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No.051 シルバースポット・シュリンプゴビー(Ctenogobiops formosa)
和名:なし 学名:Ctenogobiops formosa 英名:Silver-spot Shrimpgoby 分布:南西諸島~西部太平洋 撮影日時:2019-12-08 撮影場所:マクタン(マイタケガーデン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 背鰭に伸びた棘がなく、胴体には、焦茶色の縦長の斑点の周囲に、青い小点が円形を描いている。 まだ和名はないが、沖縄でも発見されており、遠からず和名がつくのではないかと思われる。 下の写真は、幼魚で、成魚よりも鰭の模様が鮮やか。 撮影日時:2022-08-08 撮影場所:石垣島(伊土名水路) 撮影…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-02-01[0] ミナミトビハゼの休日
去年の夏に、遠征先でへばったということもあり、今回は、間に1日、休みを入れることにした。前半に3.5日潜って、1日休み、後半に4日潜るという日程である。 Sari Diveの棧橋の根元近くは、岩の上に浅く泥が被っているような土地になっている。 そこに、トビハゼがいたので、何枚か撮影してみた。 おそらく、ミナミトビハゼ(Periophthalmus argentiline)ではないかと思う。 波打ち際 ミナミトビハゼ ミナミトビハゼ(ペア?) ミナミトビハゼ(団体) Sari Diveの昼食(美味)
人気ダイビングスポット「ナズマド」に迷い込む – 八丈島旅行(6)
ナズマドは八丈島では一番有名なダイビングスポット。ダイバーたちがグループで、海に続くスロープを一本のロープを握りながら後ろ向きに海の中に入っていく。やがて一人二人と順々に海の中に消...
No.050 ホホスジシノビハゼ (Ctenogobiops maculosus)
撮影日時:2022-08-06 撮影場所:石垣(名蔵湾エイトロックス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) シノビハゼ属の中では、比較的内湾の、砂泥域に棲息している。 背鰭の棘は伸びず、和名の通り、頬にオレンジ色の筋がある。 下の写真は、あくびをしたところ。鰭の長さなどは、こちらの方がよくわかるだろう。 撮影日時:2018-05-15 撮影場所:[2]セブ(アクアバディズビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) かつては、紅海やセーシェルに棲む、セーシェル・シュリンプゴビ…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-31[2] タンジュン・バトゥ(ハゼ以外編)
タンジュン・バトゥの、ハゼ以外。 何となく地面が盛り上がっているのに気づいて、そっと近づき、砂を払ってみる。 コウイカが、顔を出した。興奮しているらしく、胴体の縁が青く光っている。 こちらを威嚇するように、2本の腕を上げてきた。 水中写真からカサゴの種類を判定するのは、至難の業なので、一応、ウルマカサゴとしておく。 セミホウボウ。弱っているのか、逃げる速度は遅かったが、正面からの写真は、撮らせてくれなかった。 キシマイシヨウジにも見えるし、イシヨウジにも見える。 モンハナシャコ。巣穴から全身出ていて、全く逃げなかった。あまり近づくと、パンチで、ポートを割られることもあるらしい。
No.049 シノビハゼ (Ctenogobiops pomastictus)
英名:Gold-specked prawn-goby 撮影日時:2017-07-18 撮影場所:水納島(がんばるオジサン) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 18mm x 2倍テレコン(フルサイズ200mm相当) 何の形容詞もついていない、シノビハゼ。 「ザ・シノビハゼ」と、呼ばれることがある。 これは、ただシノビハゼと呼ぶと、シノビハゼ属一般を指しているのか、シノビハゼ(Ctenogobiops pomastictus)という、種そのものを指しているのか、わからなくなるためである。 こういう混乱を避けるため、和名には、「マ」とか「ホン」といった接頭辞をつけることが多い。 例えば、「マハゼ」…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-31[2] タンジュン・バトゥ(ハゼ編)
初日に潜った、タンジュン・バトゥに再挑戦。 ハゼも良かったが、それ以外のものにも出物が多かったこともあり、ハゼとそれ以外に分けて紹介する。 まずは、共生ハゼ。 マジェスティック・シュリンプゴビー(Vanderhorstia nobilis)。クサハゼによく似たヤツシハゼ属で、背鰭のオレンジの斑点が特徴。日本にはいない。 ブラックスピア・シュリンプゴビー(Myersina lachneri)。ハゴロモハゼ属で、巣穴の上でホバリングしている。エビは未だに見たことがない。鋭く尖った背鰭が特徴で、英名のblackspearは、これを「黒い槍」に例えているところから来ている。 レッドマージン・シュリンプ…
No.048 アオヒゲシノビハゼ (Ctenogobiops mitodes)
英名:Sandy prawn-goby, Sand Shrimpgoby 分布:南西諸島~中西部太平洋 撮影日時:2018-07-26 撮影場所:阿嘉(ニシバマ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 背鰭の拡大写真 『決定版 日本のハゼ(2004)』では、種小名がsp. とされていたが、『新版 日本のハゼ』では、現在の種小名(mitodes)になっている。 前者では、C. tongaensis ではないかとされていたが、その後の研究で、C. mitodesが新種として記載され(2007年)、2012年に和名がついたらしく、存在が知られた…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-31[1] タイガン
タイガンは、Sari Diveが使っている中では、比較的珍しい、マッド(泥系の)・ポイントである。 コロナ前に来たときには、マスイダテハゼ、ヤノスソビキハゼなどの共生ハゼや、さまざまなベニハゼが見られた。 イエロータイルフィッシュが、透明度の悪い水中から、ヌッと出てきて驚かされたこともあった。 沿岸には、リゾートらしきものがある。 プレジャーボートが、何隻も停泊していた。 ここからが、今回の水中写真になる。 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン カグヤハゼ属未同定種。ピントを合わせるのが大変で、鰭まで気が回らなかった。 ハゼ科未同定種。今…
No.047 ヒメシノビハゼ (Ctenogobiops feroculus)
学名:Ctenogobiops feroculus英名:Sandy prawn-goby 分布:南西諸島~インド・太平洋 撮影日時:2001-08-13 撮影場所:水納島(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 先に説明したように、背鰭の第1棘が長いのが、このヒメシノビハゼ。 「ヒメ」とつく場合は、大抵、他の種類よりも体が小さいことを示している。 極めて普通種で、どちらかというと、浅場に多い。 この写真を撮ったのも、海水浴ができるビーチで、水深1,2mのところである。 大抵は、下の写真のように、ペアでエビと共生する。 さほど警戒心は強くないのだが、他のシノビハ…
No.046 ハタタテシノビハゼ (Ctenogobiops tangaroai)
英名:Tangaroa shrimpgoby 分布:南西諸島~中西部太平洋 撮影日時:2017-07-20 撮影場所:水納島(第2ケーブル) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 どれもよく似たシノビハゼ属の中で、間違えようがないほど目立って異なっているのが、このハタタテシノビハゼである。 背鰭の第1棘と第2棘の両方がピンと伸び、しかも、その間の鰭膜も伸びているため、水中でも遠くから見分けが容易だ。 ミニドロップオフの下の、少しオーバーハングになっているようなところに、エビと共生する。 大抵は、2匹でペアになっている。 背鰭は、上の写真のように立っているときと、身体の横に倒れているときがあるが、…
【ログ】バリ(ムンジャンガン)23-01-30[2] パールハウス
2本目のポイントは、パールハウス。元々、真珠の養殖場があったところらしい。 砂地、岩場、サンゴと、色々と混じったポイントである。 写真は、登場順。 最初に出たのが、スジモヨウフグ(Arothron manilensis)。ヒトデの上に寝そべって、逃げなかった。 サンゴの中で群れている、丸っこいテンジクダイ科の、ジェブズ・シフォンフィッシュ(Siphamia jebbi)。 ジュウモンジサラサハゼ(Amblygobius decussatus)は、縦縞と横縞の十文字模様が特徴だが、この個体は横縞が殆ど目立たず、どちらかと言えば、ホホベニサラサハゼに近い模様をしていた。尾鰭基底部のオレンジと白の斑…