をこちらに向けていますので、全身写真を撮るには、幸運と根気が必要です。 上の写真の子も、や…
和名:サツマカサゴ(フサカサゴ科) 学名:Scorpaenopsis neglecta Heckel, 1837 英名:Yellowfin scorpionfish 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズmm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 伊豆から南国のサンゴ礁まで、砂地に棲んでおり、川奈のビーチでもよく見かけます。 エラが張ったような顔つきと、上を向いた大きな口が特徴で、ニライカサゴとよく似ています。 海中での見分け方は…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 マンダリンクィーン9号に乗ってシミラン・リチェリューロッククルーズ4泊5日に行ってきました。ナイトロックス無料、ティンダーボートの快適さ、食事の美味しさなど大人気過ぎてすぐに満席になってしまうクルーズの様子をまとめてみました。
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 ご家族でご参加のお客様を半日ダイビングのカタビーチにご案内してきました。コンディションが抜群のカタビーチでしたが、重たいタンクを背負って歩いたり、水面を泳いだりと大変!でもその時に色んなお話ができあっという間に時間が過ぎた感じでした。
和名:ニシキフウライウオ(カミソリウオ科) 学名:Solenostomus paradoxus (Pallas, 1770) 英名:Harlequin ghost pipefish 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:OM SYSTEM TG-7 撮影協力:ジェスター jester.jp 元々、南方を本拠地とする魚で、温暖化の今は、しょっちゅう伊豆でも見かけますが、かつては、非常に稀でした。 その独特のフォルムから、今でも人気はあるようですが、その頃、そんなものじゃありませんでした。 伊豆に出たと聞くや、カメラを構えたダイバーが、海…
和名:クロメガネスズメダイ(スズメダイ科) 学名:Pomacentrus vaiuli Jordan et Seale, 1906 英名:Ocellate damselfish 分布:南日本~西部太平洋 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp クロメガネスズメダイの幼魚です。 成魚は伊豆にはあまりおらず、幼魚がこうして南から流れてきます。 成長するに従い、頭の黄色が青黒っぽくなって、縦縞模様が目立たなくなってきま…
和名:キンチャクダイ(キンチャクダイ科) 学名:Chaetodontoplus septentrionalis (Temminck et Schlegel, 1844) 英名:Bluestriped angelfish 分布:千葉~九州、朝鮮半島~中国南部 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 伊豆には普通にいますが、岩礁域の魚のためか、これまで川奈のビーチでは見かけたことがありませんでした(ボートにはいた)…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 2025年の最初ダイビングは体験ダイビングのお客様をラチャヤイ島へご案内してきました。みなさん初めての体験ダイビングがほとんどで、緊張と楽しみが混ざり合った感じでチャロン港を出発しました。それでは1日の様子をまとめてみました。
明けましておめでとうございます 本年も、本ブログをよろしくお願い致します 撮影日時:24-02-18 撮影場所:アニラオ(サンビュー) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + Canon18-135ズーム(フルサイズ56mm相当) 撮影協力:アニラオ ヴィラ マグダレナ divemagdalena.com 巳年ということで、手持ちの写真から、ウミヘビを探してみました。 ウミヘビと呼ばれる生物には、大きく分けて、魚のウミヘビと、爬虫類のウミヘビの2種類があります。 なぜか、どちらもウミヘビ科と呼ばれており、混乱の元になっています。 上の写真は、陸上にいるのと同じ、爬虫類のウミヘビの方…
和名:カミナリベラ(ベラ科) 学名:Stethojulis interrupta terina Jordan et Snyder, 1902 英名:Cutribbon wrasse 分布:佐渡以南の日本海、千葉~沖縄、東アジア太平洋岸 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ)7D(1770T14)27965 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ157mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 浅瀬の岩場に、群れている普通種のベラです。 カミナリという和名は、頬の水色の線を雷に見立ててついたのだとい…
和名:カミソリウオ(カミソリウオ科) 学名:Solenostomus cyanopterus Bleeker, 1854 英名:Ghost pipefish 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024-12-13 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ37mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 単独、或いはペアで、海底近くをゆったりと漂っており、数は少ないですが、世界のあちこちに分布しています。 カミソリウオという和名は、体が非常に薄く(写真の奥行き方向)、カミソリのようだという…
和名:シマハギ(ニザダイ科) 学名:Acanthurus triostegus (Linnaeus, 1758) 英名:Convict surgeonfish 分布:南日本~インド・太平洋、西アフリカ沿岸 撮影日時:2024-12-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ140mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ウィキペディアには、水深46mまで分布しているとありますが、どちらかと言えば、自然光が入るくらいのサンゴ礁の浅瀬に群れているイメージです。 ja.wikipedia.o…
【ログ】川奈 24/12/13 -ウツボ&ホンソメワケベラ-
和名:ウツボ(ウツボ科) 学名:Gymnothorax kidako (Temminck et Schlegel, 1847) 英名:Kidako moray 分布:茨城~朝鮮・済州島 和名:ホンソメワケベラ(ベラ科) 学名:Labroides dimidiatus (Valenciennes, 1839) 英名:Bluestreak cleaner wrasse 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-13 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jeste…
和名:コケギンポ(コケギンポ科) 学名:Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902) 英名:なし(日本固有種) 分布:青森~和歌山 撮影日時:2024-12-13 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 岩場の、ほぼ決まった穴の中に棲み、大抵は、顔だけを表に出しています。 眼の上のふさふさは、眼上皮弁といって、この数と並び方で種類の見当がつきますが、全身を表わしてくれないと、確かなことは言えません。。 見た限りでは、…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 ソンブーン4号の2泊3日シミラン諸島からリチェリューロックを廻るアンダマンショートクルーズに行ってきました。天候に恵まれた3日間、優雅にクルーズ時間を過ごすことができました。それでは3日間のクルーズの様子をまとめてみました。
和名:クマドリカエルアンコウ(カエルアンコウ科) 学名:Antennarius maculatus (Desjardins, 1840) 英名:Warty frogfish 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/12/13 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp カエルアンコウ科の魚たちは、かつてはイザリウオと呼ばれていました。 これが、すべてカエルアンコウに変わったいきさつは、次の本の中で詳しく紹介されています。 青木淳一・奥谷喬司・松浦啓…
和名:マゴチ(コチ科) 学名:Platycephalus sp. 英名:不明(日本固有種のため、なし?) 分布:千葉~和歌山 撮影日時:2024-12-13 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ37mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp ヒラメの次にマゴチとくれば、どちらも寿司ネタの高級魚ですが、別に集めたわけではありません。 この子は、2匹目のヒラメがいた砂地の先に、寝そべっていました。 和名の先頭に”マ”がつく魚は、その科を代表する、東京湾近海で獲れる魚であることが大半で(マハゼ…
和名:ヒラメ(ヒラメ科) 学名:Paralichthys olivaceus (Temminck et Schlegel, 1846) 英名:Bastard halibut 分布:サハリン・千島~朝鮮半島・香港 撮影日時:2024-12-13 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン(フルサイズ37mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 12月は、なぜか金曜日ごとに、川奈に来ています。 特に曜日を決めているわけではなく、ジェスターさんがすいているのが、偶然、金曜日ばかりだったので。 この日は、Fさん…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 乾季に入り一年で1番涼しい南国のプーケット。初めたばかりのダイビングですがすでにアドバンスドダイバーまで取得されファンダイビングをお楽しみ中〜!今回は2日間、ラチャノイ島とピピ島へファンダイビングにご案内してきました。
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 1泊2日のシミラン諸島のダイブクルーズに行ってきました。すごく行きたい!!と言っていたシミラン諸島で7ダイブしてきましたよ。前回は、マリンパーク方面だったのでまた一味違ったアンダマン海を満喫していただきました。
和名:ハタガイ(アッキガイ科) 学名:Vexilla vexillum (Gmelin, 1798) 英名:Vexillate jopas, Vexillum shell 分布:紀伊半島以南; 熱帯インド太平洋(下記ページによる) bishogai.com 撮影日時:2024/12/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ224mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp この日の2本目、エントリーしてから岩場を北上したのですが、泳いでいるときにふと石の下を見たら、ウニの表面に、黄色と黒の模…
和名:カモハラギンポ(イソギンポ科) 学名:Meiacanthus kamoharai Tomiyama, 1956 英名:Sawtail blenny(鋸歯状の尾を持つギンポ) 分布:伊豆~沖縄 撮影日時:2024-08-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ90mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 青黒い体と、目立つ白の縦縞から、他種との区別は容易です。 ギンポの仲間ですが、穴に入っているのを見たことはなく、大抵は、壁の際や海底近くを遊泳しています。 一応、英名はありますが、分…
和名:ツノダシ(ツノダシ科) 学名:Zanclus cornutus (Linnaeus, 1758) 英名:Moorish idol 分布:千葉~インド・太平洋 撮影日時:2024-12-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:OM SYSTEM TG-7 撮影協力:ジェスター jester.jp ダイビングを知らない人に写真を見せると、大抵の人が、「エンゼルフィッシュ」と答えるのが、このツノダシです。 かつては、チョウチョウウオと並んで、サンゴ礁の熱帯魚の代名詞的な存在であり、伊豆では稀に見かける程度でした。 ダイビングを始めた頃に読んだ、『スキューバ・ダイブ殺人案内(1988/08発売…
和名:ゴマハギ(ニザダイ科) 学名:Zebrasoma scopas (Cuvier, 1829) 英名:Twotone tang 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024-12-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ140mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 以前に紹介した、ヒレナガハギと同じヒレナガハギ属に属しています。 背びれと臀びれが長く、縦長でおちょぼ口と、ヒレナガハギの幼魚に形がよく似ていますが、横縞の幅と本数が違います。 また、顔に細かい斑点が多数あり、これが…
和名:ヒョウモンダコ 学名:Hapalochlaena cf. fasciata (Hoyle, 1886) 英名:Blue-lined octopus 分布:日本~西部太平洋 撮影日時:2024/12/07 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ86mm相当) 撮影協力:ジェスター jester.jp 川奈に行って来ました。 前回は8/24ですから、3ヵ月半ぶりになります。 9月はセブに行き、10月は静浦とマクタンに行き、11月はコロナで感染しの上、この季節は北東の風が吹いて川奈が潜水禁止になる日が多…
No.142 ハナハゼ (Ptereleotris hanae)
和名:ハナハゼ(クロユリハゼ属) 学名:Ptereleotris hanae (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Blue hana goby 分布:千葉~奄美 撮影日時:2000-12-10 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 撮影協力:ジェスター jester.jp ハナハゼは、以前にも紹介しましたので、説明には、一部重複しているところもあります。 kasurihaze.hatenablog.com 青っぽい体と、尾びれの先端から伸びている、6本(増減あり)の軟条が特徴です。 千葉や伊豆が主な棲息域で、他の地方に…
No.141 スケロクウミタケハゼ (Pleurosicya boldinghi)
和名:スケロクウミタケハゼ(ウミショウブハゼ属) 学名:Pleurosicya boldinghi Weber, 1913 英名:Soft-coral goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2000-07-17 撮影場所:柏島(後浜3) 撮影器材:100マクロ x 1.4倍テレコン ウミトサカの幹に、保護色のようにして棲みついており、なぜか下を向いていることが多いです。 写真のように白っぽい個体もいれば、もっと赤っぽい個体もいます。 かなり広い範囲に分布しており、伊豆でも、それなりに観察することができますが、なぜか写真はフィルム時代のものばかりで、デジカメになってからは、見たことが…
No.140 キンセンハゼ (Koumansetta hectori)
和名:キンセンハゼ(キンセンハゼ属) 学名:Koumansetta hectori (Smith, 1957) 英名:Hector's goby 分布:八丈島~マレーシア 撮影日時:1997-01-05 撮影場所:マブール(ヨシポイント) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン(?) 第1背びれと第2背びれに黒い斑点があり、体には黄色の縦線が走っています。 がれ場や砂地の上、十~数十cmのところを、常にホバリングしており、寄ると、ピッとテレポートしたかのようにわずかに移動し、こちらの様子を窺うかのように、そこに留まっています。 ホバリング姿勢を保つためか、胸びれを体から…
No.139 イエローフィン・リーフゴビー (Priolepis sticta)
和名:なし 仮称:イエローフィン・リーフゴビー(イレズミハゼ属) 学名:Priolepis sticta Winterbottom et Burridge, 1992 英名:Yellow fin Reefgoby 分布:不明 撮影日時:2019-04-24 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクアバディズ・セブ aqbudsliloan.iinaa.net 『新版 日本のハゼ』のp.545に掲載されている、イレズミハゼ属の1種-4と思われます。 まだ、和名はありません。 イレズミハゼ属の…
No.138 ホシカザリハゼ (Istigobius decoratus)
和名:ホシカザリハゼ(クツワハゼ属) 学名:Istigobius decoratus (Herre, 1927) 英名:Decorated goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2019-12-13 撮影場所:マクタン(オランゴ島タリマ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアス・ダイバーズ aqdceb.com マクタン島から少し沖合いにある、オランゴ島のポイントで撮影した、ホシカザリハゼです。 地味なクツワハゼ属の中でも、あまり目立たないハゼですが、背びれの先端は、思いもかけず、美しいブルーで彩られてい…
No.136 アカイソハゼ (Eviota masudai )
和名:アカイソハゼ(イソハゼ属) 学名:Eviota masudai Matsuura et Senou, 2006 英名:Masuda's dwarfgoby 分布:千葉~沖縄 撮影日時:2001-05-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 棚と砂地との間に、よく出没していますが、比較的臆病なので、気づいたときには隠れていることも多いハゼです。 接近するのには注意が必要ですが、時間をかければそれなりに寄れます。 川奈には、このアカイソハゼと、よく似たイソハゼとが、同じような場所に暮らしているのですが、どのように棲み分けているのかは…
No.136 チャガラ (Pterogobius zonoleucus)
和名:チャガラ(キヌバリ属) 学名:Pterogobius zonoleucus Jordan et Snyder, 1901 英名:なし 分布:日本、朝鮮半島、済州島 撮影日時:2001-09-02 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 漢字で書くと、「茶殻」でしょうか。 この、ちょっと変わった和名の由来を調べてみましたが、下の記事に、「海面に茶殻を散らしたように泳ぐことが名前の由来になっています。」とありました。 www.gogo-zoo-aquarium.com 岩場に多いハゼですので、川奈では、かなりレアです。 とはいえ、撮影した20…
No.135 サビハゼ (Sagamia geneionema)
和名:サビハゼ(サビハゼ属) 学名:Sagamia geneionema (Hilgendorf, 1879) 英名:なし 分布:日本、朝鮮半島、済州島 撮影日時:2000-03-20 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 +100マクロ 日本近郊にのみいる、水温の低い地方に順応したハゼです。 属の学名Sagamiaは、相模湾にちなんでいるそうです(『新版 日本のハゼ』より)。 撮影した2000年頃には、川奈のビーチにいっぱいいたのですが、2024年には、殆ど姿を見かけなくなってしまいました。 そのせいで、デジタルの写真は1枚もありません。 もっと、丁寧に撮影しておけばと、後悔…
No.134 アケボノハゼ (Nemateleotris decora)
和名:アケボノハゼ(ハタタテハゼ属) 学名:Nemateleotris decora Randall et Allen, 1973 英名:Elegant firefish, Purple firefish 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2000-07-17 撮影場所:柏島(後浜3) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 柏島に通い詰めていた頃、後浜の水深18mに出現した、アケボノハゼです。 ガイドさんが、他の人たちを連れて深場に行き、私はヘルプの人と、その場に残してもらいました。 沖縄では、同属のハタタテハゼに追われてか、水深30mを越えた深場にいるのが大半で…
3名限定;恒例のANA株主優待券プレゼントキャンペーン(24年11月末期限)
3名限定;恒例のANA株主優待券プレゼントキャンペーン(24年11月末期限)毎度恒例の企画です。例によって、ダイバー限定、11月22日から毎日当選者決定です。前提資格は;ダイビングのCカード保有者優先順位は1 医療関係者(学生・生徒は看護系のみ含む)2 大学生3 30歳未満4 その他同順位の場合はPADIダイバー優先です。また、マイレージ修行僧は不可です。応募は非公開コメントか各種SNSの倶楽部DM/連絡先へどうぞ...
No.133 オバケインコハゼ (Signigobius biocellatus)
和名:オバケインコハゼ(インコハゼ 属) 学名:Exyrias belissimus (Smith, 1959) 英名:Mud reef-goby 分布:沖縄~インド・太平洋 撮影日時:2023-02-02 撮影場所:バリ島ムンジャンガン(V3) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ104mm相当) 撮影協力:Sari Dive & Cottage saridivebali.com 以前に紹介した、イトヒキインコハゼと同じく、インコハゼ属に属しており、地を這っています。 イトヒキインコハゼよりも、泥っぽいところを好む上、体が…
No.132 (通称)カニハゼ (Signigobius biocellatus)
和名:カニハゼ(通称) 学名:Signigobius biocellatus Hoese et Allen, 1977 英名:Twinspot goby, Crab-eyed goby 分布:パラオ、フィリピン~インドネシア 撮影日時:1996-10-27 撮影場所:マブール(ドラゴンパッチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン? 上の写真は、マブールで撮影したもので、ポジ時代のものです。 サンゴのがれ場に、ペアで住んでおり、砂を咥えては吐き出しています(下の写真参照)。 撮影日時:2020-03-06 撮影場所:ムンジャンガン(パールハウス) 撮影器材:EOS7D…
晴れたおかげで気温は30度!ラストにつき画像多めでレポートします。 ボートに戻るとゲストは我が夫婦のみでした。そこでポイントのリクエストをお願いし初日悪天候で…
No.131 ロングレイド・ピグミーゴビー (Trimma nasa)
和名:なし(ロングレイド・ピグミーゴビー(ベニハゼ属)) 学名:Trimma nasa Winterbottom, 2005 英名:Nasal-bar pygmygoby, Long-rayed pygmygoby 分布:フィリピン~インドネシア 撮影日時:2024-10-21 撮影場所:マクタン(マリンステーション) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 撮影協力:アクエリアス・ダイバーズ aqdceb.com 外国版のアオギハゼです。 アオギハゼと同じように、ちょっとしたオーバーハングの窪みで、逆さになって泳いでいます。 東南アジア方…
次のポイントは”ハナゴイ”で、毎度来ているポイントです。 広大はパラオハマサンゴが棲息するエリアがあります。 エントリーしボート下で集合すると巨大なダイオウサ…