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『大統領の陰謀』(76)(1977.3.21.黄金町日劇.併映『タクシードライバー』『明日に処刑を…』)1972年6月に発生し、ニクソン大統領の辞任の遠因となったウォーターゲート事件。事件を取材し、スクープしたワシントンポストの記者ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインを、ロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンが演じる社会派ドラマの傑作。アラン・J・パクラ監督のドキュメンタリー・タッチの演出、名手ゴードン・ウィリスのカメラワークも絶賛され、編集主幹を演じたジェイソン・ロバーズがアカデミー助演男優賞を受賞した。『ザ・シークレットマン』https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f844a66ffd349b291de13cebfcbd8dc1『ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文...「BSシネマ」『大統領の陰謀』
昨日のBS日テレで久しぶりに78年版の『ナイル殺人事件』を見た。やはりケネス・ブラナー版よりも、こちらの方がいい。『ナイル殺人事件』(78)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/aee0aa3e6a11c6a73a06ba1b052da8f6『ナイル殺人事件』(22)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ffed11b64c52a0594a05d2ccb4ae1988BS日テレ『ナイル殺人事件』
<< あらすじ >>「幽霊紐育を歩く」(41)をW・ビーティが脚本・製作も兼ねてリメイク。期限付きで異なる人生を送ることになった男をハートウォーミングに描いた愛すべき作品。前途有望なプロ・フットボール選手が交通事故で即死するが、それは天使のミスによるものだった。困った天界は彼の魂を殺されたばかりの若き実業家の中に送り込む。全く新しい人物となった彼は、再びフットボールの世界に乗り出すが……。 (by allci...
<< あらすじ >>「スピード」のヒロインで注目されたブロックの大ブレイク作品。シカゴの地下鉄改札係、ルーシー(ブロック)。天涯孤独な彼女の慰めは毎日顔を合わせるだけの名も知らぬ乗客。クリスマス・イヴ、不良にからまれ線路に転落し気絶したその彼を助けたルーシーは、病院でのふとした行き違いから彼=ピーター(ギャラガー)の婚約者ということになってしまう。依然意識の戻らぬピーターをよそに、ルーシーは本当の...
「三軒茶屋映画」2『アメリカン・グラフィティ』『アニマル・ハウス』『天国から来たチャンピオン』
『アメリカン・グラフィティ』(73)(1980.5.4.)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/87d264e12b672f4b67416c351cceb4d2『アニマル・ハウス』(78)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/74c8bb6bbc570da6229d2d9ddf929c11『天国から来たチャンピオン』(78)ウォーレン・ベイティがこんなにも才能豊かだったとは驚いた。本当に、彼が監督もし、脚本も書いたのかなと、勘繰ったりして(バック・ヘンリーとの共作)。少々、出来過ぎの話(『幽霊紐育を歩く』(41)のリメークとのこと)だが、全体的にユーモアとペーソスにあふれた良作になっている。元恋人のジュリー・クリスティが相手役を務め、ジェームズ・メイ...「三軒茶屋映画」2『アメリカン・グラフィティ』『アニマル・ハウス』『天国から来たチャンピオン』
『グロリア』(1981.6.22.)https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ce00b8e86a1ad95fef85c884687b8cf6『チャンス』言葉の意味は、聞く側の解釈によっていかようにも変化する。だから、それが一国の政治に関わるようなことなら、よほど選んで発言しなければならないだろう。そこにはさまざまな思惑が含まれ、本音と建前がある。また、影響力のある人物が発言すれば、それが正しいこととして解釈されたりもする。この映画は、そんな状況を、見事に皮肉っている。言葉の勘違いと言ってしまえばそれまでだが、実際にこの映画のようなことがあれば(必ずしも起きないとは言えない)、それは勘違いという一言では済まされないだろう。何しろ、政治に全く関係のない一介の庭師が大統領に対して影響力...「蒲田パレス座」3『グロリア』『チャンス』
『プレシディオの男たち』(88)(1990.7.5.)サンフランシスコのプレシディオ軍事基地で起きた女性憲兵殺人事件を、共に捜査することになった元憲兵の刑事(マーク・ハーモン)と元上司での憲兵隊長(ショーン・コネリー)の活躍を描く。先日見た『アウトランド』(81)の面白さに気をよくして、コネリーとピーター・ハイアムズが再度組んだこの映画を見てみた。ハイアムズ作品にしては、『カプリコン・1』(78)や『アウトランド』ほど面白いわけではなかったが、彼一流のこだわりは随所に見られ、推理アクション+恋愛ドラマという、どっちつかずになり兼ねない難しい題材を、サービス満点の娯楽作として手堅く仕上げていた。と、一度ほれ込むと何でも好意的に捉えてしまうのが俺の悪い癖。ところで、この映画でもコネリーが圧倒的にかっこよくて、若手の...「午後のロードショー」『プレシディオの男たち』