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iPhone、iPad、Macに搭載されたシステム・オン・チップ(SoC)の一部に、特定の攻撃を仕掛けることでChromeやSafariブラウザからクレジットカード情報、位置情報、その他の機密データが流出する脆弱性が存在することが明らかになった。Appleは研究者からの脆弱性報告を確認しつつも、「ユーザーに当面のリスクをもたらすものではない」として対応を保留。ジョージア工科大学の研究者らは、以下の端末が影響を受けると指摘している。・2022年以降のMacラップトップ(MacBook Air、MacBook Pro)・2023年以降のMacデスクトップ(Mac Mini、iMac、Mac Stu…
Appleシリコンのパッチ適用不可の脆弱性、「GoFetch」がMacを脅かす
AppleシリコンのMシリーズ(M1チップ・M2チップ・M3チップ)に備わった「データメモリ依存プリフェッチャー(DMP)」の脆弱性を利用し、メモリコンテンツとデータアドレスの混同を悪用してデータを盗み出すサイドチャネル攻撃「GoFetch」を研究チームが発見した。この攻撃により、暗号化操作時にMacから秘密鍵を抽出することが可能との事。脆弱性はチップのマイクロアーキテクチャ設計そのものに由来するため、パッチを適用する方法はないそうです。DMPには、本来は読み取られない場所にあるはずのデータをプリフェッチ対象として読み取ってしまう脆弱性「Augury」の存在が2022年に指摘されている。「Au…