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柏市のキネマ旬報シアターで「太陽がいっぱい」を見てきました。ビデオで数回見ていますし、実はBlu-rayも持っているのですが、映画館で、しかも4Kレストア版が上映されるというので見に行ってきました。映画館で見て、本当に綺麗な映画だな・・と思いました。ギラつく太陽に照らされて輝く地中海や、沿岸の漁村の町並みがとても美しい。そしてこの映画では、当時24歳のアラン・ドロンが資産家の息子の殺害を目論む貧しい若者を演じているわけですが、野心が強く、良心など欠片も持っていなさそうなドロンの危険な雰囲気が、このピカレスク作品の主人公に本当によく似合っていると思いました。美しい映像やアラン・ドロンの魅力、そし…
『太陽がいっぱい』(60)「たまには映画もイタリアンといきたい」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d99f98184f88ad18b0db44f37e379796アラン・ドロンに「名誉パルムドール」https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/25a95a324b01d0621bf96ee07d936e54「BSシネマ」『太陽がいっぱい』
コッポラは前作での思い残しを、この映画で描き切ったhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f75e02f5fd7714c3caa0b4c02965f9a7『ゴッドファーザー』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0572a6921a98644d1580af2aeee54ee8『ゴッドファーザーPARTⅢ』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/caf23bf47dcacf8bbb5396adc71df686【今の一言】先日インタビューした『ベルリン・アレクサンダープラッツ』のブルハン・クルバニ監督は「アメリカ映画は『ゴッドファーザー』や『カリートの道』(93)のようなマフィアやギャングの話を使って移民の問題をうまく描く」と言っ...「BSシネマ」『ゴッドファーザーPARTⅡ』
『ゴッドファーザー』(72)アメリカの中のイタリアの家族とはhttps://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0572a6921a98644d1580af2aeee54ee8「BSシネマ」『ゴッドファーザー』
【自撮り動画】アラン・ドロン「太陽がいっぱい」のテーマを弾いてみた
1960年のフランス映画「太陽がいっぱい」 アラン・ドロンの主演映画ランキング 「太陽がいっぱい」のあらすじと予告編 「太陽がいっぱい」をめぐる解釈 フランス語を教えてくれた「太陽がいっぱい」 【自撮り動画】「太陽がいっぱい」のテーマ アラン・ドロンの主演映画ランキング 私はアラン・ドロンの映画を全部見たわけではないが、それでも主要なものは一応全部見ているので、私なりの彼のベスト映画を以下に挙げる。 太陽がいっぱい 地下室のメロディー シシリアン 共通点は全部、彼は犯罪者役なんだけどね。 そのなかでも「太陽がいっぱい」は群を抜いた出来だと思う。 まずパトリシア・ハイスミス原作の小説が推理小説と…
昨日のBS日テレで久しぶりに78年版の『ナイル殺人事件』を見た。やはりケネス・ブラナー版よりも、こちらの方がいい。『ナイル殺人事件』(78)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/aee0aa3e6a11c6a73a06ba1b052da8f6『ナイル殺人事件』(22)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ffed11b64c52a0594a05d2ccb4ae1988BS日テレ『ナイル殺人事件』
映画「戦争と平和」はオードリー・ヘップバーンのための娯楽大作
娯楽大作としては上出来 CGに見慣れた眼には迫力の人海作戦 オードリー・ヘップバーンはいつもと同じ 音楽はあのニーノ・ロータだった 娯楽大作としては上出来 1956年のアメリカ映画「戦争と平和」をやっと見た。やっと、というのはこの映画についてはこれまであまり良いレビューにお目にかからなかったのと、上映時間が長いので(208分)眼が疲れるのではなかろうか、という危惧からだった。 おまけになぜか10代のころから歴史ものが大好きだった私は、トルストイの原作を2回も読んでいる。いくら3時間を超す映画とはいえ、あの長編の全部を網羅するのは無理だろう。だから大幅に端折られた映画を観るときっとがっかりするだ…
音楽が好き過ぎると、ここまで行くかと半ば呆気に取られながら笑ったのが、 ただいま日経で連載中の「私の履歴書」イタリアの指揮者、リッカルド・ムーティ氏のコラム第…
『戦争と平和』(56)ロシアの文豪トルストイの名作を米伊合作で映画化した超大作。製作ディノ・デ・ラウレンティス、監督はベテランのキング・ビダー、撮影ジャック・カーディフ、音楽ニーノ・ロータ。19世紀、ナポレオンの侵攻が迫る帝政時代のロシア。貴族の私生児として生まれた理想主義者の青年ピエール(ヘンリー・フォンダ)、伯爵家の美しい令嬢ナターシャ(オードリー・ヘプバーン)、ピエールの親友アンドレイ(メル・ファーラー)を中心に、さまざまな人間模様を壮大なスケールで描く。『戦争と平和』といえば、テレビの「日曜洋画劇場』で、1974年の2月から3月にかけて3週にわたって放送されたソ連版(65~67)を先に見ていたので、そちらの印象の方が強い。とはいえ、当時はまだ中学生だったので、おぼろげな前週の記憶を、頭の中でつなぎ...「BSシネマ」『戦争と平和』