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母のデイサービスの日で、朝慌てて見送りに滑り込む。この一手間も大事…。送り出して、家に入り、エアコンやストーブ、食材などの確認をする。テーブルの上にメモが置いてあった。「2月7日(火) デイサービスに行ってきます!パンをどうぞ召し上がってください。水分もたくさんとってくださいね。」そして、ありったけのマグカップにお茶が入って、その上にこのメモが…。マグカップは4つ、湯飲みが1つ、テーブルの真ん中に集...
ゴミ当番だったので、朝からドタバタしていると母が出てきた。ゴミはいつも前日夕方のヘルパーがまとめて共有廊下に置いてくれるので、私か夫が自分の家のゴミを出すときに一緒に持っていく。母が忘れても大丈夫なシステムになっている。ゴミの日だったとしても、そうじゃなかったとしても、母は別にどっちでも良い。羨ましい限りだ。午後からはケアマネと、ケアマネ研修生がやってきた。研修中に話したことや聞いたことは、勉強に...
母が家事機能を失ってから早1年。ちょうど去年の今頃から、ヘルパーが頻繁に入る体制になった。今日は午後からケアマネが来ることになっており、ケアマネの研修生も同行訪問するのだとか。同行訪問の同意書にサインも必要で、さらに、家族の立場からいろいろ話して欲しいので同席して欲しいそうだ。いつもこういうことは平日のど真ん中。家族の立場からいろいろ話すと言っても、私はダメな家族だ。親のことを一番に考えるというよ...
昨日の夕方、エントランスのドアがドタンバタンと開閉する音で、デイサービスから帰ってきた母の気配を感じて、夫と2人でダッシュ! 家に入るところを捕まえて、「お、おかえり!」と声をかける。「何か変わったことなかった?」と聞くので、何もなかったよ、でもエアコンとストーブがつけっぱなしだったよ、消してねーと言う。そして、届いているお弁当を確認して、家へと帰る。家に戻って、夫と2人で顔を見合わせて「この一手間...
ヘルパー連絡帳に夕方のヘルパーから書かれていた一言。『「今日は愛知県にいる妹が車に乗って来る」と連呼されておりました。』まるで、母が妄想でおかしなこと言っていると言う雰囲気で書かれていたが、それは事実だった。ヘルパーが帰宅しまもなくして母は私のところに来てチャイムを鳴らし、叔母さんが来ていないかと聞いてきた。私のところには来ているわけもなく。そういえば月の頭は叔母さんが来るんだった。先月はお正月だ...
デイサービスからの連絡帳に、こんなことが書かれていた。「右手中指にしておられた指輪のあたりが、赤くなり発疹が出ていましたので、外していただきました。連絡袋に入っておりますので、ご確認お願いします」こりゃ大変だ。見逃さなくて良かった。連絡袋の中には、紙に包まれたプラチナの指輪が入っていた。父がつけていた結婚指輪だ。母は、退院して自宅で暮らし始めてからずっとその指輪を右手の中指につけている。サイズがぴ...
週の真ん中は訪問看護さんが来る日で、入浴はないものの全身状態を確認してもらい、母のちょっとした不調も気にかけてもらえる。認知症と関係あるのかわからないけど、高齢者は排便コントロールが難しいらしい。便が硬くなると自力で出せなくなり、血圧の乱高下も発生するので危険なのだとか。それで、便を柔らかくする薬を処方してもらっているのだが、その調整がまたまた難しく、ゆるくなりすぎると本人的にはデイでお風呂に入る...
昨日はデイサービスの日で、送りの時間と出迎えの時間を外さないように気をつける。仕事があると、ゆっくりできる時間はごくわずか。それでも平日の火曜日にデイに行ってくれるのはありがたい。夕方、帰宅した気配に慌てて出迎えに出ると、母は荷物を家に置いて、デイの車を見送りに外まで出ていた。寒いから中に入りなよと声をかけて、玄関でレインブーツを脱ぎながら母は私に聞いた。「この長靴って良いものなの? いつも素敵な...
週末には、チャイムも鳴らさずスーッと私の家に入って来た母だったが、昨日は午後になってちゃんとチャイムを鳴らして来た。後期高齢者医療の高額療養費の還付に関してのハガキが届いたようで、それを持って来てくれた。父宛と母宛それぞれに届いていて、10月分ということだったが、金額的に少ないような気がした。多分、コロナきっかけで入院していた父の急性期病院の入院費を支払ったのが12月だったので、まだ反映されていないの...
母の認知症を確信したのは、こんな雪の日だった。夫が大きな雪だるまをせっせと作って、ワンコたちを連れて来て写真を撮った。ついでに父と母を呼んで、セルフタイマーで集合写真を撮影したのだが、思えばそれが元気だと信じて疑わなかった頃の最後の集合写真となった。母の認知症にも父の肺がんにも気づかずにいる10分前。と言ったところだ。外の雪かきなどをしていた母は、慌てて家に飛び込んできて私にこう言った。「あなたの店...
土曜日は、母のデイサービスの日。私は仕事が忙しく、夫は休み。天気が悪く、雪が酷いので、デイサービスも時間短縮となり、少し早めに帰宅すると迎えのスタッフに告げられる。私と夫、2人揃って出かける母を見送って、私は仕事へ。夫は先週忙しかったので、家でのんびり過ごしていた。夕方、仕事が終わってスーパーに行こうと出かけると、すでに母の家の灯りがついており、デイから帰宅していた。まずい、出迎えをしなかった。で...
訪問診療に立ち会ったときに、母がどうしても私が住んでいる2階に私以外の誰かがいると思い込んでいる、と先生に話した。それは、死んだ祖父だったり、どこかの家の子供だったり、誰かがいるから食事の世話をしないとと言って、弁当を持って階段を上がって来てしまう、と話すと、「あの階段、登るんですか?」と、そっちにビックリされる。通常の家庭の階段とは違い、コンクリートで段差も大きい。ちょっと足でも引っ掛けたら怪我...
「室温が低いと脳は老化する」という記事を読んで、電気代にビビって寒い部屋で耐えている私は、さらにビビる。冬の暖房代はケチってはいけないと書いてあるけど、ケチるでしょ、8万よ?だけど、最近はもう母の脳の老化問題より、自分の老後の不安が大きい。母は良い。だって、私がいる。何もしなくても、何もできなくても安全安心な環境が整っている。いろんな自由や楽しみは失ったかもしれないけれど、自分の夫が死んでも全て娘...
年が明けて、もうすぐ1ヶ月が過ぎようとしている今頃、母が昨年8月にコロナで入院していた市外の病院から電話がかかってきた。「保健所から公費負担の書類が届いたので、お母様の請求書をお送りします」なんと5ヶ月かかって、やっと8月の入院分の請求書が届いた! しかも料金は1093円! 安っ!コロナで入院すると、入院にかかる費用は公費負担で、医療費ではない実費の部分(病衣や消耗品など)だけが請求されるのだけど、「...
寒波で外は氷点下。雪の量は大したことはないけど、路面が凍結している。窓を開けようとしても凍結していて開かない。母がのこのこと外の様子を見に出て転倒しないか心配だ。転倒からの骨折が、一番怖い。そうなったら本当に寝たきり老人になってしまう。口でダメだと注意しても、すぐに忘れてしまい、身体が動くから始末に悪いと言うわけだ。昨日はデイサービスの日で、母は朝から出かけて行ったが、私はその間に母の家の中のチェ...
母と私の印鑑登録ができたことで、自宅の相続登記(不動産の名義変更)に着手する。と、言っても自分ではできそうになかったので、近所の司法書士に連絡を取って、早速面談。7年前に私たちが戻ってきて、家をリノベーションした時に、同じ司法書士に両親が登記の手続きを頼んだようで、家の小さな金庫にその時の資料や領収書が残っていた。しかし、母の記憶には何も残っていないようだった。私は司法書士にもらった、手続きに必要...
まさかの1ヶ月以上放置のお気楽ブログ。 皆様。改めましてあけましておめでとうございます。 年末31日に娘がコロナになり 年始に予約していた料亭やら、旅行やらを 軒並みキャンセルした2023年のスタート。
昨日は、日曜日だったので、教会まで迎えに行き、帰りに母と夫と3人でファミレスに。昼どきだったので、ランチを食べてから、いざ市役所の休日出張所へという計画だ。ファミレスで、母はハンバーグにトーストのセットを頼み、ペロリと平らげて、誤嚥性肺炎だったのは嘘のようになんでも食べられるようになっている。普段、宅配の弁当は柔らかい高齢者向けなのだが、なんでも好きなものを食べていいよと言えば、こんな若者みたいな...
【アルツハイマー】救世主になる?「レカネマブ」// 若年性認知症にも光💫要介護状態脱却/多剤内服/薬の中止/減薬
少し前に記憶力などが低下していくアルツハイ マー病の新たな治療薬としてこれまでにない効 果が発表された。「レカネマブ」は、日本のエ ーザイとアメリカのバイオジェンが共同開発し たもの👏 これまで国内で使われてきた抗認知症薬は、 飲んでも意味がない。効果がない。 あたしはそう思ってきた。 内服中の認知症患者を日常的に沢山みているせ いか・・・飲んでも何の変化もないじゃんと思 ってしまうのだ。それどころか当地区には家族 から物忘れの相談があると簡単に坑認知症薬を 処方する医者がいる。いつの間にかお薬手帳に "メマリー”と書いてあったりするから驚く。 せめて本人を診てからにしてほしい。 薬だけ取りに…
母の一人暮らしも2ヶ月が過ぎた。2人が入院していた時の3ヶ月はあんなにもめまぐるしく、そしていろんなことがあったけど、この2ヶ月はあっという間だった。以前は「デイサービス」に行くことを「研修」などと言って、隣県にまで行くと思っていたようだったけど、最近は「デイサービスに行ってきます!」と私あてに書き置きを残して行くようになった。デイサービスの意味を理解しているようだ。母が一人になり、私たちは油断し...
12月中旬から1月中旬までの電気代が、79000円だった。7万! いや、ほとんど8万! 電気代自体が値上がりしていて、去年も同じ時期に同じくらい使って63000円だった。それなのに、4月からさらに大幅に電気代が値上がりするという。死ねというのか。北陸電力よ! えげつない値上げはどうしようもなく怒りでいっぱいなのだが、それにしても高すぎる。二世帯住宅とはいえ、3人しか住んでいない。3人中2人がずっと在宅...
昨日の印鑑登録問題について、市役所に電話をしてみた! 「認知症で字が書けず…」とは言わず、「母は目が不自由で、委任状に直筆記入が難しいのですがどうしたらいいですか?」と聞いた。嘘ではない。だって、認知症の影響で字が書けないのか、白内障が進んでいて書けないのか誰にもわからない。おそらく両方なんだけどね。すると、委任状を全て代筆して、紙の余白に「本人は身体不自由なため代筆しました」と書いて、母の拇印を...
やらねばやらねばと思いつつ先延ばしにしてしまっているのは、相続手続き。自宅の土地と家の名義変更だ。父に遺産はなかったし、別に豪邸でもないので、大したことはないはずだが、ネックになってくるのは「印鑑証明」よ。男性の場合、家を建てたりローンを組んだり車を売ったり買ったりで、何かと「実印」が必要な場面があって、若いうちから登録していることがあるけれど、女性は必要になる場面がなく実印を持っていないことが多...
姉から「電話してもいいですか?」と、お伺いラインが入る。あー、嫌だ。年が明けてから、「お母さんがお正月気分が味わえてよかったわーって喜んでたよ。晩ごはん作ってくれてありがとねー」と軽いタッチのラインが入っていたが、本当に自分が何もしてないことを気にしないのだろうか。義母からは、年末に「お正月にみんなで食べてね!」と言って、明太子が巻かれた手作りの伊達巻が3本クール宅急便で届いた。溺愛している大事な...
夫の実家への帰省について話していた翌朝、エントランスで母とばったり会うと、母は急に「お義母さんってお元気なの? 病院とか入っておられるわけじゃない?」と聞いてきた(!)。なぜ急に! ちょうどいい。今だ!お義母さんもお義父さんもお元気だけど、近い親戚で具合の良くない人がいて、私たちももう何年も帰省してないから、もう少し気候が良くなったら1泊で帰ってみようと思っている、と話す。「そうよ、それがいいわよ...
1月も半ばになり、1月のオムツ券をそろそろ使わねばならない。これまでは一家に2人分のオムツ。父がLで母がM。サイズ違いで、しかも父はボクサータイプという通販じゃないと買えないもので、思えば結構お金がかかっていた。さらに、父がリハパンのポリマーを引きちぎってしまうため、消費が激しくて買っても買ってもすぐ無くなっていた。父がいなくなり、オムツも減らなくなり、オムツ券も余り気味だったけどもったいないので、...
土曜日は、母のデイサービスの日で、朝出かけて行った後に、家に入って暖房などが消されているかチェック。さらに、食材の余り具合を見て、スーパーに出かけて補充する。冷蔵庫の中には弁当の残りがお皿に移されラップして入っていて、これじゃいつの弁当の残りなのかわからん…。テーブルの上にメモがあって、「サランラップ、黒とろろ昆布」と書かれていた。買ってきて欲しいものを書いたのだろうか? サランラップは、棚の上に...
両親の銀行口座を管理し始めて1年。何度も探したけれど、父の口座は普通口座が1つ、母は2つ。どれも年金の受け取り口座で、ランダムに生活費に使っていたようだった。大した残高はなかったので、毎月一生懸命やりくりして、家電の買い替えなど大きな買い物は私か姉が出して、引き落としで赤字にならないように頑張ってきた。まだ母が口座を管理していた頃に、「もし葬式になった時に払うお金あるの?」と聞いたことがあった。「...
ちょっと外出すると、まず帰ってすぐに固定電話の着信ランプが付いていないか目をやる癖がついていることに気づいた。2人同時入院で病院からの着信が多い時は一日になんども。少なくとも2日に一度はかかってきて、電話の前に置いたメモ用のA4の用紙は私の走り書きメモであっという間に埋まり、3枚目に突入したところでピタリと止まった。ケアマネからの連絡も極端に減って、怖いぐらいの静けさが漂っている。ただ淡々と日々同じ...
認知症の高齢者あるあるで、介護サービスを断固として受け入れない、という現象がある。うちの場合、父は亡くなったので過去のことになるわけだけど、入浴目的でデイサービスを利用させたかった。家の玄関が開いただけで漂う悪臭の原因が父本体であることはわかっていた。父が働いていた頃は、それでもそこまでひどい悪臭ではなく加齢臭と言える程度だったのは、一応人と関わって外出するからにはそれなりに清潔にも心がけていたの...
母がデイサービスの日は、落ち着いて仕事ができる。自宅サロンや自宅隣接サロンで、認知症の親を抱えている人は、唐突に親が仕事中に入ってくるのではないかという皆同じ不安があるようだ。同世代の同業友人も、自宅に隣接しているサロンでお客様の施術をしている最中に、認知症のお母さんがペットの猫を連れて入ってきたと言っていた。猫好きのお客様だったから救われたけど、猫が外に逃げてしまわないかということや、リラックス...
連休の月曜朝は燃えるゴミの日で、私が朝ゴミを持って家を出ると、エントランスに母がいて、元気に「おはよう!」と言った。私のサロンの入り口にまとめて置いてあった細かいダンボール系のゴミを指差して、「あれも出すんでしょ? 手伝うわよ!」と言って、私が持っていたゴミ袋を持って、ゴミ置場へささっと歩いていく母。自分の家のゴミもちゃんと自分で出していた。何曜日は何の日、みたいなことをあらかじめ言っても、すぐに...
母は昨日、無事に一人で教会へ。お迎えの人とのやりとりもトラブルなく、きちんとエアコンもオフにして、マスクをして出かけていった。帰宅時には私たちは留守にしていて、大丈夫なのか心配していたけれど、戻って来て声をかけたところ、ニコニコと笑顔で出て来た母は「大丈夫よー。お昼も食べたわよ」と嬉しそうにしていた。母が外に出るスケジュールが一つ増えたことで、生活が良い方に傾けばと願う。母が今、いい感じで過ごして...
母が常にいるので 父と2人で話をするのはなかなか難しく やり取りはLINEか電話が多かった。 薬をもらった日はもう夕方で 話す時間もなくお互い帰宅した。 その後、様々な資料を見て調べた フランスでは
2~3日後に、実家に行った。 テーブルの上にNews weekだったか…… 経済史があり「飲むべきでない薬」の 特集号があった えっ?! ページをめくる 認知症 認知症…… 認知症………… アリセプト…… アリ……
皆がみれるよう、天井近くについたテレビ。 それを車椅子に乗った方々が 見るともなく見ていた。 その中に義母もいた。 首を傾け、テレビの方向を 動いてる画像をただ追ってるような…… お料理が上手で
気づけば母の家の暖房が27度設定になっており、グラファイトヒーターも1100wでフル稼働。やめて〜! 2世帯とサロンの電気代を一括で支払っている我が家は電気代に日々怯えている。実は床暖房もあるのだが、設置したその年に喜んで使っていたら電気代が恐ろしいことになり、それ以来封印している。不要なキッチンのあたりとかも同時に暖めようとするから、効率が悪い。そして床暖房は音もしないし風も出ないし、視覚的についてい...
仕事の合間に自宅にいると、外のインターフォンが鳴って、福祉用具の会社の営業が立っていた。アポなし訪問だ。母は現在、以前父が使っていた介護ベッドをそのまま名義変更して使っているのだが、父がいた頃にベッドの柵がわりにレンタルしていた手すりがそのまま置き去りになっていた。結構重量があるもので自力では動かせず、以前から引き取りに来て欲しいと言っていたのだが、突然やって来た。「母はずっと家にいるので、直接訪...
「借りて来てもらったストーブが壊れて動かないのよ〜」と、言って夕方にチャイムを鳴らしに2階へ上がって来た母。ストーブ、というかグラファイトヒーターなのだが、借りて来たわけじゃなくて買ったものだ。去年、2月に両親揃ってショートステイに行く朝に故障してどうにもならなくなったため、留守の間に同じ機種の最新のものに買い換えた。まだ1シーズンしか使ってないのに故障するわけがない。すぐに見に行くと、チャイルド...
介護が絡むと長く感じる正月休みも終わり、4日からは通常運転。朝から訪問看護師がやって来て、久しぶりの入浴介助。基本的には家での入浴はやめて、デイサービスで週2回入浴するようにしたのだけど、年末年始でデイが休みになるため、間に訪問看護師の入浴を挟んだのだ。8月に父の入浴介助をして以来、使っていなかった自宅の風呂場。父のためにお試しレンタルした浴槽の手すりや、お風呂椅子は、2人が入院してしばらくはその...
あっという間に正月休みは終わった。母の食事の世話は、間にテイクアウト寿司を挟んだことで、さほど大変でもなく、おせちや煮物、昆布じめのお刺身など、そこそこ日持ちのするものを組み合わせてストックし、ヘルパーさんが上手に提供してくれたようだった。ヘルパーさんは三が日であろうともいつもと同じように、朝8時ごろやってきて朝食の介助と服薬、体調確認などテキパキとこなして30分で帰っていくのだが、「別に来なくても...
あけましておめでとうございますタイトル通り、新年 ふーこは元気で スタートできました今年のおせちは、いろいろと お世話になったバズレシピの料理研究家・リュウジさんの『至高のおせち』です残念ながら、バタバタしてておせちの写真撮り忘れましたなので HPから お借りしましたお味の感想は、どれも 美味しいのですが、、この方、私と同様 酒飲みなんですだからちょっと 味濃い!!元旦からね飲みながら、、、飲みな...
ドラッグストアは年中無休。今年最初の買い物は、「お尻拭き」だった。何ヶ月も入院していた間に、以前買ったトイレに流せるタイプのものは乾いてしまい、使いにくいとヘルパーメモに書いてあった。思い出すことはあったけれど、年内は天候も悪くなかなか買いに行くタイミングがなかった。これまでは、父のボクサータイプのリハパンと一緒にネット注文してたけれど、父のリハパンも大量に余らせたまま、現在は臨機応変に母が使って...
元旦の朝、8時にヘルパーは来た。いつもと何も変わりない母の一日が始まるだけだ。私たちは、少し遅く起きて、夫が30日に釣ってきて血抜きして寝かしていたイナダ(ブリの幼魚)をさばいて、刺身にして小皿に盛り付けて、母のところへ差し入れた。他に、タッパーいっぱいの煮物と、おせち料理を綺麗に詰めたもの、少し日持ちのする昆布じめのお刺身(買ってきたもの)など2人で両手いっぱいに持っていった。ちょうど昼ごはんには...
1年前のお正月は、イライラと過ごしていたことを思い出す。ヘルパーを入れることにしたものの、家に鍵をかけて両親揃ってテレビを爆音で流しながら寝ていて、ヘルパーは家に入れず帰ると言うこともあった。母の幻視や傾眠、着衣失行も進んでどうしようもない日常が、なんとか父が同居していることで支えられていた。父は壊れゆく母の姿を誰よりも近くで1年半見ていて、イライラすることもなくそれでも日々平穏に過ごしていた。母に...
2022年が終わります。今年も、私の1年を漢字一文字で表してみます。「別」。わかれ。去年の今頃には考えたくなかったことが現実になった年でした。愛してやまないワンコが4月半ばに虹の橋へ行きました。この世にこれほど悲しいことがあるのかと、覚悟はしていたものの思い知りました。今こうして思い返すだけで涙が溢れるほど、あの子との別れは悲しいものでした。10歳から心臓を患って、心臓治療の副作用で腎不全になり、食事を...
朝起きたら姉からラインが入っていた。25日に母を教会に連れて行った時に、教会の人たちが母と一緒に写真を撮って!というので、その方のスマホで撮影したのだけど、その写真が姉のところに送られてきたそうだ。姉がやりとりしている人は、母があまりにしっかりして復活してきたため興奮して電話をかけてきたとのこと。今日は30日なんだけど、今頃その話か? 「お正月も何かとお世話をかけてしまうけれど、本当にごめんね。ルミコ...
年内最後のデイサービスも終わり、訪問看護も最終日。ヘルパー連絡帳には、訪問看護師の元お風呂の女神から丁寧な文章が綴られていた。母がどんな様子でどんな処置をしてヘルパーさんに気をつけてもらいたいことなどが書かれ、最後には、「ご家族様へ」「本年も大変お世話になりました。来年は1月4日に訪問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします」と。ご家族様、と言っても、読むのは私だけだ。大変お世話になった...
先日、教会の帰り道に母を連れて夫と3人でファミレスに寄った。自宅から一番近くのファミレスで、元気だった頃は、父と母が2人で週末になると食事に出かけたりしていた場所だ。私たちが帰省してくると、必ず一緒に行く場所でもあった。せっかちだった父が、皆が食べ終わってドリンクバーからコーヒーを持ってきた頃にはソワソワとお会計をしようとする。愛用していたボロボロの財布から現金を出して、小銭を数えてぴったりの金額を...
仕事の合間に、ケアマネに電話をした。母をクリスマスに教会に連れて行ったのだけど、本人もできればまた通いたいと言っていて、周囲の送迎などサポートもあるので、1月の2週目から行かせることにしました、と報告。そして、日曜昼のヘルパーさんをキャンセルしたいと。朝と夕は服薬があるのでヘルパーは欠かせないけど、昼は薬もなく、本人が自分で食事ができればヘルパーなしでもなんとかなりそうだ。教会でお昼ご飯が出ること...