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#4113 海神のいづれの神を祈らばか行くさも来さも舟の早けむ
令和6年1月10日(水) 【旧 一一月二九日 先負】・小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)海神《わだつみ》のいづれの神を祈らばか行くさも来《く》さも舟の早けむ ~作者未詳 『万葉集』 巻9-1784 相聞歌海神のどの神様にお祈りしたら行きも帰りも船が早いだろうか。Photo:大阪
令和5年11月28日(火) 【旧 一〇月一六日 先勝】・小雪 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)明日ありと思う心の仇桜夜半に嵐の吹かぬものかは ~親鸞(1173-1263)明日の命があると思う心が仇になるのです。桜も夜半の嵐で散ってしまうかも知れないだろう。Photo:親鸞聖人影
#3881 あやしむなわれと火焔にやかれては姿ぞほそきひと重芍薬
令和5年5月23日(火) 【旧 四月四日 先勝】・小満・蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)あやしむなわれと火焔にやかれては姿ぞほそきひと重芍薬 ~与謝野晶子(1878-1942)Photo:一重の芍薬 ~曹洞宗普済寺(新潟県村上市) 芍薬《シャクヤク》はボタン科の多年草。牡丹が