選挙の年齢別投票率について考える
昨今、20代の投票率低下が話題にのぼることが多い。 しかし、そこで示される「比較対象」は、20年前の20代、すなわち現在40代となった人々である。 果たしてこの比較は妥当なのだろうか。 本来であれば、「20年前の20代」が現在どのような投票行動をとっているのか、 つまり現在の40代の投票率と照らし合わせることで、長期的な変化や傾向が見えてくるはずだ。 もし投票率が下がっているのであれば、その理由を丁寧に検証し、改善に向けたアプローチが求められる。 一方、投票率が上がっているのであれば、その要因を分析し、他世代の参考にすべきだろう。 そもそも、現在の20代にとっては今回の選挙が初めて、もしくは数…
2025/07/15 17:20