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先週は、夫が毎日夜中の2時起きで3時に家を出て4時出勤という当番の週だったので、土日はやっとゆっくり眠れる日だった。教会のクリスマス礼拝は10時に家を出られれば良いので7時半くらいに起きると、玄関の引き戸が15センチほど開いていた。あれ? 玄関ちゃんと閉めなかったっけなあ? と訝しんだのだが、犯人は母だった。教会に行くために私たちを起こさねばと、朝6時か7時?にチャイムを鳴らしてきたらしい。本人は「8...
母が待ちに待っていたクリスマスの日曜がやってきた。母が父と一緒に熱心に通っていた教会に連れて行く日だ。いざ自分たちだけで母を連れ出すのかと思うと、若干の緊張感が漂う。天気が悪く雪が降っていて足元も悪い。せっかくの久しぶりの外出。デイサービス以外の人との関わり。脳への刺激と考えれば悪くない話だ。そもそも要介護5なのに、そこまで回復したことがすごい。寝たきりで顔もむくみ、話しかけても反応もほぼなかった...
クリスマス前の年末繁忙期。私の方も入れ替わり立ち替わりでお客さんがやってくる。母の様子を見る時間があまり取れない。様子を見るだけならすぐに済みそうだけど、認知症の人との会話は簡単には終わらない。母「教会にはいつ行くのかしら?」私「25日だよ」母「朝かしら?」私「朝の礼拝だから10時半からだよね」母「何時に出かけるかしら?」私「雪の状況にもよるけど、10時ちょっと前かな」母「日曜日かしら?」私「日曜日だよ...
夜に帰宅した夫が、エントランスから見える母の家の玄関が明るいのが気になって、まさか外に出てるんじゃないかと言い出した。「俺、気になるから見てくるわ!」と、言って立ち上がったので、時間も遅いし、玄関をそっと開けて靴があれば家にいるよ、わざわざ起こさないようにね!と声をかけた。すると、なんと玄関は施錠されていた(!)。我が家は外とつながるエントランスのドアを夫が施錠するので、その内側にある玄関は開いて...
今さらのように、父が最後に9日間入院していた療養型の病院から、入院費用の明細と領収書が届いた。入院前のカンファレンスでは、父は食事をしていないので、1ヶ月の入院費用は8万前後になるんじゃないかと言われたけど、結果、10日間で8万弱の費用がかかった。あまりの高さにびびった…。いったい、何にいくらかかったらこんな金額になるの? と、不思議に思ってた…。病衣のレンタル9日分(日額235円)2115円口腔ケアシート...
母の退院に合わせてヘルパー事業所が代わり、1回1時間だったヘルパータイムが1回30分に短縮。新しい事業所のヘルパーは朝と夕を担当しているのだけど、朝は8時台前半、遅くとも9時には帰る。夕方は17時台で遅い時は18時15分ごろに帰る。父がいた頃は、朝はだいたい9時〜10時、夕方は15時半〜16時半という時間帯だったので、それに比べると、しっかり朝食と夕食の時間帯をフォローしてもらえるようになったと言える。食事はと...
毎月20日前後になると、両親の介護に関する請求書や領収書の類がどどっと届く。こちらは雪が降って積もってきている。銀行やコンビニに行くにも一苦労だ。母の11月の入院分の入院セット(病衣やタオルなど)とオムツ代は病院から外注されており、医療費とは別に請求書が届くのだが、こちらは20日分で14432円。もはや安いんだか高いんだかな値段だけど、衣類の洗濯物を届けたりする手間がなかっただけでもありがたかった。忘れない...
今年もあと2週間。私と夫の話題は、正月三が日の母の食事をどうするかという問題だ。正月と言っても、これまで何か特別な家族の行事があったわけでもなく、去年までは両親は両親で過ごし、私たちは私たちで過ごしていた。去年は夫も大晦日まで仕事があり、ほんの2日間くらいしか休みがなかったので、両親と何か一緒にという余裕もなかった。母はそれなりに正月っぽいものを買い物してきて、父と食べていたのだと思う。元気な頃は...
昨日は、デイサービスに行く母をちゃんと見送ろうと思っていたのに、バタバタしていて送りそびれて顔を合わせることができなかった。送迎のスタッフさんが、ちゃんと家の中まで入って電気を消して暖房もオフにしてくれたのだろう。母の家はすっかり消灯されていた。家の中に確認のために入ると、私が来ることがわかっていたかのように、母が書いた私宛の伝言が残されていた。「ルミコ様 デイサービスに行ってきます! 時計の電池...
夕方、サロンでお客様を迎える準備をしていると、コンコンとドアをノックする音が聞こえて、母はそーっと扉を開けた。扉のドアノブには「Don't open」と書かれた札が下げられているが、そんなのは母には関係ないのだった。お客さんが来ていたとしても、何か困ったことがあると、そーっとドアを開けてくる。これがここ数年、自宅サロンの悩みでもある。認知症の親が入ってきてしまうサロン、ちょっとリアクションにも困るよなあとお...
今日は父の誕生日で、生きていたなら90歳だった。憧れの90代。ことあるごとに「もう90歳だぞ?」と自慢げに言っていた父は、さぞかし90歳に早くなってしまいたかったことだろう。90歳にしては若いだろ? とフサフサの黒髪だった父は、最後は長い入院でカットすることもできず、「ひとつ屋根の下」の江口洋介みたいな髪型を無理やりオールバックにして旅立った。今頃、天国でやっとパーマかけられてご機嫌だろう。今年のクリスマス...
夫の職場の同僚の女性が、先月から毎週水曜日に休暇を取っている。娘に子供が生まれたが、育児が大変でノイローゼ気味だとのことで、育孫休暇として休むことにしたそうだ。なので、夫は水曜日の帰りが遅くなりがちになったけれど、「お父さんやお母さんのことで、何度も休んで迷惑をかけたからお返ししないといけないからね!」と言っていた。確かに今年、夫はよく休んだ。4月末までは個人事業主だったけれど、両親の認知症が悪化...
母が一番最初にコロナで入院した市外の病院から電話がかかってきた。スマホに登録していたのだが、病院からの電話はドキッとする。もうドキッとしなくて良いのにね。コロナでの入院は公費なのだが、その申請書類が未だ保健所から届いていないため、精算ができていないのだ。父は市内の病院だったので、10月に書類が届いており、その際に保健所に問い合わせたら、母は市外の病院に入院したため市の保健所ではなく県の管轄になる、と...
昨日は、丸1日母に会うことがなかった。退院してきてから初めてのことだ。意図していたわけではなかったけれど、用事もなかったし母から訪ねてくることもなかった。顔を見せなければどうなるのか? 2階まで心配して上がってきてしまうのか? という興味もあったが、何も起こらずに過ぎ去った。ヘルパーの連絡帳は、父がいなくなってからは書かれる内容もシンプルで、「服薬確認、水分補給、尿取りパット交換」など箇条書きだ。...
先日の訪問診療での嚥下テストで、ひとまず合格をもらって食べ物の制限がなくなった母に、夫が刺身を食べさせたいと言って、アジを釣りに行き(!)家でさばいて刺身となめろうを作った。小さなお皿に盛り付けて差し入れに行ったところ、「わあ〜美味しそう!」と目を輝かせた母は、「すぐ食べるわ、今すぐ食べるわ、ありがとうね〜」と言って小皿を持っていった。その後、ヘルパーさんが来たようだったが、連絡帳には「アジの刺身...
「ルミコ、お父さんの四十九日だね」と、友達に言われ、カレンダーを数えると、昨日がその日だった(!)。キリスト教では四十九日という行事がなく、ましてや亡くなった当日に側にいなかった母にはわかるはずもなく、私たちも何も考えずに過ごしていたが、もうそんなに月日が過ぎたのか。そして友達がそんなことを思ってくれたことにも驚くし、言われるまで気づかない我々家族にも驚く(笑)。母は普通にデイサービスに出かけ、私...
午前中、私が仕事している間に、訪問診療が来ていて、母はやっとコロナウイルスの4回目ワクチンを打つことができた。問診票の日付は7月になっている。当時私が記入したのだ。5ヶ月の間にいろんな出来事があった。ワクチンの他にも、嚥下の検査もしてもらい、食べ物の制限がなくても大丈夫なのかをチェック。若干飲み込む力の低下は見られたものの、制限をかけるほどではなく、注意しながら食べるようにと連絡帳に書かれていた。...
昨日はゴミの日で、私と夫が母の家の前にまとめてあるゴミを出しに行くところから一日が始まる。離れて住んでいたり、一人暮らしで認知症の高齢者の場合、こういう朝早い時間のゴミ出しとかどうしてるんだろう? 父が体調を悪くして朝起きてこなくなってから、両親の家のゴミは私たちが集積場に持って行っていた。信号を渡って少し先にある燃えないゴミはもうずっと私たちの仕事だ。町内の当番も全て両親はスルーで、私たちが代わ...
コロナワクチンの4回目を打って、副反応で発熱して寝込んだ。3回目は3月に打っており、あの時も寝込んだが、慢性腎臓病の愛犬がまだ生きていて、熱でフラフラしながら点滴を打ってあげたことが思い出される。3回目のワクチンと4回目の間にはいろんなことがありすぎたな。4回目の接種券は随分前に届いていた。だけど、自分が7月に感染していたのでまだいいだろうと思っていたこと、病院からの呼び出しに備えて発熱があるとい...
昨日はデイサービスの日で、バンの運転手とスタッフの若い女の子にサポートされて、母は出かけていった。迎えが来て慌てたのか、いたるところの電気がつけっぱなしになっていて、見送りに出た私があとで全て消して回る。我が家はほぼオール電化なのでとにかく電気代が高く、2世帯分の電気代を支払っている私たちは必死よ!その電気代と引き換えに、これまで父が支払っていた上下水道代と固定資産税だが、今後は私たちが支払うよう...
12月になり今年も終わりが見えてきた。そして両親2人ともの夏からの入院費の請求もほぼ出揃った…。父は10月後半に亡くなったのだけど、10月から医療費が2割世帯になったため、母の10月の入院費用は高額療養費の上限57600円プラス食事や病衣などの消耗品など諸々合わせて約14万5000円を支払った。入院って、高額療養費があってもその倍以上かかるもんなんだなと実感した。施設に入れるのと同じくらいじゃない?11月になり母は父が...
私たちはとりあえず、出かけるときはわざわざ母の家に寄って、顔を出して、出かけることを伝えることにした。わんこがお腹を壊しているので、病院に連れて行ってくると言って出かけた。戻ってくると、昼のヘルパーが来ており、停めてある軽自動車がセンター寄りに斜めになっていて、我が家の車がとても入れにくい。入っても運転席のドアが開けられない。いろんな人がランダムに出入りするということは、こういうことがストレスにな...
母が退院してから初めて自宅で過ごす週末だ。先週はショートステイに行っていたが、初めて土曜日のデイサービスに出かけていった。これまではおばちゃんヘルパーが、デイのお迎えの人に母を預けて、行ってらっしゃいって言うところまでやってくれていたのだが、新しい事業所になり時間帯がずれて、朝のヘルパーが帰った後、母が一人になる時間がある。なので、迎えが来てもスッと出かけられない。エアコンは停止したか、電気ストー...
あっという間にまた週末が来た。母はショートステイから戻り、完全に2階にいる私たちのことを思い出したようで、昨日は2度も階段を上って私の家のチャイムを押した。ガラガラガラと我が家の重たいガラスの引き戸が開く音で、ビクッとしてソファーから飛び起きる。何かおかしなことを言ってくるんじゃないかとドキドキしながら慌てて玄関先まで出て行く日々がもはや少し懐かしくもある…。1度目は、手に封筒を持っていた。父宛に...
月頭には毎月母の妹が車で3時間かけてやってくる。我が家から歩いて10分ほどのところにある実家(空き家)のお世話をするため祖母の月命日に合わせて来るのだが、その度に母にも会いにきていた。だけど、最後に会ったのは7月。8月はお盆に合わせて来るため月頭は来なかったのだが、8月のお盆と言えば父がコロナ発症した時で、誰にも会うことはできなかった。もうお盆休みどころではなかった。その後、9月頭は母が寝たきりにな...
昨日の夕方に母が帰宅した。昼休みの12時半くらいにケアマネから、「浣腸の件なんですけど〜」と、電話があった。「月曜日に浣腸持って行ったんですけど、その後、自力排便があったということだったんで、結局しなかったんですよー。次に看護師さんが来られるのが1週間後になるので、それまでにお腹が張って痛いとかそういう訴えがあったらまた訪問看護ステーションに連絡してもらえますか〜?」と、ランチどきにするような話でも...
私の楽しい予定が終わり、中一日を挟んで、今日の夕方には母がショートステイから戻ってくる。気がかりなことはいくつかある。ひとつは、母の長財布が見当たらないこと。キャッシュカード類は全て抜いたけれど、現金がいくらか入っている。教会の献金かコンビニでしか使わないと想定して、全部千円札にしてあった。父が最後に持っていた財布に入っていた1万1千円は抜いて母の長財布に入れておいた。ショートステイに行く朝に、長...
私の今年唯一と言える楽しみだった女子旅が終わった。旅と言っても、旅しているのは友達のほうで私は迎える側だったけれど、2日目の昨日は隣県まで足を伸ばしてプチ旅行。出かける準備をして、予定のバスに乗るまであと10分くらいかなとウキウキしていると、家の電話が鳴った…!ひー、ケアマネだ〜(涙)。「お母さんの排便のことなんですけど〜、ショートに入られてからうまく出ないみたいで、訪問看護師さんに確認したら、ショ...
10年前にちょっと年下の可愛い子と結婚した男友達がいて、私と夫も結婚式に出席したのだけど、美男美女の結婚式は美しく素敵だったので鮮明に覚えている。それからずっと年賀状のやりとりくらいの付き合いになってしまったけど、先日すごく久しぶりに彼がSNSに投稿をした。「地球上で一番可愛い人と出会うことができました。こんな気持ちになるなんて、幸せです。ママ、ありがとう。可愛くて可愛くて仕方がない。食べたくても食べ...
7年前に東京を引き払って地元に戻ってきた私は、新幹線があれば2時間で行き来できる距離感だし、これまでと同じように東京の友達とも付き合いながら過ごしていけると思ってた。ネイルサロンを地元でも始めたけれど、私の地元には商材を買える店がなく、イベントやセミナーなど勉強できる機会がなかった。それは最初からわかっていたことで、東京に買いに行けばいいやーって思ってた。実際、最初の3〜4年は、1年に5往復くらいのペ...
留守番電話にショートステイ先から2度も電話がかかってきた「夢」を見た…。私はよっぽど呼び出し電話に怯えてるんだな〜。実際のところは何事もなく、特に連絡もない。今年2月の初ショートステイの時は、初日の夜に「リュックサックがないのよ」と言って電話がかかってきたけど、もう3ヶ月も入院して3軒も病院を渡り歩いてたらお泊まりなんて余裕よね。思い返せば、その初ショートステイの間に、財布からキャッシュカードを抜...
母はショートステイに出かけて行った。なぜか荷物が3つに分かれており、ヘルパーさんが用意したにしては3つにするなんておかしいなーと思い、いつも教会に行くときに持っていくリュックサックは財布が入っていると思っていたので、「それは置いていかないとダメよ!」と制して、荷物は2つで送り出した。迎えのスタッフは、エントランスでずーっと立っていて、家の中まで迎えに来ないし、大きなバッグなのに荷物も持ってくれない...
今日から母は1週間のショートステイへ。私の都合的には土日月の3日間で良かったのだけど、ショートステイは1人ずつ迎えが来るため、土日はスタッフが少なくなるから金曜からが良いと言われ、じゃあそれで、と思っていたら金曜日は金曜日で10人くらいお迎えがあって混み合っているので木曜からでいいですか? となった。帰りは火曜日で良かったのだけど、火曜はもともとデイサービスの日なので、行ったり来たりになるのでもう一...
母は朝起きて、自分でパジャマから私服に着替え、ヘルパーさんを待っていたようだった。3ヶ月ぶりのデイサービスの日。最後に行ったのは8月12日。父がコロナを発症する3日前だった。母はその日に初めてデイに来た人と気が合って仲良くなり、その人はそれからずっと母が来るのを楽しみに待ってくれていたのだとか。元々は社交的で人の相談に乗ったりすることが多かった母。たとえデイサービスであっても、友達ができておしゃべり...
母が退院した翌日は、何かあるといけないと思い仕事は休みにしていたのだが、とにかく忙しい一日だった。朝9時に訪問看護師がやってきて、入院していた病院からの看護サマリーを見ながら、母の状態を確認していたのだが、病院から処方された薬が見当たらないと言って、私の家のチャイムが押される。探しに行くと、ヘルパーさんにわかるようにテーブルの上に置いてきたはずが、母が片付けてしまったようで、絶対に見つからないであ...
昨日、母が退院した。午後13時の迎えの時間が来るまで、私はスーパーへ行き食材を揃えたり、部屋の片付けをギリギリまで頑張った。出来るだけ以前の様子を思い出してくれるように、家にいる時に好んで履いていた100円ショップで買った軽いスリッパを玄関先に置いた。病棟のインターフォンを押すと、担当の看護師さんが退院の書類を持って現れた。「お母さん、朝からそわそわして、もう着替えも済ませておられますよ」と言われ、「...
いよいよ母が戻ってくる日の朝が来た。土曜日は私の仕事が忙しいので、日曜午後の退院にしてもらった。今日は、これからスーパーが開いたら買い出しに行き、食べ物を用意する。母に聞かなければいけないことはたくさんあるし、話さなければいけないこともたくさんある。母は、父が救急搬送されてから亡くなるまでの経過を知らない。お互い入院していたので、知らせることができなかったのだ。どんな経緯を辿って父が死に向かってい...
2021年のツイート 高齢者のプリオン病のパターンが確定化してきた。注射後11-14日。最初または2回目の接種後。急速な認知および運動の衰退が発症、レビー小体…
父が最後に入院していた療養型病院から、口座引き落としの連絡が書かれた用紙が届いた。今更、入院時の病状説明書の同意書の控えも入っており、もういいよ、と思う。10月14日の転院から10月23日の亡くなった日までの入院費の合計は、手書きで「79826円」と書かれていた。高っ!!9日間しかいなくて8万? 高額療養費の上限57600円を9日で振り切って、さらに自費分が2万くらいってこと? 明細が書かれていないので謎である。引...
母の帰宅まであと2日。腓骨神経麻痺は完治しておらず、以前より足が不自由になったものの、車椅子や歩行器などの装備なしに自力で歩き、自力でトイレに行けるという、私が望んでいた帰宅の条件まで仕上げてきた母。準備はほぼ整った。小型で軽量の掃除機も購入し、本人がさほど気にならない程度に父の下着や靴下などを処分して衣装ケースを空け、母の冬物を詰め込んだ。父の気配はところどころに残るものの、まったく消してしまう...
昨日は、母の退院に向けた担当者会議ということで、ケアマネ、訪問看護師、訪問看護ステーション責任者、ヘルパーステーション1責任者、ヘルパーステーション2から2名、私、という7人が集まった。ど平日の水曜日、朝9時からだ。仕事の隙間を縫って予定を入れ込んだ。訪問看護師のお風呂の女神とは、母が救急搬送された日以来で、約2ヶ月ぶり。母が入浴をお願いしていた月曜日の9時と、父が入浴させてもらっていた水曜9時の...
母の入院中の病院から10月分の請求書が届いた。オムツ代と病衣などの入院セットは外注で、コンビニに支払いに行くようなシステムになっており、31日分で24552円。一日792円だ。オムツは持ち込むこともできたが、市から支給されるオムツ券は在宅であることが条件なので、入院中は使えない。どんなオムツがどのくらいの量必要なのかも不明なので、結局病院のものを使うことになった。買って届けることも負担だし。そして入院費は、高...
父が急性期病院から転院して、一瞬落ち着いた時に、私は父の所得を確定申告でなんとか減らして、健康保険を2割から1割に戻したい! と奮闘していた。ちょうど10月から2割負担になり、2人入院中でいつまで続くかわからないというピンチの中、今後、訪問診療に戻った時にも負担が増えるのは厳しかった。障害者手帳を持っていなくても、要介護認定を受けていれば、「障害者控除対象者認定書」というのがもらえて、確定申告の時に...
父が亡くなって3週間。諸々の手続きに追われ、健康保険、介護保険、未支給年金・遺族年金、ケーブルテレビ解約、クレジットカード解約、口座変更(固定資産税、NTT、新聞、ケーブルテレビ、上下水道)、医療保険の請求と解約手続き資料の請求…と、いろいろ進めてきたが、家の相続登記だけはわけがわからん! 法務局に問い合わせたけど、すでに言われていることの用語が全く意味不明。何より、母が入院している状態で何の意思確認...
11月11日はポッキーの日だったり、わんわんわんわんと犬の日だったりしますが、 母の80才の誕生日でした。 病院に行きながら、お昼ご飯を食べてお祝いして来ました。 Contents認知症はアルツハイマー型認知症だけじゃな ...
母の病院から電話がかかってきた。「お母様のことで少々お話よろしいでしょうか?」母には急変などない! と思っているものの、この言い方は父のときに散々聞いてきたので、ドキッとさせられる。「退院されたら、夜はオムツというご希望でしたよね?」と、聞かれる。オムツというのは、パンツ型ではなくサイドテープになっているタイプのもので、いわゆるパンツタイプのリハパンとは用途が違う。寝たきりの人などはオムツを使うが...
気持ちを奮い立たせて、親の家の片付けに着手した。一時的に父の遺体を安置するために片付けた室内物干しを元の位置に戻し、寝室の枕にかけられているタオルや敷パッドなどを洗濯した。父と母、どちらが使っていたのかわからない枕が2つのベッドに散乱していて、2人ともが救急車でこの家を去っていった混乱を物語っているようで、この部屋に入るのは憂鬱だった。病院の作業療法士やケアマネは、2つあるベッドの1つを片付けて、...
ワクチン死亡1908人以上でしょう 🇺🇲ワクチン有害事象報告システムVAERSでも報告率は1%未満と言われている日本の臭いものに蓋をする隠蔽体質なら1%未…
家族が亡くなるとやらなければならない手続きがたくさんあるけど、その中でもそこそこ重要なのが年金の手続き。市役所でできるのかと思いきや、市役所でできるのは国民年金の人だけで、厚生年金の人は年金事務所へ行かなければいけない。私は、よく行くショッピングセンターの中にある街角年金相談所みたいなところを予約した。もちろん平日のど真ん中しか営業していない。一日を空けて、午前中は市役所へ。母の医療保険の「限度額...
同居や二世帯住宅、同一敷地内などに家族が住んでいる場合、訪問介護サービスの生活援助(掃除、洗濯、食事など)を受けられないという介護保険のルールについて、私は調べに調べた。たぶん、そのルールの根っこにあるのは、同居や二世帯住宅の場合、生活スペースが利用者本人以外の家族と共有だからということがあるんじゃないかと思う。例えば、二世帯住宅でキッチンやトイレや風呂が共有だった場合、ヘルパーが掃除するトイレや...