無事に母は、ショートステイのバンに乗り込んで行った。先月末の姉の帰省もあって、溜まっていたモヤモヤイライラを吹き飛ばす! 私は自由だ〜〜!! と、大声で叫びたいような気持ちで昨日1日はせっせと仕事をしていた。ケアマネからは「1月のショートステイの日程についてご相談なんですが〜」と言う電話がかかってきた。もう気分は来年なのだ。1年って早い。1月からはしばらく、電気代削減のため1週間ではなく10日間のショ...
しっかり者の母がレビー小体型認知症に?! 父が肺がんで要介護2? 突然始まったW介護の戸惑いをリアルタイムで吐き出します。
28年ぶりに地元に戻り、ゆったり平和な生活を…と思いきや、母がまさかの認知症に。誰にも言えない日常の変化、うつろいやすい母の記憶について記録していきます。
無事に母は、ショートステイのバンに乗り込んで行った。先月末の姉の帰省もあって、溜まっていたモヤモヤイライラを吹き飛ばす! 私は自由だ〜〜!! と、大声で叫びたいような気持ちで昨日1日はせっせと仕事をしていた。ケアマネからは「1月のショートステイの日程についてご相談なんですが〜」と言う電話がかかってきた。もう気分は来年なのだ。1年って早い。1月からはしばらく、電気代削減のため1週間ではなく10日間のショ...
今日!今日を乗り切れば! 今から母をショートステイのバンに乗せてしまえば、自由な1週間がやってくる。ここ数日無駄にアタフタしている母を見ていると、毎月とはいえ、ショートステイに行くのも不安なのかなあ。本当は家でゆっくり過ごしたいよね…。ごめんよ。でも、施設に行ったら必ず誰かがいて寂しくないし、話も聞いてくれるし、困ったこともすぐ解決してくれる。なんだかんだ言いつつも一人暮らしである母にとっては、安...
ショートステイまであと1日。私は逃避旅行に向けて、買い物へ。急に寒くなってきたので、母の冬用の靴下を買い足した。真夏であろうと、寒いのに敏感な高齢者。常に靴下を履き続けているので、すぐに毛玉だらけのボロボロになってしまう。これからショートステイも続くわけだし、気付いた時に買い足さなければ。むくみがひどいので、履き口緩めのものを選ぶ。高齢者向けの店なので、種類が豊富で助かる…。そして、100円ショップで...
朝から元気なデイのお迎えの方が来る。「今日は書道教室の日ですよ〜! さあ、行きましょう!」母も「お待たせして申し訳ありません」とニコニコしながら出かけていった。私は階段のちょっと上から、「行ってらっしゃい!」と手を振る。よしよし、いい感じ。このままあと2日。何事もなく母がショートに行ってくれますように。ショートの話をすると、「行かなきゃいけないかしら?」と眉間にシワを寄せて悲しそうな顔をするので、...
ずーっと雨で気が滅入る。週末はなんとか晴れ予報だけど、この体調管理にピリピリしている時に、夫が歯が痛いと言い始めた…。すぐ歯医者に行かせたものの、虫歯じゃなくて根っこの炎症っていうタチの悪いやつで。歯だけは自力で治らないからね…。暗雲が立ち込める。早く薬でおさまってくれないかしら。このままじゃ何も食べられないし、楽しめない…。はあ。まさかの展開だよ。夕方15時半に毎日来る弁当屋のお兄さんと顔を合わせた...
母は昨日は無事に教会に出かけていったものの、出がけに荷物がわからなくなったようで、財布も何もかも忘れて出ていったようだった。デイと違って午前中2時間弱だし、お金なくても大丈夫だし、手ぶらでも問題ないけど、周りでお世話してくださってる方のご迷惑になっていないか心配だ。教会で送迎してくださってる方も、実は負担になってるんじゃないかなあと、姉が来ていた時につぶやいたところ、姉は「えー、皆さん全然そんなこ...
昨日はデイサービスの日だったのだけど、私は朝からずっと仕事が忙しくて、夕方にはぐったり疲れていて、母が帰宅した時にも出迎えをしなかった。夫は休みだったけれど、朝から車のメンテナンスに行ったり、畑仕事に行ったり、夕方から美容院に行ったりとバタバタしていてこれまた母をスルー。1日2人とも声をかけなかったら、夜にチャイムが鳴りまくる…。夕食の餃子が上手に焼き上がった瞬間に鳴るチャイム。下はパジャマで上は普...
昨日の夕方、契約しているケーブルテレビの会社が、新しいチューナーに交換する作業をすると行って訪問してきたのだけど、その人が車庫入れしてうちのインターフォンを押そうとした瞬間に、家から母が飛び出してきて「不在です!」と断っていた(笑)。インターフォンのモニターで見ていて、業者の人が来たみたいだから、ワンコを隔離して…って思ってたけど、慌てて降りていって、「すみません、2階です!」と案内した。母の家の...
昨日、一昨日と、叔母が夜に母を訪問してくれていた。私を介さず、母に直接電話して約束をして、さっと顔を出しておしゃべりして帰っていく。叔母が帰省中の間は、毎日夜に顔を出してくれる。姉妹の仲が良いんだなあとほのぼのするし、任せていて安心だ。しかし昨日母に聞いた時には、一昨日叔母が来たことは忘れているようだった。「来た…かしら? ばあちゃんなら来たわよ。すごく怒られたのよ」と、言っていたので、「それは夢...
姉がいてもいなくても、私の日常は続く。朝から玄関のチャイムが1時間おきに鳴り響く。「私のこれからはどうしたらいいのかしら?」朝から母の質問が壮大すぎて、ちょうどいい答えが思い浮かばない。「ヘルパーさんが来て、それからお迎えの人が来るからデイサービスに行くんだよ」と、言いながら母の足元を見ると、デイサービスの内ばきを履いている。「それ、内ばきだから袋から出したらダメって言ってるよね。元の袋に戻してお...
姉の帰省疲れが残る私が、はああと溜息をついていると、夫が「もういいじゃん、あの人たちやり遂げた!と思って機嫌良く帰って行ったんだから…」と言った。それがイラモヤっとするわけよ。ちょっと介護とはズレるかもだけど、私がモヤっとした話、書いておくわ。月曜日のランチに、近所のホテルの1階にあるカフェを予約することになった。そう言うふうに予定してきたようで、「ルミコも行く?」と珍しく誘われたので、じゃあ…行こ...
疲れが残る…。胃が痛いし口内炎が3個もできた。ヒシヒシと降り積もる姉ストレスの余波で体調を崩した。姉夫婦は昨日の夕方帰っていった。7ヶ月前と全く同じプランで、初日の夕方に来てカレーを作り(前回シチュー)、2日目の朝に教会に一緒に行き、帰りにファミレス(前回と同じ店)に寄り、夜は母と姉夫婦3人で寿司をとり、3日目の昼は近くのホテルのレストランを予約してランチに行き、戻ってから母の夕ご飯を作って、そして...
ああ、なんかすごく疲れた…。姉が来て良かったことは、日曜の母の昼ごはんの心配をしなくても大丈夫だったことぐらいで。とにかく落ち着かない。日曜の朝は、ゆっくり寝ていられるかと思いきや、母が2階に上がってきてチャイムを押しまくる。「電話がかかってこないのよ、いつ教会に行くのかしら?」そう、姉たちがさっさと来ないせいで、母が待ちくたびれている。しかも、毎回お迎えの人があらかじめ電話をして「今から行きます...
母の帰宅が16時半だというのに、15時着の新幹線に乗って、姉たちは来た。夕飯の時間が早い母に合わせて、帰ってきたときにはカレーが出来てるっていう段取りには出来ないものか、といつも思うのだが、午後の新幹線に乗るのが精一杯のようだ。ビジネスホテルに泊まっているので、チェックインの時間に合わせているのだろう。結局現れたのは16時過ぎで、しかも姉ひとり。「スーパーに行こうとしたら、雨がポツンと一粒降ってきたから...
夫が帰宅時に母の家を訪問して「今、帰ったよ〜!」と声をかけると、ひょこっと母が玄関先まで出てきて、こう言った。「明日、あなたのところにも来るんでしょう?」「え? 誰が来るの?」「ほら、えーっとえーっと…(しばらくウンウン考え)…女!」「あ、姉ちゃん?」「そうそう!」みたいな(笑)。夫が爆笑しながら帰ってきたわ。そう、今日の夕方、女が来る…7ヶ月ぶりに姉が来る予定になっているのだった。ついに母の記憶上...
昨日も朝から大騒ぎ…。ゴミの日で、うちがゴミ当番だったので集積所の掃除をしに行って、当番の人に回すホウキとバケツを持って近所の家へ。家を出るときに母がエントランスにいて、階段の連絡帳置き場に、ヘルパーさんがデイの荷物を準備して置いて行ってくれたのだけど、バッグのファスナーが開いてる! 母が開けたんだなと思い、「お母さん、バッグの中身触ったらダメだよ。今日これから持っていくやつなんだから!」と、声を...
母の粉薬問題は、ヨーグルトがお気に召したようで、1回で半量のヨーグルトに薬を混ぜて食べてもらっている。本人も美味しいとお気に入りのようだけど、ヘルパーさんの朝夕のバタバタした時間内で、手間が一つ増えて申し訳ない限り。私は、母がイレギュラーにヨーグルトを食べてしまったり凍らせたりアクシデントがあっても対応できるよう、できるだけ消費期限の長いヨーグルトを探して買っておかねばならない。手前取り(消費期限...
少し前から、ヘルパー連絡帳に「粉薬を飲むのが難しくなってきました」と書かれるようになった。盛大にむせているとのこと。粉薬って漢方なのか? と思って薬箱を覗くと、それとは別に真っ白のパフパフした粉薬が入っていた。ショートステイに行く前日に、母の下痢止めとして処方された薬のようだった。処方されて薬剤師さんが薬セットをして行って翌日すぐに1週間のショートステイだったので、その薬に気づくのが遅れた。量も結...
日曜、月曜と連休で、母はショートステイ後の在宅なのだが、天気が悪いので一人でどこかへは行かないだろう。日曜の夕方には、ポンコツ子から母に電話があったようで、帰省の予定を伝えたらしいが、母からは「いつどこに泊まるのか紙に書いて欲しいのよ!」と何度も言われる。「私も聞いたけど、ホテルの名前とかは忘れた」と、言うと、「あらやだわ! やめてよ、あなたも認知症じゃないの?」と笑われた(笑)。こう言う冗談が言...
姉から夜にラインが来た。「お母さんは、昨日無事に帰ってきたかしら? いよいよ来週そちらに行きます。お母さんには明日、そっちに行くことを話すね」いよいよ…来る。ポンコツ夫婦が来る。新幹線で2時間弱の道のりを、7ヶ月ぶりである。「それで質問がいくつか。お母さんの部屋にあるカレールーの賞味期限は切れていませんか? どこにありますか?」ルミコたちが買ってきているインスタント味噌汁は、まだ残ってますか? 28...
母が帰宅した。私はちょうど夕方から仕事が入っていてバタバタ準備をしている時間帯。想像していたより15分ほど早く送りのバンがやってきて、エントランスで「すみませ〜ん! 帰りました〜! こんにちは〜!」と男性が大声で呼んでいる声がする。さらに、私の家のチャイムが鳴りまくる。慌てて階段を降りていくと、男性スタッフさんに手を引かれ、母が階段を登ろうとしていた(!)。「ただいま帰りましたー!」と、スタッフさん...
1週間、あっという間だった。天気も悪く、そんなに出かけることもできなかったけど、ただ気持ちに余裕を持って仕事をすることができた。ヘルパーの出入り時間やデイの帰宅時間を気にすることもなく、不毛なやりとりの声かけで憂鬱な気分にならなくてもいい。離れていると、だんだんと逆に母が気がかりになってくるもので。スーパーに行っても、母が好んでいるスープが安ければ今のうちに買っておこうか、と思ったり、母どうしてる...
あっという間の木曜日。明日には母が帰ってくるので、今日あたりから食材の補充など始めなければいけない。毎回、なんなんだろうなあ、この帰ってくる前日の重たい気持ち。しかし、帰ってきたら帰ってきたで、母の予定は結構詰まっている。翌日の土曜日にはボケる暇なく、即デイサービス! 日曜は教会、火曜日はデイサービスで、お煎餅屋さんの工場へお出かけイベントがある。みんなで、お煎餅屋さんで焼きたてのお煎餅を試食した...
ああ〜、もう水曜日か。明後日には母が帰ってきてしまう。ショートステイは、あくまで短期入所。自宅で安全に生活できるようにするための支援なのだから、帰ってくる前提だもんね。この気持ちの浮き沈みが疲れる!ショートに入るときには施設から介護計画書が渡された。「自宅で安全に生活できるよう、本人の身体機能を把握し能力を活かし、日常生活の自立、安全性を考慮して本人のできることを増やしていけるように支援させていた...
母のショートステイもちょうど折り返し。今日ぐらいから、大変わかりやすく気持ちが下り坂になる(笑)。休日に母の食事の準備や、買い物に走ったり、出かけるのにヘルパーさんのタイミングなんかを考えなくていい週末は、とても気楽だったけれど、この後半戦の平日、母の侵入を気にせず仕事に集中できることが嬉しい。どんなに対策を講じても、母が私の仕事を理解できず、「お客さんが来ている=仕事中=話しかけてはいけない」を...
介護施設の送迎車の事故、結構頻繁にニュースになります。送迎の仕事って、すごい大変なんだろうなって、いつも思う。ただ迎えに行って乗せるだけじゃなくて、色々家族から要望があったりする。デイに行くにしても、ショートに行くにしても、家族がその時間に居られると言う訳じゃなく、私も朝のドタバタでスルーしてお任せすることが多い。同居の人であっても、8時半過ぎって言う時間帯だったら既に出勤していて不在だったり、自...
母がショートステイに行って2日。昨日は、東京時代の旧友が、家族で家に遊びに来てくれた。最初は木曜の昼に少し会えない? と聞かれたのだけど、急すぎて私も仕事が入っていて、夫も平日なので仕事。じゃあ、土曜日の夕方にって話になった。家族旅行でこちらに来ていて、どうしても会いたいと言って予定をねじ込んでくれた。地元に戻って9年。SNSを通じてなんとなく繋がってはいたけれど、会えるのは久しぶりで。「土曜日の夕方...
無事に母はショートステイに出かけて行った。朝のヘルパーさんは、私のお気に入りの気が利く方で、朝のルーティーンの食事・服薬・排泄介助・着替えなどこなしつつも、1週間家を空けることを考えてポットの電源オフ、生ごみの処理とオムツごみのまとめをして玄関先に置いてくれた。キッチンに洗い物の一つもなく、整っていた。先月のショートの前は別のヘルパーさんで、ルーティーン以外のことは何もなかった。そっちが普通だろう...
昨日は訪問診療の日で、朝からドタバタ。先生の方も、クリニックの看護師さんが何人か退職されて人手不足だそうで、看護師さんなしの1人訪問。訪問診療の看護師さんは、患者さんの家を訪問するのでコミュニケーション力も必要だし、緊急時の訪問があったりして、それなりのキャリアとコミュ力と対応力が必要に思える。なかなか見つからないよね。うちに来てくれている訪問看護師さん、本当に素晴らしいもん。母は足の浮腫みも復活...
昔のことを思い出してた。昔って言っても、3年くらい前のこと。私はなんで介護認定を受けようと思ったんだったっけ? ある日急に誰かに背中をドンと押されたみたいに、地域包括センターに電話をかけたことはよく覚えている。あの頃は、何もわからなくて、誰も教えてくれなくて、細切れの単語をつなぎ合わせるみたいにして、検索に検索を重ねた。姉に、ああしたらいい、こうしたらいい、知り合いにケアマネをやってる人がいてこん...
昨日は、母がデイに行っている間に、食材チェックに行き、冷蔵庫を開けると、日曜日に私が急いで買ってきたコンビニの冷やし中華がそのまま入っていたので、持ち帰った。消費期限は前日だったけど、もったいないし私が昼に食べることにした。麺をほぐすのが結構大変で、具材をのせてスープをかけるだけだけど、これは母には難しかったかな…と、一つ勉強になった。「冷やし中華、置いておいたんだけど食べた?」と聞いた時には「食...
昨日の母の不穏は、疲れた。よくあんなに何度も2階まで行き来する元気があるもんだと、むしろ感心してしまった。月曜で在宅の日だったのだけど、朝イチのヘルパーさんが来た時にはデイサービスのバッグを玄関に出して待っていたようだ。あんなに毎日「今日はゴミの日かしら?」とゴミのことばっかり気にしているのに、実際のゴミの日には一切出てこない不思議よ。今ならゴミ出していいよ!って時にはスルー。ここでちゃんと出せれ...
ワンコの病院に行く前に、母の家に寄ったところ、日曜の昼ごはん用に慌てて買ってきていたざる蕎麦が、なくなっていた! しかも日曜朝なのに、ゴミがまとめて出されていて、そのゴミ袋の中にざる蕎麦の容器を発見…。ヘルパーさんのノートを見ると、土曜日の夕方ヘルパーさんが、「夕ご飯に、ざる蕎麦を食べるとおっしゃられたのでお出ししました。お弁当はお皿に移して冷蔵庫に入れておきました」と書いていた…。ヘルパーさんが来...
今日はワンコの病院があって、母の昼食の準備ができないので、土曜の仕事の合間にスーパーに駆け込んで、パンと翌日の昼食にざる蕎麦を買った。ざる蕎麦…、自分でできるかな。ついてる器に、小袋に入った汁を入れるだけなんだけど…。カップラーメンよりは簡単だよね? 時間がわからない人が3分とか待てないし。冷たい蕎麦なら食べるだけ。どの麺が食べやすいか…ってことをウンウン悩みながらスーパーをぐるぐる。昨日は、デイの...
ケアマネが、母の在宅日を狙って訪問してきてくれた。うちのケアマネは、私に負担をかけぬように、特に前触れもなく事業所から自転車でささっと来て、直接母を訪問して最近の様子など聞き取りをして、予定表をノートにさりげなく挟んで帰っていく。たまたま、荷物が届くのを待っていた私がインターフォンのモニターを見ると、ケアマネが自転車に乗って帰ろうとしているところだったので、ダッシュで追いかけて呼び止めた。最近は外...
朝8時になると、シュッとテレビの前の椅子に座る母。1階を通りかかると、玄関のドアが開けっぱなしになっていたので、リビングの母の様子が丸見えである。そーっとドアを閉めた。毎朝、NHKの朝ドラを楽しみに見ているようだ。朝ドラ、主人公が更年期障害で、同居の義母が認知症になっている。どえらいアルアルなシチュエーションよ…。認知症になって混乱して不穏になっている姿を、認知症の母が真剣に見ていると言うのもまたどえ...
今日はゴミの日だったので、昨日の夕方のヘルパーさんが室内のゴミをまとめて、エントランスに置いてくれた…はずだった。ノートにもそう書かれていたのに、ゴミが見当たらない(夕方6時)。まさか! と、外を確認すると一見どこにもないのだけど、私の勘が働いてゴミネットがくくりつけられているカーポートに近づくと折りたたまれたゴミネットの裏にポンとゴミ袋が裸で置かれていた。は〜、一番ダメなやつ。ゴミネットは、どこ...
火曜日デイサービス。出かけていく母を見送って、朝のヘルパーさんのノートに目を通すと、「そうめんを茹でておられました。冷蔵庫に入れておきました」と、書かれていた…。出た、そうめん。私は買ってないんだけど、昔母が買いためたのがたっぷり残ってるんだよね。ま、悪くはなってないと思うんだけど…。しかし、どうせ茹でるならデイサービスの日じゃなくて、1日在宅の日にしてよ〜。と、思いながら、買っておいたそうめんのつ...
来週末から母のショートステイ。いつ言うか、大変悩ましい。また「どうして行かなきゃいけないのかしら?」と憂鬱そうに毎日聞かれると思うと、心が沈む。しかも今回のショートステイ、もちろん3ヶ月前に予約をしていて6月には予定を決めていたのだけど、ちょっとしくじった。いつも、医師の訪問診療と書道教室を避けた隙間の1週間を押さえているのだけど、第二、第四火曜日のはずの書道教室が、なぜか9月だけは第一と第三に変更...
土曜日、私も夫も休めず仕事だったので、日曜1日じゃ足りない〜! 1週間の疲れが取れないまま月曜がやってきた。母はちゃんと教会のお迎えの人の車に乗って出かけていったものの、エアコンはつけっぱなし。これはもう仕方ない。家にいない間にあちこちチェックして、足りないパンやトイレットペーパー、昼ご飯になるものを買い出しに行く。世間でコメ不足になっていて、代わりになのかパックご飯がドーンと売り出されていた。災...
今日から9月! 早い! ショートステイの予約が3ヶ月前の1日からなので、もう12月のショートの予約をして貰う段取りになっている。母の予定表はもう年末なのであります。去年の9月は、私たちが東京に行っており、母をショートステイに預けたら、もう預かれないと言われて絶望してたっけ…。その後、ケアマネが別の施設を探してきてくれて、そこは程よく自立を促してくれる良い施設で(涙)。今まで預けていて一度も困りごとや混乱...
母の冷凍ブームが止まらず、買った菓子パンがどんどん冷凍庫へ…。それを私が冷蔵庫へ。何しろ菓子パンなので、冷凍したからって美味しく食べられるとも思えず、結局買い直しのいたちごっこである。夫が一生懸命、パン冷凍しちゃダメだよって言い聞かせてくれたのに、なんかすっかり忘れちゃう。仕方ない…。昨日は一日仕事だったのだけど、母も静かにしていてくれて助かった。同世代のお客様は皆、それぞれに介護問題を抱えていたり...
訪問診療の日だった。お盆休みを挟んだので3週間ぶり。10時からデイサービスなのに、先生たちの到着が9時半で。あと15分早く来てくれたら余裕があるんだけど、診察を始めて数分でお迎えの人が来てしまった。お迎えの人も、訪問診療の日だというのがわかっているので、「あ、まだですね。待ってます」と言ってくれたので、診察を続けてもらう。認知症の診察で、急ぎ足は禁物。母の問診にも時間がかかる。先生はいつも通りゆっくり...
キッチンにボウルがあって水らしきものが張ってあった。「これなあに?」と母に聞くと、「ワンコちゃんが来るから飲むでしょ? 猫ちゃんも」と言われる。「あら、死んじゃったんだっけ?」と、縁起でもないことを!「生きてるけど、うちの子は小さいから、こんな大きなボウルじゃ溺れちゃうよ〜。このくらいのお皿で十分よ」と、目の前にあった小皿を手に取ると、「そうだったかしら〜」と母。それにしても床に置くでもなく、キッ...
母は朝のヘルパーさんが帰って、デイのお迎えが来るまでのちょっとの隙間時間でベッドで寝ていたようだ。最近、このパターンが多い。送り出しヘルパーの意味とは? と思ってしまう。お迎えスタッフさんも大変だなあ。隙があれば寝る。在宅の日はこれをひたすら繰り返していると思われる。母が出かけた後、家の中をチェック。パンが全然ない! またやられたか? と冷凍庫を開けると、引き出しいっぱいに菓子パンが詰め込まれてい...
朝のヘルパーノートを見たら、「エアコンのリモコンの液晶画面に温度が表示されません」と書かれていた。知らんがな! 私だって電気屋じゃないんだから、なんでも私に言えばいいってもんじゃないわ。オンオフ繰り返してみたり、裏の電池をガチャガチャしてみてよ。予備のリモコンも用意してるんだから、壊れてるって思うんだったら入れ替えてよ。チェックに行ったらちゃんと表示されるし! と、なんか朝からイラっとする私であっ...
日曜は仕事がなかったので、少しゆっくりできて、今朝は元気になりました!自分では大したこともしてないのにって思ってるけど、ピリピリしちゃってるのかな。昨日はワンコの通院で、母を教会に送り出した後の時間に予約を入れていた。健康診断で怪しい箇所が見つかり、定期的に血液検査をすることになっていた。それに加えて、最近咳をすることが増えて、心臓に疾患があるのかもと疑っていて、それも検査をしてもらってきた。結果...
私が体調を崩してしまいました。。昨日は午前も午後も仕事を詰め込んでいて、合間の昼休みに夫と近所のカレー屋に行ってほうれん草のキーマカレーをががっと食べて、ダッシュで戻って仕事。気を張るアートをやっていたら途中から頭痛がしてきて、あー、これは後でロキソニンだなーと思いながらフィニッシュ!家に戻ったらぐったりで、頭痛がひどくなり薬投入。ムカムカ吐き気もしてきて、薬投入。全然良くならずに4時間待ってから...
朝から暑く、日中は39度にもなったと言う。私は仕事と家の往復で1日家から出ることはなかった。朝のヘルパーさんが入室すると、エアコンがついておらず、27度でつけましたと書かれていた。エアコンは夜も付けっぱなしでいいよって言ったところだったのに、ご丁寧に消したのだろう。消して欲しい時には消さず、消さなくていい時には消す! 認知症のややこしいところだ。冬に比べると、夏の電気代が安いので(いや、冬が高すぎるの...
昨日はゴミの日だったのだけど、あんなに普段ゴミの日ゴミの日…と気にしている母は出てこない。玄関先にまとめてあるゴミ袋を取って代わりに出しに行くのだけど、なぜか玄関が全開になっている。外に出たのか? 靴は揃っているので、家にはいるようだ。普段なら第4木曜は訪問診療なのだけど、クリニックのお盆休みがあったため、1週遅れで来週になっている。なので今日は朝から1日デイサービスの日に変更された! やった! 朝...
午前中から仕事で、母の訪問看護師さんが帰る時間と、お客さんが来る時間が5分差でハラハラ。看護師さんを見送りに母が家から出てきたので、「外に出ちゃダメよ!」と声をかける。看護師さんも「ダメですよ〜」と笑顔で言って、帰って行った。まだ母が外に出ようとしたので、「だから、外出ないで! 今からお客さんの車が入ってくるから危ないからね」と言うと、「お客さんね、あなたも忙しいわね」と言うので、「そうよ、忙しい...
昨日デイサービスから帰ってきた母は、保冷バッグの中に入っているお弁当のことは思い出しもせず、冷蔵庫の中の前日の残りのご飯を黙々と食べていた。この季節、玄関は比較的涼しいとはいえ、15時半に持ってきて17時までそのまま保冷バッグの中というのは危険だなと思う。弁当屋も、デイサービスで出かけている手渡しじゃない日は極力遅めに届けて欲しいんだけど、なかなかそんなわがままも言えず…。宅配弁当はとても便利だけれど...
ショートステイ中の母の様子は、体温も安定して血圧も4日間とも許容範囲。ショートでは家と違って朝昼晩と3食提供されるので、朝を10割食べると、昼を少し残し、また晩御飯を10割食べるという感じで、食事量も安定していると言える。排便もほぼ毎日あり、とても調子が良かったと思える。施設からは、「コップ洗いをご自分のお仕事にしておられ、たくさんお手伝いをしてくださいました。ありがとうございます」と、メッセージが書...
お盆休みと、母のショートステイ。楽しみだった予定が終わった。ショートの前後も、夫がお盆休みで家にいてワンオペじゃなかったので少し気楽だった。今日からまた日中は母と2人。あたふたする日々が始まる。母は昨日、ちゃんと自分で準備をして教会のお迎えの車に乗って出かけていった。帰宅した気配を察知して、「お昼何か食べたいものあれば買ってこようか?」と声をかけると、「そんなにお腹が空かないからあるものをつまむわ...
想定していたより30分早く、母を乗せた送りのバンが到着し、母がショートステイから帰宅した。その30分に、がっかりした私だった。あと20分、あと10分…いつもそう。デイサービスの日もこうやって負のカウントダウンをいつの間にかしてる。どうだった?と私が聞くと、「楽しかったわ」と笑顔で母は言った。そのあとで、「ねえ、お金がいるのよ。今送ってくれたあの人の結婚式のお祝いに渡さなきゃいけないの」と、意味不明なことを...
あっという間に時間は過ぎて、天気も不安定で遠出することもなく、普通の休日が終わろうとしている。母は今日の夕方に戻ってくるので、スーパーで買い出しをしたり、電気ポットを洗ったり、また迎える準備をしなければいけない。なんだろう、この帰ってくるときの重苦しい気持ち! これからもずっとこの波のある生活が続いていくのかな。母より先に、きっと宅配弁当屋さんがやってきて、私たちは現実に戻る。墓参りに行った帰り、...
母のいない休日を過ごしています。母がいないだけではなく、朝夕のヘルパーが来ない、夕方の弁当屋が来ない。デイのお迎えも送りも来ない。とにかく誰も来ない。二世帯の共有エントランスのドタバタがないだけで、ずいぶんと心静かに過ごせる。いつもは、大きな音で扉を開閉すると、母が出てくるのではないかとハラハラしていたけど、気にしなくていい。ちょっとしたことに開放感! ま、居なければいないで、ちゃんとショートステ...
母は昨日の朝、「どうして?」と私に問う暇もなく出て行った。ヘルパーさんの帰り際にショートのお迎えが来て、問答無用で母は連れ出された。何か言いたそうだったけれど、「行きますよ〜!」とみんなに声をかけられ、しぶしぶスニーカーを履いてお迎えの車に乗って行った。今回はお盆でショートの施設も混み合っていて3泊4日なので、あっという間に帰ってきてしまう。自分が旅行に行くんだったら、3泊4日だったら結構長くて色々...
昨日はデイサービスで書道教室の日だった。これがなければ、昨日か一昨日からショートに行ってもらうところだったんだけど、書道教室は楽しみにしてるかな、いつまでできるかわからないしな…と思って、日程を調整して短いショートステイとなった。翌日からショートステイに行くことは頭のどこかにあるようで、母は落ち着きなくそわそわしている。デイから戻ってきて、出迎えをしなかったら、夕方のヘルパーさんに「娘たちが誰もい...
母は耳が遠くない。こそこそ喋ったこともキャッチして、「なになに? なんか言ったでしょ?」と聞いてくる。むしろ地獄耳と言える。でも、ストレスなく聞こえることは、こちらとしてもありがたい。ありがたいけど、ちょっとした物音でガラガラと玄関から出てくるし、車が車庫に入ってきた音で外に飛び出してくるし、私が2階の階段(コンクリート)から降りてくる音すらキャッチして、出てきたりする。落ち着かねー! 少々耳が遠...
昨日はヘルパーさんが都合で15時から16時と早めの時間帯に来て、ショートステイの荷物の準備をすることになっていたので、急に思い立って夕方から父の墓参りに行くことにした。昼の時間帯は暑いし、朝はヘルパーさんが来るからバタバタだし、お盆は14日から母がショートステイ。ちょっと早めだけど連れて行こうと急に決めて、私たちは母が教会に行っているうちにスーパーへ行き、墓参り用のお花を2軒分(我が家と、母の実家分)と...
あと3日頑張れば、母がショートステイに行く。ショートステイの説明も、もはや言うのも面倒になってきて、今回は3泊4日だし、逆に言わずに行ったらどうなるんだ? と思ったりする。カレンダーには、赤のマジックで大きく線を引いてショートステイと書いてあるし、母が毎日しげしげと眺めている予定表にも書かれている。ケアマネが持ってくる予定表は、母にとってはシフト表みたいなものだと思ってるのかな。忙しい忙しい、毎日忙...
デイサービスの連絡帳に「ベーテルがなくなりましたので、新しいものをご用意ください」と書かれていた。「ベーテル」とは、保湿クリームのことだ。2年ほど前、父が急性期病院から療養型病院に転院した時に、転院先の病院で備品として購入させられたものだった。父の名前がマジックで大きく書かれていた。しかし、父は転院後10日で他界したので、たくさん買った備品は丸ごとそのまま家に戻ってきた。ほぼ未使用のものばかりで、切...
ああ、今日は母在宅日。しかも世間のお盆休みの直前で、仕事がめちゃくちゃ忙しい。午前、午後、夕方…夜19時までノンストップでお客さんが入っている。昼休みもいつもは1時間半のところ、1時間しか取れない。お客さんに、「小さい声でこそこそ話してください」ってわけにもいかないし、とにかく母に仕事の妨害をされないように1日中気にしていなければいけない。隙間に徘徊されたらアウトだ。もうこれは何も起こらない!集中集中...
最近、月水金の母在宅日になると、グーッと胃が痛くなるような、とにかく憂鬱な気持ちになる。「憂鬱なのはダメだな! 元気でいないと!」と、朝2時半起き当番の週で忙しい夫は、夕食の1時間で私の話をよく聞いてくれる。限界までショートステイに預けたらどうなるのか? そもそも何日までって決まってるのか? お金はいくらオーバーするのか?聞かれても答えられないことがいっぱいあった。まだまだリサーチすることは残って...
火曜日デイサービスの日。元気なおじさんたちが母を迎えに来て、出かけて行った。見送りする元気が湧いてこなくて、出て行った後に家に入り、食材などのチェックをした。キッチンには汚れたフライパンが水につけてあり、ヘルパーノートには「チャーハンを作られたようでした」と書かれていた。チャーハン…どこにそんな具があったのだろうか。チンして食べるパックご飯が冷蔵庫に入れられているのだけど、まさかアレをチンせず炒め...
ドンドンドン! と、昨日も仕事中にサロンのドアを叩かれた。サロンに行く前は、母の部屋は静かで寝ているようだった。起こさぬようにそっと出入りをする。あえて起こして、「今から仕事だからサロンに入ってこないで」と声をかける手もあるが、話が長引くと困るし、面倒なので静かに静かにスルーすることにしている。ガサゴソと母の家から物音が聞こえると、嫌な予感がして、お客様となるべく大声で話をして、「お客さんが来てい...
8月に入って、お盆休みが近づいてくると、なんとなく憂鬱な気持ちになってくる。2年前のお盆に入った8月15日に、父がコロナに感染して自宅を去った。自宅でゆっくり過ごしたいだけだった父の、思いがけない最期だった。あれから2年だなんて信じられない。今もまだコロナは流行っていて、以前ほどのピリピリ感はないまでも、不安は残る。自分はいいのよ、私だって感染して2年過ぎてるんだからもう1回きてもおかしくないよね。自...
夫が母のために、駐車場にプランターを置いて、畑で育てているトマトを株分けして植えていた。少しずつ実がついて、赤くなっていくのを見ているのが楽しいようだ。家の周辺は町なので、畑も田んぼもない。庭もない家が多い。昨日、プチトマトが真っ赤になっていたので、デイから戻った母を呼んで、収穫してもらった。ハサミを使わせるのが大変そうだったけれど、上手に切れて、両手いっぱいにトマトができた。タッパーに入れて洗っ...
姉からお金が振り込まれた。お母さんの口座に2万×6ヶ月分(9月〜2月分)=12万+2万円(椅子の分) 合計14万円振り込みました。何かのついでに確認よろしくお願いします。と、ラインが届いた。ここには「いつもありがとう」の言葉はないのね、と思う私。姉が何をやっても文句を言いたくなる。(椅子の分)というのは、3月に母が椅子から落ちて鎖骨骨折した時に、急遽購入した肘掛け椅子のことで、私たちがネットで購入した。ちょ...
母がデイに出かけて行って、そのあと家の中の食材をチェックしようと入室すると、リビングのエアコンがつけっぱなし。お迎えのスタッフさん、電気とエアコンの確認してくれる約束よね? 夏場はまだ電気代が安くていいんだけど、これが冬だったら激怒である。母はさすがに暑さであまり食が進まないのか、パンもあまり減っておらず、消費期限が切れてヘルパーに処分されることが増えた。大好きなおはぎも、全然手付かずのまま冷蔵庫...
昨日は7月31日。7月最後の日だった。昼ごろ、ヘルパー責任者から電話がかかってきた。「あの〜、本当に申し訳ない話なんですけど、こちらでお預かりしているオムツ券なんですが、注文のタイミングが悪くて、7月分が使えないって業者さんに言われてしまったんです〜。オムツが配達された日にオムツ券を使うってルールに変更になったらしく、今日注文しても配達は4日くらいかかると言われてしまいまして〜」何ですって?!要介護...
ヘルパーさんの連絡ノートに、「今日、入浴されたとおっしゃっていました。湯船を確認しましたが、お湯はぬるかったのでいつ入られたのかはわかりません」と、書かれていた。母が1人暮らしになり、デイサービスを週2以上に増やしたタイミングで、家での入浴は封印した。比較的新しいタイプのユニットバスなので、湯船にお湯をためるにも、蛇口をひねるわけでもなく、湯張りは自動。水栓もちょっとおしゃれな新し目のものなので、...
エアコン用のサブリモコンがamazonお急ぎ便で届いた。純正じゃないので1000円くらいで買える。1000円で命の危機に備えられるんだから安いもんである…。寝室とリビング、それぞれ2個ずつのリモコン。この家から母がいなくなる日が来たら、リモコン無くしたり隠したり大変だったねって苦笑いする未来が見える。ショートステイの予約は3ヶ月前から受付になるので、11月の予約は8月から始まる。もう気持ちは年末なのである。ショー...
日曜日朝6時半。寝室の壁の向こうにある玄関先で誰かしゃべっている声が聞こえて、うっすら目が覚める。私は基本的に日曜と祝日しか休みではないので、目覚ましなしで眠れる週に一度の日。夫が早く起きていて、ゆっくりコーヒーでも飲んでくつろいでいるところに母のチャイム攻撃。夫が出て行くと、なんで来たのかはよくわからなかったが、朝と夜を間違えているようだった。とにかく母を1階の家まで送って、来ていた長袖カットソ...
日曜なのに、朝6時半からチャイム攻撃。昼夜逆転…。今度は、エアコンのリモコンを片付けられた。命に関わるんですけど!↓リモコン予備が必要。にほんブログ村#親の介護...
金曜、母の在宅日。朝のヘルパーさんの記録に目を通すと、こんなことが書かれていた。「冷蔵庫に、袋に入った財布が入れられていました」げっ!! ついにそんなところまで来たか。袋に入った…財布…。母がいつも使っていた長財布だろうか? それともあちこちに点在している小銭入れだろうか? 袋に入れるくらいだから、長財布なのかな…。母が財布を使う機会は週に一度。日曜日の教会で献金を出すときだ。でも、それも1000円とか2...
やっぱり今日も眠いしダルい。気候も不安定だし、自律神経っていう見えないアイツがやられてる。昨日は訪問診療の日だったけど、先生がひとりでやってきた。いつもは看護師さんと2人で、多い時は事務の方も一緒で3人ってこともある。「今、熱中症がとにかく流行ってしまって、外来も混み合っていて、訪問も患者さんが多いんですよ。お母様は一足先に回復されましたけど、なかなか大変で、今日は私がひとりで訪問になってしまいま...
眠い…。最近、うまく睡眠時間が取れない。母のせいじゃないと思う。気にはかかるけど、夜はしっかり施錠してるし、母の家も比較的早く消灯しているのを確認している。でも、なんか眠れない。ちゃんと睡眠外来で処方された薬を飲んでるのだけど、漫然と飲み続けるのもいけないのかしら。別に薬に頼るのは悪いこととは思わない。むしろ、薬大好き。どっか悪かったらすぐ薬! 寝たら治るとか迷信! どっぷり薬剤師の母の英才教育で...
姉から電話がかかってきた。1ヶ月か2ヶ月に1回くらいの様子伺いだ。「今、電話いいですか? 18時くらいまで」と、直前にラインを入れてくるんだけど、18時までって毎回書いてくるのは、短い時間でいいよっていうこっちへの気遣いかなと今まで好意的に思ってたけど違った。そう思った理由は最後に書く!「最近どうですか?」と、ざっくり聞かれても毎回どう答えていいものかと思う。こっちは毎日のことで、だいたいいつから姉と...
なんかあれだね、介護していた親を殺しちゃったって言う事件、立て続けに報道されてますね。102歳の親を70歳の人が。91歳の人を64歳の人が。私はそのまた10歳下の組み合わせの世代。自分の先のことがどうしてもよぎってしまうね。介護って長いね。母が100歳まで生きたらどうしようか。今だって、もう話は半分くらいしか通じない。一生懸命に話す母の話が、本当に頭をフル回転しても何のことなのか全然わからないのよ。私のことはわ...
日曜日。なんだかんだありつつ、朝になり9時半過ぎに私の家のチャイムが鳴る。「電話がかかってこないのよ〜」教会に連れて行ってくれるお迎えの方は、家を出る時に母に電話をかけてくれる。直前じゃないと忘れてしまうし、直前まで母がどんなモードに入っているかわからないからだ。最悪は、家に迎えに来たときにやっぱりドタキャンということもあるが、それでも毎週来てくれる。私が顔を出すときは、「いつも大変ですね」と私の...
日曜日、教会どうする? と聞いたら、「仕事が忙しくてどうしようかと思って。患者さんが来るかもしれないし」と、再びデジャヴのようなことを言われた。確かに、ショートステイ→デイサービスと、母の「仕事」は忙しかった。でも患者さんは来ないことをどう説明したらわかってもらえるのか、夫と2人で途方に暮れた週末であります。↓患者さんは来ない!にほんブログ村#親の介護...
昨日は、午前午後と仕事がびっしり入り、合間に母の家の空気の入れ替えをしたり、湯沸かしポットの水を入れ替えてスイッチオン。帰ってくる準備はひとまずできた。帰ってくるまで1時間ほど時間がある。何しようか…とりあえず寝よう。私に足りてないのは、安心して眠れる睡眠時間だと思う。夕方になってコンビニに行ってこようと家を出ると、ちょうど施設のバンが入ってきて母が帰宅した。荷物を私が受け取り、スタッフの若い女の...
ごちゃごちゃ言ってても時間はサラサラと流れていく。今日の夕方には母がショートステイから帰ってくる。先月も帰ってくる日は同じように思っていて、1週間休ませてもらった分、今日からまた頑張ろ!って自分を鼓舞していたのも一瞬で、翌日にはもう噛み合わない会話にくじけていた。「仕事が忙しい」と言い出して、これから患者さんが来るからと言って教会のお迎えを断っていた。ショートステイで仕事スイッチが入ってしまい、自...
穏やかな時間はあっという間に過ぎて、明日の夕方には母が帰ってくる。ショートステイ中、施設からは一度も連絡がなかった。ここまでなければ、たぶん今日もないだろう。施設によって、随分違うもんだな。なんかさ、口コミサイトとかあったら書きたいくらい。口コミってさ、嫌なことがあった時に書きたくなるもんだろうけど、良いなと思ったことを積極的に発信したいししてほしいものだ。ただ、良いこと書くと、ますます予約が難し...
あと2泊3日。母がショートステイから戻ってくるカウントダウンに入った。明日、明後日になれば、食材の買い出しもしなければいけないし、また日々のドタバタが始まる。前回はショートステイの数日後から体調を崩した。しかもだんだんと暑くなる。体調を崩しがちな季節に入るので何も起きないことを毎日祈るのみ。我が家の隣の家は、2年ほど前から空き家になっている。以前は、高齢の夫婦が住んでいたけれど、施設に入られてそれ...
母のショートステイも折り返した。平日になり、仕事も慌ただしく、帰宅までのカウントダウンに心が重たくなってくる。これが終わると、次のショートはお盆休みの頃で、3泊4日しか予約が取れなかった。行かないよりマシだと思ったけど、前後の不穏を考えるとお互い疲れるだけにならなければいいな。連休中、外食したり買い物したり、天気はあまり良くなかったので夜はゆっくり家で過ごした。SNSの書き込みをランダムでぼーっと眺...
梅雨の晴れ間の夕方に、ワンコと芝生を走ったり、予約が取れないかき氷屋さんでプレミアムなかき氷を食べたり、そういえばボーナスの時期だったしと、夫と2人で焼肉を食べに行ったりと、特に何ってわけじゃないけど、普通の自由な連休を過ごしています。日・祝は私のサロンは休みなので、私の車は久しぶりにカーポートの下へ入れてもらえた。今までは、休みであろうとなんだろうと、ヘルパーさんの出入りが毎日あるので、あまり動...
何事もなく時間が過ぎて、真っ暗な1階と誰も来ない自由で穏やかな連休がやってきた。いないならいないで、連絡が来ないなら来ないで、大丈夫かな? ちゃんと施設で過ごしてるかな? 迷惑かけてないかな?って気になったりする。もはや、娘ではなく、保護者の気持ち。↓きっと大丈夫。にほんブログ村#親の介護...
昨日の朝のヘルパーさんが入った時にはベッドで休んでいたと言う母。少し前までは、こんなに寝てばかりじゃなかったような気がするけど、まあ弱ってきているのかな。だとしてもどうにもこれ以上はやりようがない。レビー小体型認知症の平均寿命が七年って言うのが事実ならば、ちょうど折り返したところだ。朝のヘルパーさんの記録には「お元気がありませんでした」と書かれていた。ショートステイに行くのが嫌なのだろう。なんなら...
担当者会議から中2日で、訪問医が診察でやってきた。足のむくみがほんの少し戻ってきたようで、先生は逆に安心したと言っていた。「お薬の再開は慎重に少しずつやっていこうと思います」と先生は母に語りかける。一時はむくみが本当にひどく、先生が指で足首を押すをその形のまましばらく戻ってこなかった。利尿剤を増やしていき、最大で3錠まで飲んでいたけれど、今はゼロに戻した。一旦色々リセットして、薬の副作用が起こらぬ...
デイから帰ってきた気配を感じて、出迎えて「どうだった?」と声をかけようかと思ったのだけど、置いてあったデイの連絡帳のファイルに、「施設の紙パンツを使いましたので、次回1枚返却してください」と言う紙が貼られているのが目に入る。連絡帳を開くと、「軟便が多量にあり失便しておられたので紙パンツを提供しました」と、書かれていた。それを見て、はーあ、とため息をついて、声をかけるのをやめて家に帰った。どうだった...
「今後も同じことが起こる」それは、そうだろうと思う。認知症「だけ」患っていたとしても、だんだんと悪化していく。飲んでいる薬も追いつかない。増量したら、今回みたいに副作用が起きることもある。真夏のような暑さと重なって、大ごとになってしまった。ちょっとしたことが、寝たら治るじゃ無くなっていくわけよね。訪問医師は言った。「僕たちは、起こったことに対処していくことしかできないんですが、起こる前に防ぐことは...
サービス担当者会議、略してサー担である。これまでなんどもやってきた。介護度が変わった時や、入退院や父が死去した後、サービスの内容を考え直さなければいけない時に開催される。いつもは、ケアマネが主催者で、ケアマネが場を仕切っていたのだけど、昨日のサー担は訪問診療の担当医が仕切った!まず私はそこにびっくりした。こんなサー担があるのか! 出席者は、訪問医師と看護師(2週に一度訪問)、訪問看護師(父存命時か...
母の入院騒動から1週間が過ぎ、母は週3のデイもこなし、少しずつだけど食事もするようになった。デイの合間の在宅日は、訪問看護師が点滴をして昼ごはんを確認して、栄養ドリンクのイノラスを飲ませてくれた。すでにウロウロと歩き回るようになり、昨日は家で一息ついていたら、ガラガラと扉が開いたような音がしてびっくりして見に行くと、我が家の廊下に母がボーッと立っていた! 怖い! 「びっくりするからチャイム鳴らして...
昨日はデイの中休みで母が1日在宅の日だったけれど、午後から訪問看護師がやってきて点滴をしてくれることになっていた。訪問医師の特別指示書が出ていて、入院からの2週間は経過観察と処置に看護師が医療保険で通うことができる。以前コロナで入院して母が退院してきた後に体調不良になった時も、その制度を使って毎日看護師が訪問してくれていた。これがあるだけでも、秒で出された入院も意味があったということにしておこう。...
昨日の姉に関するつぶやきですが、あれはあくまでこれまでの姉妹関係と、姉のポンコツ貯金があっての話なので、遠距離できょうだいに親の介護を任せているという方に向けてというわけではございません。仮に、姉がもっと近居だったとしても、元来の気の利かなさが炸裂して、何の役にも立たなかったことだろうと思います。なので、もはや居なくても良い。ただ、やりとりにイライラするという話でした。母は徐々に回復してきており、...
母は少しずつ固形物を食べ始め、処方されている栄養ドリンク「イノラス」も頑張って飲んでいる。昨日は訪問看護師の日だったので、再び点滴をしてもらい、看護師さんと入れ替わりに、訪問看護ステーションの責任者の男性がやってきて、点滴の見守りと抜針から昼食の促しまでやってくれた。父がいた頃からお世話になっている2人である。父が入浴せず家が悪臭に包まれて悩んでいる頃に最初に来てくれたのも、この人たちだった。父が...
母の不調は、思い返すと先週の木曜日あたりから始まっていた。ショートステイから帰ってきてから、差し入れているパンもあまり減らずに、買っては消費期限が切れて廃棄し、また買ってを繰り返していた。食欲あまりないのかなと思っていた。急に暑くなり、梅雨に入ってムシムシし始めた。なのに、夜になると寒いのが嫌だとセーターを漫然と着込んでいたり、体温調節がうまくいっておらず、私たちが気づいて着替えさせたりしていたけ...
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無事に母は、ショートステイのバンに乗り込んで行った。先月末の姉の帰省もあって、溜まっていたモヤモヤイライラを吹き飛ばす! 私は自由だ〜〜!! と、大声で叫びたいような気持ちで昨日1日はせっせと仕事をしていた。ケアマネからは「1月のショートステイの日程についてご相談なんですが〜」と言う電話がかかってきた。もう気分は来年なのだ。1年って早い。1月からはしばらく、電気代削減のため1週間ではなく10日間のショ...
今日!今日を乗り切れば! 今から母をショートステイのバンに乗せてしまえば、自由な1週間がやってくる。ここ数日無駄にアタフタしている母を見ていると、毎月とはいえ、ショートステイに行くのも不安なのかなあ。本当は家でゆっくり過ごしたいよね…。ごめんよ。でも、施設に行ったら必ず誰かがいて寂しくないし、話も聞いてくれるし、困ったこともすぐ解決してくれる。なんだかんだ言いつつも一人暮らしである母にとっては、安...
ショートステイまであと1日。私は逃避旅行に向けて、買い物へ。急に寒くなってきたので、母の冬用の靴下を買い足した。真夏であろうと、寒いのに敏感な高齢者。常に靴下を履き続けているので、すぐに毛玉だらけのボロボロになってしまう。これからショートステイも続くわけだし、気付いた時に買い足さなければ。むくみがひどいので、履き口緩めのものを選ぶ。高齢者向けの店なので、種類が豊富で助かる…。そして、100円ショップで...
朝から元気なデイのお迎えの方が来る。「今日は書道教室の日ですよ〜! さあ、行きましょう!」母も「お待たせして申し訳ありません」とニコニコしながら出かけていった。私は階段のちょっと上から、「行ってらっしゃい!」と手を振る。よしよし、いい感じ。このままあと2日。何事もなく母がショートに行ってくれますように。ショートの話をすると、「行かなきゃいけないかしら?」と眉間にシワを寄せて悲しそうな顔をするので、...
ずーっと雨で気が滅入る。週末はなんとか晴れ予報だけど、この体調管理にピリピリしている時に、夫が歯が痛いと言い始めた…。すぐ歯医者に行かせたものの、虫歯じゃなくて根っこの炎症っていうタチの悪いやつで。歯だけは自力で治らないからね…。暗雲が立ち込める。早く薬でおさまってくれないかしら。このままじゃ何も食べられないし、楽しめない…。はあ。まさかの展開だよ。夕方15時半に毎日来る弁当屋のお兄さんと顔を合わせた...
母は昨日は無事に教会に出かけていったものの、出がけに荷物がわからなくなったようで、財布も何もかも忘れて出ていったようだった。デイと違って午前中2時間弱だし、お金なくても大丈夫だし、手ぶらでも問題ないけど、周りでお世話してくださってる方のご迷惑になっていないか心配だ。教会で送迎してくださってる方も、実は負担になってるんじゃないかなあと、姉が来ていた時につぶやいたところ、姉は「えー、皆さん全然そんなこ...
昨日はデイサービスの日だったのだけど、私は朝からずっと仕事が忙しくて、夕方にはぐったり疲れていて、母が帰宅した時にも出迎えをしなかった。夫は休みだったけれど、朝から車のメンテナンスに行ったり、畑仕事に行ったり、夕方から美容院に行ったりとバタバタしていてこれまた母をスルー。1日2人とも声をかけなかったら、夜にチャイムが鳴りまくる…。夕食の餃子が上手に焼き上がった瞬間に鳴るチャイム。下はパジャマで上は普...
昨日の夕方、契約しているケーブルテレビの会社が、新しいチューナーに交換する作業をすると行って訪問してきたのだけど、その人が車庫入れしてうちのインターフォンを押そうとした瞬間に、家から母が飛び出してきて「不在です!」と断っていた(笑)。インターフォンのモニターで見ていて、業者の人が来たみたいだから、ワンコを隔離して…って思ってたけど、慌てて降りていって、「すみません、2階です!」と案内した。母の家の...
昨日、一昨日と、叔母が夜に母を訪問してくれていた。私を介さず、母に直接電話して約束をして、さっと顔を出しておしゃべりして帰っていく。叔母が帰省中の間は、毎日夜に顔を出してくれる。姉妹の仲が良いんだなあとほのぼのするし、任せていて安心だ。しかし昨日母に聞いた時には、一昨日叔母が来たことは忘れているようだった。「来た…かしら? ばあちゃんなら来たわよ。すごく怒られたのよ」と、言っていたので、「それは夢...
姉がいてもいなくても、私の日常は続く。朝から玄関のチャイムが1時間おきに鳴り響く。「私のこれからはどうしたらいいのかしら?」朝から母の質問が壮大すぎて、ちょうどいい答えが思い浮かばない。「ヘルパーさんが来て、それからお迎えの人が来るからデイサービスに行くんだよ」と、言いながら母の足元を見ると、デイサービスの内ばきを履いている。「それ、内ばきだから袋から出したらダメって言ってるよね。元の袋に戻してお...
姉の帰省疲れが残る私が、はああと溜息をついていると、夫が「もういいじゃん、あの人たちやり遂げた!と思って機嫌良く帰って行ったんだから…」と言った。それがイラモヤっとするわけよ。ちょっと介護とはズレるかもだけど、私がモヤっとした話、書いておくわ。月曜日のランチに、近所のホテルの1階にあるカフェを予約することになった。そう言うふうに予定してきたようで、「ルミコも行く?」と珍しく誘われたので、じゃあ…行こ...
疲れが残る…。胃が痛いし口内炎が3個もできた。ヒシヒシと降り積もる姉ストレスの余波で体調を崩した。姉夫婦は昨日の夕方帰っていった。7ヶ月前と全く同じプランで、初日の夕方に来てカレーを作り(前回シチュー)、2日目の朝に教会に一緒に行き、帰りにファミレス(前回と同じ店)に寄り、夜は母と姉夫婦3人で寿司をとり、3日目の昼は近くのホテルのレストランを予約してランチに行き、戻ってから母の夕ご飯を作って、そして...
ああ、なんかすごく疲れた…。姉が来て良かったことは、日曜の母の昼ごはんの心配をしなくても大丈夫だったことぐらいで。とにかく落ち着かない。日曜の朝は、ゆっくり寝ていられるかと思いきや、母が2階に上がってきてチャイムを押しまくる。「電話がかかってこないのよ、いつ教会に行くのかしら?」そう、姉たちがさっさと来ないせいで、母が待ちくたびれている。しかも、毎回お迎えの人があらかじめ電話をして「今から行きます...
母の帰宅が16時半だというのに、15時着の新幹線に乗って、姉たちは来た。夕飯の時間が早い母に合わせて、帰ってきたときにはカレーが出来てるっていう段取りには出来ないものか、といつも思うのだが、午後の新幹線に乗るのが精一杯のようだ。ビジネスホテルに泊まっているので、チェックインの時間に合わせているのだろう。結局現れたのは16時過ぎで、しかも姉ひとり。「スーパーに行こうとしたら、雨がポツンと一粒降ってきたから...
夫が帰宅時に母の家を訪問して「今、帰ったよ〜!」と声をかけると、ひょこっと母が玄関先まで出てきて、こう言った。「明日、あなたのところにも来るんでしょう?」「え? 誰が来るの?」「ほら、えーっとえーっと…(しばらくウンウン考え)…女!」「あ、姉ちゃん?」「そうそう!」みたいな(笑)。夫が爆笑しながら帰ってきたわ。そう、今日の夕方、女が来る…7ヶ月ぶりに姉が来る予定になっているのだった。ついに母の記憶上...
昨日も朝から大騒ぎ…。ゴミの日で、うちがゴミ当番だったので集積所の掃除をしに行って、当番の人に回すホウキとバケツを持って近所の家へ。家を出るときに母がエントランスにいて、階段の連絡帳置き場に、ヘルパーさんがデイの荷物を準備して置いて行ってくれたのだけど、バッグのファスナーが開いてる! 母が開けたんだなと思い、「お母さん、バッグの中身触ったらダメだよ。今日これから持っていくやつなんだから!」と、声を...
母の粉薬問題は、ヨーグルトがお気に召したようで、1回で半量のヨーグルトに薬を混ぜて食べてもらっている。本人も美味しいとお気に入りのようだけど、ヘルパーさんの朝夕のバタバタした時間内で、手間が一つ増えて申し訳ない限り。私は、母がイレギュラーにヨーグルトを食べてしまったり凍らせたりアクシデントがあっても対応できるよう、できるだけ消費期限の長いヨーグルトを探して買っておかねばならない。手前取り(消費期限...
少し前から、ヘルパー連絡帳に「粉薬を飲むのが難しくなってきました」と書かれるようになった。盛大にむせているとのこと。粉薬って漢方なのか? と思って薬箱を覗くと、それとは別に真っ白のパフパフした粉薬が入っていた。ショートステイに行く前日に、母の下痢止めとして処方された薬のようだった。処方されて薬剤師さんが薬セットをして行って翌日すぐに1週間のショートステイだったので、その薬に気づくのが遅れた。量も結...
日曜、月曜と連休で、母はショートステイ後の在宅なのだが、天気が悪いので一人でどこかへは行かないだろう。日曜の夕方には、ポンコツ子から母に電話があったようで、帰省の予定を伝えたらしいが、母からは「いつどこに泊まるのか紙に書いて欲しいのよ!」と何度も言われる。「私も聞いたけど、ホテルの名前とかは忘れた」と、言うと、「あらやだわ! やめてよ、あなたも認知症じゃないの?」と笑われた(笑)。こう言う冗談が言...
姉から夜にラインが来た。「お母さんは、昨日無事に帰ってきたかしら? いよいよ来週そちらに行きます。お母さんには明日、そっちに行くことを話すね」いよいよ…来る。ポンコツ夫婦が来る。新幹線で2時間弱の道のりを、7ヶ月ぶりである。「それで質問がいくつか。お母さんの部屋にあるカレールーの賞味期限は切れていませんか? どこにありますか?」ルミコたちが買ってきているインスタント味噌汁は、まだ残ってますか? 28...
最後に父に会ってから1年が過ぎた。父が急性期病院から療養型に転院した日だ。あの日も今日のような眩しい青空の良い天気だった。「しばらく会えなくなるけど元気でな! みんなによろしくな!」酸素マスク越しに父はそう言って、最後まで苦しそうな姿を見せることなく、全てを受け入れたような様子で静かにベッドの上で目を閉じていた。それから10日もたたずに父は天国へと旅立った。とてもとても静かな旅立ちで、私たちにとって...
訪問診療の日だった。燃えるゴミの日で外に出てきた母に、今日はこれから先生が来る日だからね! と声をかけた。今日は診察のある日だから、デイサービスはお休みで、家にいる日なんだと丁寧に説明をした。「寒いのよ〜」と言う母は、もうタートルネックのセーターを着込んでいた。時間になって看護師と一緒にやってきた医師に、母は「先生、どうぞお入りください!」と明るく声をかけていた。よし、今日は調子が良いぞ!私は、午...
水曜日の訪問看護師の日は、実は要注意日だ。普段は遅くても朝8時半にはヘルパーが来るのだけど、看護師は9時。いつもよりやや遅めで、朝の時間を持て余す。看護師が到着した時には、コートを着込んで「あら、今日は来る日だった?」と言っていたらしい。どうも、迎えが来ないと待っていたらしい。看護師はヘルパーより長く1時間ほど滞在してくれるのはありがたいのだけど、ヘルパーのシフト的に水曜日は夕方が17時45分からと遅...
デイサービスの日、母はくすみピンクの可愛らしいショートコートを着て出かけて行った。コートの下には、ブラウンのハイネックのカットソー。ピンクと茶色の組み合わせが秋らしくて可愛いなと思いながら見送っていた。仕事をしていたらあっという間に夕方になって、母が帰宅の時間になってしまう。急いで出迎えに行くと、母が「なかなか帰してくれないのよ〜。もう時間だから帰るって言ってるのに!」とブツブツ言っていた。デイサ...
連休だったが、母にはそんなことは関係なく、ジャージの上下でゴミ当番の仕事をしている夫に「これからお仕事?」と声をかけていた。どう見ても仕事に行く服装じゃないのだが、もうそんなふうに関連づけて考えることができない。朝から眠い眠いと言っている母に、「ヘルパーさんが来たらもう誰も来ないからゆっくり寝てたら?」と声をかけると、「誰か迎えに来るかもしれないじゃない?」と言っている。デイの日がいつなのかもわか...
急に寒くなってきて、一気に季節が進んだ感じがする。暑くて半袖素足だったのに、急すぎて身体がついていけない。まるで母の認知症の進行具合みたいだな。ゆっくり進んでいると思っていたのに、急に話が通じなくなり、意味不明なことをしでかすことになり、もう誰かの見守り無しには生活が立ち行かなくなった。えっ!急に?って感じだった。よく、親が介護サービスを受け入れないので困ると言う話を聞くけれど、それは認知症があま...
世間は3連休なのである。あまり気にしないように、ルーティーンをこなす我が家。母がデイサービスのスタッフに手を引かれて家を出ていくのを見送り、夫の趣味の畑仕事を手伝いに河川敷へ。向いてない作業をやらされて、めちゃくちゃ疲れた! ヘルパー連絡帳には、洗濯用の洗剤が少なくなったので買ってきて欲しいと書かれていたが、買いに行く元気が無くて、明日にしてもらおう…。今、母の家はコツコツと衣替えしていて、夏物を...
昨日は、銀行にお金を入れたり出したり細かい用事をこなして、近所の小さなショッピングセンターへ。帰りに、季節限定のマロンクリームの大判焼きを見つけて、母に一つお土産にする。父もここの大判焼きが好きだった。銀行の帰りによく立ち寄って差し入れてあげると、二人はとても嬉しそうにしていたことを思い出す。家に帰ると、ヘルパー連絡帳に11月の「利用計画カレンダー」が挟まっていて、ケアマネが来たようだった。母に聞く...
昨日は2週に一度の木曜デイサービスの日だったので、8時にヘルパーがやってきて、8時40分には母はお迎えの人と一緒に家を出て行った。階段の上から見送って、ヘルパー連絡帳に目を通す。「今日はお客さんが来るからと、パンとおかずを3セット用意しておられました」と書かれていた…。もちろん誰も来る予定はない。部屋に入ると、ヘルパーさんが片付けてくれたようで、冷蔵庫の中には、ラップがかけられた小さな小皿が3つ(お...
昨日は訪問看護師の日で、特に電話がかかってくることもなく、いつも通りにケアを終えて帰って行ったようだった。ヘルパーの連絡帳は看護師や医師、薬剤師も書き込むもので、私の家へ通じる階段のすみに設置された箱の中に入っている。医師の訪問ファイルや、ヘルパーの書類など共有で使うものは全てそこに置いてある。私が連絡帳を見に行くと、連絡帳はデイサービスの連絡帳が入っているファイルケースに無理やり押し込まれており...
ヘルパー連絡帳に「血圧計の電池がなくなりそうです。単3を4本ご用意ください」と、書かれていた。血圧計は自前だ。以前私が買ったものを母にあげた。簡単なことも自分ではできないんだなあと、ノートを見て改めて思う。電池を買いに行くこともできない、交換することもわからない。もちろん、自分で血圧を測ることもうまくできない。なんとなくできたとしても、結果を記録することもできない。大したことではないのだが、電池の...
その後、丸1日の既読スルーを経て、姉から返信が届いた。「見当ちがいのことしか言えなくて、本当にごめんなさい。11月の帰省は止めにします」ですって!!止めるんかい!! 11月で帰省を止めると言うことは、今年はもう来ない。寒い時期に来たことがないので、おそらく春になるまで来る気がないだろう。計画を見直すでもなく、じゃあ止めるってね。想像だけど、私から言われたことを義兄に伝えて、「そんなんだったら行くの止め...
久々登場の姉問題であります。先週、姉からラインが届いた。11月の土日にこちらに来ようと思っているが、都合はどうか? というお伺いラインで、「6月に果たせなかったリベンジをしたいと思っています」と書かれていた。6月…。前回姉たちが帰省したのは6月の頭くらいのことで、その日の朝にお薬ポケットの薬を一気に2袋飲んでしまい、翌日には3袋飲んでしまったという事件が起きた。すぐにお薬ポケットを撤去しなかった私の判断...
今日から10月。去年の10月のことを思うと、なんと時が過ぎ去るのは早いのだろうか。昨日、デイサービスに行く母を階段の上から見送り、帰ってきたタイミングで「おかえり」と声をかけに行った。この一手間が結構大事なのだと学んだ。「何か変わったことなかった? 今、帰りが大変だったのよ〜。100歳のおばあちゃんが一緒だったんだけど、家に送りに行ったら鍵がかかってて入れなくて、あっちこっちに電話してやっとおうちに入れ...
8月のお盆明けくらいに市役所に申請を出していた、「重度心身障害者等介護手当受給資格」に付いて、承認されたと言う通知が届いた。日常生活の中で、一定程度以上介護が必要な方を在宅で介護している人に支給される手当だ。申請書には、介護認定の時のような本人の状態確認などを記入する欄もあり、承認されるかどうかは確実なものではなかった。承認されて、改めて、「重度心身障害者」なんだなあと実感する矛盾よ。支給額は月額5...
訪問診療の日だった。医師が女医から今の男性医師に変わってから、私は極力立ち会うようにしている。時間帯が早まって、9時15分からなので、私の午前中の仕事が始まる前に終わるので都合が良いこともある。何より先生がとても良い。以前の女医さんの何が悪かったというわけじゃないけれど、今の先生はとにかく母への接し方や話し方に好感が持てる。基本的には、私がいれば普段の様子や変わったことがなかったかなど、聞き取りが主...
昨日は訪問看護の日だった。看護師は、ヘルパーとは違って1時間くらい時間をとってゆっくりと様子を見てくれるので、任せておける時間だ。帰られた後、私のスマホに看護師さんからショートメールが入った。「おはようございます。本日ですが、お母様夜間眠れないためか、妄想あり。本人も夢なのかわからないと言ってました。先週デイに一人で行ったこと、娘さんに怒られたことも覚えてました。湿度が高く、エアコンつけてあります...
母の友人からショートメールが届いた。「ショートステイ、無事終わりよかったですね。さて、今年も聖句書道展の時期になりました。去年はお母様をお連れしましたが、今年は無理っぽいですか? お身体はお元気そうですね」はあ。「聖句書道展」というのは、教会関連の書道展で、近所のショッピングセンターの一角に聖句の書が展示されるイベントだ。毎年開催される。「去年は」と書かれていたけれど、去年は入院中でさらに父が死去...
ショートステイ問題に、たくさんコメントありがとうございます。後ほどお返事させていただきますね。ショートステイに断られることは想定外だったけれど、どっちにしてもショートに入れるとその前後が不穏で気が抜けず、せっかく息抜きしたはずが、帰ってきてから余計に息が詰まるという状況になってしまう。だんだんと認知症が進行している状態なのだから、だんだん酷くなるのも当然なのだろう。行く前に母がそわそわして、何度も...
私が東京へ行ったのは、3年と10ヶ月ぶりだった。地元に戻ってきてからのほぼ半分を、この街に軟禁状態で過ごしたことになる。会いたい人に会えなかったり、行きたいところに行けなかったりと言うのは、コロナ禍を経て皆同じだったかもしれない。それでも、皆がコロナを日常として受け入れ始めた頃、ポツポツと旅行や出張で動くようになった。私はずっと羨ましくそれを見ていた。この3年10ヶ月の間に、両親が病気になり、要介護度は...