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心タンポナーデ(cardiactamponade)心臓と、心臓を覆っている心外膜の間には心(しん)のう液という液体が存在します。心のう液は心臓の拡張や収縮のための潤滑油になったり、外部からの衝撃を和らげるクッションのような役割を担っています。心タンポナーデは心のう液がいろいろな原因で大量に貯留し、心臓の動きを抑制する状態です。原因1特発性:原因不明2感染性:ウイルス性、結核性、細菌性、真菌性による急性・慢性の心膜炎3非感染性:急性大動脈解離、急性心筋梗塞、悪性腫瘍の心膜浸潤、尿毒症、膠原病、薬剤性等4外傷性:交通事故等による胸部打撲貯留する心のう液は炎症性の場合は淡黄色の浸出液ですが、大動脈解離、悪性腫瘍・結核性の場合は血性の場合もあります。【症状】自覚症状としては胸部圧迫感、呼吸困難、起座呼吸(呼吸を楽...心タンポナーデ(cardiactamponade)