昨日来たお客様と、引っ越してきて10年過ぎた話をしていたら、「私がここに来るようになった頃には、よくお父さんのピアノの音が聞こえてきてましたよね」と言われた。そう、午前中のお客様の時間に、父がピアノを弾いていることがよくあった。そんな穏やかな時が確かにあったなとしみじみする。突然に弱っていってしまうこともある。そして徐々に弱っていく人を家で看取ることの難しさを、父から学んだ。自分はどうなるんだろうな...
しっかり者の母がレビー小体型認知症に?! 父が肺がんで要介護2? 突然始まったW介護の戸惑いをリアルタイムで吐き出します。
28年ぶりに地元に戻り、ゆったり平和な生活を…と思いきや、母がまさかの認知症に。誰にも言えない日常の変化、うつろいやすい母の記憶について記録していきます。
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昨日来たお客様と、引っ越してきて10年過ぎた話をしていたら、「私がここに来るようになった頃には、よくお父さんのピアノの音が聞こえてきてましたよね」と言われた。そう、午前中のお客様の時間に、父がピアノを弾いていることがよくあった。そんな穏やかな時が確かにあったなとしみじみする。突然に弱っていってしまうこともある。そして徐々に弱っていく人を家で看取ることの難しさを、父から学んだ。自分はどうなるんだろうな...
6月になった。今年も半分に差し掛かっているかと思うと、本当に時間が過ぎるのが早過ぎる。私自身も、大きな節目を迎えた。夫と2人でこちらに移住してから10年になった。東京の家の契約期間が5月末までで、それに合わせて引っ越してきた。自宅は大規模なリノベーションをしている途中で、今は駐車場になっているところに、木造の古い母屋がまだ建っていた。私たちは、親の衰えを考えて戻ってきたわけじゃなかった。自分たちが住...
昨日は、重い腰を上げて、母の家の衣替えをやった。ニット類を選択しようかと思ったのだけど、ヘルパーさんがきっちり畳んで整理しておいてくれたので、そのまま片付けることにした。大きな衣装ケースがまるっと1つ空いた。空いたスペースに入れるものがあるのかと思ったけど、何もなかった。母の衣類は、ほとんどが冬物で成り立っているのだな。改めて洋服を片付けながらよく見ると、どれもこれも毛玉がすごい。新しく買う服は、...
ネガティブ記事を暖かく受け止めていただけて感謝です。私が毒を吐くことによって、読んでくださっている方の中にある黒いものも一緒に出てってくれるといいのですが。そして今日もまたネガティブシリーズ。友人のお母様が、脳出血で突然亡くなられたと聞いた。まだ76歳だった。前日の夜まで家族でお寿司を食べたりして、楽しく幸せに過ごしていたとのことで、喪主をつとめたという友人はショックでなかなか立ち直れず、1ヶ月後に...
あー、はいはい。またですか? すごいですね! いいですね! もうわかったよ! もうお腹いっぱいなんだよ〜! ここだけで毒づかせて貰います。何度か書いていますが、知り合いのSNSによく登場するのが、私の母と同い年のお母さん。お母さんは関東で一人暮らし。娘さんは近距離他県に住んでいる。度々、お母さんが顔出しで出てくる。毎回同じようににっこり笑ってピースサイン。時々娘とツーショット。お綺麗で、身なりもき...
お迎えは9時40分になると言っておきながら、「困ります〜!」と言ったら、なんと8時10分に来た!!早すぎてびっくりよ。ダッシュで1階に降りていくと、若そうな送迎スタッフ君が、玄関でウロウロとしていた。「あ、荷物これです!」と、階段に置いてあるバッグを渡して、中の様子を伺うと、ヘルパーさんがバタバタ。8時〜8時20分のサービス時間。幸い母は着替えも済んでいて、朝ドラを見ていた。「ご飯も終わって、お薬も終わっ...
ショートステイの朝が来ました。母が脱走していないか、ピリピリで悪夢を見ました。昨日はデイの書道教室の日で、母が送ってもらったバンが到着したときに、ちょうど私がワンコの散歩から戻ってきたところで、エントランスで鉢合わせ。送りのドライバーさんに向かって母は、「こちら、次女のルミコです」と私を紹介した。私のことはまだまだ忘れない母である。ドライバーさんとも、かれこれ2年以上のお付き合いなので、もちろん私...
朝っぱらからチャイムが鳴り、憂鬱な月曜在宅日の始まり。「あら、起きてた〜? 良かったわ〜。みなさんは元気?」みなさん。私しかいない。「学校のほうはうまく行ってるの?」学校ね…。実際学校に行ってた時代は気にもしていなかったくせに、どこの脳の引き出し開けたらこんなセリフが出てくるんだろうなあ。「子供たちはみんな学校に行ったの?」子供たちは、いません。「そんなわけないわよ、小学生くらいの子供たち、いるじ...
日曜日は朝のヘルパーさんが来るのが遅い。8時45分だが、エントランスの鍵を開けに1階に降りると母が起きた気配がなかった。なんか嫌な予感はしたものの、夫が母を教会に送っていくと言いだしたので、様子を見に行くと、どこから出してきたのか、古びた埃だらけの旅行鞄が寝室の前の扉に置いてあった。「これ、何?」と、聞くと、「教会に行くのに持っていかないと…」と言うものの、中身はぎっしりとオムツが詰め込まれていた。...
数日前に母がデイに行っている間に家に入ると、衣装ケースの上に見慣れない洋服が畳んで置いてあった。黒を基調としたいろんな色が入った細かいストライプの柄で、首はハイネックでクシュっとしていて短めのワンピースくらいの丈感。広げてみて、こんな服あったっけ? と考える。着ているのをみたことがない。どこから出て来たの?まず、左脇の洗濯タグを見る。名前が書いてないか確認。名前はなかった。ブランドタグもみたが、記...
ケアマネから8月のショートステイが取れたと電話がかかってきたので、そのついでに一つ弱音を吐いた。来週からのショートステイ、6月2日に戻ってくるように予定されているのだけど、「2日間伸ばせませんか?」と。計算すると、6月は合わせて13日間。まだあと2日増やせる余裕があった。本当は、叔母がいつも月頭の3日や4日に訪問してくれるので、会えないのはかわいそうかと思っていたのだけど、もうそんなことを言っている...
ああ、やっと金曜日になった…。疲労感でいっぱいだが、まだ母が戻ってきて1週間しか経ってない。しばらく1週間帰ってきて、1週間ショートに行ってを繰り返していたから、次のショートまでが長く感じる。しかも今日は在宅日。なにも起こりませんように。ケアマネから連絡があって、7月のショートを予約した。冬の電気代地獄が終わったかと思ったら、次は脱水危機である。極力長めに取れるように、訪問診療と書道教室を避けなが...
朝6時半、夫の弁当を作っていて、フライパンで豚肉の西京焼きを焼いていたら、チャイムが鳴った…。え、なによ、この忙しい時に! と、声に出る。途中でやめられないやつよ! 焦げる!夫が「俺が行くよ」と言って、玄関を開けると、真っ黒のハイネックのセーターに黒いスエットを履いた母がぼーっと立っていて、「ねえ、葬儀はどうなったの?」と言った…。怖っ! 朝からホラーだ。夫も答えに困って、「お父さんの葬式なら3年前...
菓子パンバイキングで、買い置きがなくなったので、昨日はスーパーでこれでもか!と、買いまくった。無駄になっても、無くなるよりマシだ。「食べるものが何もない」と言われるのがすごく嫌! 介護が苦しくて、親を殺してしまったと言うニュースのコメント欄を見ていたら、「親を怒鳴りつけるだけでも逮捕される場合がある」と書かれていた(!)。マジか。毎日逮捕されてしまう。本当にそんなことあるの? と、あいつに聞いてみ...
母在宅の月曜日。朝のヘルパーさん(20分)から、夕方のヘルパーさん(16時15分)までの時間が果てしなく長い。午後のお昼ごはん前後が、母の徘徊タイムとなることが多い。案の定、午後になりチャイムが鳴らされ、ため息をつきながら玄関を開けると、トートバッグを持った母が立っていた。トートバッグの中には筆箱が一つ入っていた。「お姉ちゃんの友達が来てるでしょ?」はあ。深いため息が出る。お姉ちゃんの友達どころか、お姉...
急に暑くなってきた。電気代に悩まされるピークは終わった…。とはいえ、母が家にいる間は、リビングも廊下もテレビも全ての電気はつけっぱなしなので、在宅しているだけでお金はかかる。うちは2階なので日当たりがよく、すでに結構暑いのだけど、母は寒いと言っている。うっかりするとセーターを着込んだり、フリースを羽織ってしまうので熱中症に注意しなければいけない。エアコンもつけるなら冷房にしてほしい。電気代節約のた...
ショートから戻った次の日は、デイサービスと決まっていて、母は忙しい。ヘルパーさんが7時45分にやってきて、8時半にはデイのお迎えのバンに乗って出かけていった。私はその間、気配を感じながらも顔を見せることはなかった。私も土曜日は忙しいのだ。しかも、夫の出勤日が重なり、早起きして弁当も作り、送り出してワンコの世話をやり、自分の仕事の準備に入った。ヘルパー連絡帳には、暑くなってきたので、エアコンの暖房が入...
母が戻ってきた。あっという間に16時になり、バンが止まった音がして、ため息をついた。送迎の運転手さんが家の中まで同行し、電気をつけたりわいわいやっていた。私が来るのを待っていたようで、「娘さん来られましたね。テレビのスイッチわからないんで、お願いします」と言って、帰っていった。「あの人、お父さんの会社の人なのよ!」と、母は自信たっぷりに私に説明する。んなわけあるかい。だいたい父が会社に通っていたのな...
あーあ、もう金曜日か〜。また落ち着かない日々が始まるのかと思うと気持ちが沈む。早い時間にスーパーに行ってパンを買い込んで、電気ポットをセッティングして…って言うルーティンから。母が1週間留守にしている間に、季節が進んで、日が落ちてからも暑いなあと感じるようになった。エアコンの「暖房」を入れられないように注意が必要だ…。衣替えもしなきゃだったけど、1週間が忙しすぎてそこまで手が回らなかった。自分の衣替...
明日には母が戻ってくる。はあ。仕事を詰め込んでいると、1週間なんてあっという間。昨日は、仕事の終わりに、東京のネイリスト友達たちと久しぶりにZOOMでおしゃべりした。グループラインでトークしているから久しぶり感がないと言われたけど、なんだかんだで姿を見ながら話すのは去年の11月以来だった。半年ぶりでも長いなーって思うのに、姉が9月末から帰ってきてないことを思うと、どんだけよ!と改めて思った。9ヶ月の間に...
月に一度くらい、不定期に姉から電話がかかってくる。だいたい夕方のこれから忙しくなる時間帯で、姉と電話している隙に母がふらふらと家から出て買い物に行ってしまったこともあった。これと言って何か用事があるわけでもなく、ただ、様子伺いの電話だ。「最近どうですか?」と、だけ聞かれるのが、非常に面倒くさい。日々いろんなことはある。毎日話は噛み合わない。ヘルパーさんやケアマネとのやりとりも頻繁にあるけれど、別に...
5月は長かった。ショートステイの予約が取れず、これまで通りの週3デイサービス、1日2回のヘルパー(20分)でしのいだ。3月、4月と続けてショートのお世話になったので、ぽっかり何もないのがこんなに気が張るのかと思う。週3デイもありがたいのだけど、訪問診療がある週はとても慌ただしく、訪問診療に立ち会って、母をデイに送り出して、すぐ仕事に入り、昼に買い物を済ませて、午後からもう一人仕事に入ったら、その間に...
在宅日の金曜日、夕方の18時半ごろ、母から夫の携帯電話に電話がかかってきたそうだ(!)。度重なる母の徘徊と不穏に、夫が私の負担を減らそうと「何かわからなくなったら俺に電話かけて! 出かける前に電話して!俺はいつでも電話に出られるから」と言って、固定電話の子機に番号を登録してきたのだが、本当にかかってきてしまった。「あなたは誰ですか?」自分からかけてきたのに、第一声はそれだった。夫とわかると、「ルミコ...
数週間前に、母が夕方脱走してスーパーに行って白米3パックとほうれん草とキャベツ半玉を買ってきた。白米3パックは翌日には消費期限がきて、キャベツもすぐにダメになり、廃棄された。ほうれん草は、ヘルパーさんが茹でてカットしてラップに包んで冷凍にしてくれた。タッパーの中で小分けにラップされて、味噌汁の具が足りない時とかにちょっと使えるようにと言っていた。しかし、翌日見るとキッチンカウンターの上で常温に戻さ...
先週の土曜日から増量した認知症の薬は、効果が出てるのかは謎。魔の水曜日、昼の時間帯はGPSを気にしながら、在宅を確認して、いつも出かけてしまう13時前後を外して14時半にスーパーへ買い物へ出かけた。30分ほどして戻ってくると、母の家の玄関が10センチほど開いていた。そっと覗くと、スニーカーがあったので、家にいるんだなと安心。自分の家に帰ると、うちの玄関も10センチほど開いていた…来たな。きっちり閉めたはずの玄関...
母があまりにも日々「ばあちゃん来てる?」「ばあちゃんはどこへ行ったのかしら?」と、祖母のことを聞いてくるので、その都度、32年前に死んだよ、などと受け流していたけど、何かいい方法はないものかと夫と2人で考える。「おばあちゃんの遺影がないから、死んだことを思い出せないんじゃないの?」と、夫が言った。確かに、ない。9年前にこの家をリノベーションした時に、古い家を家財道具ごとぶっ壊した。もちろん大事そうな...
今期は主人公が「記憶喪失」になるっていう設定のドラマが多い。流し見していると、「え? それは覚えてるの? 思い出したの?」みたいなシーンがあったりする。前日のことを忘れてしまう「アンメット」は、それでもなぜか医者の仕事と技術は忘れない。「記憶を無くす」という意味では、認知症も記憶喪失とちょっと似ている。記憶を都合の良いストーリーに妄想トッピングで仕上げてしまうところが、認知症の特徴だろうか。記憶喪...
土曜の朝から認知症の薬のひとつ「メマンチン」が増量になっている。良い変化があることを期待しつつ、また月曜在宅日が始まって憂鬱である。だんだんと、話が通じないことが増えた。会話はしたいのだろうけど、訪ねてきてチャイムを押して、でも、何が言いたいのか全然理解できない。一生懸命、推理を働かせるのだけど、妄想と思い込みとちょっとの事実と、入り混じって何が言いたいのかわからない。出来るだけ明るく対応して、家...
徘徊事件から1週間経った、在宅の金曜日。私は朝からピリピリである。昼休みにはGPSを何度か確認して自宅にあることで安堵した。午後から仕事がびっしり詰まっていて、お客さんとお客さんの間が30分しか空いていない。何かあったら嫌だなと思いながら、仕事をしていると、ちょうど施術が折り返したぐらいの途中も途中で、ドアの外からガラガラと母の家の扉が何度か開いたり閉まったりする音が聞こえ、そのうちに「ルミちゃん!ル...
訪問診療の日だった。先生には徘徊のことは話していないが、今までなかった「外出禁止」の貼り紙に、なんとなく何かを察したようだった。いつも通り穏やかに、「最近のお身体の調子はいかがですか?何か困ったことはありませんか?」と母に聞く。「嫌な夢をしょっちゅう見るんです。それで目が覚めて眠れなくなってしまったりします」と、母が言った。「最近はどんな夢を見たか覚えていらっしゃいますか?」と、聞かれ、「子供達を...
一応、穏やかな日が続いている。油断はできない。もうだいぶ暖かい日が多くなったが、気がつくと母の家はストーブがつけられている。慌てて家に入って、「ストーブはもう勘弁して!(本音)」と言うと、「だって寒いのよ〜」と言いながら、母はヒーターのスイッチをオフ。エアコンは暖房でオンされている。もう電気代がとんでもないのだからダブル使いは本当に本当にもうやめて欲しい。ヘルパーさんたちは、さりげなく衣替えを進め...
火曜日、安らぎのデイサービスの日だった。朝のヘルパーさんの連絡ノートを見ると、「入室すると、フォーマルウエアーを着ておられました。教会へ行くとおっしゃいましたが、今日はデイサービスですよと言って着替えていただきました」と書かれていた。淡々と職務をこなすヘルパーさん。いちいちビックリもしないのだろう。私だったら大騒ぎして怒ってそうだ。教会行くにしてもフォーマルウエアーの必要はないし、また誰かの葬式と...
月曜在宅日。私も仕事が入っていて、ピリピリ。昼前には母がやってきて、デイサービスの施設にはどうやって行くのか? お昼はどうするのか?と聞いてきた。同じパターンである。勝手に行ってもどうにもならないことをまた繰り返し説明して、ついつい語気が荒くなる。「私だけなら別にいいんだけど、子供達が来てるでしょう? あの子達はどうしたらいいのかしら?」と、言いだした。これもレビー小体型の定番パターンである。子供...
土日は何事もなかった。土曜日は、母はいつものようにデイサービスに行き、よさこいの演舞を楽しんで、小さな子供たちが可愛かったと言っていた。日曜は、朝から出かける準備万端でヘルパーさんを迎え、その後、お迎えの人の車に乗って教会へと出かけていった。私たちは、母が出かけている間にスーパーに行き、母の昼ごはんを用意して、足りない食材を買ったりした。傾向として、日曜日は教会に行って疲れるからか、在宅でも勝手な...
あーあ、またやっちゃったなー。なんかもっと違う言い方出来なかったかなー、私。もっと優しく諭してあげること、出来なかったのかなー、私。怒ったって仕方ないし、忘れちゃうのも仕方ないし、でもどうしても言わずにはいられない。母を再び叱り飛ばした午後、私は自分の家に戻って泣いた。もうすぐ13時になろうかと言う時間に、私のスマホにデイサービスの施設から電話がかかってきた。「こちら○○苑デイサービスですが、こちらに...
朝6時50分から、家のチャイムが鳴りまくる。「今日はゴミの日じゃないかしら?」そうですけど…。母は、すでにアウターを着込んでマスクをして、外出する気満々の姿で玄関に立っていた。「ゴミを出すネットは、係りの人が7時までにセッティングしてくれるから、それまで待って!」認知症に「待て」は出来ない。自分でネットを出そうとしたが、うまく出来ないと言っていた。余計なことはしないでいただきたい。重たいネットを動かし...
魔の水曜日だが、訪問看護師さんには、浣腸の処置をスルーしてもらうようにノートに書いた。デイの連絡帳にもヘルパー連絡帳にも毎日のように便のことが書かれている。自力でどうにかなっている。これ以上の修羅場は避けたい。看護師さんからは電話がかかってきて、「記録を見るといい感じなようなので、今日もやめておきますね〜」と言われた。前の夜、ヘルパーさんの責任者の方から電話があった。私が「外出禁止」の貼り紙をした...
母がデイサービスに行き、留守になった家に入っていつものように食材のチェック。冷蔵庫を開けると、スーパーで買ったらしきパックのご飯が3つも入っていた(!)。ただの白米が3パック!180円が3個も! 日付を見ると5月13日。消費期限も5月13日。ああ、やられたな、脱走。昨日か…。寝起きで私のところに来て、「ばあちゃん来てる?」と聞いてきた後、私が油断している間にふらふらと出て行ったのだろう。全然気がつかなかっ...
私のモチベーションが上がらない理由はわかっている。昨日から、東京で大規模な美容のイベントが開催されていて、数年前までは欠かさずに参加していた。東京に住んでいた時はもちろん、こちらに来てからも当たり前のように新幹線に乗って、宿泊先をキープして、キャリーバッグをガラガラ引っ張って行っていた。コロナ禍でイベント自体が中止になったり、愛犬が病気になったり、ここ3年ほど遠のいた。いや、最後に行ったのは2019年...
モチベーションが落ちている。何もしたくないモードに入ってしまった。昨日は母の日だったけれど、1日早く土曜の夜にプレゼントを渡した。しまむらの母の日ラッピングは、赤いカーネーション色の袋にゴールドのリボン。ザ・プレゼントな趣だ。姉から送られてきたクッキーも持って行って、「これはお姉ちゃんから送られてきた」と言って手渡した。あまりにそっけない包みと軽さに、母も「あら、送られてきたの?」と言いながらも、...